『冬になったら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『冬になったら』
冬になったら、何がしたいのか、私には、よくわからない。友達がいない、趣味がないわけではないが、私には、これといって冬に何をしようかという計画がない。同じクラスのA君は、冬になったら、友達の家に泊まりに行くらしい。
隣のクラスのBさんは、恋人と旅行に行くらしい。
周りの子は、皆んな、冬になったら、〇〇をしたい!と話込んでいる。私は、そんな彼らの姿を見て、心底羨ましいなと思っている。
私は、もしかしたら、皆んなに嫉妬しているのかもしれない。「あー嫌になるわー」と思った。
今年は、少しだけ、いつもと違う冬を過ごしてみたいと思う。そう心の中で、祈りながら、帰りのバスに乗る。
『冬になったら』
深い深い山奥で
誰もこない山奥で
春が来るまで冬眠したい
温泉に入って
マッタリしたい
寒がりで 怠け者の私は
何時だって 楽したい
できれば
働きたくないし
人と関わりたくない
何もしたくない
考えたくない
こんな私
生きてる意味あるのか?
生きてる価値あるのか?
「冬になったら」
僕は冬が大嫌いだ!
寒いし!外は雪で遊べないし……
でも今日だけはなにか心にトゲが刺さったようだった
幼なじみの君が冬になったら帰ってくるんだ
引っ越してしまった幼なじみ……
会えるのは嬉しいけど……
いつか冬が終わってしまったら……
ずーっと冬だったらな……
そんなことを思いながら冬の第三角形を見ていた
もう時期君のいる冬が来る……
冬になったら待ちに待ったコタツが出せる。
コタツでみかん、コタツでアイス、コタツでお昼寝。
冬ならではの楽しみだ。
寒くなり始めたらそれはもうすぐにコタツを出したい。
早すぎると咎められたってかまわない。
それでもわたしはコタツが好きだ。
コタツを愛している。
どうせなら来世は可愛がってくれる家庭の猫になって、ゆっくりまったりしながらコタツの中で丸くなりたいものだ。
冬になったら2大イベントが来る。
それは、Xmasとお正月。
町はイルミネーションにあふれ、心がワクワクする。
Xmasが終わるとすぐにお正月。
1年の新たな始まりである。
お正月といえばおせち。
このごろは、おせちも通信販売。
冷凍もあり。
ブランドおせちなんかも取り寄せる事ができて、内容も良く味も良い。
今年も後1ヶ月余り。
今年はどんなXmasとお正月にしよう。
[冬になったら]
毎年、冬になったら、
左右対称に雪を豪快にはね除けて行きながら走る
アナタに逢いに行きます
アナタが居なければ
ワタシの冬は始まりませんからね
冬になったら
冬になったら…?
気が付いたら、冬ですけど。
秋を待っていたのに。
冬になったらを考える間もなかったから、
今、厚い上着を引っ張り出しつつ、
夏物の洗濯は後回しになっていて、
洗濯機前が、てんやわんやですよ。
いや、まあ、しょうがないけど。
それでも、冬はそこそこ長いので、
これから、冬になったらを考えるとしましょうか。
paki
『冬になったら』
突き刺すような肌寒さが全身を襲う
目を覚ました私に突き付けられるのはキミが居ないという事実
隣で笑い掛けてくれた貴方は何処かへ行ってしまった
此処に在るのはそんな現実を受け入れられない子供のような私
季節は巡り何度目の冬を迎えただろう
けれど私の季節はあの冬で止まってしまったから
この寒さでまたあの頃を思い出しては空っぽの心で凍えるのだ
猛暑だった、
今年の夏も
何かと
距離を保つ事が
多い気がする。
暑さのせいで
あまり人と、
密着はしたくない。
人は
体温を
感じるから
近づいてくると
人の熱気で、
暑くなる。
外出しているときも、
日陰には
入るけど
壁には
近づかない。
建物自体が
外気温で暑くなってるからね。
それに
比べて
冬は
寒い。
人の温かさが
やたら
恋しくなる。
飼っている、
ワンちゃんや
猫ちゃん。
抱きまくりだ!
そして、
心まで、
暖かくしてくれる、
そう、感じるのだから
人の観覚って
不思議。
冬になったら
心の感じる温かさ
皮膚感覚で感じる温かさ
これも
連動してる。
冬になったら
まずは、
温かい
食事で
幸せに浸ろう❣️
冬になったら
さらに
君が
恋しくなるだろう
君と過ごした
あの冬から
一年が過ぎ
私の気持ちは
あの頃と
何も変わらず
記憶の中の
君に
語りかける
おそい夜明けと
鼻先を凍らす冷たい空気が
私の怠惰を許してくれる
「冬になったら」
#252
あと、少しで冬☃❄になります☃❄冬だとコタツ/ ̄ ̄\_ ˙꒳˙)_おこた…や、お鍋が、あります🍲
冬になったら
ねぇ気まぐれな君は
どこに行ってしまったの
隣にあった温もりは
いつしか孤独に変わった
また戻ってこないかななんて
淡い期待胸に抱いて
もう戻ってくるはずなんてないのに
隣空けて待ってるの
冬になったら
僕の温もり求めて
戻ってきてくれないかな
なんて想いは
冬の夜空
白い息に消えてくんだ
冷たく刺さる空気が
僕の心に鉛を落とす
さっさと忘れてしまえば
苦しくもないのかな
君を忘れたくないけど
忘れなくちゃ前に進めない
3回目の冬はすぐそこ
冬になったら忘れよう
【112,お題:冬になったら】
冬になったら、またあなたに会えますか?
冷たく滑らかな氷のような白肌、冬の夜空を閉じ込めたような藍色の瞳
風になびく銀灰色の髪に、寒夜の猛吹雪のようなそれでいて
触ればたちまち溶けて消える雪の結晶のような淡く儚い雰囲気を纏った銀髪の乙女
私の心を拐うには十分すぎる美しさでした
あなたは、冬が終わればどこか遠い所に行ってしまうのだという
震え声で問う私に、あなたは答えた
「冬になったら、またあなたに会えますか」
「ええきっと、会えると思いますよ」
それっきり、あなたの姿を見ることはなかったけれど
冬になったらきっとまた会える
その言葉を信じ、私はこの場所であなたを待ち続けます
冬になったら私たちは食べられてしまうらしい。
どのみち私たちは冬を越すことが出来ない。春に生まれた私たち。
なら食べられたほうがましなのだろう。なのより、私たちを見てくれるあの人も、喜んでくれるだろう。
私を食べて喜ぶあの人。
冬に向かう私が唯一見る夢。
お題 冬になったら
冬になったら2人で暮らそうねって言ってたのに
あなたは違う国へ旅立った
出逢った時のこと、ドライブした道のり
走馬灯のように蘇る
他の誰かを愛してみようとしても
辛くなるばかり
冬になったら
雪が降る
寒くなる
ひもじくなり
仕事が無くなる
マッチが売れなくなって
骸が路地裏に増える
骸が土になり
春が来る
お題『冬になったら』
__________________
冬になったら またきみに会えますか
__________________
Theme:冬になったら
冬になったらずっと着たかった黒のコートを着るんだ。
手袋も前の冬の終わりに買った少し安くなったけど質のいい革物。
毎年巻いてるお気に入りのマフラー。
イルミネーションもきれい。無駄にわくわくする。
何もないのに楽しそうなふりして歩いても許される感じ。世界が優しい。
なのにとなりにあんたがいない
冷たい空気に生理的に溢れた涙が視界を滲ませる。
すべてを包み込むように柔らかく縁取られた世界。
なのに私は拒絶されているようにしか感じられない
2023/11/17 冬になったら
「冬になったら……この種をまこうか。」
明須海は、ボソッと言った。
「冬に?なんで冬?」
と、照花は答えた。
「だって、春になったらお前はいないだろ?だから、冬に一緒に蒔きたいんだ。」
「よくわかんないけど……今じゃダメなの?」
「ダメだ、秋なんて。」
「?」
「秋、は飽きるんだよ。だから、冬に蒔く。」
「はあ……。」
照花は、やれやれと肩をすくめた。
【冬になったら】