友達』の作文集

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友達』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/25/2023, 2:17:05 PM

【89,お題:友達】

『私は、いつか海を見てみたい』

それが、友達の最後の最後の言葉だった。


ザァァァァァァァ.........

冷たい雨粒がアスファルトを打つそんな夜

友達はその硬いアスファルトの上で、動かなくなった

「みゃぁ......ぅにゃおぉ...」

前足で引っ掻こうが、耳を噛もうがピクリとも動かない
いつも頭を撫でてくれた手は、石のように硬くなって地面に落ちている
共に眠りについた時暖かかった身体は、今はほんの少しの温もりも残っていない
目は濁りきって、悲しそうに地面を眺めていた

『私は、いつか海を見てみたい』

海がなんなのか、この猫は知らない
しかし、この友達がもう自力で動けないことは猫でも理解できた

ならば、自分が海を持ってくればいいのだ

猫は走り出した、今は亡き友の願いを叶えるため

10/25/2023, 2:13:27 PM

「7月の、6日頃に『友だちの思い出』、25日あたりに『友情』が、それぞれお題だったわ」
双方ストレートに、親友同士の思い出ネタ書いたり、相手に手を差し伸べる友情ネタ書いたりしたが、今度は単刀直入に「友達」か。
某所在住物書きは今日も途方に暮れた。ぼっちがそうそうポイポイ何度も、友達ネタを出せるだろう。

「友達とのケンカネタは?」
ひとつ案を閃き、過去投稿分を辿る。
「あっ。書いてる。バチクソにダラダラな口喧嘩させてるし二番煎じも終わってる」
他に、何を書けと。物書きは今日もため息を吐く。

――――――

最近最近の都内某所、某稲荷神社の近所にある、茶葉屋のカフェスペース。
同じ職場の親友2人が、片やキリリと辛口の日本酒、片や優しい甘さの緑茶を飲みながら、小鉢料理の約十品を突っついている。

「『行かないで』、だとさ」
穏やかなため息を吐いたのは、緑茶とウナギの蒲焼き小鉢を楽しんでいた方。
名前を藤森という。
諸事情により今月いっぱいで退職し、東京を離れて故郷の田舎に引っ込む予定だったところを、退職届提出前に、職場の後輩になぜかバレた。
「職場に面倒振り撒いてるのは、私ではなく『あのひと』だから、私が責任を感じて田舎に引っ込む必要など無い、と」

諸事情とはすなわち、藤森の抱える恋愛トラブルである。縁切った筈の初恋相手が、運悪く執念深かった。
先々月から先月にかけて、何度も何度も藤森の職場に押し掛け、「会わせて」、「話をさせて」。
あまりの来店頻度と面倒っぷりに、出禁宣告さえ為された。

「東京に残って、また低糖質飯作って、とも言われた。……そっちが本心だろうな。正直なやつだよ」
そんなことが、先日あってだな。
藤森は呟いて、またウナギの小鉢を突っついた。
「にしても、なぜ私の退職予定がバレたのだろう」

「そりゃバレるだろう」
軟骨唐揚げの塩レモン仕立てで酒を飲むのは、藤森の親友であるところの宇曽野。
「あいつ、お前と何年仕事してると思ってる。おまけにお前自身、クソ真面目の正直者ときた」
気付かない方がおかしいんだよ。
付け足す宇曽野は、すべてが想定内の様子。
ため息を吐き、藤森を見て、片眉だけ吊り上げた。

「あのひとにはバレなかった」
「あ?」
「加元さんには。例の、私の初恋相手には」
「あいつはお前のことなんざ、ハナから見てなかったんだよ。ただ理想のアクセサリーを身に着けてる『自分』に酔ってただけだ」

「『理想のアクセサリー』、」
「と、思ったら、よくよく付き合ってみればお前は『お前』だった。加元の理想から離れてたから、『解釈違い』だったのさ」

「お前」のことを、見てなかったんだ。
宇曽野は繰り返し、タブレットで軟骨唐揚げの追加を2皿注文する。
レモンの酸味が好ましかったらしい。スライスされた一切れをつまみ、閃いて酒に果汁を一滴、二滴。

「加元さんと違って、あの後輩は、『自分』ではなく『私』を見ているとでも?」
宇曽野からタブレットを取り上げ、追加の2皿を3皿に変更した藤森に、
「……少なくともお前『の手料理』は、確実に見てるし、食ってるし、胃袋掴まれてるだろ」
宇曽野は確実な事実を提示して、ウナギ小鉢を藤森から引ったくった。

「あっ。おまえ、他にも料理あるだろう」
「唐突にウナギ食いたくなった」
「なら頼めよ。自分で……」

10/25/2023, 2:00:57 PM

君の笑顔が好きだった。

新学期。隣の席が君だった。知らない人ばかりで馴染めなかった自分にも声をかけてくれた、優しい君。気さくで授業の合間に話すようになってから、いつの間にか好きになってしまった。気づきたくなかった。

運動会。リレー最後の走者が1位で走り抜け、歓喜のあまりハイタッチをした瞬間、自分の気持ちも手から君に伝わりそうで少し怖かったのを覚えている。大口で笑う君に、自分は応えられただろうか?

文化祭。1日暇になりそうだった自分に「一緒に回ろう」なんて言って2人で回った教室。君はいろんな人から話しかけられて、仲良さげに笑い合う。あぁ、好きだ。けど、嫌い。だけど、そんな事を思ってしまう自分が1番嫌い。後夜祭の前、耐えられなくなって「用事あるから帰る」なんて嘘を吐いて逃げてしまった。次の日謝った。

季節は巡り、進みゆく時の流れは無常にも自分を待ってくれない。止まってくれたなら、ずっとこのままだったらどんなに幸せか。でも、終わりは来る。

卒業式。ついに自分は君に打ち明けることはしなかった。最後の最後で関係を崩すのが怖かった。そうなるくらいなら、綺麗な思い出として記憶の中に君ごと閉じ込めたかった。臆病者。そうかもしれないが、それで満足だった。そんな心を知らない君は、いつも通り手を振ってくる。これで最後、学校とも最後。卒業後は進路が違うからもう会う事も無い。式が終わり、涙ぐみながら笑う君は今までで1番綺麗だと思った。しっかりと記憶に刻み込む。ひとしきり会話して別れる前、君は自分にこう言った。

「最高の友達だった。また一緒に遊ぼう。」

その後どう帰ったか覚えて無いが、次の日、目が腫れて妹からかなり笑われたのは忘れられない。


#友達

10/25/2023, 1:58:39 PM

あなたと私との関係に、
「友達でしょ?」
そうやって答えると、
あなたは一瞬傷ついたような顔をして、
「そうだよね!」
痛々しい笑顔を見せた。

あなたはきっと別の答えが欲しかったんだろうけど、
でも私もあなたから飽きるほど聞かされてきたんだよ?「友達」「友達」「友達」「友達」って。
だから今度はあなたのばん。
惚れた弱みってことで、
私の100倍苦しめばいいよ。

10/25/2023, 1:57:08 PM

一生友だちで居ようねと約束した。言いたいことは溜めずに、不満を抱えないようにしようと決めた。喧嘩しても仲直りはその日のうちにしようと決めた。絶対にずっと友だちで居たかった。どうしても、離れたくなかった。
「好きです、付き合って欲しい」
予想外だった。なんと返事をしようとも関係が変わってしまうのは、考えなくても予測がついた。ずっと一緒には居たかったけれど、そう思われているなんて考えつかなかった。取り敢えず返事は保留にして、今日はすぐにさよならをした。
自分の気持ちがわからない。どうするのが正解なのか? 





#友達

10/25/2023, 1:56:10 PM

友達
 友達はいないし要らない。高校までは沢山いた。と言うより沢山居過ぎた。
 警視庁の警察官採用試験の2次面接で言われたような気がするが友達と言うものは多過ぎても無くても人物考査ではマイナスだそうだ。
 多すぎると、所謂交際が派手な、なにやら事件に巻き込まれそうな?
 無いと、特に孤立化した若者は狂暴な行動に走り易いそうだ。
 結果は、そんな考査は何ら関係なく「親の面倒誰が見る大阪府警も受けてない!」と言われ不合格!
 警察に誰か知り合いが居るか聞かれた。高校の同級生の名を答えた。
 母方は薩摩士族で曾祖父は最初の警視総監の西郷隆盛さんと友達でしたと答えれば良かったかな。
             44作目
友達より薩摩士族会同士か高校3年生の彼女が欲しい  徳博🤫

10/25/2023, 1:52:59 PM

【定義】
ともだち。
志や行動などをいっしょにして、いつも親しく交わっている人々。
単数にも用いる。
友人。
インターネット検索結果を参照。

「友達って言葉、なんか難しいよね。」
スマホで最近流行りのゲームをしながら呟かれた話題。
「どういうところが?」
「なぁーんか、曖昧なところ?」
曖昧。
疑問に思った以上は何か理由があるのだろう。
続きの言葉を待つ。

「友達、親友、心友?真友と信友。ほら、友って字だけでも良くない?」
「…複数いるから友『達』なんでしょ?訛って『だち』になってるだけで、とも+たち。」
「あー!なるほどね!」
疑問に思ったことが昇華されて納得したのか、流行りのゲームをもう一度と言いながら新しく再開する。

大事な話もくだらない話も出来るぐらいに、気を許されている友達の中に私は入っているのだろう。

…それが、どこか暖かくてこそばゆい。


お題:友達

10/25/2023, 1:49:11 PM

友達って…

時おり…意味が難しく思えた

胸に刺さる…男女の友情…




俺は…君が好き

いけないかなぁ…

いけないこと?

俺は…

君が好きなんです




汗して頑張る君が好きです

どうしようもなく好きなんです

いけないことですか?




どんなだったかは過ぎ去った過去

時の経過と共に優しくなる想い

いつしか振り返れば

穏やかな懐かしくて遠い日々


だから…

もう泣かないでくれ…


僕は…

ここにいるよ…

そばにいるよ

いつも隣にいるよ


ねぇ…

笑ってくれよ…



君と出逢えた僕の始まり

僕と出逢えた君の始まり


僕の心ざわめき君へ鳴り始め

未来へ永久を奏で出したよ

さぁ…

ふたり始めよう



その胸に刺さる…

大きなトゲ…

癒してあげたいから

痛みも

俺にあずけてほしい




出逢えた事は新たな始まりだから



ふたりで始めよう

ふたりのはじまりはじまり

10/25/2023, 1:47:50 PM

友達って、難しい。
 小学校中学校高校大学、一体何人が友達として社会人になるまでに残ってるだろう。
 筆不精の私には、この先縁のない言葉かもしれない。

10/25/2023, 1:47:49 PM

正直、あまり大切にはしていないかもしれない。
大切にしなきゃいけないのに、どうしても甘えてしまう。
大切なんだよって言ったところで、何だか薄っぺらい。
本当に、難しいよねぇ。

”友達”は家族と同じくらい大切なはずなのに、何でか蔑ろにばかりしている気がする。



友達

10/25/2023, 1:47:41 PM

友達
友達以上になりたい…そう思い始めたら、段々と君のことが、どんどん心の中に拡がってきた…君と僕は、同じ学校の後輩と先輩として出逢った。何回か言葉を交わすようになり、少しづつ距離が近くなり、何時の間にか、友達みたいな関係になった…それなのに、何時しか、もっと君の側に居たいと思うようになった…そんな時は、決まって胸がギュッとなって、すぐに君に逢いたくなる…

10/25/2023, 1:46:31 PM

友達


わたしにとって、大切な存在。自分の指標になるから。

自分がひとりよがりに陥り安いタイプだと分かってる。だから、何人かの友達を軸にして、自分を見るようにしてます。良いお手本になる友達は、大切です。

10/25/2023, 1:38:18 PM

友達とは他人だ
他人だが他人じゃない
なぜなら他人なのに自分のことのように
喜んだり悲しんだりたくさん共感して
気持ちをわかろうとしてくれる
そんな存在だ

10/25/2023, 1:35:03 PM

友達付き合い
友達を作る
友達が出来た
学生の頃と大人になってからの友達
友達って何だろう。
改めて、友達って考えると難しいし答えが分からない
ただ喋ってるだけでもいい
旅行とかライブとかに一緒に行ける
手紙のやり取り
長時間いても疲れない
たまに会って話すだけで十分
いなかったら寂しい
いたらいたで面倒
大人数になると面倒だけど、個人的に会うと人が変わったように楽な感じになる人
相談事をすると的確に答えに導いてくれる
学生の頃はただ遊んで喋って解散
大人になると、お互いの悩みを話して解散
付き合い方が変わって行くけど、心の距離感は変わらず
共通してるのは安心感
気づいたら一緒にいる時間が長くて、いつのまにか友達になってるっていう関係性の人が多いなぁ
ん?こっちが勝手に思ってるだけかな?
友達だよね?なんて口に出した事ないし言われた事もないから分からないけど💦
ある程度の距離感が必要だなと年を重ねて思うようになってきた
適材適所ではないけど、友達の中でも付き合い方がそれぞれあるなぁとも思う。
それぞれ、色々な考え方をもった人がいる。友達全員が同じ考え方ではないし、趣味嗜好も違う。
友達とは喧嘩をしてこそ仲良くなれるっていう人がいたけど、自分は喧嘩なんてしたくない。そして、友達と喧嘩したことない。
そう思うと、自分みたいな人間と友達でいてくれるなんて嬉しい。一方的に思ってるだけかもしれないけど💦
友達って考えれば考えるほど何だかよく分からない関係性。
んー、難しい😓

10/25/2023, 1:31:49 PM

友達

ふとした時に、顔が浮かんで、

話したくなって、会いたくなって、

あー、楽しかったって別れた後に思える

そんな友達って最高だよね。

10/25/2023, 1:24:34 PM

恋を叶えたい少年の話




《ある儀式で幽霊を呼び出すと、何でも願いを叶えてくれる》

僕の学校でよく噂される話だ

実際に試した人はいないようだ

幽霊が怖いらしい



僕は今日、その《ある儀式》とやらの方法を知り

幽霊を呼び出すことにした

願うことは決まっている

彼女がほしいんだ

「来い・・・・・・!」

僕はそう叫び、儀式を終えた



『やあ!こんにちは少年!
 君の願いを言ってごらん?』



僕は目の前に出てきた、顔が整っている幽霊にそう聞かれ

「彼女がほしい」と願った

幽霊は怖いこと一つ言わず、OKとだけ言ってくれた

本当は幽霊なんて怖くないのかもしれない



『そうだ、代償を決めなくちゃ』



・・・いや、少しだけ怖いのかもしれない

代償なんて、きっと心臓一つだとか

そういう怖いものに違いない




『僕と、友達になってほしいんだ
 君に、彼女というものができるまででいい』




そんな代償で願いが叶うなら別にいい

僕は幽霊と友達になった








きっとこれが、人生が彩る友達との出会いなんて

あのときの僕は考えてもいなかっただろう

10/25/2023, 1:20:43 PM

僕の友達は、スマホとパソコンとタブレットと2冊のノート

なんか問題ある?

10/25/2023, 1:19:43 PM

友達

新学期早々
「消しゴム貸して」
と声をかけた隣の席のアイツが
まさか一生の友達になるなんて
誰が想像しただろうか。

金曜日の夜
「モンハンしようぜ」
のメッセージ。
お互い家族を持った今も
相変わらずの連絡をくれるコイツ。

「いいよ、部屋作っておく。パスはいつもと同じ」
そう返事をして僕はチャットアプリで今日も楽しく
ゲームをするのだ。

10/25/2023, 1:19:17 PM

友達


友達っていいな。
そう思える私は、良い出会いを
しているということ。
良い出会いは、私を豊かにする。

10/25/2023, 1:18:45 PM

「友達」とは相互で想い合う関係が理想である。しかし、どれだけ自分が相手に対して親愛の情を抱いていたとしても、相手の心の内までを知ることはできない。歯痒いことこの上ないが、結局どんなことにおいても自分の感情、行動次第で決めるしかないのだろう。

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