『友達』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
一生の付き合いかもしれないから
出会った友達は大切に
そして自分も大切に
「友達」
ともだちってなんだろう?
学生の頃は毎日一緒にいる人
社会人になってからは
久しぶりに会っても
昨日も会っていたかの様に話せる人
子どもが生まれてママ友できて
ともだちってなんだろうって思うときがある
友達
何年も会えなくも
会うと昨日会ったみたいに
話が弾む
重くなりすぎたくないし
気を使わせたかもない
返事がない時は
忙しいからだなぁ
と思う事にしてる
相手が自分をどう思っても
大好きな存在それが親友
さよなら大好きな人、ずっと大好きな人…
あの有名な歌をたまたま聴いた時、私は真っ先に喧嘩別れした友人を思い出した。
酔ってんじゃねぇよ。それが感想だった。吹っ切れた瞬間でもあった。
…決してこの曲のネガキャンではない。
10年来の友人だった。何をするにも一緒だった。
共通の友人達からは「熟年夫婦みたいだ」とさえ言われた。
だがある日「そういうのやめてや」という何気ない私の非難に、過敏に反応して逆ギレに逆ギレをかましてくれた。
「私も悪かったです。でも—」からの言い訳があまりにも保身に走った内容過ぎて、謝りたいのか私を非難したいのか全くわからなかった。
親友が話の通じない宇宙人に変わり果てた絶望感たるや。
挙げ句の果てに「縁を切ってくれて構いません」という何様だ?という迷言さえ吐き捨てられた。切りたいならオメェが切れよ。そうやって責任をこっちに押し付ける所が卑怯なんだよ。それが本音だった。でも言えなかった。
本音を言い合えるのが親友だと思っていた。
でも現実は言いたいことの三分の一も伝わらない。…懐メロばかりを例に出して申し訳ない。
大体うまく行ってる友人との会話は、8割私が聞き役で本音の殆どを飲み込んで口滑りのいい事を言っている事が多い。
多分それは相手もそう思っていて、持ちつ持たれつなんだとも思う。
そういう関係性に不満があるわけじゃない。時間を共有出来る上部だけの存在って大事だと思う。
それが大人な交友関係なんだと思う。
ただその根底が崩れると、上記のように拗れてコケる。コケると結構疲れる。私は人間として生きるのに向いてないのかなとさえ思う。
私が本音さえ言わなければ、拗れることはない。簡単だけど、結構しんどい。
そうした瞬間に思う。友達ってなんだろう。
少なくとも私には”疲れる”要因なのかもしれない。
……なんてね。まぁ冗談なんですけど。
≪友達≫
【友達】
年齢も性別も
性格も趣味も
出身も環境も
バラバラだけど
みんな友達
俺ラッキー
この想いを伝えたら
友達ではなくなるかもしれない
究極の2択
あの人に想いを伝えて
良好な友人関係から恋人の関係になるのか
良好な友人関係から気まづい関係になるのか
どちらに転ぶか分からない
どちらにせよ伝えたら今までの関係性には戻れない
想いを伝えたいけど伝えられない葛藤
迷っていたらあの人の方から想いを告げられた
とても嬉しかった
晴れて友人関係から恋人関係へ
勇気をだして想いを伝えてくれてありがとう
いつか忘れてしまうなんて
思ってもみなかったんだ
すごく大切な友達だったはずなのに
名前も顔も思い出せなんて
思ってもみなかったんだ
(友達。)🦜
あのね
僕は・・・ね。
静かに物思いに
耽るのが
好きなんだよ。🦜
(でもね)
「友達なら
沢山居るんだよ。」
・雲雀しゃん。
・田雲雀しゃん。
・四十雀しゃん。
・山雀しゃん。
✣一番綺麗な
友達なら、
孔雀しゃん、かな。🦜
✣珍しい
友達なら
金糸雀しゃん、かな。🦜
《カナリヤ》しゃん、
の方が解りやすいね。🦜
【でも、一番の仲好しは
・娘すずめ、しゃん、
なんだよ。
女の子の、せいも
有るけどね。】
❝怒ると、一番怖いけど
其れは、内緒にしてね。❞
友達」
勝鬨を上げる薔薇「一緒にトイレに行く人のことではないわね。」
薔薇の兄「耳を澄ませてくれる人が良い」
薔薇「後始末をさせられる為の保険にされるのは御免」
兄「一緒にスープを飲む間柄が良い」
薔薇「もしあなたが何処か遠い異国の果ての涯に旅をして、遠い空の雲をカメラに収める。そこには電波が通ってなくて、生憎出国はまだ出来そうにない。ホテルのラウンジであなたはこのポラロイドを誰に見せようか?
或いは自分の為だけの空にするか?
暫しの間、珈琲を飲みつつ考える。
あなたの手帳には一つの住所が書き留められている。
それは何故か?
あなたは漸くそのモノクロームのポラロイドをどう処理するかに気がついて珈琲を飲み干し、付箋を取りに立ち上がる。」
Aftur að þessu sinni
身を落とし 初めて気付く 恵まれし 友に縋りて 良心知りぬる
友達とは、都合のいい関係である。互いに利用し合い、時には騙す。ある意味、助け合いと言えなくもない。どこまで、行っても他人で、一方的に大事な友達だと、思っても向こうしたら違ったことなんて、多々あるのだ。仮に、真に友達だったとしても、時間が過ぎれば、思いは薄れ、友達からただの知り合いになりざがるだろう。もし、一生互いが友達だと思い合い続ける関係があるのなら、ある意味、奇跡の関係なのかもしれない。
友達になりたい
嫌だったことを一番に打ち明けて
おかしかったことを笑いながら耳打ちしてほしい
友達になりたい
友達になりたい
友達になりたい
本当の事なんてどうだっていい
思い出すたびに胸がえぐれてしまうよ
一番そばで
友達で
友達
どんなに久しぶりでも
会うと
時間はもどる
という不思議
友達がいっぱいの俺
ヤキモチを妬いて欲しい俺
だけど妬いてくれないお前
どう思う?
友達がいっぱいの夫
妬いても良いのか?妬くのは違うような気がする私
でもやっぱり夫を独り占めできてる気がして
なぜかそれができてる気がして
優越感にひたれるんだよね
だから妬かなくても大丈夫なんだよね。
と言うと
やっぱりな
と返ってきた
友達ってどんな関係?
『類は友を呼ぶ』なら、似た者同士?
けれど、「あらしのよるに」出会った2匹は、
姿かたちは違うし、食べるものも住むところも違った。だけども友達のままでいるために、野を超え山を超え、
2匹で過ごせる緑の森まで命懸けで辿り着いた。
だったら『相手の為に頑張る』のが友達?
ボランティアや寄付、献血する人ってみんな友達になれる?もしかするとお互いの顔や名前すらわからないかもしれない。
『一緒にいて楽しい!嬉しい!』のが友達?
じゃあけんかしたらもう友達じゃない?
ねえ、『友達』ってどんな関係?
教えてよ。どんな関係になれたら君と友達?
最近、乗馬を始めたんだ
久しぶりに会った友達がそう言った。
なんでいきなり乗馬?と思って理由を聞く。
どうやら最近読んだ本で、白馬に乗った王子様が出てくる物語があったらしく乗馬にチャレンジしてみる事にしたと言うのだ。
あわよくば物語の世界みたいに、ガラスの棺に入った女性を見つけて、なんやかんやあってハッピーエンドと思っていたんだけどね
と、若干不純な理由も聞こえたが、次の一言でその心配は無いことが分かった。
相棒の馬が綺麗で可愛いから、今は人間の女性見ても全然ときめかなくって
うん、変わりに変な心配事が増えた。
この友達はおそらく、また会った時には違う心配事のタネを持ってくるだろう。
(友達)
白雪姫の王子様に憧れて違う方向に進んだ人だった。
友達
深く狭く
浅く広く
深く広く
浅く狭く
人それぞれの人間関係がある中で
貴方にとって本当の友達って
なんですか?
友達だよねって言ったら友達じゃない気がするけど
言ってもわうんって返してくれると思うけど
聞くのも違うなあって。
会ってみたら、はあーあ、私らって本当に……!と言われて、あ、大丈夫だ、と思った。
【友達】
作品No.208【2024/10/25 テーマ:友達】
いつの間にか
連絡も取らなくなっちゃって
あの頃の友達は
今頃どうしているのだろ
【冬の天使】
栗尾寧々だから、クリオネ。
これが私のあだ名。
私の人生の三分の二は「クリオネ」という名前と一緒だ。
それはどうやら高校生活でも変わらないみたいだ。
班で自己紹介をすることになった時、名前を名乗ると
「え、お前クリオネじゃん」と言われた。
「クリオネ?」
「そ、栗尾寧々だからクリオネ。
久しぶりじゃん!俺のこと覚えてる?」
私はその顔に見覚えがあった。
田口春樹。
小学生の時、同じクラスだったことがある。
いや、ほとんど同じクラスだった。
腐れ縁というやつなのだろうか、
まさか高校でも同じクラスになるなんて。
「え、二人って友達なの?」
私はその言葉に、顔を真っ赤にして答えた。
「い、いや、友達じゃないしっ!」
春樹は昔からしつこかった。
なぜか私に話しかけるばっかりで、
なぜか帰り道も一緒で。
毎日毎日、「おはよー、クリオネ!」とやかましい挨拶をしてくるし。
正直うざかった。
飽きるほど顔は見たし、声も聞いた。
家族に次ぐくらい一緒にいる。
うざかった。
それでも、中学生の時よりは全然楽しかった。
中学生の時は…
入学して1ヶ月。
一緒にお弁当を食べるいつメンもできて、
今年もやっぱり「クリオネ」という名前が浸透してきた。
そして、今年もやっぱり春樹がしつこい。
「今日さ、一緒に帰ろうよ!
あそこ寄り道しよ!
えーと、どこだっけ?」
また一人で何か言ってる。
「いや、今日は部活あるから。」
私はそっけなく言い放ち、廊下の混雑に紛れていった。
私は文芸部、春樹は軽音楽部に入った。
意外と音楽好きなんだな、と思った。
小学生の時にサッカークラブに入っていたから、てっきりサッカー部に入るのかと思っていたけど。
私は私で、読書家だから文芸部に入った。
週に1回しか無いけど、先輩は面白いし、同級生とは話が合う。
満足な生活だ。
「失礼しまぁす。」
部室―狭い謎部屋に入ると、既に山岡先輩がいた。
「久しぶり〜」
山岡先輩は緩い雰囲気が魅力的だ。
良い意味で先輩だと思えない。
「クリオネが勧めてくれたショートショート読んだよ〜」
「え、本当ですか!どうでした?」
「いや〜、めっちゃ良い!
5分で読めるのに映画1本分見た気分だよ。
なんで今まで読まなかったんだろ?」
文芸部では、この会話が日常だ。
他にも好きな絵師の話など。
快適すぎる。
こんなに心地よい生活を送れるなんて、いつぶりだろうか。
友達が当たり前にできて、当たり前に話が合うこと。
私は、それが当たり前で無いことを知っている。
なぜなら、
私は中学生の時にいじめられていたから。
きっと春樹は知らない。
これは、私の回想を交えた青春物語だ。