『冬晴れ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
冬晴れは
心地良い空気に包まれながら過ごせる
永遠に続けばいいのにと願う中
たまに訪れる冬晴れが心地良いのかと考える
冬晴れの澄み渡る空のように
清々しく
誰にも依存せず
自分軸を持った
凛とした女になりたいと思う
【冬晴れ】
冬晴れ
「晴れたね」
「晴れたな」
「絶好の買い物日和だ」
「買い物に天気は関係ない気がするが」
「わかってないなぁ、気分だよ気分」
本当はそれ以外にも、雨降りの中荷物を運びたくないとか、雨降りの中歩いてショッピングモールに行くのが大変だからとか、まあいろいろあるがそれらは雨が降っているか否かの問題だ。曇りでも少し暗い程度。但し、今は冬である。
「それにさ、結構歩くんだからあったかいほうがいいじゃない」
「まあ、それには同感だな」
日が出ていたほうが暖かいからね。今日は風も強くないし、本当に買い物日和。
「昨日は何でか忙しかったもんね」
「本当は福袋が欲しかったんだかな」
「お金あるの、今だけだもんね〜」
「福袋が売ってるのは正月だけだ。売れ残った不評なやつしか残ってない」
「まあ何でも買えばいいじゃない」
お年玉をもらってこっそり喜んでたの、知ってるからね。もうそろそろ君もあげる側だ。まあ、あのおばさんたちはいつまでもくれそうだけど。暖かい家、暖かい家族。空は快晴なり。
「あったかいな〜」
「着込みすぎたか?」
「確かに、手袋は要らなかったかも」
今日は冬晴れ、絶好の買い物日和!
うーん、今日は快晴。
空気はキリッとして冷たい。
まるでお前の目みたいだ!
「バカにしてんのか?」
「ハッ、慈しんでるんだよ」
【冬晴れ】
_______
これもまた、愛。
「秋晴れ」の時も書いたと思うけれど、そういうのを最近はあまり実感しない。外にも出ないし、窓から空を見ることもあまりない。
でも、冬の方が花火が綺麗とはよく云う。冬晴れは空気が澄んでいる。空気中に塵が少ないから、綺麗で光っているものがよく見える。だから冬晴れの下で風を吸うのは気持ちが良い。ただやっぱり、外で息を吸う機会があまりないからなあ。それは僕に限らない。現代人はみんなそう。車や電車での移動が多いし、皆下を見ている。仕方がない。そう片付けてしまえばそれで済む。時代も違うし、そうなるのは仕方がない。
でもさ。たまには上を向こう。空は季節の移り変わりを表している。寒くても、LINEが気になっても、確かに貴方の上に、空はある(って僕が言っても説得力がないかな)。
「寒いね」
「温めてあげるよ。ほら」
『こっちにおいで』
君が笑顔になれば
僕の心はそれだけで
どんなに寒く吹雪いた空でも天気でも
晴れ渡るんだよ
ねぇ、しってるかな?
一人でいると寒さは強く感じる
ふたりでいれば寒さは半減するんだよ
だからさ
これからも
この冬も
一緒にいる理由にして
君を抱きしめていいかな
花華
冬晴れ
淡く澄んだみずいろの空
痛く冷えた指先にじんわり熱が伝わるホットココアを持ちながら
どこまでも続くみずいろを静かに眺めていたけれど
鼻先から顔全体に伝わる冷気に堪えられず
目をぎゅっと瞑って身震いをする
後ろ髪引かれながらも早歩きになる帰り道
そんなある冬の日常
冬晴れ
とても暖かくて、すごく心地よい
まるで、時が止まっているみたいだ
永遠にこの時間が続けばいいのになぁ…
冬晴れの今日
空気は冷たくて
けれど優しい陽だまりがあった
深い眠りに落ちて
それでも陽射しに目を覚まして
お月様が綺麗なこととか
パズルが進んだこととか
君が好きなこととか
手を繋ぎたいことを伝えたくなった
1人が寂しいんじゃなくて
君がこんな天気のいい日に隣にいないことが寂しくて
次会える日までに成長していたいなと
まだ思うのだ
冬晴れ
※土日祝はお休みです。
年末年始は祝日と同じ扱いにさせていただきます。
最近は冬晴れがとても多く感じる。
冬はどれだけ着込んでも寒かったから苦手だったけれど、冬晴れのおかげで最近は好きになってきた。
現実的に考えると地球温暖化が進んでると思うけれど、暖かい冬は好きなので今の状態くらいが続いてくれたらすごく嬉しいなと思う。
とりあえず、冬晴れは最高です。
#冬晴れ
冬晴れの朝日射すオフィス
薄いグレーのふわふわした猫っ毛が光ってる
なんで君まで早いわけ?
朝起きるの苦手って言ってなかった??
靴下の右と左 デザイン違うんですけど
そんなに急いでどうしたの?
「いや」って言って笑ったまま黙り込む
真っ直ぐモニターを見てる君を観る
どうして分かりやすいのかね、そんなに
冬晴れ
澄み渡って
雲一つない
風が頬をかすって
吐く息も凍る
今日も世界が平和でありますように
冬は、寒い。
冬晴れは、冬だけど、暖かく感じる。
冬の寒さを忘れて、外に出る。
夜は、冷えるから、
冷える前に、日中、外出しよう。
『冬晴れ』
冬空はひとならぬ青き血に充ちて神さまは今日も姿をみせない
心地よい朝、暖かい布団と共に起きる。
寒かったら何か着れば良い。
やっぱりこの季節が1番好きだな。
「冬晴れ」
冬の晴れた日は
ことさら寒いが
日にあたりながら歩けば
暖かい
暖かく過ごすんだよ
みんな
『コストコ』
休日なので車が並ぶ 渋滞というやつだ ミニバンが不機嫌に車体を揺らす 晴れ晴れとした午後1時、道路は空くことを知らない 太陽の粒がセンターラインで反復横跳びを始めてしまう 私は買い物があるのにと
自分勝手に車体を揺らす そんな午後、麗しき午後の一景なのである
冬晴れ
(お題更新のため本稿を下書きとして保管)
2024.1.6 藍
俺は目的地について、スマホの時計を見る。
彼女とのデートの時間まであと一時間。
遅れてはいけないと、いつもより早めに出たが早すぎたようだ。
当然、待ち合わせの相手はまだいない。
どこかで時間をつぶすか、このまま待つか。
まわりを見ても、時間をつぶせるような物は見当たらない。
道を戻るのも面倒なので、このまま待つより他にない。
幸い今日は冬だというのに、春を思わせるような暖かさ。
このまま待っても、凍えることはないだろう。
近くにあったベンチに座る。
日に温められたのか、ほんのり暖かい。
座っても見て面白いものがないので、なんとなく空を見上げれる。
空は一つない冬晴れだった。
冬で空気が澄んでいるのか、いつも見る空よりきれいに見える。
別に面白いわけでもないのだが、なんとなくずっと見続けることが出来た。
しばらくすると、ポカポカ暖かいので眠気がやってきた。
いつもより早く起きたので、少々寝不足なのだ。
少し考えて、寝ることにする。
やることもないし。
目を閉じると、そのまま夢の世界に落ちていく。
どれくらい寝たのか、意識が覚醒する。
時間を見ようとスマホを取り出そうとすると、誰かが肩にもたれかかっていることに気が付いた。
待ち合わせをしていた彼女だった。
彼女は、規則正しい寝息を立てて気持ちよさそうに寝ている。
起こすべきか迷ったが、とりあえず今の時間を確認することにする。
スマホを見ると、まだ待ち合わせの時間の三十分前だった。
少し考えて、時間までこのまま寝かすことに決める。
別に急ぐこともないだろう。
もう一度彼女をみると、とても気持ちよさそうに寝ている。
これだけ気持ちよさそうに寝ていれば、起こすのは気が引ける。
彼女も、俺が寝ているのを見て起こすのをためらったのだろう。
空を見上げれば、さっきと変わらない冬晴れの空。
相変わらず、太陽が暖かい陽気を降り注いでいる。
寒がりの彼女とデートするにはいい空模様だ。
俺はそう思いながら、あくびをかみ殺すのだった