少し前を歩く君に、話しかけようとして手を伸ばしてでも怖くて止まってしまった私の足は君に追いつけない。入道雲を見つけた日は、そんなことを思い出す。進む君と、止まった僕の縮まらない隙を何で埋めよう。まだ素直に言葉にできない私は天性の弱虫だ。
6/30/2022, 1:22:36 AM