半袖』の作文集

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半袖』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

5/28/2024, 11:14:01 AM

あの子の名前を呼んだ。
雨の降る前の日だった。赤々と夕焼けの空が輝いていた。

誰もいない教室。誰もいない放課後。
ようやく半袖に捲れた袖から、丸く整えられた接合部が見える。

ぎこちない右手で日記を書く。
肘から先が音を立てて軋むようになってから、もうすぐ20日が経つ。
今では生身の腕と全く変わらないように動く、軋む腕。

あの日、翼と右腕が外れたあの日。それは言った。
「今から20日後に雨を降らす」
「世界にとっての最後の雨を」

あの子は、私の右腕が変わっても、私が半袖を着ても、接し方が変わらなかった。
いつものように素っ気なく、普通に私に会釈して、隣の席に着いた。
好奇心も傲慢さも気遣いも慈悲も感じない、無気力な顔で。

その時に思った。
ああ、この子となら生き延びてもいい。

地上の生き物には見えない背中の翼も、人智を超えた力も、全てのものを慈しむための慈愛も、今の私には不要だったから。

あの日。
あの日、あの子以外の別の子に翼と右腕を差し出して、子猫を助けたこと。それを後悔なんてしていない。

でもこれからを差し出すのは、あの子が良い。
傷と痣だらけなあの子が。
コーヒーが飲めなくて、毎朝紅茶を飲むあの子が。
強がっていて不安そうなのに、諦めたような顔を貫いているあの子が。

残った慈愛はあの子に使おう。
愛も幸福も全てあの子にもたらそう。
あの子とずっと一緒にいるために。
あの子と幸せであるために。
あの子と、2人で1つでいるために。

だって。
半袖になれるのはあの子の前だけだから。

そろそろあの子が目を覚ます頃だ。
私は立ち上がる。
雨が降り始めたら、毎日子守唄を歌おう。あの子のために、慈愛を込めて。
それまで、一緒にたくさんお話ししよう。

もうすぐ雨が降る。赤い夕日を割いて雨が降る。
日記を閉じる。
あの子の名前を口の中で転がす。
ほのかに甘い気がした。

5/28/2024, 11:13:47 AM

無い生地の分だけ空に届きそう


/お題「半袖」より

5/28/2024, 11:13:21 AM

半袖

ついに訪れた半袖の季節。
まだまだ春だと思っていたけど、あっという間に6月!夏がやってきました。
暑くて暑くてたまらないけど、日差しが強くて日焼け止めもあまり効かないから半袖で外にでるには勇気がいります。
皆さんどうされていますか?

5/28/2024, 11:12:51 AM

半袖

半分も袖がない
着物ならあるはず
要するにシャツの基準ではない

しばらく離れたら
色々と忘れてる
感覚や記憶が喪失中
ビックリしたよ
あまりの覚えてなさに
ゲームの話です
懐かしさから
やってみたんだけどね

それで思ったのが
ちょっとでも続けている
そんなことが大切ってこと

ほとんどを忘れたなら
もう一回、覚えてもいいかも
忘れたからこそ、得れる
そんな感覚があるんで
他で違う部分が鍛えられてて
役に立つかもしれない
ゲームの話だけでもなく

懐かしさから
古さに流されず
真新しさを掴めれば
確かさがます

新たなことって
過去からの生産だから
続けているだけでは味わえない

続けてたからこそ
手に負えないこともある
とも思うけど
その場合は辞め時かも
続けることに無理はしない
遊びの範囲でなら

辞めたからって無くならない
何処かにはある
何処にあるのかは判らんけど

半袖も長袖も
同じ所に閉まってあるので
忘れたりはしない
あまり服を持ってないから楽

5/28/2024, 11:12:27 AM

暑いから半袖でに、焼けないように腕に日焼け止め忘れずにね♡

何度になったら半袖?薄い上着も羽織るべき長袖がよいかな!朝悩む悩む!悩みます!


半分の袖子より

5/28/2024, 11:11:56 AM

半袖と半パンを着てシューズを履いて外に出て、自転車にサッカーボールとバット、野球ボールを入れて今日も僕は近所の公園に向かってペダルを漕ぎ出す。立ち漕ぎをしたらダメだって分かってるけど、早く行きたくて早く友達と遊びたくてやってしまう。最近学校で流行ってる曲を歌いながらご機嫌に僕は進んでいく。今日も良い一日になりそうだな。

5/28/2024, 11:10:29 AM

半袖

君の真っ白な半袖と青い空が夏を連れてきた。

日々家

5/28/2024, 11:09:00 AM

「半袖」

日焼け止めを塗っていたのにな
昨日はすっかり 初夏の日差しだった
普段はほとんど屋内だから
ちょっと日焼けするくらいで丁度良いんだけどね

さあ ストローハットの
準備は宜しいか お嬢さん達

半袖からのぞく腕を並べて
こんがり具合を確かめたら
あの日失くした夏を取り戻しに行こう

5/28/2024, 11:08:37 AM

半袖
そろそろ学校では半袖かな?
私が通ってた学校では
6月1日に衣替え

夏が近づいてくる
プールの匂いがする
アジサイがキレイ

アジサイの花言葉
移り気、冷酷、辛抱強さ
ちょっとだけイヤだな

5/28/2024, 11:08:13 AM

半袖

外は蝉が騒がしい程鳴いている。「暑い〜」私は汗でじっとりとした首をタオルでそっと拭いた。最近の夏は地球温暖化のせいで危険な暑さが続いている。「だから夏の時の通学って嫌なんだよねぇ」

私は夏の時期に高校に通学する事が嫌いだ。暑い中バスと電車を乗り継ぐのがとても嫌なのだ。それでも通学しない訳には行かないからしかたなくいくけれど「もうっ暑すぎて嫌だ」汗を拭ったり手で仰いで見たりしたけれど全く効果がない。夏の時期の通学は嫌いだ。冬の通学のほうがまだ我慢できる。

皆さんは冬と夏どっちが好きですか?

5/28/2024, 11:05:45 AM

「半袖」
今までは何もかもが中途半端だった
何をやっても上手くいかなかった
失敗を恐れてはいない
だが失敗する度に僕の中から
何かがすり減って行った
そんな時に友達がこんなことを言った
「俺はゲームが好きだ。ゲームが強くなっても社会が褒めてくれる訳では無い。俺の親は喜んではくれなかった。でもプロになって俺に憧れを抱いてくれる人が居た。嬉しかった。」って
僕には夢ができた
誰もが僕の名前を記憶し
誰もが僕に憧れる
漫画で言うところのヒーロー
家族で言うところの父親
チームで言うところのリーダー
世界一になりたい
ひとつのことでいいんだ
たった一つでいいから
だから僕は
努力することを辞めない
頑張ることを惜しまない
ひとつを極めるまで
最後までやり遂げる
胸張って自分に頑張ったって
言ってあげれるように
半端では終わらない
誰よりも長けてみせる

5/28/2024, 11:05:19 AM

半袖の季節がやってきた。
いずれは君の浴衣姿も見られるかな。
君の横顔を見て「かわいいな」と思いながら。

5/28/2024, 11:04:56 AM

まだ夜は肌寒いけど半袖の想い出を着る ほんのり笑う


題目「半袖」

5/28/2024, 11:04:33 AM

半袖

自分の半袖の発音は標準語とアクセントもイントネーションも違う。違うのはわかってるの。わかってるけど私の発音で言うのよそれが私にとっての半袖だもの!と力説するきみをぼくは微笑ましい思いで見つめる。アクセントが違うくらいかわいい。うん、本当にきみはかわいいよね。ぼくはまず発音、いやそれより先に音声とは何か学ばねばならなかった。ぼくがいた異なる世界に音はないんだ、でもかわりに����があるよ、愛するきみに����を贈ろう。

5/28/2024, 11:02:48 AM

今までみんな熱かった。
だから、私の半袖姿を初めてあんな目で見るあなたを、私はどうしたらいいか分かりませんでした。
私の地肌の悲劇を、その目で冷やしてくれました。

5/28/2024, 11:02:20 AM

半袖

「そろそろ衣替えの季節かなあ」
誰かに言うでもなくただ呟く。
でも、それを聞き逃さずにしっかりと答えてくれる人がいる。
「ああ~、暑いもんねえ最近」
「でも、朝は寒いからなかなか踏み出せない」
「そうねえ、カーディガンでも羽織っておけばいいんじゃない」
「確かに……。あ、でも私に半袖似合わないんだよね」
「…そう?可愛いと思うけど」
「なんか、合わない。長袖の方が好き」
「でも、暑いのは嫌なんでしょう?」
「半袖…半袖かあ」
結論は出てるのに、同じことを何度も何度も繰り返してしまう。
呆れられないからその優しさに付け込んでしまう。
分かってる、いい加減離れるべきなのは。
3年前からずっと変わらずに半袖を着ている君が、本当はもうこの世にいないことも。
でも、だから、半袖を着ると考えるんだ。
あの日の君がどんな気持ちだったのか。
そして、半袖を着るのは躊躇ってしまう。
毎年、この会話を繰り返しているのもそれが理由だ。

『袖を通せない』

5/28/2024, 11:00:46 AM

《半袖》

「へっくしょい…」

花粉症の症状が止まらない春真っ盛りの日に…
俺と彼女は出会った。
きっかけは何だったか、図書館で自習してる時にたまたま隣になったこと…だと思う。
そうだ、彼女がスマホを図書館に忘れてって俺が慌てて追いかけたのが最初だった。

「あ、あの、忘れてってますよ」
「へっ…?あ、ありがとうございますっ!」

そこからお礼が何やらとかで交流が多くなり、今は週1で会って勉強をしている。…付き合ってはいない。



「やっぱり好きになってんだよなぁ…」
俺は心のなかでつぶやいた。俺は彼女に惹かれている。あちらはどうか分からないが…
―告白。
タイミングが難しいし、今の関係を壊しかねない。

ふと、カレンダーを見る。
―夏か。お祭りとかに誘って告白するとか…ありかもな。

だいぶ暖かくなり、そろそろ半袖の季節だ。

5/28/2024, 11:00:03 AM

「半袖」

                       そろそろ、半袖にしないと、思っていてもまだ、薄い長袖いるね。

                      今年の夏は暑くなるのかな?逆に、涼しいのかぁ?

                       夏は暑いのが、当たり前でからね。

                       それに、夏旅行あるから楽しみ。彼に逢えるしね。

                            半袖も持っていかないと。

5/28/2024, 10:59:34 AM

半袖

 (暑いなぁ。早く授業終わらないかなぁ…。)
そう思いながら、窓の外を眺める。
外を眺めていると、3年の先輩方が100m走をしていた。その中には僕が恋焦がれている“茶川遥華先輩”が混じっていた。
遥華先輩は暑いのか、半袖で授業を受けている。
いつも長袖に隠れている腕は、色白で日焼けしそうな感じの腕だ。
僕はぼんやりと眺めていると、汗だくの遥華先輩と目が合った。
遥華先輩は優しい笑顔で、手を振ってくれた。
僕の心に刺さるくらい、カッコイイ…。
かっこいい先輩は、汗だくでもかっこいい…。

5/28/2024, 10:59:10 AM

私はかなり暑がりなので、他人より早めに半袖のシャツを着始める。寒くないの?とよく聞かれるが、私からしたら長袖の人の方が暑そうに見えるくらいだ。

それでも、半袖で行かなきゃ良かったと思うことがあった。昼間まで晴れていて暖かかったのに、帰りに急な土砂降りに見舞われてしまったことがあったのだ。

「そんな、雨降るとか聞いてないよ〜!天気予報外れじゃん…」

傘を持っていなかった私はそう呟きながら走って家に向かった。玄関のドアを開ける頃にはずぶ濡れになってしまい、体が冷えていた。寒さに震えながらただいま、と言うと、彼は驚いた表情で慌ててタオルを持ってきた。

「ずぶ濡れじゃないですか。連絡入れてくれれば傘を持って迎えに行ったのに…」

呆れたようにそう言いながらも、彼は私の体を拭いてくれた。走って帰れば大丈夫だと思った、と伝えると彼は血相を変えて怒った。

「そういう問題じゃありません!風邪でも引いたらどうするんですか!それに、貴方は半袖だから余計に体が冷えてしまっているんですよ?」

彼は心配だからこそ、こうして説教してくれているのは分かっているが、普段怒らない彼がここまで怒っていることに私は驚いてしまった。何も言えずにいると、彼はハッと我に返り謝った。

「すみません、言いすぎました。でも、これからは折りたたみ傘を持っていくか、上着を着ていくかちゃんと対策してくださいね?」

優しく微笑み、諭すようにそう言うと彼はお風呂湧いているので、温まってきてください、と続けた。何だかんだ私に優しいんだよなぁ、と思いながら私はお風呂場に向かった。

テーマ「半袖」

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