『初恋の日』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
初恋の日
今日もどこかで誰かが
はじめての恋をしている
つまり毎日が初恋の日
そしてたぶん
毎日が誰かの失恋の日でもある
さらに言えば
それらを経験しない生き方もある
彼女にこっ酷く振られたあの時から支えてくれた君
そんなあなたと結婚してもう何年もたつ
あの日があなたに初めて恋した日だった
私は人を好きになることがほとんどない
というより
好きになるのに時間がかかりすぎて
好きになったのか気が付かないんだろうな
友達とかによく聞かれることは
「好きな人いないの?」
私はいつも
「いないの」と答える
本当にいないから仕方がないよね
こんな私は恋愛には向かないのだろうけど
少しの憧れはあるのよね
好きな人が出来たのなら
どんな気分なんだろう
初恋の日のねるねるねるね
その色はいつもとは違った特別な色だったはず。
しかし、そんな遠い昔のことなど、忘れてしまったのだ。
「初恋の日」
喉が酷く乾いた。声を出そうとしても、出てくるのは弱声にならない声。空気だったかもしれない。
瞬きを忘れてしまうようだった。自分の目に映っていたのは、貴方だけだった。心臓がキュッとなっては跳ねて、嬉しさと恥ずかしさでいっぱいで。顔は火が出ているように暑かった。
「 」
彼と一緒に歩いているときに、言ってみた。
彼の顔を見る。目を丸く見開いていた。目はとても綺麗な青色で、飲み込まれてしまうかと錯覚させられた。
自分は酷く笑顔だったのだろう。彼は、くしゃりと顔を歪ませた。そんな顔も綺麗で仕方なくて、愛おしくて。
あぁ神様!ありがとう。わたし、わたし、わたし!
今とても幸せ。ありがとう、ありがとう、ありがとう!
初恋の日
今でも思い出す懐かしいあの日
ガキだった僕はそれがどんな感情だったか
知らなかった
ただ
君を前にして胸が高鳴って
どうすればいいかわからなくて
君に当たり散らしてつっかかっていたんだ
今思えば
あれが初恋の日だった
甘酸っぱくも切なくもなくって
喧嘩ばかりで君を泣かせてばかりだったけど
今でも忘れられない
いつの間にか会うこともなくなって
君が今どうしているかも知らないけれど
たまに思い出すんだ
初恋の日
それは、テレビでジャッキー・チェンを観た日だ〜💕
初恋の日は超最高に嬉しい!
もっとあなたから恋をして!
お願い❤️
😘
初恋の日。
それは今日だと思う。
オレの主様に出会った日。
「初めまして。アモン…さん。」
背丈が小さくて、すぐにでも壊れそうなくらい脆く儚い主様。
「初めましてっす。主様。」
「これからよろしくお願いします。」
優しい声色で微笑む。
その瞬間、恋に落ちる音がした。
「えっと…顔赤いけど大丈夫ですか…?」
敬語で話す主様。
なんて礼儀正しい方なのだろうか。
「あ、だ、大丈夫っす!
ありがとうございますっす。」
「ふふ、アモンさんは庭師と聞いたのですが、良ければアモンさんの育てているお花を見てもいいでしょうか?」
控えめに聞いてくる主様。
少し頬を染めて見てくる。
なんと愛らしいのだろうか。
「もちろんっす。案内するっすね。」
この方に贈りたい。
この方に見てもらうために、オレは育てたんだ。
「主様。」
「なんでしょうか…?」
「良ければ、受け取って欲しいっす。」
秋の夕焼けに煌めく金木犀。
オレの初恋の日。
それは金木犀のよく香る秋の日だった。
彼が声を掛けてくれた
満面の笑顔で
5歳の時と同じだ
ぐずった顔でもしていたかな
アルファベットを
書きにくくしていたら
右上にしたら
書きやすいよと
あとの3年私の視界から消えた
クリスマスローズを持って
御挨拶
迷い猫がよく来る家だった
真っ白な子猫が座ったまま
うたた寝してる
鍵しっぽ持って遊んだり
猫缶嫌がり食べない
犬のドックフード
猫には大きいのに
ガリガリ夢中で食べてる
おやつをあげたかったな
猫の恋
初恋の日11
"初恋の日"
私にはそう呼べる日がない
恋をすると言うより、憧れる
あの人のあんな所が素敵だな
この人みたいになりたいな
それが恋というものなのかもしれない
人に限らず、何かに憧れて何かになりたいと思う気持ち
恋の定義が何だったって別にいいよね
だって愛のカタチは無限大だから。
初恋は、小学生の頃。
転校が決まった夏の日、
彼が訪ねて来た。
自転車の彼の後ろにつかまって街を走った。
知っている人がいると恥ずかしいと言ったら、
何か言われたらぶっ倒すと言った彼。
夏休み遠くの県へ越す私を駅に見送りにも来てくれた。
新しい住所も伝えてなかったけれど、転校先の学校へ彼から手紙が届いた。
今でも甘酸っぱい思い出。
多分お互い両思いだったんだ。
そんな素直な恋を
大人になってもしてみたい。
初恋の日
みんなにきっとある過去の思い出
でも、俺にとっては一日じゃないな
初恋の日ってたくさんある
だって、どれもほんとにときめいたから
その人に初めてときめいた瞬間
その人に初めて恋した日
それがあった日が初恋の日
どれも強弱のない大事な思い出だよ
これから起きたら嬉しいけど、
起きてはいけない
覚えているのは学校での飛んでる姿だ。
ある日その人と話すきっかけがあった。
何を話したのかは覚えていないけど
初恋の人は楽しそうにジャンプをしていた
ことだけは鮮明に覚えている。
はじめは何をしているのだろう?
でも可愛いなとその時から目で追うようになった。
これが初恋と気づいたのはもう遅かった。
今ではその人のことを思い出しては
いつか会えないかな…と息を漏らしている。
また会えるその日までその人の隣にいれるように
頑張ろう。
と、そう思った。でもいつの日からだろうか
今では他に好きな人ができた。
でも初恋の人は忘れないだろう。
『初恋の日』
私はもう、高2なのだがまだ、初恋の日が来てない。
いつも仲良くしてくれる、幼馴染の真紘は居るけど、
別に好きとかではない。
それより最近、真紘がなんか優しい。
『あ、咲。俺がゴミ捨て行くよ』
いつもは行かないゴミ捨てに行ったり。
『ねぇ?お兄さんたち。咲に何してんすか?』
私がナンパされたらソッコー助けてくれるし。
『咲、誕生日おめでとう』
人の誕生日なんか興味ないはずなのに、
うさぎのぬいぐるみをくれたり。
てかもう高2なのだが。
教室の机に突っ伏してそんなことを思っていると
「…なぁ、咲。……ちょっと放課後…良い?」
なんやなんや、
真紘がこんな顔面真っ赤にしちゃって(笑)
「うん。良いけど?」
〜放課後〜
「来てくれたんだ。ありがとう」
ま、真紘がお礼を言うなんて…こわ…
「…あ、あの、さ…咲… お前、俺のこと…
どう思って、る?」
へ?
「好、き?」
へ?
「え、いや、ん?へ? 友達として、大好きだよ?」
…いや違う。これは嘘だ。
「…そっか あのさ、俺は、咲が異性として好きだよ」
「…真紘、ごめん。私、
私の気持ちに気づけてなかった。」
「へ?」
「真紘。私、真紘が好き 大好き。
…私と、お付き合いして頂けますか?」
私はとっくに恋をしていた。
初恋は、真紘。そして多分
真紘を好きになった、初恋の日は…
初恋の日
小学四年生の時同じクラスの男の子に恋をした。
両思いになってからが問題だった。
席替えの日、私のクラスは好きな席に座って、好きな席が被ったらジャンケンして決めなさいってルールだった。
私の席に好きな人が来て、机や椅子をベタベタ触りだした。挙句の果てにはにおいまで嗅ぎ出した。その時から生理的に受け付けなくなった。
五年生になってゴールデンウィークが明けて学校に行ったら、私がトイレに行くたびにトイレの前まで着いてくるようになった。
もう無理ってなってクラス写真のそいつの顔に画鋲の針を刺した。
さようなら私の初恋の人
いつからか
きっかけもはっきりしない
気がつくと、貴方を探して
聞こえない声
届かない言葉
少し期待して、失敗
誰かの元へ行ってしまえ
誰の元にも行かないで
私の元に来て欲しい
ぐちゃぐちゃな気持ちで
あれほど苦しかったはずなのに
蝕まれるこの想いに
名前が付くとしたら、何がいいだろうか?
初めての煩い
「初恋の日」
作¦村村真琴
「私の初恋の人はお父さんだ、手も大きくて力も強くて、平手打ちとかされたらひとたまりもないけど、たまにしか乱暴しないそんなお父さんが大好き。お父さんは優しいから一緒にお風呂に入って身体を洗ってくれるんだ」、と友達は嬉しそうでも悲しそうでもない普通の顔をして言った。「そのお父さん可笑しくない?」まだ一緒にお風呂入ってるの?なんて話じゃなくそう言葉が走った。「否定されるなんて思ってなかったな。」友達は悲しそうな顔をした。「否定はしてないと思うよ!ただ私は肯定もしないよ。」「それでいいよ、私将来お母さんが居ないからお父さんと結婚するし。」「そっか、後悔しないようにね。」そう言いこぼすと私達は次第に離れていき、これが最後の会話になった。
初恋の日
今思うと
あれは恋でも
なんでもない
家族以外の
異性に
優しくされて
感動した…みたいなもの
でも
あの幼さが
なつかしい
あの暖かい感情が
なつかしい
初恋の日
あの人に恋をした日、誕生日。
生まれて初めて恋をした。