『冬のはじまり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ぽっと朧気な灯火が灯る。人々はえりに首をうずくめて、足早に通り過ぎて行く。そんな中、1人だけ時が止まったかのようにぽつりと立ちすくむ少女がいた。たった1人、不自然なまでに突っ立っているその様子はそこだけまるで異次元のようだ。しかしそんな少女には誰も見向きもしない。否、見えないのだ。誰も少女を見ることは出来ない。
淡雪がしんしんと降ってくる。今年も冬がやってきた。「来ーたよ♪」少女は嬉しそうに雪を降らす。少女の正体はなんと冬の精霊だったのだ。
少女がくるくるとステップをふむとたちまち灯火が道にやどる。それは初雪を告げる暖かな、眩しい冬の光だった。
zene
ピリリと頬を風が打つ
ブルルと背中が震える
数分で指先に痛みが走る
空が高く澄んでいる
空色は儚いブルー
目を凝らすと速い雲の流れ
ヒラヒラと服は舞
クルクルと巻き付く手縫い
ビヨヨーンと電線が揺れる
昼間でも部屋は薄暗く
陽差しを求めて椅子移動
暖をとる膝掛け
コタツを恋しく思う
蜜柑を恋しく思う
団欒を恋しく思う
今日この頃
〜 冬のはじまり 〜
冬のはじまり
始まりましたよ、ブラックフライデーセール。
日本関係ないじゃんと思いきや、こういうセールは大いに便乗してもらいたいものですね。
私もさっそく、某薬局のポイントセール利用させてもらいました。
それにしても、私の財布の中身を見た人全員が、これおばちゃんの財布の中身だろって思うくらい、レシートやらポイントカードやら割引券やら。
かつやさん毎回100円引き券くれて嬉しいです。
冬関係ありませんでしたね笑
たまに見ないとと、皆さんの冬のはじまりをパッパッと見させてもらいました。
相変わらず丁寧で素敵な文ばかり。
そう、私と比べちゃ失礼なので比べません。
その才能寄越せ!
そう思ったのもナイショです。
私は冬のはじまりを感じるとなると、水の冷たさでしょうか。
顔や手を洗ったり炊事をするときに、あぁもうお湯使わないとダメだなぁ、そう思うと冬ですね。
田舎にいた頃は秋から無理でしたが、今は秋までは水でいけるかなと。
あとはクリスマスですかね。
クリスマスケーキの予約があちこちで目立つようになると、冬なんだなと感じます。
昔から冬は書き入れ時なんです。
だから体調も含めてより気をつけないといけません。
あとは、子供がしがみついてきやすくなります。
寒いんでしょうね笑
振りほどこうと左右に暴れてみると、キャッキャと笑いながら楽しんでいますが、汗かかすと風邪になりやすいので、程々にしないと怒られますから、皆さんはお気をつけて。
あとは、なんといってもこたつですね。
私の部屋の暖房器具はこたつのみです。
しかも2人用の小さめのやつ。
一応4人入れますけど、足はバトルロイヤルが始まるかと。
それを毎年布団代わりに使っています。
誰も一緒に入る人いませんから独り占めです。
たまには誰か一緒になんて思ったところで、誰も来やしません。
書いてみると、色々な冬のはじまりがあるんですね。
冬ですねぇ、そうですねぇ。
そんなほのぼのとした会話を誰かとできたらいいなぁと思う今日この頃。
寒くともアイスは食べたくなるものです!
もうそろそろ冬の始まりですね。
私と彼氏の関係は終わりそうですけどね。
みなさんはクリスマスは恋人と楽しく過ごしてくださいね。
「冬のはじまり」
段々寒くなって、冬を感じるようになる。
シャツ1枚では辛くなって、上着を羽織るようになった。
息が、白くなった。
水仕事が、辛くなってきた。
雪国だから、車のタイヤ交換もしなきゃいけない。
年末も近いし、少しずつ大掃除もしなきゃだけど、天気が悪いからなかなか捗らない。
生活のそこかしこで冬を感じてる。
でも、一番は。
冬毛のネコを抱きしめて、暖をとるようになる事。
でも、ネコも肉球は毛がないから冷たいんだよね。
それで、その肉球を人に押し付けて、自分は暖まるんだけど、こっちは冷たくて「ひゃ~っ」てなる。
誰もいない時は、合掌するように手合わせてるし。
しかも、寒いのにヘソ天で、薄目開けて白目むいてたから、母は慌ててた。
でも、それも又いつもの冬。
誰かに掛けてもらったかのように、凄く上手に掛け布団掛けて寝てる姿とか、点いてないストーブの前で丸まってる姿とか。
いつものツンデレも、ちょっと寒さには負けてしまうみたいで、やたら増えるスリスリが堪らない。
もう、愛しくて、可愛くて。
しみじみ、幸せと冬を同時に感じてる。
「冬のはじまり」
冬のはじまりに、僕は寒い中、綺麗な絶景を見たいと思い、見に行った。
そこは、雑誌やSNSで見た時よりも綺麗な絶景だった。
「やはり実際に見たほうが感動するなぁ」
僕は、絶景を見ながら呟いた。
冬のはじまりに、綺麗な絶景を見れて、良き思い出になったと僕は思った。
っめたい風に吹かれ、ほんとうに会いたい人が誰か 気づいた
目が覚めたら道路の端に雪が積もってて、ツンと冷たい空気に灯油の燃えた匂いがすると、冬が始まったなぁと感じる
【冬のはじまり】
あー、やっぱりまだ夏服に薄いカーディガンで来た
ほうが良かったかな。
別に、暑くも寒くもない。
学校の冬のはじまりはここからである。
この二週間ほどの間に、教室は少しずつ紺色に染まっていく。ただ、最初の紺と最後の白が目立つという話。
心配性の母が
「今日から寒くなるって天気予報でも言ってたから!ねっ!」
と、冬用の制服を渡してきたので、仕方なく着た。
教室に一人、ぽつんと寒がりな私。
まぁ、母が私のことを想ってくれたということだから、良しとしておこうか。
自己解決を済ませ、数学の教科書とノートを出した。
もうすぐ冬がはじまる。
私の時期。
この雪山を支配できる時期。
そうだ、この雪山に入る者を捕まえて放り出すんだ。
冬の山には二度と入れないようにたっぷり驚かしてから放り出すんだ。
早速誰かが雪山に入り込んできたのを察知し、驚かす為に住処の戸を開ける。
迷い込んだ者を誘い込む為に。
雪山の冬のはじまりは、今まさに始まった。
(冬のはじまり)
雪女のオマージュ、最初の驚かされる人は誰なんだろう?
ここ南国にも確実に冬はやってくる。
日の入りがだんだん早まってきて
この時間でもう辺りは暗い。
少しずつ足の指先が冷える。
気がつくと肩が寒い。
冬のはじまりだ。
ヒーターを押入れから出す。
湯タンポも出す。
シーツも冬用に変える。
冷やさないように靴下は二重。
冬は冷えとの戦いだ。
今年こそは冷え性を改善したい。
#230
今日「あの頃君を追いかけた」っていう映画を見た。
恋愛はタイミング。
好きと伝えるタイミング
好きになるタイミング
想いを聞くタイミング
これまで好きと伝える前に好きだった子が付き合った報告受けたり、自分の相談相手に好きな人を取られたりと色んな恋愛経験をしてきた。
あの時早く告白してたら、後悔せず次の恋に進めていたんだろうな、
あの時あの子より早く告白していたら、もしかしたら付き合えたんだろうな、
恋愛って難しいよね。タイミングって難しいよね。
それでも、好きな人と付き合えるって最高の幸せなんだね
この映画を見て昔の淡い青春を思い出して、少しばかりの後悔や少し大人になった自分に感心した。
かぼちゃの煮物が美味しくなってくるころ
ケーキとおせちのチラシが目立ち始める。
店に並ぶゆずを見て いつかの柚子風呂を懐かしく思い、
足元から吹き上げる木の葉に過ぎゆく秋を見る。
ひたひたと近づく冬の気配に、クリスマスを今か今かと待つような、
そんな時期はとうにすぎてしまった。
こんなにも、寒いものだったろうか。
マフラーに顔を埋め、
帰り道に漂う鍋の匂いに足を速める
冬の始まり
たとえば、頬が冷たくなって
手を繋ぎたくなるような日
冬は はじまる
互いの息が白くなって
腕を組んでぬくもりを感じたいとき
冬は はじまる
澄み切った空気を吸い込むと鼻の奥が
つうんとして、涙目になるとき
冬は はじまる
ふと見上げた青空に
白いひこうき雲が一直線に走る
冬の冷たい空気を切り裂くように
まっすぐにまっすぐに走る
冬は はじまる
今年もはじまる
キリリとした冬
凛とした冬
冬は はじまる。
紫翠
沖縄には雪がないから
皆が冬服着始めたら冬
カイロをポケットに忍ばせて
首とか頬まわりとかで
寒さをしのぐんだけど、
よゆーで寒い
_冬のはじまり_
はるばる遠くに行った気持ち
淡いピンクな思い出たち
懐かしく思えるあの暑さ
煩わしくてもまた恋しい
飽きもせずに季節は変わりゆく
泣いても笑ってもまた昨日
白い床の上で喚き散らす
また会えると信じて
――サメの言うことにゃ、
冬のはじまり
【冬のはじまり】
吐く息が白く、手がかじかみ、とっても気分が沈む。実に冬。雪見だいふくでも貪って、炬燵でのんびり寝ていたい。風邪引くのとインフルエンザに罹るのはご勘弁。
街中を歩いていると、どこからか聴こえてくる軽快なクリスマスソング。一年の中で色んなイベントがあるけどこの季節は特に心が踊る。小さい時はサンタさんの正体を突き止めたくて、寝たふりしながら起きてたり笑そんなこともあったなぁ…今はそのかわいい夢を守ってあげる側になった。でも、ふとした時に本当にサンタさんいるんじゃないかって思うことがある。もし本当ならなにをお願いしようか?本物のサンタさんはどんな人なんだろうとか色んなことに想いを巡らせワクワクしている。これからやってくる冬本番!楽しみがたくさんありますよね。恋人と過ごす、家族でまったり。それぞれの過ごし方でクリスマスを満喫してください。それが終わると、すぐ一年が終わりまた新しい年がきます。来年はどんな年にしたいかどんなことにチャレンジしようか、たくさん考えてよき締めくくりができますように。
冬のはじまり
呼吸をして、息を吐いたものがこの目で見えた時。
ボクは冬のはじまりを感じる。
白い息は乾燥した寒い空気を具現化してるかのように見えて、
気づけば人は暖かい服を着て、温かい食べ物も食べて、
気づけばボクも暖かい服を着て、暖かい食べ物を食べている。
ボクは寒いのは苦手で、理由は朝起きるのが苦手になるから。
暖かいお布団にずっと入りたいし、でも外に出て冬の寒い空気を吸いたい。この複雑な気持ちを抱えながら毎年過ごしている。
冬は布団やこたつが愛おしく思う。
冬は暖かい食べ物も良いが、冬に食べるアイスも好きだ。
冬は今でも、外で食べる飲み物はアイスを選んでしまう。
外が寒がろうが、室内が暖かい関係なく、とにかくアイスを求める自分がいる。夏とは違う美味しさを感じるアイスはいつ食べも美味しい。
でもたまには熱い食べ物も、ホットも飲みたい。
本当に凄く寒くて凍えて、今から手から氷の魔法が使えるんじゃないかぐらい、体が冷えている時に、暖かい食べ物を食べると、いつの間にか全身から火の魔法が使えそうなぐらい体が暑くなる。
この二つの楽しみを冬は味わえるから楽しい、と思う。
その分、本当に朝が起きれないが、それも醍醐味だと思っている。
冬がはじまると、
外はイルミネーションで綺麗だし、
雪もかき氷みたいに美味しそうなぐらい降るし、
外が寒すぎて歯がカチカチ震えて鳴るし、
本当にミニスカートや短パンがとてつもなく寒そうに見える。
ボクはそんな冬が好きだ。
冬が来れば、一年の終わりを感じるし、始まりも感じる。
冬が来たら、人は凄く楽しそうだし、凄く大変そう。
冬が来ると、コタツの蜜柑が美味しく感じる。
冬は、寒いのに暖かい。
とにかく熱くて冷たい。
アイスもホットも美味しい。
冬って、本当に素晴らしいな。
なんて事を思いながら、今日も暖かい布団の中で眠る。
また明日、起きれたら起きてみよう。
起きれなかったら、そのまま寝ちゃえばいい。
だって、しょうがないじゃない。
冬の恋人はお布団なんだから。
では、おやすみなさい、また明日。
冬のはじまり
春…私は何も怖いものはなかった
寂しかったけど、私を縛る何ものもなく自由だった。
夏…無我夢中で走ってた。
生まれて初めてのドキドキ、眩しすぎて熱かった太陽に身体中火傷して傷だらけになった。
秋…傷を癒やすすべも分からない、孤独は唯一の相棒。
せめて私に魅せて…。
鮮やかな赤、幸せの黄色、優しい緑
艶やかな自然の無情さ。冷たい風に刹那の彩りは儚くて。
冬…まだ始まっていないのに秋は冬と連れ立って来る。漆黒の闇に星は煌めいて、オリオンが顔を出す。
燻されたような香りが冬のはじまりを知らせてくれる。
もうすぐ厳しい冬が来る。もう思い残すことは無い。生きたいように生きやりたい放題、振り返れば反省と後悔が怒涛のごとく溢れてくる。
寂しいけれど幸せだった。2度と春に巡り合わなくても、それでも良いの。まだ冬のはじまり、私の冬は未だ始まったばかり。今年の冬は長くなりそうです。