『冬のはじまり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
冬のはじまり
それは雪合戦にクリスマスにイルミネーション
綺麗な景色や楽しいことが始まる予感がする。
冬のはじまり
青森県の上の方はもう雪が結構積もってます。
お友達と雪だるまを作りました。
この青春を、大切に。
冬のはじまり
冬のはじまり。冬を告げる異常な寒さと、雪と、イルミネーション。あー。今年も冬がやって来る。でも、今年の私の冬は、例年とは、何もかもが違う。そう。なんてたって、今年は、結婚前提の同棲を初めた、愛する彼氏と過ごす冬だから。いつもの、1人寂しく帰る帰り道の冬とは違うし、家に帰ったら、毎日、愛する彼氏がお出迎え。今年の冬は、愛する彼氏と温め合う事も、一緒に年越しのカウントダウンをして、一緒に年を越す事も出来る。そして、今年の冬は、例年よりもイベントがいっぱい。まず、来週には、二人で、リフレッシュ休暇でお仕事を休み、二人きりでディズニーへ。その後は、三日間にわたるクリスマスパーティー。クリスマスイブには、前々から約束してたよみうりランドのイルミネーションに二人きりで行く。もう既に冬が楽しみだ。例年ならは、年末年始は、祖父母宅に、従兄弟等皆で集まるが、今年の私は、彼氏とずっと一緒に家にいる事を希望した。だって、愛する彼氏だもん。出来る事ならば、一時も離れたくないもん。今年は、愛する彼氏と毎日一緒やに過ごす幸せな冬。
「この歌をおわらせないで」
まだだ、まだ曲を止めるな。
ルノアの合図はラシーアに届いたか。
確かめるすべもなければ、状況を伝えてくれる者もいない。
この歌劇が幕を下ろせば、すべての徒労は泡沫と帰す。それだけは、何としてでも避けねばならない。
『安心して。わたしが公爵の気を引きつけるから』
彼女の言葉を信じて我々は“ 要塞 ”へ向かう。
公爵が少しでもこちらの動きに気付けば、人質もラシーアも無事では済まない。
『気をつけて、未紗ちゃん! その先は――』
寸時に聞こえた彼の声も、またノイズに掻き消されてしまう。要塞の発するジャミングウェーブだ。
「シェジフくん? シェジフくんッ!!」
未紗はインカムを握り締めて叫ぶ。返答はない。
もともと秘密通信支部局であった【シドルベイ】の事だ、外部からの傍受対策をしていない筈などないことは容易に想像できていたのだが。
「通信が途絶えた……どうしよう、中の状況が分からない」
要塞への防壁は三十層と隔てられており、一層一層の権限名も異なっていて厳重なセキュリティで閉ざされている。
しかし足を止めていては人質救出までに間に合わない。事は一刻を争うのだ、未紗に逡巡している時間はなかった。
「頼むラシーアさん……もう少しの間耐えてくれ」
ガラスの靴がなければ演者は踊れないと、誰が云った? こちとら砲撃に耐える鉄甲の躰もあれば、翔ぶための翼もある。
彼女が地底の劇場で舞うのなら、こちらは空の壇上で躍り狂おうじゃないか。
「術式展開――“ 剪逆 ”!!」
時計の針は“ VII(ジューテ) ”の方角を指し示す。
踊り出しに合わせて翼はさらなる機銃を展開する。
未紗の銃剣に閃雷が迸る。
「さあ、公爵……子供たちを返してもらおうか!」
耳をつんざく轟音――。
壁は一気に貫き灼かれ、辺りを豪炎が覆い尽くし、あとは鈍いばかりの余韻が脳を、躰を軋ませる。
何層の防壁も、如何なる鋼鉄の轍も、天地を越えた協奏の劇を前にすべては無力な鉄屑と化す。
未紗とラシーア。たとえ手を取り共に踊れずとも、二人の目が捉える敵は同じだから。
“ たとえ傍にいなくとも、あなたと同じ旋律で。 ”
2023-11-29
(2023-11-28のお題「終わらせないで」を使用させていただきました)
冬の始まり
雪景色が思い浮かびます…
雪の上…
あなたと寝転んで…
空をボーっと
眺めています…
あなたとの
冬の始まりを感じます…
【冬のはじまり】
小さいころは
寒いとか暑いとか
そんなに気にしてなくて
いつからなんだろ
季節を気にしだしたの
秋になったら
このままがいいー
これ以上寒くならないでー
エアコンのいらない季節がいいー
と
毎年声に出して言ってる気がする
風が冷たくなってきて
朝晩寒くなって
北海道に初雪が降ったニュースを聞いて
顔を洗う水がどんどん冷たくなって
少しずつ
仕方なく
冬のはじまりを肌で感じたりしてる
慣れてしまえば
冬は冬で楽しいんだけどね
慣れるまでがね
今は
慣れてる途中だね
【冬のはじまり】
それは、まだ見ぬ過酷な試練への道中だったり
それは、久しい季節感を纏った空気の訪れだったり
それは、君がマフラーを編み始める合図だったり
それは、僕が君の手を取る都合のいい理由を見つける事だったり
肌を切るような冷たいからかぜが怖くないのは、君が僕に運んできてくれる季節だからなんだ。
寒い。
ただひたすらに寒い。
ちょっと前まで冷房つけてたのに。
雪なんて振り始めやがって。
寒い。
指先が悴む。
首まわりから冷気が入り込む。
吸う息で中から冷えていく。
はぁ、と白い息を吐く。
そして呟く。
「誰かこの手握ってくれないかなぁ」
そうして彼女はポケットに手を突っ込んで歩いて行った。
寒くなってきて、こたつに籠り続ける今日この頃。
鍋を食べたりすると、冬が来たということを実感する。
コートもネックウォーマーも手袋も出して、冬支度はもうバッチリ。
あんなに暑かった夏がまるでなかったかのように寒い。
みなさんは冬支度は済ませたでしょうか。
冬のはじまり
高い空
澄んだ空気
落ち葉
焼きイモ
お鍋でだんらん
こたつでみかん
もふもふの靴下でぬくぬく
ココアでホッと一息
カイロでホカホカ…
小さな楽しみを見つけながら
冬本番に備えよう
少し肌寒くなった。マフラーと手袋を常備しとかなければ凍えてしまいそうだ。
冬の始まりは悲しく感じる。もう一年が終わるのかと物思いに耽ってしまうからだ。
春も夏も秋も終わり、季節はもう冬。12月が訪れる。この一年ろくに何もしなかった。来年は、何か挑戦をして、良い年にしよう。
さあ、冬の始まりに君は何する?
お題[冬の始まり]
冬のはじまり
朝
車の窓が凍っていたら
冬がはじまったな
と思うのでした
もう冬が近い。
私は寒がりだからあんま好きじゃない、ずっと布団に籠もってたくなる…
でも雪で遊ぶのは楽しいよね
そういえばもうすぐだ、クリスマス
テーマ「冬のはじまり」
今回のテーマ「冬のはじまり」
白い息が出てくるよりも先に
上着が要るようになり ストッキングを諦めて
首元を撫でる風が寒くて 棚からマフラーを取り出して
毎朝、天気予報の最高気温と最低気温が、昨日より何度低くなったのかを確認するようになる。
今日はトレンチコートでいけるかな?
ジャケットくらいで大丈夫かもな。
気持ちよく歩いていた定時後が、少し身構えるようになったから。
秋はもう終わったんだ。
これからは冬の始まり。
PM. 冬のはじまり
冬のはじまり貴方と目があった...
冬の夕日のように暖かく、
淡い瞳に恋をした。
外に出て自動販売機の中身が温かいものに
なっていくのを見た時にすごく冬だって思ったり
空気を吸った時にすごくいつもと違う空気を
吸った時に感じる……
あぁ。冬だなって……
『冬のはじまり』2023.11.29
冬がはじまるこの時期は、庭の木に藁巻きをする。それは毎年、俺の仕事だったが、今年は長男が自分もやりたいと言い出した。
妹が産まれてから、ますます「お兄ちゃん」でありたいのだろう。
一緒に住んでいるのだから、みんなで協力しあおう、と口酸っぱく伝えていることを彼なりに理解して、こうして手伝ってくれるのだ。
次男が産まれた頃に比べて大きくなった長男を頼もしく思いながら、彼に手順を説明する。
長男が藁を巻いて、俺が紐で結ぶ。
俺の手元を真剣に見つめているので、ふと思い立ち
「やってみるかい」
と声をかけた。
長男はパッと目を輝かせて力強くうなずく。
彼の手を取って結び方を伝授した。そして、その次には自分でやってみると言ったので、まかせることにした。
大きくなったとはいえ、まだ力の弱い子どもだ。少し緩んでいたので、彼の力でもできるようにアドバイスをする。もちろん、褒めることは忘れない。
俺が藁を巻いて、長男が紐を結ぶ。今はまだぎこちないが、もっとお兄ちゃんになったら、僕に任せてと胸を叩くのだろうか。
それを見ながら、大きくなったなぁなんて感慨にふけって……。
想像しただけで泣きそうになったので、上を向いてごまかした。
冷たくなってきた風が、冬のはじまりを教えてくれる。
【冬の始まり】
寒い中僕はマフラーを巻きながら校門を出て家に帰り始めていた。
ふと横を見るとコンビニがあった。
看板も駐車場もすべてが新しかった。
最近できたのだろう。
僕は寒かったし中が気になったので入ってみる事にした。
『いらっしゃいませ!』
大学生くらいのバイト初日のバッジを付けた女子が明るく挨拶してくれた。
コンビニでいらっしゃいませは不思議だなと思ったが僕は軽く会釈をした後コンビニ中をぐるぐる回った。
特に欲しいものが無かったのでコンビニを出ようとした時肉まんが目に入った。
開店セールでホットスナックが全品200円だったらしい。
せっかくだし僕は肉まんを買ってコンビニを後にした。
僕の地域では冬にしか肉まんは置かないのでなんだか冬の訪れを感じた。
冬のはじまり
車内の窓から眺めていると
向こうの山の頂点が白く染まっている。
フー…と息を吐いてみると
雪を吐いたかのように白いモヤ。
美しく咲き誇っている椿は
暖かい色に控えめな優しさで溢れている。
炬燵でぬくぬくと温まっていると
肌がじんわりと熱に溶けていく。
冬って寒くて嫌かもしれないけれど
実は気付いていないだけで
暖かいものが沢山詰まっているんだ。
あちらこちらと視界を広くすれば
心まで暖かくなるんだ。
君もきっと冬を好きになる。
#冬のはじまり
私に触れた君の手が
なんだかすごく凍えてて
私の声が震えてて
「大丈夫?」
って白い霧
私が君に言ったのか
私が私に言ったのか
君の声が冷たくて
君の涙が凍ってた