『入道雲』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ペロリと舐めた
ソフトクリーム
似てるよね
笑顔の向こうに
入道雲
少し前を歩く君に、
話しかけようとして
手を伸ばして
でも怖くて止まってしまった私の足は
君に追いつけない。
入道雲を見つけた日は、そんなことを思い出す。
進む君と、止まった僕の
縮まらない隙を何で埋めよう。
まだ素直に言葉にできない私は
天性の弱虫だ。
あの大きな入道雲のその上では何が見えるのだろうか。
きっとあの雲の先にはきっとわたがしのようにやわらかな景色が見えるのだろうな。
入道雲。
天高く昇る入道雲。
夏を感じさせる入道雲。
青春を感じるさせる入道雲。
全部同じ入道雲。
あなたがいないこの夏にみる入道雲。
どんなことを思うんだろう。
入道雲…
それは、恋心と同じ(私だけかもしれないけど)
恋をすると、気持ちが膨らみ
入道雲は、水をすう
失恋すると恋心はしぼみ
入道雲も雨を降らすと小さくなる
入道雲の下は雨かな
でも入道雲にウキウキする人もいる
誰にも都合のいいものなんてないかもね
『入道雲』
「ねぇねぇ、あの大きい雲なんに見える?」
「ん〜そうだなぁ、ん?入道雲じゃん」
急に走り出した彼を不思議に思う私に
「雨降るから急いで!」と。
降るわけないじゃん。と思っていたら
あら、本当に降ってきた。
雨を眺めている私に彼が得意そうな顔をして
入道雲の話しを始めた・・・
どんな雲なのか
ググったらあらま(・・;)ってなった
青空にはキレイと思ったけど
とんでもない雲みたいね、
不思議な感じだった。
#入道雲
入道雲が出ると激しい雨が降りますよね。
私はあの土埃の匂いが混じったあの暖かい雨を浴びるのが好きなのです。
太陽がギラギラ輝き、陽炎が立ち込めたアスファルトに叩きつける雨ほど爽快なものは無いでしょう。
#入道雲
入道雲
君は何の形に見えますか
犬、猫、ソフトクリーム
君の瞳にはどんな風にうつるんだろう
僕も君と同じ景色をみたいな
-入道雲-
18歳の時、車の免許を取りました。
私の初運転は家族で外食に行こうという話になり、パパを助手席に乗せた時は緊張したな(笑)
パパは大型二種の免許を持った強者だから。
トロトロの運転を小馬鹿にされながらコツを教わったりしてました。
そして今日の話ですが、ひとり車でお買い物に行きました。
最近はとても蒸し暑いくて鬱陶しい。
なのに私は自由で恵まれていると思ったのは、駐車場の真正面にある入道雲を見たから。自分の影で凹凸が強調される立派な座り雲。
静かに亡き父を想った。
それは誰でも
目を向き,惚れるように,目に焼き付けて見ている
きっと彼も,この光景を長々と見つめているだろう
少し嫉妬してしまうが
私も彼の目に映し出されている美しい光景になれたら
惚れてくれるだろうか
大好きなんだよ
この気持ちは貴方が想像しているよりも。
青く青く澄んだ空に、大きく映えるは白い雲
夕立の気配を立ち込めて、上へ上へと登りゆく
大きな口を開けて笑う彼女の後ろで、存在感を放つその雲は
今年もきっと、夏を連れ立って会いに来るから
そしたらまた、その時は
取っておきの笑顔の彼女と、フィルムに収めようじゃないか
鮮やかな入道雲をいくつか覚えている。
一つ目は、子どもの頃祖母の家に行くときに車の後部座席から眺めていた入道雲。
当時は都会に住んでいたから、都会ではそんなに入道雲を意識することはなかったけど、田舎に行くと空はどこまでも広がっていて入道雲もこんなに大きいんだと感動していたような気がする。祖母の家に遊びに行くという非日常感も相まって、私の中では特別な入道雲のひとつ。
二つ目は、中学生の頃に親友と見た入道雲。
夏休みだったと思うけど、学校帰りに親友が住むアパートに遊びに行ったことがある。そのアパートの一番上の階まで登って、二人で隣同士になって座って。今考えるとよく誰も来なかったなと思うけど。日中だったからかな。
特に話すこともなかったけど、ふと空を見上げたときに大きな入道雲が浮かんでいて。「入道雲、大きいね。」なんて他愛もない話をして。そのときは中学2年生だったけど、これからの自分たちの進路について思いを馳せていたような気がする。
これは私の青春の入道雲。
入道雲はこれからもいろんな景色を私に見せてくれるんだろうな。
#入道雲
もくもくもくっと入道雲
小さい頃、プールに浮いて見上げた空を思い出す。
ホースの水の冷たさ、塩素のにおい…
…腰洗い槽って知ってますか。あれ2001年に撤廃されたんですって…(さっきググりました)
若くないのがバレるねぇ
帰り道の風、電線全てが青春に感じる。
夏の匂いに包まれあの子と帰る道を入道雲がエモくしてくれる。
真っ青な空に大きな入道雲。
夏がやってきたんだなーと実感する。
今見た入道雲がいかに大きくて
立派だったということを
県外に住む妹についお知らせしたくなる。
毎年夏の恒例行事。
入道雲
昔から、入道雲が好きだった。
大きくて、ふわふわしていて、ぬいぐるみのように思っていた。
私の苦手な雷雨すら、入道雲からだと思えば苦にならなかった。
今でも、入道雲が大好きだ。
大きくて、ふわふわしていて、でもどこか威厳があって。
ここまで回顧して、ふと私の大切な人を思い出す。
なんだか少し、入道雲に似ているようで。
これからもずっと、大切に思えるような気がして嬉しくなった。
どうか、冷めない恋心を。
どうか、私の心に降る雷雨を優しく包んでくれるようにと祈って。
「入道雲」
あれぞまさしく空の巨人だ
勇ましい歌で夕立を呼ぶ