『冬晴れ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『冬晴れ』
「ねぇ、この資料まだできてないの?」
「あの件、確認した? 」
「まぁ、及第点ね」
うちの上司は北風が吹いたかのように冷たい
…冷たすぎる
この人の部下になってから冷たい言葉しか貰っていない気がする
「あの、ちょっといいかしら」
急に上司に呼ばれた
…なにか怒られるようなことしたっけ?
上司の後について行き、誰もいない休憩スペースに来た
「…あの、今日誕生日でしょ?これ…誕生日プレゼント」
そういえば今日誕生日だったのか
上司に言われるまで気付かなかったや
「あっ、今開けないで!…恥ずかしいから。こんな事するの私らしくないから皆がいるところで渡すのはちょっとなぁって…みんなには内緒にしてね?」
顔が真っ赤になっていく上司を見ながら、冬晴れのように心がポカポカした
今日は、肌寒い穏やかな晴れだった。
「夏だと、晴れってギラギラしたイメージあるけど、冬はポカポカなイメージだよね」
「そうだね。あーあ、一生冬がいい」
「そんなことしたら、年がら年中冬眠しちゃう」
「動物も、人間も、やる気もね」
「そうそう」
季節なんて関係ないけれど、夏はみんな、色んなことに向かって頑張っていくイメージがある。
冬は、力を貯める時期。
今日は、冬晴れ。だから、貴方とこうやってゆっくり晩酌をする。居酒屋じゃなくて、貴方の家で。
年が明けてから数日がたち、春の兆しが胎動をはじめる。
寒空に雲は無く、大地には草も無い。
ただ、痩せた木々があるばかり。
かわいた風はぞっと寒い。
眺望絶佳な氷の湖にそっと耳をあてると、ずっとずっと奥の方から水の揺らめく音が聞こえてくる。
微かに溶け始めた清水が、湖の底で生きている。
麦はそろそろ芽を出しただろうか。
都会暮らしの私には縁のないことなのだけれども、冬晴れなんて聞くと、どうしようもなくそんなことばかりが浮かんでくる。
都会には自然を想起させるものがない。だから、想像でしか書けない。
想像の中の私は限りなく美しい世界にいる。
あまりにも澄みきった銀の世界はそれ自体が凍りついたみたいに、永遠に私の中にとどまっている。
あたたかくて、心地よい。
知らないからこそ、この晴れた冬の日は綺麗なんだと思う。
大人になったら、きっと想像の世界は溶けてしまう。
きっといつかは現実を知ってしまうから。
その時に、もう一度同じ文章を書けるだろうか。
本当の冬景色を知った私は何歳になっているだろうか。
いつかこの気持ちが晴れる日はくるのだろうか。
そう考えてみる。
「冬晴れ」
冬の晴れている夜は
空気が澄んでいる事が多い。
日中の埃っぽさがないから
寒いけど昔から好きだった。
夢に過去に言い訳して目覚た朝
今は何も帰らない1人始まりの朝
信じてた朝に希望も欠片も無く
少しの明日も新たな朝も無くて…
生まれて1番大切な恋を失くした朝
窓に映る気弱な朝顔は
もっと真っ直ぐもっと愛したかったと
心張り裂けてる…
ねぇ…
誰か知ってますか?
過去も明日も知らない未来を…
#冬晴れ
私の住んでいるところは雪国に入る。冬の本番は2月からで、酷いときは5月まで雪が残っている。雪の降る空はいつも厚い雲に覆われていて、朝が来たのかも分からない。けど、たまに、光が差し込んで目が覚める時がある。眩しくて眩しくて、目も開けられない。やっと慣れてきて外を見ると、吹雪は止んで足跡ひとつない白銀の世界。けれど光を反射して白よりも赤みを感じる雪。寒くて起きるのすら億劫になる冬の朝、少しだけ嬉しくて少しだけ早く準備に取り掛かれる気がする、ちょっとだけ特別な日。
なんて、丁寧に描きすぎたかもしれない。実際のところは「うわ~積もってんな···雪かきしないと···」なんて可愛げのない感想しかなかったりする。雪国住みには雪に特別感なんてなくて、ひたすらに日常の延長線上にある。つまんないなぁ笑
やわらかな日差しに息を吐く
体感僅かな温もりは、正しく白い霧を作った
「やれ、冬日和って奴かねぇ」
隣で燻る白い煙は、熱と毒を孕んでいた
「小春日和じゃなくって?」
諳んじた書を褒めるように、温かな手が頭に掛かる
「それは秋の話だねぇ。真冬は名前が変わるのさぁ」
薄く湿った髪は冷たく、赤い指を凍らすようで
「変なの」
積もった白を払うように逃げれば、笑い声が落ちた
「明日にゃまた大嵐だ、早うお帰り」
‹冬晴れ›
「恋人といるのが幸せな人」
「友達といるのが幸せな人」
「家族といるのが幸せな人」
「一人でいるのが幸せな人」
「そう、誰と居るかすら幸福は異なる」
「他も合わせれば更に千差万別」
「故に『万人にとっての幸福』とは」
「『不平等な不幸の積み重ね』と成り得る」
「それすら平等に均すのならば」
「其処は既に幸不幸も無い、徒の虚無に他ならない」
‹幸せとは›
#冬晴れ
目をひらけば目が眩むような輝きを放っている
美しい白景色に見惚れてしまう
でも、その美しさとは裏腹にあまりにも
風が現実の冷酷さを打ちつけてくる
あぁ、もう少しこの空間を味わっていたかった
—快晴の宙が私の背を静かに押した—
冬晴れ
1月の晴れ空
深呼吸すれば
冷気と共に
3月の春空の香りもす
☀️
☁️
☁️
__________________⛄️____
【冬晴れ】
真っ白な冬の中。
まるで、天使が降り立ったように。
空の隙間から暖かな太陽の光が降ってくる。
少し寒さが和らいだ気がした。
冬晴れ
空気が澄んで、空が透き通る
空の白さがどこまでも鮮明で
息が響く
あたりの景色の霞んだ景色は
冬の白さと空の光り
#冬晴れ
寝静まった世界で。
湯気の上がるココアをグッと飲み干して。
膨大な自然に囲まれて。
空を見上げて。
「月が綺麗ですね」
早朝に作った雪だるまが 昼前には崩れてしまい
ギリギリ雨が降らないくらいの曇り空を保つ
雪国はそれだけで「冬晴れ」を感じる
【冬晴れ】
冷たく澄んだ空気に鼻の奥がツンと痛む。
ポケットに両手を入れたまま、白い息出る!とはしゃぐあなたが微笑ましい。
こんな晴れた朝にふたりで近所のスーパーに行くなんて、こんな些細なことにあたたかい繋がりを感じてくすぐったくなる。
春のような柔らかな光に目を細めて、左隣の手を握った。
つかの間の晴れに干された布団から冬の澄ましたおひさまの匂い
題-冬晴れ
【束の間の暖かさ】
つい昨日まで刺すような冷たい気温だったけれど、
今日は珍しく寒すぎず、むしろ少し暖かさを感じられた。
体を縮こませるような気温が続く日々だったので、
ほっとひと息つけるような気温に、心も少し温かく感じる。
雪の積もる冬らしい気温もいいけれど
たまにはこんな日があったほうが、これからの凍てつく寒さの日々も乗り越えられそう
まばゆく暖かな陽光を吸いし白き頬の神々しさ。
柔らかな日陰に包まれし黒きいが栗頭の愛らしさ。
星空に蕩ける蒼黒のつぶらなおめめと、
凍てつく寒さに応える真っ赤なおくち。
私が本を読んでいる時に、子どもがいたずらに寄って来ないかなと願っていたら、そんな子が顔を覗かせて笑ってくれました。きっと、冬晴れの陽気をまとったお地蔵さんの生まれ変わりでしょう。
私はまだ大人になれぬ子どもですから、手を合わせて挨拶もせず、つい笑ってお別れをしました。
暖冬のぬるさに、お天道さまのありがたみが薄らいでしようもありませんね。
(250105 冬晴れ)
青
空は青い
でも
雪国の空は灰色
子供の頃に見ていた空
大人のなって見る空
青かった
子供の頃に見た事ある
降り積もった雪が
太陽の輝きを写した
目が痛くなる
痛い目で見た青い空は
何も言えないほど
綺麗だった
大人になって見た空
輝きはなかった
いつもの
青空
テーマ「冬晴れ」より
冬晴れ
束の間の晴れた日にはスキーにスノボに決まってるじゃない
なんて言えないよ絶対。
end