『入道雲』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【入道雲】
入道雲を思うと、子供の頃に真夏の昼下がり、近所の友達と海で泳いだことが浮かんでくる。
白くてソフトクリームみたいに空に浮かぶ夏の風物詩。
キラキラする海と入道雲は、夏休みの宿題の絵日記にも登場した。
今年はまだ、きれいな入道雲には出会っていないよ。
入道雲に会いに行きたくなったよ。
どこで出会うだろうか。
今回のテーマ・入道雲
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小さい頃におばあちゃん家で見たっきりだな入道雲
あまりうちの近所だと見ないんだよなぁ
あの雲に乗って君のもとへ行けたなら
彼女の自由さに嫉妬なんてしなかった
君が来ると夏を感じるよ
夏といえば入道雲の時期だ。
だが、登山中には会いたくない。
入道雲。
何時までも届かない入道雲に向かって、
小さい頃は歩いたっけ。
電車に乗れないから、
じゃあ、足を使おうと考えて
一人で三駅分歩いた事もあった。
子供の時は果敢に行動してたな。
色んな事に挑戦した。
そして、家に帰るとホッとしてご飯を食べていた。
子供時代に出来ていた事が今出来ないのは、
常識や自分に縛られてしまっているからだろうな。
殻を破る事を恐れず探したい。
真っ白な雲
まるで君のように
純白で
澄み切った白だった
僕の正反対だね
君とは似ても似つかない
真っ黒で
そんな僕は
積乱雲かな
#意味不
社会の授業の時、ふとあなたの事を思い出した。
会いたいなあって口に出そうになるくらい、
あなたに会いたくて。
LINEじゃあ物足りないんです。
頭が痛い
まるで酒飲みすぎて二日酔いになってる時くらい
頭が痛い(酒飲めない19歳が申しております)
昨日は綺麗に見えた入道雲
今日は広がる曇り空。
天気と共に私達も変わっている。
昨日はあんなに話せたのに
今日は素っ気ない君だった。
君と話す事も考えてたのにね。
あの雲めがけて、走りださなきゃいけないような。
「ねぇ見て!」
満面の笑みで、指ささなきゃいけないような。
きっと、片手にはサイダーを持っているべきで。
虚な目を埋め込んだ、堅い皮膚の裏側に、
あまりにやわらかな世界を飼う私を
どうせ空は笑ってる。
/入道雲
凄く綺麗、私の理想
私以外のものは理想どうりになる
私はどうだろう
まだまだ全然だな
ずっとずっと一緒に見られるといいね
その向こうになら
黒のない世界が広がっていますか?
'入道雲'
「なーにしてんの」
「うおっ、」
背中にのしかかった重みに、思わず目の前の靴箱に手をついた。出席番号23番、ごめん。靴ちょっと潰した。
「見たらわかるでしょ、今から帰んの」
「今日は部活ないんですか?」
「せんせーが用事あるんだって」
ふぅん、と手に持っていた靴を投げて、はいている彼を横目に、自分も靴をとってはく。
「じゃあ、一緒に帰りましょうよ。」
かかとをトントン、と鳴らしながら彼がそう言った。初めからそのつもりで、わざわざ3年の靴箱近くまできたんだろう。そういうところは可愛いなと思う。
「いいよ」
キィ、と微妙に立て付けの悪いドアを開ける。外の熱気が頬をかすめて、足を踏み出すのを渋った。けど、後ろから彼の視線を感じる気がして、押されるように外に出た。少し遅れて、同じような足音が聞こえる。
7月になったばかりの日差しが、コンクリートにはね返って容赦なく照りつける。暑い。
「暑いっすね」
「夏だからね。」
「先輩、俺、アイス食べたい」
「買わねぇって」
「ケチ」
「お前には言われたくねぇなぁ」
くだらない会話を交わして、笑って、こんな毎日が続けばいいなと思う。こんな、つまらない日常を愛していると、思う。
「あ、ねぇこっち日陰」
「おぉ、涼しい〜」
手を引かれ、彼に連れていかれたそこは、周りとは違う場所かのように思える。さっきまで突き刺すようだった日差しが緩み、眩しくて見れなかった空を覗いた。
「あ、入道雲」
「本当だ」
夏だね、そうだねってまた。
こんな毎日が続けばいいのにね。
やっと、一人‼️
私に自由を下さい
汗が滲んだTシャツ
一緒に眺めた海と空
二人の距離は太陽と月ほど遠かった
多分、私は恵まれている
素晴らしい環境に生まれて、今も生きてる
でも、消えたいって思う
それすらもだめですか
夏が来る
来ないで欲しいのに、
夏が来る
少しだけ待ってよ
入道雲
夏にしか見ない雲
いわし雲
雨の前に見る雲
私の心は
いわし雲