『同情』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ボクがしてきたことは、きっと理解されないんだろうねぇ。
でも、そうじゃないと困る。
ボクがしてきたことは、悪いことだって思ってもらわないと意味がないんだ。
君には、ボクが偽善に見えるのかもしれない。
それでいいんだよ。少なくとも、君がボクを理解することはないからね。
と言うより、絶対に理解されたくないんだけどさ~。
ーーー意味が解らないって?
……解らない方が幸せって言葉があるんだから、素直に頷いてよ。
”同情”できた時点で、君はボクと同じだってことだから、ねぇ?
同情
間が空いてしまったので、全て短くはなってしまいましたが。
あのね、こんなに大変だったの。
「可哀想に」「お疲れ様」「大変だったね」「頑張ったね」「応援してるから」「君ならできるよ」
うん、そうなの。
ありがとう、ありがとう。
ぼくは、たっぷり甘えて、生きていく。
『同情』
ミシシファミミシミミファミー
自分が片手でしか弾けないそれをいとも容易く弾きこなす。
鍵盤の上を滑る指。
根元でざっくりと落として、刺身にして。
お醤油か、お塩を少々。
ぱっくりと食べてしまおうか。
『お気に入り』
誰か。
世界か、世間か、アイツらか。
親、先輩、上司、後輩、クラスメイト、エトセトラ。もしかして、自分自身?
いつまでも告げられず、いつまでも満足しない。
何時までも、目的もなく、ただ瞼は閉じずに起き続ける。
これは、報復だ。
『今日にさよなら』
「おじいちゃん!お誕生日おめでとう!」
可愛い可愛い孫が、少し危なっかしい足取りで、両手に包みを抱えたまま走ってくる。
「ありがとうねぇ」
零れる笑みで、余すことなく感謝を伝える。
「今開けてよ!」
急かされながら解いていくと、クレヨンでいっぱいに満たされた画用紙、暖かそうな帽子、つたない文字の手紙。あとは、と。
「なんだい、これは」
「それは、オマケ」
後ろから遅れて入ってきた子どもたちがメガネを真っ白にしながら付け加えた。
「ぼくがね、貼ってあげるんだ!!」
『枯葉』
同情するなら金をくれ
あなたの目はそういった
そうよね
わたしがいくらがんばっても
あなたと同じ心にはなれず
なれたところで互いにわからないし
それはお金より価値の低いものでしょう
あなたとわたしは永遠の孤独
でもそれではじめて
わたしとあなたは
同じ情
同情。
余りにも過剰な同情は嫌われる。私は何にだって、気持ちが高まれば寄り添いそうになる。心の中心が熱くなる気がして、言いようのない不安に襲われる。宙ぶらりんなソファーにでも投げ出されたような気分だ。だけど、それが、同情だと思う。
君の不幸話とか、あなたの辛い記憶とか、私の後悔とか。きっとそういうのには、同情が集まる。けど、それは嬉しくないし、楽しくないから、みんな嫌いなのだろう。でも、同情されるって、それだけ底にストーリーがあるって事だから。なんだか、見つけられた才能みたいに、しっぽを振って喜べるモノかもしれないと思うこともある。
とどのつまり、それは、面白いんだ。だからとにかく、話してみよう。下ろしてみよう。
同情された分きっと、心も軽くなるから。
【同情】
「可哀想」
いらない私にそんな同情いらない!!
やめてやめてよ!
同情なんてしないでよ・・・
同情するぐらいなら助けてよ・・・
そう思っているはずなのに・・・
私は不幸だって悲劇のヒロイン振って同情を誘ってる・・・
それは私が同情で誰かに助けてもらいたいからなのだろうか?
『同情』
同情とは
他人の身の上になって その感情をともにすること 特に他人のの不幸や苦悩を自分のことのように思いやっていたわること
親身になって自分のことのようにって
難しい
自分の経験してきてないことを
自分のことのように
相手の立場になってなんて
想像も出来ない
だから言葉は難しい
誰でも ねぎらわれたい
寄り添って欲しい
そんな風に思うこともある
でも ほんの少し言葉のニュアンスが
違うだけで
見下されたと 捉えられ
誤解されることもある
人間の感情は
時に複雑で 繊細で
とかく厄介だ…
- 同情 -
sympathy(同情) なんていらない!
「かわいそう」、と憐れんでる上からの自分が
かわいいだけの感情なんて…
ほしいのは empathy(共感・共鳴)!
目の前の悲惨さを
自分のことのように感じてほしい。
今何が必要か、
どうすれば良くなるか、
一緒に考えてほしい。
そんな勇気ある仲間が
私は、ほしい。。
私はあの子達に同情されてたの?
友達の少ない私はよく姉の友達と遊んでいた。
それはとうに昔ってみたいに話すあの子達。
でも私にとっては楽しい日々で、最近のように懐かしい。
前はグループLINEはよく話して楽しくしていた。
でも、今じゃ私は入れなくて、既読だけ付ける。
無視されるのは分かっているから。
確かに、私が勝手に入って来て何コイツ。って当時思ってたのは確かであるだろ。悪いのは私。でも、そう分かりやすく
しなくたって、いいじゃないか。
遊ぶとグループLINEで話しているが、私は一切呼ばれない
そこに意味があるから私はなんも返信しないで行かないと
その会話を見て思った。
つらいのは私だけなのだろう、
私の存在はまるでなかったように私はあの子達から消えてく
そんな私のこんな詩に誰が同情してくれるというの。
それはお前が悪いでしょ。って言われたり、思われたり
するのはわかってる。でもさ、された側は分からないよ?
逆にこんなに分かりやすくしてくれる人達の方が良いかもね
色々感謝だわ。
それでも同情してくれる人は私は好きです。
好きじゃないなら、私も好きじゃない、
切りたい縁を切らないとその糸はずっとグチャグチャで
厄介なんだから、今すぐそのグループLINEから退会しなさい
そうすると相手はきっと安心するし、気にもしないから。
同情されたら、私は同情で返す。
お題《同情》
決して交わる事のない道の果てに、何が待つのだろう。ぼんやりとそんな事を思いながらにじむ親友の背。
青と紫の紫陽花が鮮やかに咲いている大通りで、遠ざかる、背。
何度も追いかけて、語り合った背は。
――わかるよ。でも大切なものを失ったからといって、それは赦されない禁忌だ――。
雨が語る真実はまだ、遠く果てしない道の途中にある。
同情
誰かから同情されるのも嫌いだし、
誰かを同情するのもいやです。
でももし、自分が落ち込んでいる時、信頼出来る友人が同情してくれたら少しは癒されたりするのかなぁ。
違うな。わたしなら、同情ではなく共感が欲しい。拙い言葉ででも気持ちを伝えたら、同情ではなく共感して欲しいです。
ひとりで抱えるには重たい感情には、同情より共感だと思う。
同情と共感は違うんだって。
それなら私は同情の方が良い。
ただ単にそうだねって言われるだけじゃ足りない。
客観視なんか要らないの。
私は、私と同じくらい苦しんでくれる人がほしいの。
私が苦しいって思う時、同じように苦しみを感じていて。可哀想って思うなら、離れていかないで。
共感も嬉しいよ。だけど寂しいの。
だって共感だったら、あなたは自立してるから私から離れていっちゃうでしょう?
そんなのは嫌。ずっとずっと一緒にいて。
可哀想な私のことを可哀想に思って。
そしてあなたも、一緒に可哀想になって。
同情
あいつは仕事できなくて可愛そう。
そう思ってるつもりだったけど、
俺も仕事できなくて、周りから可哀想と思われてる。
同情しているつもりが、同情されている。
人にしてることは自分に返ってくる。
同情なんてもうしないよ。
「同情」
本当に惨めで憎ったらしい
哀れだ
何時までもお前は成ってないな
妖怪というものなのか?本当に
お前は、優しすぎるんだよ
妖怪なんだから、少しは心を鬼にしろよ
そんなんだから何時までも
お前は
「変わってないな」
嫌なことがあったとき
悲しいことがあったとき
友達に共感してほしいとおもうときがあるよね
同情するなら金をくれ、なんていう言葉があるが
金なんていらない
同情してくれるということは
その人の優しさを受けているということ
同情してくれる優しい人を手放してはいけないよ
同情はときに人を救うから
「同情」とは、他人の苦しみや不幸を、
自分のことのように感じ、かわいそうと
思うこと、だそうだ。
勝手な言い分かもしれないが、上から目線の
ようで、あまり良いイメージが無い。
昔、私が仕事で壊れた時、それを知った上司に
「かわいそうに。」と言われた事を思い出した。
そんな昔の話をどうこう言う気はさらさら
無いが、今にして思えば、私は「かわいそうな
子」だったのか。と、ちょっと思ってしまった。
ひねくれ者だな、私。
「同情」
「同情」
ただ、同情してあげている自分に
惚れてるだけのくせに
わざわざ本音隠して
思ってもないこと言って
後から影で笑いものにして
そんな奴がいるから
善意で話を聞いてくれる人さえ
疑ってしまう
同情
大好きなあの子にフラれた君は
幼馴染の私に泣きついてきた…
「もう〜泣かないの、」
ごめんね、同情してるフリ…だよ
その奥にある君への愛情には気付かせない…
だって、私は君のただの友達だから、
毎日一緒にいられるし、贅沢言わないよ
気付かれなくていいの…これでいいの…
溢れる涙の理由をただ教えて欲しいだけなの…
·̩͙꒰ঌ 同情 ໒꒱·̩͙
「大丈夫?」
「その気持ちよくわかるよ」
「私も貴方と同じだったから」
僕は同情が嫌いだ。
同情したって何も変わらないから
でもその同情に何回も救われた
♡13
テーマ:同情 #100
「ララキどうしたんだ?」
僕(真)は手を引くララキに言った。
『いいから来て! 合わせたい『人』がいるんだ』
「会わせたい『人』?」
僕が人と言うのを強調するのには意味がある。ララキは人外だ。僕も人外と人間のハーフといったところだが……今はどうでもいいことだ。
普段はホラーハウスから出ないララキがこうして外に出ているのを見るのは、勝瑠を助けたとき依頼だ。
勝瑠は僕の弟。色々あって僕たち兄弟は引き裂かれていたわけだが、ある事件によってまた出会った。
運命っていうのは本当にあって、縁というものは簡単には切れないらしい。
『あ! お〜い! 連れてきたよ〜』
ララキに連れてこられたここは、なんだか変だ。人間の世界とは違うみたいだ。まさか人外の世界? とも思ったがそれもまた違うらしい。
「君が真くんだね?」
「あ、え…はい」
声の主は男の人で袴を着ている。なんだか偉い人みたいだ。その隣には瞳が黄緑の女の人が穏やかな表情でこっちを見ていた。
「はじめまして。僕はラック・クラーム。こちらはミデル・クラーナ。僕の妻です」
「は、はぁ…」
僕はそう言って頷くとミデルさんとラックさんは微笑んでいる。全くわからない。なぜ僕がここにいて自己紹介されているのかを…。
「ララキ、もしかして真くんに話していない? 今回の目的」
『あ、忘れてた』
ミデルさんがそう言うとララキがいたずらっぽく笑った。いつもなら、仕方がないなぁとなるところだが、今回ばかりは何も聞かされていないのに未知の世界に連れてこられたものだから、何も言えない。
「今日はね、披露宴なんですよ」
「披露宴?」
なんのことがさっぱりわからない僕に
『あ、もう行かなきゃ! あとはよろしく! ミデル、ラック!』
そう言ってそそくさと去ってしまったララキ。え、僕は…?
「急にこんなとこ連れてこられて、知らない人たちと一緒になんて嫌だよね」
ラックさんが話しかけてくれる。僕はララキが去った方を見てポカーンとしていたが、ハッとした。
「すみません……。あまり状況が理解できていなくて……」
「いいのよ。ララキはそういうところがあるのよね〜」
ミデルさんがフフフッと笑っている。
「でも、それが憎めない」
ラックさんの言葉に同情した。すると嬉しそうに笑った。
その時。
「危ない!!」
そう聞こえたかと思うと僕の前を何かが横切った。
「すみませーん!!」
それは人だった。闘牛の牛か、人外かと思った。にしてもあんなスピード人間に出せるか…?
「あ、ララキからその説明もなかった?」
僕を見てラックさんが言った。
次の言葉に僕は耳を疑った。
「ここは光と闇、人間と魔法使いが共存する国だよ」
※
皆さん、こんにちは。こんばんわ。或いはおはようございます。
今回で100日約100作品(リレー小説を含める)を書き続けることができました。狼星です。
正直、続けられないと思っていました。
最初の作品から私の作品を見てくださっていた方も、
途中から知ってくださって見てくれた方も、
今日の話が初めてという方も、
私の作品を最後まで見てくださり、
ありがとうございます。
皆様のお陰で書き続けることができました。
ありがとうございます。
♡を押してくれた方。
投稿を楽しみにしてくれていた方。
いてくださったら光栄です。
毎日の励みになっています!
これからもよろしくお願いいたします。
☆
今回から少し振り返って今までに出てきた作品の子たちを出したいと思います。
今回出てくれた子たちは
#20から
・ミデル・クラーナ
・ラック・クラーム
#64から
・真
・ララキ
(・勝瑠)
でした。リレー小説の子たち中心にはなってしまうかもしれませんが、温かい目で見てくれると嬉しいです。
どれくらいになるかは私の気分なので、わかりません。
リレー小説もどきとなりますが、読んでくれると嬉しいです。
また、読んでない! という方は過去の作品を振り返って読んでもらえると嬉しいです!
※
何度もお知らせがあってすみません。
仕事が忙しい日が続いているので、短くなる日があるかもしれません。ご了承ください。
同情
友達との会話で同情することはよくある。
しかし学校の授業はなぜか他の意見に同情することはあまりならない。
かと言って自分の意見を主張するのも心苦しい。
でも同情って自分が思えばそれでいい。
思い込みかもしれないけど、本人がもう一人の自分に思い込ませればいいのかもしれない。
同情って難しい。
これに気付いた人はよほど人との関わりが上手い。
私はそう思っている。