『冬のはじまり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
っめたい風に吹かれ、ほんとうに会いたい人が誰か 気づいた
目が覚めたら道路の端に雪が積もってて、ツンと冷たい空気に灯油の燃えた匂いがすると、冬が始まったなぁと感じる
【冬のはじまり】
あー、やっぱりまだ夏服に薄いカーディガンで来た
ほうが良かったかな。
別に、暑くも寒くもない。
学校の冬のはじまりはここからである。
この二週間ほどの間に、教室は少しずつ紺色に染まっていく。ただ、最初の紺と最後の白が目立つという話。
心配性の母が
「今日から寒くなるって天気予報でも言ってたから!ねっ!」
と、冬用の制服を渡してきたので、仕方なく着た。
教室に一人、ぽつんと寒がりな私。
まぁ、母が私のことを想ってくれたということだから、良しとしておこうか。
自己解決を済ませ、数学の教科書とノートを出した。
もうすぐ冬がはじまる。
私の時期。
この雪山を支配できる時期。
そうだ、この雪山に入る者を捕まえて放り出すんだ。
冬の山には二度と入れないようにたっぷり驚かしてから放り出すんだ。
早速誰かが雪山に入り込んできたのを察知し、驚かす為に住処の戸を開ける。
迷い込んだ者を誘い込む為に。
雪山の冬のはじまりは、今まさに始まった。
(冬のはじまり)
雪女のオマージュ、最初の驚かされる人は誰なんだろう?
ここ南国にも確実に冬はやってくる。
日の入りがだんだん早まってきて
この時間でもう辺りは暗い。
少しずつ足の指先が冷える。
気がつくと肩が寒い。
冬のはじまりだ。
ヒーターを押入れから出す。
湯タンポも出す。
シーツも冬用に変える。
冷やさないように靴下は二重。
冬は冷えとの戦いだ。
今年こそは冷え性を改善したい。
#230
今日「あの頃君を追いかけた」っていう映画を見た。
恋愛はタイミング。
好きと伝えるタイミング
好きになるタイミング
想いを聞くタイミング
これまで好きと伝える前に好きだった子が付き合った報告受けたり、自分の相談相手に好きな人を取られたりと色んな恋愛経験をしてきた。
あの時早く告白してたら、後悔せず次の恋に進めていたんだろうな、
あの時あの子より早く告白していたら、もしかしたら付き合えたんだろうな、
恋愛って難しいよね。タイミングって難しいよね。
それでも、好きな人と付き合えるって最高の幸せなんだね
この映画を見て昔の淡い青春を思い出して、少しばかりの後悔や少し大人になった自分に感心した。
かぼちゃの煮物が美味しくなってくるころ
ケーキとおせちのチラシが目立ち始める。
店に並ぶゆずを見て いつかの柚子風呂を懐かしく思い、
足元から吹き上げる木の葉に過ぎゆく秋を見る。
ひたひたと近づく冬の気配に、クリスマスを今か今かと待つような、
そんな時期はとうにすぎてしまった。
こんなにも、寒いものだったろうか。
マフラーに顔を埋め、
帰り道に漂う鍋の匂いに足を速める
冬の始まり
たとえば、頬が冷たくなって
手を繋ぎたくなるような日
冬は はじまる
互いの息が白くなって
腕を組んでぬくもりを感じたいとき
冬は はじまる
澄み切った空気を吸い込むと鼻の奥が
つうんとして、涙目になるとき
冬は はじまる
ふと見上げた青空に
白いひこうき雲が一直線に走る
冬の冷たい空気を切り裂くように
まっすぐにまっすぐに走る
冬は はじまる
今年もはじまる
キリリとした冬
凛とした冬
冬は はじまる。
©️紫翠
沖縄には雪がないから
皆が冬服着始めたら冬
カイロをポケットに忍ばせて
首とか頬まわりとかで
寒さをしのぐんだけど、
よゆーで寒い
_冬のはじまり_
はるばる遠くに行った気持ち
淡いピンクな思い出たち
懐かしく思えるあの暑さ
煩わしくてもまた恋しい
飽きもせずに季節は変わりゆく
泣いても笑ってもまた昨日
白い床の上で喚き散らす
また会えると信じて
――サメの言うことにゃ、
冬のはじまり
【冬のはじまり】
吐く息が白く、手がかじかみ、とっても気分が沈む。実に冬。雪見だいふくでも貪って、炬燵でのんびり寝ていたい。風邪引くのとインフルエンザに罹るのはご勘弁。
街中を歩いていると、どこからか聴こえてくる軽快なクリスマスソング。一年の中で色んなイベントがあるけどこの季節は特に心が踊る。小さい時はサンタさんの正体を突き止めたくて、寝たふりしながら起きてたり笑そんなこともあったなぁ…今はそのかわいい夢を守ってあげる側になった。でも、ふとした時に本当にサンタさんいるんじゃないかって思うことがある。もし本当ならなにをお願いしようか?本物のサンタさんはどんな人なんだろうとか色んなことに想いを巡らせワクワクしている。これからやってくる冬本番!楽しみがたくさんありますよね。恋人と過ごす、家族でまったり。それぞれの過ごし方でクリスマスを満喫してください。それが終わると、すぐ一年が終わりまた新しい年がきます。来年はどんな年にしたいかどんなことにチャレンジしようか、たくさん考えてよき締めくくりができますように。
冬のはじまり
呼吸をして、息を吐いたものがこの目で見えた時。
ボクは冬のはじまりを感じる。
白い息は乾燥した寒い空気を具現化してるかのように見えて、
気づけば人は暖かい服を着て、温かい食べ物も食べて、
気づけばボクも暖かい服を着て、暖かい食べ物を食べている。
ボクは寒いのは苦手で、理由は朝起きるのが苦手になるから。
暖かいお布団にずっと入りたいし、でも外に出て冬の寒い空気を吸いたい。この複雑な気持ちを抱えながら毎年過ごしている。
冬は布団やこたつが愛おしく思う。
冬は暖かい食べ物も良いが、冬に食べるアイスも好きだ。
冬は今でも、外で食べる飲み物はアイスを選んでしまう。
外が寒がろうが、室内が暖かい関係なく、とにかくアイスを求める自分がいる。夏とは違う美味しさを感じるアイスはいつ食べも美味しい。
でもたまには熱い食べ物も、ホットも飲みたい。
本当に凄く寒くて凍えて、今から手から氷の魔法が使えるんじゃないかぐらい、体が冷えている時に、暖かい食べ物を食べると、いつの間にか全身から火の魔法が使えそうなぐらい体が暑くなる。
この二つの楽しみを冬は味わえるから楽しい、と思う。
その分、本当に朝が起きれないが、それも醍醐味だと思っている。
冬がはじまると、
外はイルミネーションで綺麗だし、
雪もかき氷みたいに美味しそうなぐらい降るし、
外が寒すぎて歯がカチカチ震えて鳴るし、
本当にミニスカートや短パンがとてつもなく寒そうに見える。
ボクはそんな冬が好きだ。
冬が来れば、一年の終わりを感じるし、始まりも感じる。
冬が来たら、人は凄く楽しそうだし、凄く大変そう。
冬が来ると、コタツの蜜柑が美味しく感じる。
冬は、寒いのに暖かい。
とにかく熱くて冷たい。
アイスもホットも美味しい。
冬って、本当に素晴らしいな。
なんて事を思いながら、今日も暖かい布団の中で眠る。
また明日、起きれたら起きてみよう。
起きれなかったら、そのまま寝ちゃえばいい。
だって、しょうがないじゃない。
冬の恋人はお布団なんだから。
では、おやすみなさい、また明日。
冬のはじまり
春…私は何も怖いものはなかった
寂しかったけど、私を縛る何ものもなく自由だった。
夏…無我夢中で走ってた。
生まれて初めてのドキドキ、眩しすぎて熱かった太陽に身体中火傷して傷だらけになった。
秋…傷を癒やすすべも分からない、孤独は唯一の相棒。
せめて私に魅せて…。
鮮やかな赤、幸せの黄色、優しい緑
艶やかな自然の無情さ。冷たい風に刹那の彩りは儚くて。
冬…まだ始まっていないのに秋は冬と連れ立って来る。漆黒の闇に星は煌めいて、オリオンが顔を出す。
燻されたような香りが冬のはじまりを知らせてくれる。
もうすぐ厳しい冬が来る。もう思い残すことは無い。生きたいように生きやりたい放題、振り返れば反省と後悔が怒涛のごとく溢れてくる。
寂しいけれど幸せだった。2度と春に巡り合わなくても、それでも良いの。まだ冬のはじまり、私の冬は未だ始まったばかり。今年の冬は長くなりそうです。
昨日は1日中強い風が吹いた
これが俗に言う
「木枯らし」と言う
「冬のはじまり」を知らせる
突風だろうか…
我が家から見える山は、
ちょっと富士山を想像させる
綺麗な三角の頂上が春夏秋冬、
衣替えをしながら色々な景色を見せて
季節の移り変わりを見せてくれる…
今日は、頂上に厚い時雨雲がかかり
その雨が裾野にある我が家まで
冬の寒さを一気に運んでくる1日だった
「寒いね〜!」「ホント寒い!」
家族やご近所さん、馴染みの顔から
合言葉のように繰り返される会話…
肩をすくめ小刻みに足を踏みながら
これから来る冬本番に皆体を慣らして
いるように見えた…
寒さが無事に開けて来春も綺麗な
桜を皆元気に見られますように…
【冬のはじまり】
最近、すっかり寒くなった様に思う
毎年毎年、寒暖差が激しくなって来ていると思う
最近、車や道端の草に霜が降りるようになって来た
毎朝、車に付いた霜を除く作業を行う
大変だけど、これを行わないと
車を走らせられないから大事な作業だ
この作業を行っている時
最近、肌寒いなと感じる様になった時
ふと吐く息が白くなっていた時
冬のはじまりを感じる
子供の頃は
雪が降ることも
降りた霜を踏んで歩くことも
楽しみだったのに
雪が降ることも
霜が降り、白くなることも
面倒くさいと嫌だと感じる様になってしまった
きっと、大人になってしまったのだろう
あぁ、これから
きっと、冬になることが
だんだん億劫になっていくのだろう
あぁ、これ以上大人になりたくなぁ
早く春になれば良いのになぁ
気がついたら寝る時に毛布が手放せなくなっていた。ちょっと前までは風呂上がりなどは服を着ていることすら暑いと感じるほどだったにも関わらず。
気がつけば机にもこたつ用の布団が被せられ、風呂上がりにはストーブをつけていないとやっていられなくなってしまった。
コンビニの新商品を見ても鍋やらおでんやらあったまるものが多く出てきている。
もう冬の始まりだ。
次は暖かい羽毛布団の出番だろうか、それともコタツの電源を入れる日が先になるのか。
冬本番はすぐそこだ。
窓の外から重いものが落ちる音がして目が覚めた。
いつのまにか日も短くなってしまって、いまが朝か夜か見分けがつかない。まぶたを無理やり上げてカーテンを開けると、昨日とはまるで違う銀世界に目を剥く。もうすっかり冬じゃないか。
冬の、肺を凍てつかせる空気が好きだ。吸った瞬間に体中霜が降りるような心地は寝覚めが良い。暖房を切って、脇の下で丸くなる猫と寄り添う時間が何よりも幸福だ。
降り積もった雪で窓の半分が埋まっていると、なんだか自身がもぐらか何かになった気分になれるのも楽しい。誰の足跡もない雪を踏みつけるたびに消耗する体力、感覚の無い手足や耳、身震いさえないほど冷え切った体。真っ白の視界の中でたった一人枝を燃やすと、そこだけ黒い煙が上がる。
それさえ何故か愛おしいのだ。
何の生命の匂いもしない季節。
冬が始まっていた。
空白を愛でる、静寂を聴く。
冬のはじまり
自販機が
冷たいから
ホットに入れ変わった瞬間
冬はもうそこまで
来ているんだと実感した
なぜかわたしは
今年初のホットコーヒーを買って
家でこたつに入りながら
ホットコーヒーを
飲んでいると
天気予報の時間がやってくる
すると
北海道で初雪が降ったと
天気予報のお姉さんが
少し驚いた表情で伝えている
外気が
寒くなればなるほど
冬の音楽も
なんだか恋しくなって
無性に聴きたくなる
冬のバラードには
素敵な音楽がいっぱいで
目を閉じて聴いていると
好きなひとと
手をつないで
温め合ったりもした♡
冬のはじまりは
体温に感じながら
一気に襲いかかってくる
狼の群れのような気持ちになった
肌寒くなってマフラーを新調しようか悩みつつ
久しぶりに私の一番好きなクリスマスソングをかける
明るいのにどこか切ないイントロに
胸がぎゅっとなったら、冬のはじまり
『冬のはじまり』