『冬休み』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【小さなキセキ】
名も無い息吹を感じて 予測している
明日は晴れるかな
数え切れない歩数が生きた証になって
景色は色褪せてく
冷たい12月の朝 窓の外に鳴るありふれた街音
未来ばかり求めて今や過去に蓋をして
俯いた自分を消してきた
ある日キミは言ったね
青い空だけじゃ眩しすぎて疲れると
思い出したんだ 俯いたとき
そこには一輪の小さな花が咲いていたこと
幸せなときにしか見えない光があるなら
苦しいときにしか見つけられないキセキがある
ほら 見上げてみてよ 澄んだ夜空なら眩しくないでしょ
そこに映る月や星は太陽よりも輝いて見えた
心にそっと触れる優しい瞬きに見守られながら
小さなボクらは生まれたんだ
冬休み
小さい頃は「楽しみ」だった
今はなんとも思えない
成長すると感覚が変わってしまった冬休み
冬休みは学校がないから家でゲームばかりだ。あの人は冬休み、どう過ごしているのかな。友達と遊んだりバイトしたりしているかな。学校で会えるのは、お正月が明けてからだから、もうちょい先だ。短いようで長いな。待てないよ。寂しいよ。あの人も、同じ気持ちだったらいいのにな。
ハウ・キャン・アイ・ビー・シュアー?
女の子たちは、いつも自由だった。
なぜなら、背中に翼が生えていたから。
彼女らは、何も恐れるものがなかった。
『自分たちは永遠に子供だ』
誰もがそう信じて疑わなかった。
大人の女は汚れている。
汚らわしい、大人になんてなりたくない。
大人の背中には翼がないもの。
銃撃も、爆撃も、国境も、民族もない。
女の子は、いつだって魔法の力を持っている。
巨大な黒い雲が世界を覆っても大丈夫。
彼女らは雲の上の世界で茶会をしているから。
『私たちは空から来たんだよ』
だけど、女の子はお母さんが大好き。
大人の女でも、お母さんだけは特別。
でも女の子の国にお母さんは入れない。
強暴な蛇が大人を食べてしまうから。
どうして私はそう思えるんだろう?
ここには、目を覆いたくなるような重なり合う死、死、死、死、死。
冬休み
高校初めての冬休みがはじまった。
課題は早めに終わらせる派だ。だからもうない。
友達がいないから家にこもろうかな。
寒いし、外に用はない。
それでも僕は冬休みが好きだ。
なんたって、窓の外には宝石のようにキラキラしている雪が四六時中降っているのだから。
冬休み長いところと短いところあるのなんで?
皆長くて良いじゃん( ᷄ᾥ ᷅ )
(この気持ちわかる人居ますか…)
長期休みって何かと過ぎ去るの早いですよね。
課題も終わらないことがほとんどだし…😔
クリスマスに、年末年始。
クリスマスパーティにプレゼント、カウントダウンにお年玉。
ケーキにチキン、おせちにお雑煮。
そんな楽しい事を、想像をしながら。
いつものように、仕事や課題に追われるよ。
...今日も皆さん、お疲れ様です。
---二作目---
短い冬休み。
一年前までは有り余っていた時間が
あいつと過ごすことにより、簡単に溶けていくから、短いと感じるようになったのかもしれない。
でもそれだけ、この休みの期間が楽しくて、幸せなものだと自分でも感じているのだろう。
少し前の自分が見たら、きっと驚かれるだろう。
クリスマスが過ぎて、次は年末年始。
まだあと数日あるけれど、あいつと年を越せると思うと楽しみで仕方がない。
ふふ、さてさて。
明日は何をして過ごそうか。
#冬休み
163作目
もう冬休みだね
それなんだけど、と木野さんが一拍おいて話し始めた。
「文化祭から、君といると心が休まないの。もちろん君は悪
くないんだけどね。
隣の席になったのも、毎日連絡が来るかそわそわするの
も、今何考えてんのって思うのも、ちょっと手が触れちゃ
うのも、ぜーんぶ心臓がドキドキして止まんないの。」
だから、と言って僕は最愛の彼女に冬休みいっぱいのお預けをくらったのだった。
「しばらくは、私の心臓も冬休みするの」
冬休み
白い半紙に ボトッと墨汁の筆を乗せる。
簡単な漢字で 『山』 『川』 『小』など
「う~んどの字が良いかなあ...」
私は、半紙を掲げて 見比べる。
「よし!これに決めた!」
私は、『山』と言う漢字を選択する。
漢字が決まったら ひたすら
『山』『山』と同じ漢字を書き続ける。
右と左の直角の部分が曲がった。
真ん中の線が長くて バランスが悪い
次々と書いては、決め 消去して行く
そしてとうとう....
一番 バランス良く書け 墨の筆圧が濃い
一枚を選ぶ
「これに決めた!」私は、乾かす為に
床に広げる。
私は、上から見下ろし
へへんと得意気に鼻の下を擦った。
指先に付いた墨が 鼻の下に移った。
冬休みの宿題
書き初め終わり!!
受験勉強真っ只中。
勝ち組目指して冬休みなんて言ってらんない。
ってカンカク、もう古い?
後3日で終わる今年も…
後3日…もし会えたなら…
良い歳へ…
いいはずみへ…
だけどさぁ…
稲垣潤一さんが今年古稀を迎えた
僕にもドラマティックな雨が降れば…
明日…いつも坂道で会える気がする…
心潤す優しい雨が降れば…
あの丘に
ふたり傘を返しに行けるのに…
あいたい…あいたい…ミーチャンにあいたいよ…
神様なんて信じてないけど…
もしいるなら…
神様お願いだからさぁ
肩並べて寄り添い歩ける雨を
ふたりに降らして…
冬休みの話を同僚がしている。どこへ行くだとかどこにもいかないとか。話している姿が楽しげで冬休みそのものよりも予定を立てているときのほうが幸せなのではないかとふと思う。なにか予定を立ててみようかと楽しげな話し声に引きずられて考える。誰に話すでもなくただなんとなくどこかへ行ってみるのもいいかと思いながら、結局思うだけでどこにもいかないまま日々を送るのだろう。そんなもんだよなと自分の不精を実感する。
冬休みはアレやってコレやってーと
テンション爆上がりの
楽しみな計画がてんこ盛りだった
だけど、何で?
「ゲホッゲホッ。まじすまん…」
「予約のキャンセルは任せとけー。てか今すぐ寝ろ」
いざ始まってみれば
冬籠り&強制的寝正月が確定の
ながーい休暇
#冬休み
人生における永い冬休みから抜け出せない滑稽な自分がいる。
冬休み
なんにもしない冬休み
こたつからも出たくない
部屋もあたためて
紅茶飲んだりアイス食べたり
のんびり冬休み
ここに猫がいたら最高なのに
冬休み
雪の向こうに君を見る
君は手を振って僕の手を取る
今年のタスクはもうおしまい
掃除もしたし勉強も少しお休み
しばし君と雪の中
はしゃぎまわりたい
たくさん遊んでたくさん休んだら
また新しい日常に戻っていくのだろうけれど
今はただ
全部忘れて満喫したい
♯冬休み
あまり長くないウィンターホリデイ
休みが始まった時はもっと長くてもいいのに、、
っていつも思っているけど
休みが続くにつれだんだんと寂しさが溢れてくる
、、、何故だろう?苦手な人もいて怒りが噴火しそうに
なるけど会わない日が増すほど心の中に隙間が増える
大好きなウインターホリデイ
大好きなスノボーも出来て家でぬくぬく出来る
でも、それ以上にあのクラスの雰囲気が好きだった
学校もしばらく休み。楽しい。嬉しい。でも友達に会う機会が減るな。悲しい。でもそれより彼に会えない。遊びにも誘えない。辛い。
「片思い、辛い。」
お題『冬休み』
楽しかったね
冬休み…
みんなで初詣に行ったね
一例に並んでお参りをしたね
「来年も一緒に初詣するぞ」
そう言ってくれたのに
バラバラになってしまった仲間たち
大人になった今
あなたたちは
何をしていますか?
幸せですか?
あなたたちと過ごした
あの頃の冬休みは
今でも
心の片隅に残っている
素敵な思い出
【冬休み】#52
「会いたい、会いたい、会いたい」
私のノートに書きなぐった字。
「会いたいよ〜!」
私は自分の机を勢い良く叩いて叫んだ。
勉強も身に入らない。
冬休みになって、クラスに行くこともなくなって・・・
大好きなさとるくんに会えなくなっちゃった・・・。
せっかく最近仲良くなってきたのに・・・。
私は冬休みを恨む・・・。
連絡先、聞きたかったな。恥ずかしくてきけなかったけど。
気分転換に、なくなりかけのシャーペンの芯を買いにコンビニへ向かう。
会計を済ましてコンビニのドアから出ようとした時。
「あれ?みなみちゃん?」
名前を呼ばれる。
「さ、さとるくん!!」
コンビニに入ってくるさとるくんと遭遇する。
完全に油断していた私は素っ頓狂な声で反応してしまう。
「あ、さ、さとるくんっ、わ、私はシャーペンの芯買いに来たんだ、さとるくんもコンビニに用?!」
勢い良く畳み掛ける私にびっくりした様子のさとるくん。
「うん、ノート買うついでに新発売のお菓子買いにきたんだ」
「あー、お菓子好きって言ってたもんね!」
さとるくん、いつも話しに行くとお菓子分けてくれるから好き♪
「ちょっと待ってて?お菓子買ってきたら分けてあげる」
そう言われて、ドキドキしながら待つ私。
コンビニに来てよかった!!
「はい、これ、コーラキャラメルだって!」
渡されたお菓子は、ちょっと微妙なものだった。
「これ・・・?」
不審そうに包み紙を見る私に、さとるくんは目を輝かせて言う。
「パチパチしたキャンディーが入ってて、中にはコーラグミが入ってるんだって美味しそうだよっ」
「へ、へー」
恐る恐る口に入れると、パチパチしたキャンディーとキャラメル、それに中の柔らかめのグミがちょうどよく良く絡まって美味しかった。
「おいしーこれっ」
私がそう言うと、「そうでしょ?」と笑顔で得意げな顔をするさとるくん。可愛い。
「じゃあね!」
そういうさとるくんを笑顔で手を振って見送る。
あれ・・・?
何か聞こうと思ってたような・・・?
あっ!連絡先!!
と思ったときにはさとるくんの姿はなかった。
「まぁ、会えたからいっかぁ」
私はもう一度コンビニへ美味しかったコーラキャラメルを買いに入ることにしたのだった。