『向かい合わせ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【向かい合わせ】
向かい合わせになると緊張します。
目を合わせればいいのか合わせなくてもいいのか分からなくて
目を合わせることも苦手で
どうしていいか分からなくなって
結局下を向いてしまう自分が嫌で弱いと実感させられます。
だけど君は向かい合うんじゃなくて隣で一緒に話しながら歩いてくれます。
決して前に行きすぎないで振り向かなきゃいけなぐらい後ろにもいなくて
今日も隣で歩いていくれます
そんなあなたが大好きです。
いつか向かい合わせで話したいものです。
向かい合わせの真ん中で
表もなく裏もない
ただくるくるする思考回路が
私の世界だけを変えていく
向かい合わせ
あなたと向かい合わせに
座ったら…
ドキドキ…
挙動不審
落ち着かない
目も合わせられなくて
水を何杯も飲んで…
飲んで…
何話せばいいの?
無言…
あー
嫌われたかも
どうしようどうしよう
わたし、俯いちゃった
あなたを見れない
帰りたい
涙が止まらない
あなたは
大丈夫…来てくれて
ボクはうれしいよ
と優しく話して
くれた
涙が止まらない
自分のダメさ加減と
あなたの優しさ
両方の気持ちが混ざり合い
…
でも
あなたに出会えて
本当によかった
あなたの目の前には誰がいますか?
私の目の前には誰もいません。
コロナ禍により真向かいに座ることがほぼなくなった。
些細なすれ違い、言いたいことも言えない一方通行のコミュニケーション。
あなたが向かいで心からほほ笑むことがこの先くるのか疑問に思いながら私はあなたと過ごす。
向かい合わせ
※反省点 小説風の文章書こうかなぁと思ったけど普通に愚痴になりましたスイマセン。
緊張してる?
とか、
煽っておいて
自分がそうなの
隠してるだけだって
気づかれてたら
恥ずかしい。
–向かい合わせ–
お題『海へ』
何処へ行こうか。何処がいいだろう。
第一に、人目につかない場所がいい。誰もいない、誰にも見つからない場所。
それから、静かな場所がいい。あと、綺麗な場所だともっといい。
山はどうだろうか。昼間は駄目だが、夜ならきっと人目はない。静かだろうし、自然豊かで綺麗でもあると思う。
いや、でも虫がたくさん飛んでいるのは嫌かもしれない。
じゃあ、川はどうだろうか。
夜なら、川遊びをする人はいないはずだ。人がいなければ静かだし、自然に囲まれているが山よりは虫も少ない気がする。
……いや、でも、川では浅すぎる。流れが速く、水量の多い川でないと、意味がない。
どこかの屋上はどうだろう。
場所さえ選べば人通りはなく、静かな時間もあるだろう。
綺麗、かどうかは微妙なところだが、天気がいい日を選べば青空でも夜空でも綺麗に見えるだろう。
……何だかピンと来ない。屋上はやめにしようか。
他には、何処があるだろう。
もういっそ、自宅はどうだろうか。いや、やっぱり山で、川で……。
いくつかの候補を挙げ続けて、ようやく決まった。
海へ、行こう。海がいい。うん、海にしよう。
そうと決まれば、思い立ったが吉日。早速、夜の海へと繰り出した。
今日は朝から一日、いい天気だった。今も、空を見上げれば沢山の星が輝いていた。
自分以外誰もいない空間と、耳が痛くなるような静寂と、美しい星空。まさに求めていた状況だ。
ゆっくりと、海への一歩を踏み出した。
さく、さく、と。微かな足音が静寂のなかに浮かんでは消えていく。
――さく、さく。
一人しかいない筈のこの場所に、自分以外の足音を拾う。
――さく、さく。
足を止めても聞こえてくる足音の持ち主は、どこを探しても見当たらない。
――さく、さく。
自分を追い越して、海の中へと進んでいく。ある筈のない足跡までもが、見えた気がした。
この足跡を、知っている。
今までも多くの人が進んでいった、そして今から自分も辿る道だ。
――さく、さく。ぱしゃ、ぱしゃ。
砂浜は終わり、海の中へ。
あぁ、好い風が吹いてきた。
――ざわざわ、ぱしゃぱしゃ、ぽちゃん……
水面が揺れる。波紋が広がる。その正体を、知っている。
それは、この海の果てへ消えていった優しい人たちが隠した、涙の跡だ。
―END―
向かい合わせ
右と左は向かい合わせ
上と下は向かい合わせ
前と後は向かい合わせ
白と黒は向かいあわせ
だけどどれも隣り合わせ
向かいあわせは気まづいです
せめて隣 もしくは斜め向かいでお願いします
私の正面は
私の 心の底から友と呼べる
あいつだけ許します。
_ ₁₁₃
目が見える。
正面、体の線の沿った先に座している。
まだ少年と言うに相応しい顔立ちのそのくぼみに嵌った黒い色。瞬きをする。まぶたが伏せられ、開かれて。まつ毛の影が落ちて、消えて。
目が見ている。じっとこちらを。
私が気まずく思うのに関わらず、彼の頭は動かない。
14「向かい合わせ」
あなたと向かい合わせ。
あなたは私に夢中。
あなたは私から離れられない。
あなたの体、余さず使ってあげる。
あなたと私、ずーっといっしょ。
あなたの温もりを忘れられなくて、腕をレンジで温めた。
あなたの目が虚ろだったから、目玉をほじくり出した。
あなたの足はお気に入りのジーパンを履かせてマネキンにした。
さあ、次は何に使おうかな。
いつまでも、逃がさないよ。
『向かい合わせ』
お題見て「ルビンの壺」が浮かんだ人、割りと多いかもしれないですね。心理学の多義図形で、向かい合わせの顔にも壺にも見える図形です。
でも、あの向かい合った横顔に「距離近いな…」って思うのは、わたしの距離感がずれているのかしら…
あの距離で向かい合ったら、わたしは恥ずかしくて下を向いてしまいそうです。
(編集にて追記です。アプリ内のたくさんの投稿を拝読し、自分の発想のずれを認識しました。お恥ずかしい限りで、しょぼぼん中です。本文は直しませんが、生温く見守っていただけたら幸いです…とりあえずお題関係ないですが、今の心境を詩にしておきます)
Empty vessel makes the most sound.
今のわたしは 空の容器
中身がないから 騒々しい
おおげさに言葉の無駄遣い
ごめんね ほんとに
ごめんね ほんとに
頭も心もからっぽなのよ
Empty vessel makes the most sound.
そんなふうに 言わないで
空の容器はうるさい なんて
そんなふうに 言わないで
「向かい合わせ」
ざわめくカフェで
あなたの前に向かい合わせに座ったけれど
なんだか緊張してしまって
何を話したらいいか
まったくわからなくなってしまった。
お料理が運ばれてきて
左利きのあなたと
右利きのわたしと
フォークとナイフも鏡のように
向かい合わせになっている。
お互いに気づいて
ちょっと目を合わせて笑った
そのやさしい表情も
その心の中の思いも きっと
わたしとあなたはおなじ
向かい合わせの鏡のよう。
何も話さなくても もういいよね。
「向かい合わせ」
前に向かい合わせの"その人"に、私はため息をつく。
こう見ると"こいつ"、顔はそんなにだと思ってたけど、普通にマシだし彼氏居そう。
いつからこんなふうに?
えーと…だいたい高校生になってからくらいか。"こいつ"が化粧し始めた頃だ。
でも"私"は…
化粧落とした顔は可愛くないし、地味子。
化粧の力を借りてどうにかしようとしてた。
鏡。その向かい合わせの、
"私自身"をね。
_2023.8.25「向かい合わせ」
ずっと背中合わせだった君へ
僕は今日、なんとなく振り向くことができる気がする。
後悔したことに見て見ぬふりをして、背中を向けていた。
今僕は、君にきちんと向かい合う。
そうしたら、君と一つになれる…かな?
向かい合わせの現在《僕》と過去《君》
僕は10分休みに国語の教科書、国語辞典、漢和辞典を机上に堂々と準備した後、寝るわけでもなく、机に顔を伏せてガヤガヤした音をただ聞いていた。徐々にガヤガヤが小さくなり、授業開始を告げるチャイムがなった。なかなか日直の起立っという声が聞こえない、それどころか僕の周りがなぜか騒がしい。僕は不思議に思い顔を勢いよくあげた。僕は数学の先生と向かい合わせていた。ニヤついた先生の鼻息が頬にあたった。
夜中
ふと
目が覚めたら
あなたの顔が
こんなに近く。
さっきまで
怖い夢を
見てた気がするけれど
もう
忘れちゃった。
#向かい合わせ
隣に立つ君と向かい合わせになることが出来なかった。
恥ずかしくてどうしたらいいかわからなかった。
ごめんね。
でもありがとう。
私の横に来てくれて。
次は私の番。
向かい合わせ。
お互いが向き合っている間は何があっても大丈夫。
喧嘩もすれ違いも、お互いがその相手と向き合う
気持ちがあるんだもん。でもどちらかが背中を向けたら
何をしても何を伝えても相手には届かない。好きな人
大事にしたいひとがいるならいつまでも向かい合わせのままで。
今、俺は好きな人にどうでもいいと思われてる。
嫌い、うざい、だるいこんな言葉より興味を持って
もらえてない事が1番辛い。だからもうなにもできない。
通話誘って話しても、やっぱり不安になる。今も興味
なく俺の話聞いてるのかな…なんて思いながら話すのは
話せないより胸が苦しい。相手を思うなら距離を置くのが正解なのか…、
とあるデパートの化粧室にて。
洗面所で手を洗っていると、ふと鏡の中の自分と向かい合わせに目があった。いや、これはあったというよりあってしまったの方が良いかもしれない。不思議な感覚だ。毎日家の洗面所でご対面しているはずの顔が、妙に何とも知れぬ他人の顔に見える。
真向かいの発車に合わせて月になる夕暮れは秋が来たからこぼれる