『半袖』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
半袖
(暑いなぁ。早く授業終わらないかなぁ…。)
そう思いながら、窓の外を眺める。
外を眺めていると、3年の先輩方が100m走をしていた。その中には僕が恋焦がれている“茶川遥華先輩”が混じっていた。
遥華先輩は暑いのか、半袖で授業を受けている。
いつも長袖に隠れている腕は、色白で日焼けしそうな感じの腕だ。
僕はぼんやりと眺めていると、汗だくの遥華先輩と目が合った。
遥華先輩は優しい笑顔で、手を振ってくれた。
僕の心に刺さるくらい、カッコイイ…。
かっこいい先輩は、汗だくでもかっこいい…。
私はかなり暑がりなので、他人より早めに半袖のシャツを着始める。寒くないの?とよく聞かれるが、私からしたら長袖の人の方が暑そうに見えるくらいだ。
それでも、半袖で行かなきゃ良かったと思うことがあった。昼間まで晴れていて暖かかったのに、帰りに急な土砂降りに見舞われてしまったことがあったのだ。
「そんな、雨降るとか聞いてないよ〜!天気予報外れじゃん…」
傘を持っていなかった私はそう呟きながら走って家に向かった。玄関のドアを開ける頃にはずぶ濡れになってしまい、体が冷えていた。寒さに震えながらただいま、と言うと、彼は驚いた表情で慌ててタオルを持ってきた。
「ずぶ濡れじゃないですか。連絡入れてくれれば傘を持って迎えに行ったのに…」
呆れたようにそう言いながらも、彼は私の体を拭いてくれた。走って帰れば大丈夫だと思った、と伝えると彼は血相を変えて怒った。
「そういう問題じゃありません!風邪でも引いたらどうするんですか!それに、貴方は半袖だから余計に体が冷えてしまっているんですよ?」
彼は心配だからこそ、こうして説教してくれているのは分かっているが、普段怒らない彼がここまで怒っていることに私は驚いてしまった。何も言えずにいると、彼はハッと我に返り謝った。
「すみません、言いすぎました。でも、これからは折りたたみ傘を持っていくか、上着を着ていくかちゃんと対策してくださいね?」
優しく微笑み、諭すようにそう言うと彼はお風呂湧いているので、温まってきてください、と続けた。何だかんだ私に優しいんだよなぁ、と思いながら私はお風呂場に向かった。
テーマ「半袖」
#16 妹と猫と超能力持ちの俺
妹(4歳)
うちの猫との会話中(一方的)…
ᗢᘏᖋヾ(・ω・* )ねーねー
この服とかどう😊?
にゃー (いらんし…)>ᗢᘏᖋ
そろそろ暑いしさ😄?
にゃー…にゃー(だから…いらんて)>ᗢᘏᖋ
半袖♪半袖♪( ◜ω◝و(و "
ズボッ!
ふおっ!青も似合う〜(๑´ω`ノノ゙☆パチパチ
ᗢᘏᖋ無言…(いや半袖とか青とか、どうでもええねん…暑いんやが…)
ズボンもあるよ〜♪
╰ᘏᗢ<に"ゃーーー!(いいがけんにせぇ〜💢)
あれプンプンしてる?可愛いのに(´°‐°`)ナンデ?
なんでじゃないよ妹よ…ヾ(°∇°;) オイオイ
俺『嫌がってるのに無理やり着せるからだろ?』
妹『そんな事ない!
猫 おこじゃない!
╰ᘏᗢ💢 ヾ(・д・`;) オコジャナイ』
俺『猫の態度見たらわかるだろ(´▽`) '` '` '`(リーディングしても しなくても分かりそうなもんだけどね)』
妹『やだー!可愛いの着せるーー』
ドドドド=͟͟͞≡(「・ω・)「マテー
ε=ε=ε=ε=ε=ε=╰ᘏᗢ💦
相変わらず、しつこい妹に追っかけ回され全力で逃げるうちの猫であった( ºωº )ネコ カワイソ
そして最終、猫は捕まり反撃で噛まれて泣く…妹。゚(゚´ω`゚)゚。カマレター
いい加減、学習しろよ😅
今年5回目のカミカミされた妹 😅マタカ
6回目もありそう…🙄
猫よ…強く生きろ…ヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙ᗢᘏو💢
╰ᘏᗢ<お前は俺を助けんかい💢
俺『妹に嫌われたくないから…( ˙ 3˙ )ヤダ』
^^
イテー!! Σ(゚∀´(ω・` 猫 )ガブ!!
妹『お兄ちゃんも噛まれてる(ノ*>∀<)ノキャッキャッ♬』
-おしまい-
━━━━━━勿論オコダヨ💢>ᗢᘏڡ━━━
【半袖】
半袖
私は半袖が嫌いだ。理由はたくさんある。でもその中で1番は母親から虐待を受けていたときにできたアザだった。ひどいものは黒く変色していて誰にも見せられないような状態だった。だから私はいつも半袖の上にカーディガンを羽織っている。どんなに隠したって見られてしまうようなアザを私は今日も必死に隠す。母親に殺されないために。
半袖の時期になってきた
それでも私は長袖を着たいな
だって半袖だと見えちゃうもんね
自分の誰にも見せたくないものが
傷痕なんて見えなけりゃ無いのと同じだ
「半袖」
真冬でも半袖の男の子、学年にひとりはおったな
なんで寒くないのか、大人になった今も不思議
6月 紺色のブレザーから真っ白なシャツにかわり
10月 真っ白なシャツに紺色のブレザーを羽織る
新鮮な空気を身にまとう衣替え初日。
半袖の袖が軽やかに揺れて
季節の移ろいを肌に感じる
もうすぐ夏がやってくる
56:半袖
制服の衣替えの頃、半袖から伸びた腕が眩しかった。
たったの三年間。
でも、一生忘れない時間だ。
私は手の届かないものをつかもうとして必死だった。
まわりの友人達もそうだっただろう。
半袖から伸びた腕。
もがいて、もがいて、もがいていた。
長袖を腕まくりする
半袖じゃないとやっていられない季節になり
もう衣替えをしないといけなくなった
タンスの奥に閉まったあの半袖を取り出す
あの時君には貰った半袖
色が少し落ちて鮮やかではなくなったけど
でも目を瞑ればすぐに思い出せる
あの時の一夏を
お題『半袖』
貴女は、お召し物に頓着されませんね。せいぜい、夏に着るものは薄手で袖が短く、冬は温かいもこもこしたものを好まれる、つまるところ、ごく一般の人が衣類に求める最低限のことしか気にしない、ということです。
貴女はそのようである一方で、衣類というものに異常なまでに熱を上げる者も多く、非常に多くいます。そう、人が何に価値を見出すかは、全く以てばらばらで多様なのです。
貴女は未だに、ご自分が何をしたいのか、何を目指して生きたいのか分からずにいるとお感じですね。
それは違います。貴女はもう、知っています。貴女が何に価値を置くのか、何を求めているのか。貴女の頭はそれを見逃していても、貴女の心と身体はきちんと理解し、掴んでいます。
日々何もしていない、只寝ているだけの無価値で無意味な存在だ、などと、見当違いの卑下をしないでください。貴女はご自分の求めるものを、もう既に追っているのです。それを見れば良いだけのことですよ。
それは、貴女の頭が考えていたこととは違うかもしれません。
けれど、それこそが貴女の求めるものなのです。
どうか、それをそのままに抱擁して、受け入れてください。
そうして貴女は、ご自分の前に道があることに気づくでしょう。
夏の薄着は
私たちの輪郭をはっきりと晒し出す
脂肪が歪に付いて自信なさげな人
傍から見て美しくないけど
自分が美しくないと感じてる人
あなたは、これから美しくなればいい
自信はなくてもいいけど、
向上心があるとちょっと楽
雨傘への着地を失敗した水粒。
それはぴちゃんと身体を打ち付けて
べたつく皮膚にしがみついた。
灰の雨雲から飛び降りた雨粒が
ひとつの命ならば、一日で一体どれほど死にゆくか。
昨日と違って剥き出された腕には
不純物をたっぷり含んだ透明。
繊維に絡め取られるでも
土に吸い込まれるでもなくその場に佇む。
そして、再び空に還る時をじっと待つ。
さらりと乾いた肌色を撫で、
しずくの飛び降りを聞く。
/半袖
抱えきれなくなった悲しみを雨雲がぽろぽろとこぼし始める頃、私は彩度の落ちた街へ歩みを進めた。湿った土のにおい、まとわる雨のベール。影と水が足元から染み込んでぐちゃぐちゃになったローファーが、また水面に波を立てた。
半袖
制服を半袖にしたものの
Tシャツ透けるの怖すぎて
上の服脱げなくて
まじ暑い
生きる為の傷を、刻み始めてから
私は夏が、あまり好きではなくなった
---二作目---
暑い夏を嫌う君。
身体に刻まれた、幾つもの傷。
生きる為に刻んだ証を。
知っているのは、俺だけで。
夏に溺れてしまわないように
暑さも忘れて
君を抱き締めた
#半袖
313作目
一周年記念まで...あと52日
半袖
海で遊ぶ人達
高い気温
打ち上げ花火
夏休みの宿題
半袖の君
#半袖
あんまり好みじゃないんだよね
保湿サボってざらざらした肌見られるとか
日焼け止め塗り忘れてこりゃ大変とか
絶滅させた毛がチョロっとこんにちはしてたりとか
吊り革に捕まれば脇の下チラリだし
都合のいい時だけ袖が勝手に伸びてくれる服
誰かつくってくれないかなぁ
最近 気温差がありすぎる…
今日は 夕方 少し 風が冷たかった
まだまだ 半袖では 出かけられそうにない
俺は夏は好きだ
夏には 色んなイベントがあるからだ
来月あたりから お祭りが始まるな
出店を見に行くのが 楽しみだ
去年のお祭りでは かき氷を食べそこねた
暑かったので かき氷を食べるために
列に並んだのに 氷が品切れになったのだ
今年は かき氷食べたい
半袖
あの建物から出てくる大人たちは、
一年中長袖しか着ない。
学校とやらで運動をするとき、
男の子はせっかく半袖を着ても
袖をまくりあげて肩をだしてしまう。
そっちの彼女は絶対に腕を出そうとしない。
あっちの彼女はすこし暑くなると袖無しだ。
半袖は怒っていた。
自分の出番が少ないと。
もっと俺たちを着てくれよ。
#半袖
雲の裂け目から
太陽が光の矢を射る
ありふれた景色が
少し煌めいて見える朝
風さえ心震わせる
季節が色を変えてゆくように
僕らの世界も少しずつ
変わっていくんだね
ふとしたことがすごく気になって
小さなことに戸惑うんだ
誰かと笑い合うキミ
遠くを見つめる横顔
白いシャツからのぞく腕
風に揺れるスカート
夏の魔法にかかった僕は
何故キミの周りだけ眩しく見える
そんな思いに気づいてしまった
半袖
「ううううう…………寒〜。」
何か最近になって段々と寒くなってきてる気がする。
歳のせいかなぁ……。
会社に向かう時に、小学生の男の子がランドセルを背負って、走りながら学校に向かってるのを見た。
「ウェ~イ!!次はお前が鬼な!!」
男の子たちは半袖半ズボンで鬼ごっこをしていた。
「やっぱ…、子供って凄えな。」
再度確認させられたような気がした。