『優しくしないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
優しくしないで
苦しくて悲しくて嬉しくなってしまうから
優しくしないで
恨んで辛くて幸せになってしまうなら
優しくしないで
あなたを忘れられなくなってしまうから
優しくしないで
優しくされると離れにくくなるから
愛着湧いちゃうから
ここから出ていく理由が分からなくなっちゃうから
絡ませた指先を見て、あんたに大切にされてるのは自分だけだったらいいな、と思ってしまう。だから、優しくしないで、でも、毎日あんたに可愛いって言われたいってのも本音なんだ。我が儘でごめんね。
優しくされるのは趣味じゃない
今までそんな気持ちになったことなかったから
私の気持ちなんて知るはずないのに
無闇に優しくしないでよ
と、トゲトゲの心が顔を出す
これ以上優しくされたら好きになるからやめて
というセリフを
聞くたびに少し興奮する変態です。
優しくされてどんどん沼に沈んでいくって
緩やかな毒というか、緩やかな主従関係というか
なんだろう、最高にエロくないですか?
散々優しさで支配しておいて急に突き放す
みたいな残酷なお話が結構好きです。
今まで受けてきたことが全て0になる時
人は何を思うんでしょうか。
優しくしないで の文字には無限大の夢とエロスが
詰まっているんですね。
趣味が合う
気が合う
そんな訳でもない
普通の友達だったはず
この雰囲気が壊れるのが怖い
きっとうまくいかない
だから不意に優しくされると
ダメ
今はまだ、だから
優しくしないで
このままの距離感で
今
優しくされたら
一生懸命
我慢している
涙が溢れてしまう。
優しくしないで。
いつもみたいに
何事も無かったように
振る舞いたいの。
あとちょっとの
我慢なんだから。
お願い、
今だけ
そっとしておいて。
全部
終わったら
思い切り泣くから。
#優しくしないで
優しくしないで
今日はなんだかメンタルがダウン気味だ。時々あるんだよなこういうなにもかもが嫌になる日が。
なんだか今日はなにもやる気がしない。メンタルが回復するまで寝るか。
優しくしてほしいから…
(優しくしないで)
「優しくしないで」
途中で手を離すくらいなら
初めから 優しくしないで
表も裏も
髪の一房 爪の先までも認めて
わかるよ なんて言わないで
わかった と言って ただ聞いていて
話しかけて 話しかけないで
笑いかけて 笑い返すから
髪の一房 爪の先までも愛して
『優しくしないで』
少年は少女の手を取ろうとした。
しかし、少女は少年の手を払い除けた。
「どうして私を助けようとするの?私はあなたたちを裏切った。」
「それは、君が僕たちを裏切らなければ生きられなかったからだろう?それに、君は僕らが気づくようにいくつかの手がかりを残してくれていた。これではもはや裏切りとも言えない。僕らはただ、仲間を助けた。それだけのことだ。」
少年は穏やかに言葉を返す。
「どうして、そこまであなたは優しいの。どう考えても、私に優しくする必要なんてないじゃない。自分の身かわいさに、人を悪魔に売り払うような私に。」
「誰だって、自分の命が一番大切でわがままなものだ。僕が特別優しいわけじゃない。ただ、助けられる人が目の前にいるから助けるだけだ。さあ、だから、また一緒に旅をしよう。」
少年は再び少女の手を取ろうとした。
今度は、少女はその手を受けいれた。
思うに、優しくする側もする側で
相手に対する優越感だったり罪悪感だったり
損得勘定だったりもするんだから
優しくさせといてやればいいんじゃない?
そんな単純なものじゃない?
ははは、自身に覚えのない話はどうにも浅くなってしまうね。
(優しくしないで)
最愛の君へ
優しくしないでね。
なんとなく無理してるのわかるから。
いい人にならないでね。
君がどちらかといえば悪人なの知ってるから。
そういう私もどちらかといえば悪人だから。
優しくないし、いい人でも無いけど。
君のこと誰よりも好きだと思う。
もう一度だけ言うけど、優しくしないでね。
他の人には。
だって嫉妬するから。
瞼の奥が眩しくて、目を開いた。
寝る前と同じ、シミひとつないホテルの天井だ。てっきり朝になったのかと思ったが、カーテンの隙間から光が滲んでなかった。
代わりに、サイドテーブルに置かれたライトがついていた。オレンジ色に優しく点るはずのそれは、ベッドで寝転がる私の角度的にカバーが間に合ってなかった。
とにかく眩しいライトを避けようと、モゾモゾ動いていたらすぐそばで笑い声が聞こえてきた。目線を動かすと、彼がベッドの端に腰をかけていた。
「起きた?」
彼は手にしていたペットボトルを渡してきた。受け取った私は気怠い体を起こして、キャップが開いたままのそれを口に含んだ。無色透明の何の味もしない水が乾いた体を潤してくれてる。じんわりと染み渡るのを感じた。
半分以上残ったペットボトルを彼に返すと、キャップを閉めてサイドテーブルに置いていた。そしてそばに置いてあった煙草を取り、一本取り出した。
「まだ寝ててよかったのに」
そう言って口に煙草を咥える彼に、首を振りながらライターを手に取る。火の灯ったそれをそっと近づけると、彼は嬉しそうに顔を寄せていた。煙草に火がついたのを確認して、ライターの火を消す。そのまま彼が無造作に置いた煙草の箱のそばに置いて、柔らかいマットレスへ体を沈めた。甘くて鈍い倦怠感の中、体を起こし続けるのはキツかったのだ。
彼はベッドに全身を預ける私の頭を撫でた。その手つきはさっきまでの情熱的な触れ方とは違って、人の温もりを感じた。その無責任で中途半端な優しさが、今は無性に悲しくて寂しかった。
「優しくしないで」
これ以上、私を夢中にさせないで。
目に溜まった涙を堪えて呟いていた。きっと彼には言葉の裏の意味までは伝わらない。その証拠に、彼は私に向かってニヤリと口角を上げただけだ。
煙草を消して、私の上に覆い被さった。近づいてくる唇を抵抗なく受け入れた。そっと目を閉じて、体全体が溶けてしまいそうな感覚を味わう。
首に回そうとした手を絡め取られて、ベッドに押さえつけられた。そのうち私をうっとりさせていた唇が、耳や首に移った。くすぐったくて堪えられず過敏に反応して、体が震えた。そんな私を、彼はほんの少し笑った。
心地良く痺れる刺激が脳内の大半を占める中、彼の左薬指に残った跡を撫でるたび、これが最後と考えた。
『優しくしないで』
終わりを迎えたはずなのに
貴方に依存してしまう
突き放してくれたなら
少しは楽になれるのに
不意に優しくしてくる貴方が
やっぱり好きだと気付かされる
ズルいよ
優しくしないで
だめだ
こんなこと
思ったたことがない
優しいにこしたことはない
自分にも
他人にも
全世代にも
もっと
優しくしてくださいよ〜
優しくしないで
自分の身体の臭いは強いほうだ
自分でも気づかず、周囲の方が迷惑していることもある
私が傷つかないように気遣ってか、指摘をせず、我慢している
その優しさは誰も幸せになれない、私も知らない所で人を傷つけてるのだと思うと胸が痛む
第一発見者に指摘してもらえれば、この人臭い人認定もその一人だけで済むかもしれない
次の日はきっと臭くならないよう努力し、第一発見者も私からの被害を受けなくて済む
優しくしないで厳しく指摘していただけるとありがたいのであります
優しい言葉、優しい笑顔、優しい声
会った人会った人とても素敵な女性ばかり
ただどの女性も最終的にはお断り
結婚相談所の美しい笑顔の写真は私に向けられたものではない
最初から優しくしないで
甘えてしまうから
そんな価値はないから
弱い所を見られたくないから
嫌われたくないから
おねがいだから、
優しくしないで
優しくしないで
優しくされるとバカにされてると思うから
あなたは本当に優しくて
そんなはずはないと分かっているのに
だからそう思ってしまう、
ひねくれた私に優しくしないで