『別れ際に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
別れ際に、彼はいつも言う。
「またね。さよならは言わないよ。またね!」
彼は決して、さよならとは言わない。
どうしてって?て聞いても、彼は何だが濁す。私には教えたくないのかもしれない。
彼女とデートして、その別れ際、俺はさよならとは言わない。いつも、またねという。
その事を、どうして?って彼女は聞くけれど、俺はまだ教えられずに居る。
これが教えていい事なのかもわからない。
俺は判別出来ずにいる。
俺には、彼女の前に付き合っていた人がいた。俺よりも5つ年上で、何をするにも大人びていて、どうして俺と付き合ってくれているのか不思議に思う程、俺には勿体ない位素敵な人だった。
そんな人との何気ないデートの日。
俺はいつも通り「さよならー、バイバーイ」って、幼気に彼女に言って、彼女も「はーい、バイバイ」といって別れた。
これが、本当のお別れになってしまうなんて
別れた後、彼女は不慮の事故でなくなった。
さよなら。バイバイ。が、本当の別れになってしまった記憶。
俺はそれ以来、誰と別れの時も、さよなら。バイバイ。とは言わなくなった。
それから月日は経ち、今の彼女と付き合うようになってからも、俺は一度もさよならとは言っていない。言えなくなったままだ。
今の彼女も俺には勿体ない位可愛くて、明るい人。俺はそんな彼女がとっても大好きだ。
決して、彼女の代わりではない。
だけど、俺は未だに、さよなら、バイバイを使えずにいる。使わないようにしている。
俺にとって、さよなら、バイバイは呪いの言葉で、本当の別れの言葉になってしまったから。
彼女には、いつかこの事を伝えようと思ってる。彼女の反応が怖いけれど、ちゃんと伝えなければいけない。と思っている。
とっても、大切な事だから。
別れ際に
この場所ももうすぐ
お別れのときがくるのね
最後まで なかないでよ
悲しくなるよな 終わりは嫌だから
いつでも友達よ このはなが咲き誇り
私たちは出会い
このはなが全て散ったら
それぞれの町へ 戻っていくわ
最後まで なかないでよ
永遠がないのは わかっているけど
ずっとそばに いたかった
終わりなど予感などしてなくて
だけど春が来れば それぞれが切符を手に入れて
あぁ旅立つの 空がまだ 広いこと 知ってみたいから
別れ際にキスをして 遠くまで聞こえるように
ずっと友達と言って
胸が痛むけど バスが来れば
ここを飛び立っていく 春の花びらのように
何故、引っ越すオレのところに君が来たのか分からない。
君は、何かを言いたそうで。でも、絶対に言わなそうで。変だ。
「さよなら」と言ったら、君は悲しそうな顔をする。
ただの知り合い相手に、どうしてそんな表情をするんだろう?
オレはオレで、その疑問は口にしなかった。
別れ際に
明日も明後日も
君に逢いたい
それほど君を愛してる
別れ際に
じっと見つめてくれたら…
別れ際に
優しく微笑んでくれたら…
別れ際に
ちいさく手を振ってくれたら…
別れ際に
少しだけ余韻を残してくれたら
その日の夜は
いつもの夜より
きっと幸せな夜になる
【別れ際に】#3
新しい生活がこれから始まる。
今まで、たくさん迷惑かけた。
いざ、別れ際で笑おうとしても
涙で前が見えなくて。
元気で、の一言が言えなくて。
でも、最後にはまた会いに行くよ、その言葉が言えた私は。
これから、前向きに生きていくよ。
彼女は彼との別れを告げるため、彼の家を訪ねた。彼女は彼に対して、今後のことを話し合おうと提案したが、彼は黙り込んでしまった。
彼女は彼に対して、本当に別れたいのかと問いかける。彼は深くため息をつき、彼女に向き直る。
「君がいなくなったら、孤独で寂しい思いをするよ。でも、君を引き留めることはできない。」
彼女は彼の言葉に胸が締め付けられた。彼女は彼が自分を愛していることを知っていたが、彼女自身も彼を愛していた。
「私もあなたがいなくなったら、孤独で寂しい思いをするわ。でも、あなたと一緒にいることができなかったら、もっとつらい思いをするわ。」
彼女は涙を流しながら言った。彼は彼女を優しく抱きしめ、彼女の髪を撫でながら、二人でいる時間がもう少し長ければと思った。
しかし、時間は待ってくれない。彼女は彼に別れを告げ、彼女の手を握りしめながら、「いつか、また会えるといいね」と言った。
彼女は彼の家を出て、彼に振り返ることなく歩き出した。彼女の背中を見送りながら、彼は彼女がいなくなる寂しさに耐えることができるか不安になった。
別れ際にサヨナラを言うのが僕らの日課になった頃、前より君が痩せているのが目に入るようになった。今日は僕らが出会って7回目のクリスマス「寒いね。最近どう?大丈夫?」と笑う君の顔がいつもより心細そうなのに気づいた上で「大丈夫だよ。」ってぶっきらぼうに言った。この会話もいつまで続くのか僕らに残された時間はわずかであまりにも短すぎる、たわいのない会話が胸に優しく積もって流せない涙が音もなくこぼれそうになる、でも君が心配するからぐっとこらえる、余命を知ったあの日から随分、涙脆くなってしまった、情けない、僕は強くありたかったのにそんな後悔をするくらいなら…なんて後悔をした後に嘆くんだ。君は僕のためを思って言ってくれてるのに近づく余命に焦りを隠せない僕はいつだって君より余裕が無い…いや僕が知らないだけで君も泣いているのか、そんな中すれ違う僕らを置いて無情にも髪が抜けて足が動きにくくなって意思疎通もしにくいもっと先のことだと思ってた結婚して子供が出来て夫婦円満にひっそりと暮らしたかっただけだったこんなに別れが近いとは思わなかった。来年は8回目のクリスマスそれは僕らの最後の付き合い始めの記念日になるだろう、でも僕は気づいている今日が山場だって…。
題名「またねって言った」
友人が幸せになった!
そういえば…
いつかのある日
またね!と手を振りこちらを見た顔が、
いつもと違ってキラキラ輝いて見えた。
そっか!
なるほど!
幸せを寄せる人は、輝いているんだな。
気はついてから、いつも気にしている。
別れ際に、キラキラしている人達を…
別れ際に
『じゃあ、またね』
『うん、また』
別れ際に
いつも振り返って
手を振るのが癖だった。
寂しそうな顔してたからかな、キミはいつも笑って手を振りかえしてくれてた。
キミと過ごす時間がとても好きだから
もう少し一緒にいたかったなぁって
名残惜しかったのかもしれないね。
『じゃあ、またね』
『うん、元気で』
別れ際、
互いに言葉を交わして
背を向け歩き出す。
今度はもう振り返らないよ。
キミと過ごした時間はとても楽しかったけれど、
前を向いていくって決めたから。
名残惜しさなんてない、清々しい気分。
これからのことに胸が躍って笑みがこぼれた。
君と話したあとに、
離れるのが寂しくなる。
何か話したくて、
でも時間がなくて。
だからいつも
話してくれてありがとうという気持ちを込めて
「ありがとうございます!!」
という。
2022/09/28 「別れ際に」
ひか
別れ際に
桜が咲きそうな3月中旬。
私と親友は、卒業式から家路に向かう途中だった。
「私さこの3年間たくさん友達はできたけど、親友と言われて最初に出てくるのは貴方だったのよ」
これまでの日々を愛おしむような眼差しでで伝えてきた。
そうだね、と相槌を打った。
歩きながら、彼女と過ごした3年間が走馬灯のように駆け巡る。
初めて会った入学式の日、彼女のクラスに突撃した昼休み、夜空を見上げて語り合った修学旅行…
振り返ればいつだって一緒だった。
思い出話に花を咲かせながら駅に着く。
ああ、高校生として会うのはこれが最後なんだなと改めて思う。
でも、私たちの関係はこれからも続いていくだろう。
電車に乗る際、彼女は微笑んだ。
「ありがとう、またね。これからもよろしくね」
「こちらこそ、ありがとう」
別れ際におでこにキス❣️
こっこれは漫画かドラマのワンシーンだ
こんなことが自分の身に起きるなんて…
主人公の女の子のように、びっくりして家まで走って帰ってきた。
そして、胸を押さえて今、体験したシーンを頭の中で繰り返す…
本当にこんな風になるんだな〜
初恋の人、こんな煌めくシーンをときめきをありがとう😊
30年ぶりの同窓会での出来事でした
もう、大人ですのに中学生に戻ってしまった私。
告白して彼氏が出来た。でも、彼氏が自分のことを好きなのか分からない。
ほんとに脈ありだったのかな
『別れ際に』
「まだ一緒にいたいの」「帰らないで」
そう思ってしまう私はきっとわがまま
「別れ際」
楽しかった日々もこれでもう終わり……
ありがとう。楽しかった。元気でね。
そう言って別れたのに家に帰ったあとも、君のことを考えてしまう。
元気に過ごせるかなぁ?
なんでだろう。
別れることがこんなにも辛いなんて……
苦しい。 辛い。
会いたいよ。
愛情の終点に1番奇麗な言葉をばらまいては、喜劇にでも変換しようとしている
私に、いまさら執着する君はやっぱり狡賢いやつだ
ぼろぼろの心臓には麻酔を、そのくせお終いは花びらみたく飾りたいんだろ
とっくに消えた呪いに、従順なふりなんかしないで、別れ際にキスでもしよう
スポーツ選手の推しとファン
いつも試合後に話に行くと
応援してくれてるからとペコペコしている推し
つられて憧れだからペコペコしているファン
だけど話終わったあとの
別れ際には必ずバイバイと手を振ってくれる
スポーツしているときには見られない
手を振っている姿は最高に可愛い
別れ際に
別れ際に1番言いたくなかった言葉を伝える。
別れ際に1番欲しかった言葉をくれる。
055【別れ際に】2022.09.29
卒業式以来数年ほど、ご無沙汰していた同級生から連絡があり、会いにいった。ブランクなんてなかったかのように話がはずみ、また会いたいね、なんてお互いにいいかわしながら、別れ際に、「よかったら使ってみて……」と、そっと、ちいさな袋をわたされた。
帰宅してから開けてみたら、サプリメントのサンプルがはいっていた。同封されていた手紙には、会社で扱っている商品である旨が書かれていた。
私はもともとからサプリには興味がなかったので、誰かにもらってもらおうとこの話をしたら、みなが一様に、「つまり、セールスだよね」「もう会わないほうがいいよ」という。私もせっかくの再会に水を差されたような気持ちになり、それ以降、彼女とは連絡はとらなかった。
だけど。
いまにして思うのである。きっと彼女も嫌だったにちがいない。会社のノルマ達成のために同級生に連絡をとって、サンプルを配りまくらないといけないなんて。と。
会社のことも、仕事の内容も切り出さないまま、否、切り出せないままおしゃべりを続け、別れ際までサンプルを差し出すことができなかった、そのことが、彼女のきまり悪さを雄弁に物語っているような気がしてならないのである。