『力を込めて』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
エールを送るよ
力を込めて。
でも、たぶん
荷物持てないだろうから
運びに行くよ
それでも疲れて
飛び立ちたくなったら
寂しいけど
しっかり見送るよ
ここで出会えたこと
奇跡だと思うから
もし離れてもね
確かなものがあるから
それを勇気に歩いて行ける
広い世界で
アカの他人で
こんなにも
駆け引きの無い
不器用な似た者同士
に逢えたから
だから
強く歩いて行ける
「もっと強くじゃよ。命をいただくんだ、なるべく苦しくないようにしてやれ。」
無理だよ。俺は。
イノシシだぞ?畑を荒らすからと言って、近所の人は嫌がってるけど生きてるんだぞ?
そのイノシシを俺のじいちゃんは狩るといういわゆる害獣駆除をしている。
『じいちゃん、俺には…無理だ。』
「…そうか。ちょっとあっちいってろ。」
しばらくすると大きなイノシシの鳴き声が聞こえ、それから少しすると何も聞こえなくなった。
『じい…ちゃん??』
「今、終わったぞ。」
『そっか。』
山をおりて狩ったイノシシを農家の人に見せたら手を叩いて喜ばれ、俺たちはたくさんの野菜を手に抱えることになった。
「ありがたいなぁ。こんなに沢山の野菜。」
『…うん。』
「どうした。」
『いや…別に…あ、あのさ、じいちゃん』
「なんだ。」
『イノシシってそんなに悪いことしてるのかな…。そ、そりゃ、さ?農家の人が一生懸命育てた野菜を漁るのはダメな事だけど…。山をけずって土地を開いて、イノシシの餌場を削ってるのは俺たちじゃん?イノシシだって生きるためにやってることなのに…。』
「…。」
俺、言っちゃいけないこと言ったかな…。
「わしも。」
『え?』
「わしもそう思っとる。」
『…??』
「ずっと昔からそう思っとる。でもな、お前だって知っとるだろ?お前の父ちゃんはイノシシに殺された。イノシシに襲われて殺された。そして、わしの親父もイノシシに襲われた。その時は今みたいに立派な家じゃなかったから、家ごと襲われた。」
『…そう…だったんだ…。』
「そしてこの村にある儀式も知ってるだろ?」
『うん。』
「家主が死んだらそのツレの妻も一緒に墓に行くと。」
『うん。…ッ』
「泣くな男だろ。」
『泣いてないし。目から…鼻水がッ出てるだけッだッ。』
「…フッ。わかっただろ?イノシシを俺が今も狩り続ける理由が。俺の親父とお袋はイノシシに殺された。お前の父ちゃんと母ちゃんも殺された。悔しかった。だから俺は俺みたいな人を作らないために狩っている。」
『…うん。ごめんじいちゃん。変な事聞いて。』
「変なわけあるか。自分の意見を素直に言えることはいいことだ。」
『じいちゃん、俺も、じいちゃんの仕事手伝う。次はちゃんと力を入れる。だから、だからさ、俺に、教えてくれ。この家が代々受け継いでる仕事を。』
「おうよ。任せろ。」
『ありがとう。』
〜次の日〜
「おい。もっと力を入れろ。ここだよ。ここ。ここをグッと。ここをこうグッとやるんだよ。もっとだ。グッとだグッと。」
『じいちゃん。俺、やっぱ無理かも。』
「男に二言はねぇぞ。やれ。ちゃんと。命をいただけ。」
『…。』
じいちゃんはスパルタだったみたいだ。
Byめめれん
力を込めて
行きたくない。
怖い
痛い
嫌だ
別室登校になってから
学年の教室を見ると
そう思うようになった。
何日か通って教室に授業を
少しだけ受けに行こう
と先生に言われた時、
教室の近くに行くと
友達と会いたいけど、怖い
みんなの視線がまた集まって、痛い
体育でみんなの足を引っ張る、嫌だ
と思ってしまい足が動かなくなった
けど、3年にもなれば
先生、スクールカウンセラーとの
対話で自分の考えを持つことが出き、
別にクラスに戻らなくてもいい
ほとんど自主学習だから
自分のペースで出来る
授業で追いつけないと
焦ることもない
と思い始め
楽になった。
だから私は前向きに、
ここでは惨めに思わない
自分のペースで大丈夫
と言い聞かせ、
足に力を込めて
教室に向かう。
けど、中学の学年のクラスには
怖くて行けないから、
高校では毎日楽しく
登校したいな。
うん、やっぱ人に伝えるのって難しい。
力を込めて
合わせる手…
自然と力を込めて
輝く星々に
願っているの…
いつもより星空が
とってもきれいに
見える…
きっと…
きみが綺麗だから…
あなたの心の声…
わたしの耳元に
そっと…
聞こえてきたの…
えっ…うそ…
うれしい…
顔が火照って…
ドキドキ止まらない…
照れ隠し…
力を込めて…
祈り続けた
あなたに気付かれない
ように…
お題 力を込めて
こんなに心が熱いのに
言葉に出来ない想いが
静かに揺れている
力を込めたあなたの言葉に答えられず
今日も想い出の中、夢を見る
「開きっこないよ」
5分。ジャムの瓶が僕をKOするまでにかかった時間だ。お土産の名産品に高級ジャムを貰ったのが先月のこと。母の勿体ない精神が発動し、中々使わせてもらえなかった。賞味期限が切れてしまっては逆に申し訳ないだろうと、やっと説得したのが昨日のこと。今朝は珍しく美味い朝食が食べられると思った。それなのに……
「開かない筈ないでしょ?もっと頭を使ってよ」
テーブルで仕事中の母は無責任にそう言う。もう一度捻ってみるが、瓶は固い要塞のままだ。手はヒリヒリ言って、実力の半分も出せない。とてもじゃないが開くとは思えない。
「ほら、貸して?」
ようやくキッチンに出てきた母は、瓶を掴んで力を込めると、いとも簡単に開けてしまった。
「どうやったの?」
僕が目を丸くして聞くと、母は意地悪そうに笑って
「コツがあるのよ」と言った。
「まだまだ一人前の男には程遠いわね」
「力だけが男の象徴なんて、感性が古いよ」
「そんなこと言うからモテないのよ」
パンが口に詰まった。母は優しく背中をたたきながら、咳き込む僕を面白そうに見てる。
「何でモテないってわかるんだよ」
母はニヤリと笑っている。
「あれ、ホントにモテないの?」
僕はもう何も言わなかった。
「さっさと食べちゃいなさい」
母はそう言ってまた仕事に戻る。まだまだ母には敵わない。
『力を込めて』
お腹にぐっと力を込めて
思ってることをそのまま言葉にしてみよう
だいじょうぶ
受け止めてくれる人は必ずいるから
#力を込めて
自分は、昔から他人と居ると無意識に体に力が入る癖があった。
何かトラウマがあっただろうか?そう考えても分からなかった。
物心ついた時からの癖だったからだ。
でも、最近気付いたのだ。
自分は他人から触れられるのが極端に苦手だった。
気付いた時は拍子抜けしたもので、すぐに克服も出来た。
でも、恋人同士でする様な行為は未だに苦手だった。
緊張して体が動かなくなる。
だけど、元々一人が好きで寧ろ好都合だった。
苦手な事に上手く折り合いをつけて向き合えば対処できた。
だから力を込めて叫びたかった。
だが、人前なのでやめた。
力を込めて
力を込めて、扉を閉めた。もうこの家に入ることは無いだろう。
今までお世話になりました。新しい恋人と、それなりに幸せに過ごしてください。
大嫌いだよ、君なんて。
力を込めて君に『大好きだよ!』って伝えたいなぁ。
#力を込めて
今日すると決めていた。
もし、失敗したとしても、君の心の中に、僕の存在は残るだろう。
僕は、握った手に力を込めて、ずっと言いたかった言葉を口にした。
僕の瞳に映ったのは、涙を浮かべて、何度も頷く君の姿だった。
力を込めて突き進むのが努力
努力には力が必要だ
それを常に抜かないのがプロなのかもしれない
暗闇を駆け上がる
扉が見える
力を込めて
押し開けた
そこに広がるのは
天に近い世界
花々が咲き誇り
木々は風に揺れた
あなたのことを
考えていたの
きっといつかは
笑顔のあなたに
会えると信じて
力を込めて
闇の中を、ただひたすら走っていた。
探しているのは、「彼」の姿だ。
先に歩いてしまっている彼に追いつきたくて、
私は力を込めて、名を呼び続けている。
きっと、大丈夫。
そう思って、震えるあなたの手を握った。
____力を込めて。
#力を込めて
力を込めて私の大切な人に応援を送ります.
大丈夫、!!あなたならできる.
でも、しゅんってなったり落ち込むことあると思うからその時は頼りになる人に言ってね?悩みじゃなくて愚痴でもいいからとにかく溜めないでね.
大丈夫. 私はずっと貴方の味方だよ..
『力を込めて』
普段自分の気持ちを伝えれない私は
いつもずっとにこにこして愛想笑いをしていた
嫌な事も嫌と言えないまま
そして限界が来た
力を込めて
『もっと本当の私を見てよ!!もっと大切にしてよ!!!』と叫んでしまった
誰もいない1人の空間で
fin
力を込めて応援しています
Snow Man、Aぇ! group
力を込めて。
ひっさしぶりに、怖かった。地震。今もずっとヘリの音がする。5で収まるならまだマシなんだろうけど。ガス止まったの今からつけ直してもいいけど、入りそびれた風呂は明日の朝にする。
最近地震多いね。やだな。
力を込めて、この全てが壊れる音を全力で塞いでいて