『冬のはじまり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
冬のはじまり 空気に溶けすぎて 誰も誰も私を
見つけること出来ない
喫茶店の高窓の空が 青く青く 遠くて
私だって空を触ること 出来ない
君のきれいな空想を分けてくれないかな?
出来ないことばっかりじゃ嫌になるから
君のきれいな言葉を甘いメロディーにのせて
青空に泣く涙を振り払いながら
君の言葉だけを歌う、セイレーンになるよ
君の言葉だけが響く、冷たい冬のはじまりの日に。
夜のとばりと共に舞い降りた、暗く凍てつく空気を呼吸よりも先に肌で感じ取る。凍える潮風に皮膚が湿って、だんだんと体温を奪われていったその時に、やはり私の鼻先に煙草の煙が燻る。湿り気で身体が冷えているから、皮膚にも紫煙がまとわりついて、より匂ってくる。
塩竈に居た祖父と伯父どちらか忘れたか、帰省から戻る私たちを夜にも関わらず、煙草を咥えたまま見送ってくれた。その時の残り香が私の記憶に染み付いたかもしれないが、本当に2人が寒空の中、家族の帰る姿を見届けたのか、記憶が霞んではっきりとは覚えていない。
どうであれ、星のまたたきがひどく目に刺すほどに眩しい凍空の下にいると、潮騒に応える彼らの喫煙が私の鼻腔をくすぐってくる。幼い頃の走馬灯に灰吹かす白煙が薫ってきたら、冬のはじまりだ。
(241129 冬のはじまり)
──冬のようなひと。
隣を歩く同居人の吐く息が白い。優しく息を吐き出して見ると、同じように白くなった。
どうやら、いつの間にか冬がやってきたらしい。
この馴染みの散歩道が雪景色に変わる日も近そうだ。石畳に雪が積もると、翌日凍って滑りやすくなるから、散歩には困るけど。
ああでも、同居人には雪がよく似合う。隣をちらりと見て、灰色のマフラーに口もとをうずめている姿が雪の舞う中を歩く姿を想像する。……やっぱり寒がりだから出歩かないかもな。
「すっかり冬だなあ」
並木も早々に葉を落として次の春へと力を蓄えている。時折落ちている枯れ葉が、踏むたびに乾いた音を立てた。
「……少し前まで夏のような気温だったというのに」
「ははっ、寒かったり暑かったり忙しないもんな」
「体調を崩しやすくなるから嫌なものだ」
朝夕の気温差が十五度を超える日も多い。季節の変わり目に風邪をひきやすい人からすれば、恨めしい季節に違いない。
「……冬は嫌いではないが」
「ん?」
「氷魔法は有利になる」
なるはど、魔法の話か。確かに冬に氷魔法使いと戦うのはごめんだ。
「俺も冬は好きだな」
「寒がりではなかったか」
「ん、なんかお前っぽい」
「季節と人間を並べるのはどうなんだ」
「えー、灰色とか水色だし、似てねえ? あと、冷たいけど綺麗で優しいとこかな」
「……そうか」
小さな声だった。
冬の曇天の色をしたマフラーに隠れた頬が色づいていることを、たぶん俺だけが知っている。
(冬のはじまり)
寒さはとっくに冬を伝えているけれど、まだ雪は降っては溶けてを繰り返して、積もってはいない。雪が降ったら歩きづらいし眼鏡がぬれるし面倒なんだけれど、ちょっと「冬になったんだな」とわくわくしてしまう。雪国だから雪は見慣れてるけれど、でもたまにロマンチックだと思う。
今日の外はいつもより寒くて、雪が少し降っていた。
もう冬が始まったんだなって実感が湧く。
クリスマスも、もうすぐなんだよね。
恋人たちが仲良く過ごすクリスマス。
なんだか、切ない気持ちになる。
11月も充分寒いけど、12月が目前になると冬のはじまりだなあと思う。
秋から冬になるこの時期はなんといっても風邪引きさんが多くなる。
ゆっくり休むために湯たんぽとかで温めたお布団に入ろう。
栄養のあるあたたか〜い食べ物飲み物もいいね!
他にもいろいろ風邪予防のアドバイスはあるけど、今言うのはこれだけ。
とりあえずはあったかくしよう。冬を元気に乗りきるために。
今年の冬はたぶんもう始まってるから。
ぽっと朧気な灯火が灯る。人々はえりに首をうずくめて、足早に通り過ぎて行く。そんな中、1人だけ時が止まったかのようにぽつりと立ちすくむ少女がいた。たった1人、不自然なまでに突っ立っているその様子はそこだけまるで異次元のようだ。しかしそんな少女には誰も見向きもしない。否、見えないのだ。誰も少女を見ることは出来ない。
淡雪がしんしんと降ってくる。今年も冬がやってきた。「来ーたよ♪」少女は嬉しそうに雪を降らす。少女の正体はなんと冬の精霊だったのだ。
少女がくるくるとステップをふむとたちまち灯火が道にやどる。それは初雪を告げる暖かな、眩しい冬の光だった。
zene
ピリリと頬を風が打つ
ブルルと背中が震える
数分で指先に痛みが走る
空が高く澄んでいる
空色は儚いブルー
目を凝らすと速い雲の流れ
ヒラヒラと服は舞
クルクルと巻き付く手縫い
ビヨヨーンと電線が揺れる
昼間でも部屋は薄暗く
陽差しを求めて椅子移動
暖をとる膝掛け
コタツを恋しく思う
蜜柑を恋しく思う
団欒を恋しく思う
今日この頃
〜 冬のはじまり 〜
冬のはじまり
始まりましたよ、ブラックフライデーセール。
日本関係ないじゃんと思いきや、こういうセールは大いに便乗してもらいたいものですね。
私もさっそく、某薬局のポイントセール利用させてもらいました。
それにしても、私の財布の中身を見た人全員が、これおばちゃんの財布の中身だろって思うくらい、レシートやらポイントカードやら割引券やら。
かつやさん毎回100円引き券くれて嬉しいです。
冬関係ありませんでしたね笑
たまに見ないとと、皆さんの冬のはじまりをパッパッと見させてもらいました。
相変わらず丁寧で素敵な文ばかり。
そう、私と比べちゃ失礼なので比べません。
その才能寄越せ!
そう思ったのもナイショです。
私は冬のはじまりを感じるとなると、水の冷たさでしょうか。
顔や手を洗ったり炊事をするときに、あぁもうお湯使わないとダメだなぁ、そう思うと冬ですね。
田舎にいた頃は秋から無理でしたが、今は秋までは水でいけるかなと。
あとはクリスマスですかね。
クリスマスケーキの予約があちこちで目立つようになると、冬なんだなと感じます。
昔から冬は書き入れ時なんです。
だから体調も含めてより気をつけないといけません。
あとは、子供がしがみついてきやすくなります。
寒いんでしょうね笑
振りほどこうと左右に暴れてみると、キャッキャと笑いながら楽しんでいますが、汗かかすと風邪になりやすいので、程々にしないと怒られますから、皆さんはお気をつけて。
あとは、なんといってもこたつですね。
私の部屋の暖房器具はこたつのみです。
しかも2人用の小さめのやつ。
一応4人入れますけど、足はバトルロイヤルが始まるかと。
それを毎年布団代わりに使っています。
誰も一緒に入る人いませんから独り占めです。
たまには誰か一緒になんて思ったところで、誰も来やしません。
書いてみると、色々な冬のはじまりがあるんですね。
冬ですねぇ、そうですねぇ。
そんなほのぼのとした会話を誰かとできたらいいなぁと思う今日この頃。
寒くともアイスは食べたくなるものです!
もうそろそろ冬の始まりですね。
私と彼氏の関係は終わりそうですけどね。
みなさんはクリスマスは恋人と楽しく過ごしてくださいね。
「冬のはじまり」
段々寒くなって、冬を感じるようになる。
シャツ1枚では辛くなって、上着を羽織るようになった。
息が、白くなった。
水仕事が、辛くなってきた。
雪国だから、車のタイヤ交換もしなきゃいけない。
年末も近いし、少しずつ大掃除もしなきゃだけど、天気が悪いからなかなか捗らない。
生活のそこかしこで冬を感じてる。
でも、一番は。
冬毛のネコを抱きしめて、暖をとるようになる事。
でも、ネコも肉球は毛がないから冷たいんだよね。
それで、その肉球を人に押し付けて、自分は暖まるんだけど、こっちは冷たくて「ひゃ~っ」てなる。
誰もいない時は、合掌するように手合わせてるし。
しかも、寒いのにヘソ天で、薄目開けて白目むいてたから、母は慌ててた。
でも、それも又いつもの冬。
誰かに掛けてもらったかのように、凄く上手に掛け布団掛けて寝てる姿とか、点いてないストーブの前で丸まってる姿とか。
いつものツンデレも、ちょっと寒さには負けてしまうみたいで、やたら増えるスリスリが堪らない。
もう、愛しくて、可愛くて。
しみじみ、幸せと冬を同時に感じてる。
「冬のはじまり」
冬のはじまりに、僕は寒い中、綺麗な絶景を見たいと思い、見に行った。
そこは、雑誌やSNSで見た時よりも綺麗な絶景だった。
「やはり実際に見たほうが感動するなぁ」
僕は、絶景を見ながら呟いた。
冬のはじまりに、綺麗な絶景を見れて、良き思い出になったと僕は思った。
っめたい風に吹かれ、ほんとうに会いたい人が誰か 気づいた
目が覚めたら道路の端に雪が積もってて、ツンと冷たい空気に灯油の燃えた匂いがすると、冬が始まったなぁと感じる
もうすぐ冬がはじまる。
私の時期。
この雪山を支配できる時期。
そうだ、この雪山に入る者を捕まえて放り出すんだ。
冬の山には二度と入れないようにたっぷり驚かしてから放り出すんだ。
早速誰かが雪山に入り込んできたのを察知し、驚かす為に住処の戸を開ける。
迷い込んだ者を誘い込む為に。
雪山の冬のはじまりは、今まさに始まった。
(冬のはじまり)
雪女のオマージュ、最初の驚かされる人は誰なんだろう?
ここ南国にも確実に冬はやってくる。
日の入りがだんだん早まってきて
この時間でもう辺りは暗い。
少しずつ足の指先が冷える。
気がつくと肩が寒い。
冬のはじまりだ。
ヒーターを押入れから出す。
湯タンポも出す。
シーツも冬用に変える。
冷やさないように靴下は二重。
冬は冷えとの戦いだ。
今年こそは冷え性を改善したい。
#230
今日「あの頃君を追いかけた」っていう映画を見た。
恋愛はタイミング。
好きと伝えるタイミング
好きになるタイミング
想いを聞くタイミング
これまで好きと伝える前に好きだった子が付き合った報告受けたり、自分の相談相手に好きな人を取られたりと色んな恋愛経験をしてきた。
あの時早く告白してたら、後悔せず次の恋に進めていたんだろうな、
あの時あの子より早く告白していたら、もしかしたら付き合えたんだろうな、
恋愛って難しいよね。タイミングって難しいよね。
それでも、好きな人と付き合えるって最高の幸せなんだね
この映画を見て昔の淡い青春を思い出して、少しばかりの後悔や少し大人になった自分に感心した。
かぼちゃの煮物が美味しくなってくるころ
ケーキとおせちのチラシが目立ち始める。
店に並ぶゆずを見て いつかの柚子風呂を懐かしく思い、
足元から吹き上げる木の葉に過ぎゆく秋を見る。
ひたひたと近づく冬の気配に、クリスマスを今か今かと待つような、
そんな時期はとうにすぎてしまった。
こんなにも、寒いものだったろうか。
マフラーに顔を埋め、
帰り道に漂う鍋の匂いに足を速める
冬の始まり
沖縄には雪がないから
皆が冬服着始めたら冬
カイロをポケットに忍ばせて
首とか頬まわりとかで
寒さをしのぐんだけど、
よゆーで寒い
_冬のはじまり_
はるばる遠くに行った気持ち
淡いピンクな思い出たち
懐かしく思えるあの暑さ
煩わしくてもまた恋しい
飽きもせずに季節は変わりゆく
泣いても笑ってもまた昨日
白い床の上で喚き散らす
また会えると信じて
――サメの言うことにゃ、
冬のはじまり