『半袖』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「すっかり夏だねぇ」
「その割には湿度が高くないから、過ごし易いですよね」
居間にあるベランダへ出られる大きな窓から、日が差すとある休日。
二人はソファに座りながら、喉を潤す。透き通った琥珀色の飲み物に氷が入り、ストローを回す。グラスと氷がぶつかり、からんからんと涼やかな音を立てていた。
「明日も暑いのかな」
「んーっと……」
彼女はスマホですいすいとアプリを立ち上げた。
「明日も暑いみたいです」
「そっか〜……」
なんとも嫌そうな声に恋人が疑問符を浮かべる。
「夏や暑いの、嫌いでしたっけ?」
恋人の至極単純な疑問に、青年は彼女から視線を逸らした。
「別に嫌いじゃないけど……君が半袖の薄着になるでしょ。それが嫌なのっ」
背中から彼女の強い視線を感じる。
思春期の学生じゃないのに、こんなふうに思う青年は顔も耳も熱くなっていた。
おわり
お題:半袖
#半袖
韓国アイドルみたいな透明感ある肌に憧れて、
日焼けをすごい気にしてた時に
今のままで綺麗だって君に言われて
私すごく嬉しかったんだよ。
そんな些細なことだけどね、
私にとっては
最高に大事な思い出
もうすぐで衣替えだ
二十年ちょい前
わたしが小学生の頃
冬でも
半袖半ズボンの男子が
割といた
風邪も引かないし
給食で食中毒があっても
かかってなかった
印象がある
令和の時代にも
半袖半ズボンの子はいるのかな?
さすがに親が止めるかな?
昔の子は
免疫が高かったのかな
今と何が違うだろう
時代?ウイルス?
気候?ストレス?
どうせなら
いい方向に変わっていけば
いいな
半袖
5月にも関わらず暑い日々。TVには半袖でインタビューを受けている人が、またその後ろには半袖で扇風機を持って、日傘を持って歩いている人々が映る。私の地域ではまだ半袖が少し目立つくらい長袖のままの人がいる。この地域差がまた、同じ国の中でも違うものだなぁと面白く感じるのだった。
夏を感じるのに半袖を着れないのは世間のせい
あ丶日本人
45人が殺されて、国際社会は非難する。殺した国は残念なミスとする。45人は非難と残念に値した。
"半袖"
「こんなもんか。……はい、終わったぞー」
念入りなタオルドライの後、軽くドライヤーの温風をかけて仕上げてハナを解放する。
完全に乾いたハナの体毛は、シャンプーしたおかげで入浴前よりもすっきりした印象で、ドライヤーの温風でふわふわに仕上がっている。
「みゃあん」
顔を近付けると、猫用シャンプーの良い匂いが鼻腔をくすぐる。
しばし体毛を嗅いでいると、くすぐったいのか身体をよじり始める。
「大きくなっても、変わらねぇな……」
ハナを拾い上げた時の事を思い出す。あの時のハナは本当に小さく、片手にすっぽり収まるくらい小さくて、今よりも鳴き声が高かった。
だが、体毛の柔らかさはあの時と全然変わらない。暖かくて、柔らかくて、ふわふわ。
物思いに浸っていると、ハナが急に口角付近を舐めてきた。
「うおっ。や、やめぇ。……ふひひ」
舌のザラザラとした感触に、思わず笑いが零れる。
やめろ、と笑いながら離す。
「そういや、そろそろ半袖出すか……」
──猫に換毛期が来たなら、近々自分の衣替えをしなくては。
そんな事を考えながら、ハナを腕に抱えたまま居室に戻った。
半袖
扇風機の風に煽られ、袖が揺れる。
暦の上では、春から夏に切り替わったと言っても、ここまで性急な変化なんて誰も求めてない
持ち込んだハンディタイプの扇風機は、サイドの骨組みが割れており、偶にそれが羽が当たりノイズが鳴る。
『アレ、風弱くね』
羽のスピードが弱くなり、遂に止まってしまった。。。
電池不足なのか、故障なのか。。。
早過ぎた夏に置いてかれた僕は、鍵のかかったドアの前で、家族の帰りを待つことになった。
学校に行く時も半袖。家で過ごす時も半袖だ。
今日も、半袖のシャツを着て、友達と公園に向かった。
たくさん走り回ったあと、汗をかきながらわたしは言った。
「半袖の季節になったね」
友達はニッコリしてうなずくと、笑顔でこう言った。
「半袖っていいね」
半袖があってよかったな
お題 半袖
半袖だけど暑すぎて裸にならないと生活できなくなるのではという心配も
昔なんて家や学校にエアコンなんてなくて
電車、バス、自動車だって冷房付きは稀だったし
今じゃ考えられないでしょ?
しかしこのアプリ 怪しいアプリをインストールさせようとする広告出てくるのは残念
お金払って出ないようにできない?
(半袖。)🦜
みなしゃん、は・・・。
暑いと
半袖を、着るよね。🦜
(でもね。)
すずめ。は
半袖は
着れないし
羽根も有る。🦜
(だから)
《すずめ、の暑さ
対策はね。》🦜
「羽根の近くの
太い、血管から
熱を逃がすんだよ。🦜
それとね、
羽根の根本の
羽根が
少ないんだね。」🦜
【水浴びも・・大好き。】
半袖
五分袖
七分袖
長袖
一番好きなのは五分袖
肘まで包まれてる感じがすき
これからの季節
ふわふわとした風になびく
袖で楽しもう
半袖って寒いよね
肌汚いから見えるの嫌だな
半袖...特に何も思いつかないな
#15「半袖」
嫌だな本当に。
憂鬱な時期にまもなくなる。
何故って?それはね、この私の二の腕が…
「プルプル」って、半袖の下で振るえるからで。
どんなに、ひきしまった二の腕をもつ女性が羨ましいか。
正直、数年前まで3桁の体重だった私は…
それは見事な振り袖が、今でもある。
どんなに頑張ってダイエットして体重が減っても。
二の腕のプルプルはなかなか落ちない。
これが今の私の現実。
正直、自己流でなんとかなるほどあまくない。
この私の二の腕は、相当頑固なんだと実感する日々www
それでも、3桁の体重があった頃の私よりは
今はだいぶ体重も減って、体もかなり軽くなって
少しずつは二の腕に変化もあったにはあったけど、結局は
二の腕の筋力が落ちたのか、皮膚をきっと今は支えられなくなってて、たるんで益々私には太く感じてて。
本当に、これからの薄着に抵抗しかない。
だから一番好きな時期は間違いなく「春」と「秋」で。
だからって、折角の痩せれた体だし。
そんな二の腕を振るわせてはいるけど、お洒落はしたい。
もうね、この二の腕が本当に憎くて仕方ない。
けして半袖に恨みはないけど「半袖かぁ〜」って思うwww
「過去写真って言うけど写真って全部過去だよね」
「今の写真あったら持ってこい」
「え?そういうことじゃないって?あはは」
虫刺されの二の腕を掻きながら彼女は笑った。
僕はその瞬間を撮った。彼女の今を撮った。
(半袖)
「半袖」
半袖って、涼しいし薄くて軽いし乾きやすくて便利だよな〜って思う。でも、着るのは夏。それも特に暑い日。時間にして3ヶ月くらいかな。1年間の4分の1しか使わない。
便利なものってその条件下でしか便利とは思わない。
それは人も一緒。出会いとか助け合いとかもその条件がなければ起こらない。
だからこそ、便利な物にも大切な人にも感謝を伝えることが大切。ありがとうってね
「あ、そこの君。僕を見つけてくれて、最後まで読んでくれて、ありがとう!」
昨日職場で半袖着てたら寒くないのー?といろんな人に聞かれた
寒くないですよーと答えたが後々寒くなってきた
今日はしっかり長袖を着ました!
あの子の名前を呼んだ。
雨の降る前の日だった。赤々と夕焼けの空が輝いていた。
誰もいない教室。誰もいない放課後。
ようやく半袖に捲れた袖から、丸く整えられた接合部が見える。
ぎこちない右手で日記を書く。
肘から先が音を立てて軋むようになってから、もうすぐ20日が経つ。
今では生身の腕と全く変わらないように動く、軋む腕。
あの日、翼と右腕が外れたあの日。それは言った。
「今から20日後に雨を降らす」
「世界にとっての最後の雨を」
あの子は、私の右腕が変わっても、私が半袖を着ても、接し方が変わらなかった。
いつものように素っ気なく、普通に私に会釈して、隣の席に着いた。
好奇心も傲慢さも気遣いも慈悲も感じない、無気力な顔で。
その時に思った。
ああ、この子となら生き延びてもいい。
地上の生き物には見えない背中の翼も、人智を超えた力も、全てのものを慈しむための慈愛も、今の私には不要だったから。
あの日。
あの日、あの子以外の別の子に翼と右腕を差し出して、子猫を助けたこと。それを後悔なんてしていない。
でもこれからを差し出すのは、あの子が良い。
傷と痣だらけなあの子が。
コーヒーが飲めなくて、毎朝紅茶を飲むあの子が。
強がっていて不安そうなのに、諦めたような顔を貫いているあの子が。
残った慈愛はあの子に使おう。
愛も幸福も全てあの子にもたらそう。
あの子とずっと一緒にいるために。
あの子と幸せであるために。
あの子と、2人で1つでいるために。
だって。
半袖になれるのはあの子の前だけだから。
そろそろあの子が目を覚ます頃だ。
私は立ち上がる。
雨が降り始めたら、毎日子守唄を歌おう。あの子のために、慈愛を込めて。
それまで、一緒にたくさんお話ししよう。
もうすぐ雨が降る。赤い夕日を割いて雨が降る。
日記を閉じる。
あの子の名前を口の中で転がす。
ほのかに甘い気がした。
無い生地の分だけ空に届きそう
/お題「半袖」より
半袖
ついに訪れた半袖の季節。
まだまだ春だと思っていたけど、あっという間に6月!夏がやってきました。
暑くて暑くてたまらないけど、日差しが強くて日焼け止めもあまり効かないから半袖で外にでるには勇気がいります。
皆さんどうされていますか?