『優しくしないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【優しくしないで】
今日もつらい学校が始まる
昔は仲良しだったのにな…。沢山遊んだのにな…
それなのに、私が変わってしまったからでしょうか?
移動は独りだ
教室に入ったら、一人…誰も声はかけてはくれない
私だけ教室から欠けているみたいで…
辛くて、トイレに行っては、過呼吸を抑えて
机に顔を伏せては、泣いた
それなのに、それなのに
お前が犯人なのに
「最近、大丈夫?」
声をかけるな
優しい言葉を使って話しかけるな
どうして?
まさかお前が犯人じゃないのか?
嗚呼、私が一人でいて寂しいから、
命懸けの優しささえ受け取ってしまう
もう、お願いだ
私にこれ以上
優しい弾丸をあてないでくれ
疑心暗鬼になってしまう
また信じてしまう
また裏切られることに恐怖を抱いてしまう
だから頼む
優しくしないでくれ
満たされることが怖かった。
一度でも満たされてしまえば、後は枯れていく様に怯えるしかないって思ったから。
半端なままでいい。全力で、満たさなくていい。
俺にそんな価値があるとも思えないし、お前は、まだまだこれからじゃんか。
いつかは、手を離さないといけないんだって解ってる。
解ってる、はずなのに、解りたくないってワガママ言ってる自分が嫌いだ。
ーーーなぁ。お前はどうして俺を選んだの?
お前なら、俺なんかよりお似合いの奴は幾らでもいたはずなのに。
それなのに、なんで俺を隣に置こうって思ったの?
こんな、取り柄もないどうしようもない奴なんて、お前には相応しくないのに。
幾ら考えても解らなくて、余計に怖くて仕方ないんだ。
手を離さなきゃいけないのに、手を離される恐怖に怯えるなんて情けないのに。
だから、だから、もう”優しくしないで”
いつか手を離されるなら、その優しささえ凶器でしかないんだから。
優しくしないで
【優しくしないで】
だって優しくなるぶん
それを失うのが怖い
僕は君に優しさを返せる気がしないから
優しくしないで。
きっと、縋りついてあなたを駄目にしてしまう。
縋りついてたよりきりになって、拒絶された時、ただただ自分が惨めになるのよ。だったらはじめから優しくしてくれなくてよかった、と思ってしまう私が、私は嫌い。
その優しさは、確かなあなたの思いやりなのにね。思いやりの範疇に収まりきれない、私が嫌い。
香水で
思い出しちゃう
僕だから
優しくしないで
もう好きだから
【優しくしないで】
私はとても優しくして欲しい。
優しくしてくれるとこっちも返したくなる。嬉しい。
だから私は(自分が思った)優しいと思ったことをする。
だが、見返りは求めないこと。
勝手に期待して勝手にショックを受けるからだ。
優しさは相手にとっては一方通行である。
それなら優しくしない方がいいのだろうか?
……ちょっと考えて、いや、優しい方がええやろ、と思い、この問題を考えることをやめにした。
優しくしないで
疑い深い私は
自分の事すら信じきれない。
裏切られた傷口は、何度も膿んで
いつの間にか、疑心暗鬼が
棲みついてしまった。
どうせ、裏切るだろう。
まぁ、それでも良いと…
そんなもんだろうと。
だから、優しい言葉なんか
気安く言わないで、放っておいてよ
私の中の疑心暗鬼が、囁き出すから…
ただの、友だちでいいのに
距離なんか空いたままでいいのに
わたし、これ以上
誰のことも疑いたくない。
これ以上、居場所を失いたくない。
だからもう、近付かないで
優しくしないで。
【お題:優しくしないで】
優しくしないで
あなたはほんとうにひどい人。
飴と鞭を使い分けて。
いくら心でそう望んでも、
もう、身体と脳はあらがうことが出来ない。
『優しくしないで』
この言葉って、やっぱり恋愛関係のお話が多いのでしょうか?
私のことなんか何とも思っていないのに、優しくしないでよ。
とか、
奥さんと本気で別れる気なんて無いのに、優しくしないでよ。
とか、
なんか、そんな感じのことを想像しちゃうタイトルですよね。
私、実は、
そんな感情になる程、人を好きになったことが有りません。
恋愛に対する熱情が、低い。
何故だろ?
なんか、人を好きになる、というか愛するってとてもエネルギーがいりますよね。
あと、時間だったりお金だったりも要るのかな?
こんなこと言うとなんだけど、ちょっと面倒くさい。
このコロナ禍で、人と会えないことが辛いって空気も蔓延したけど、私、今までも食品が有れば別に何日でも家にこもっていられたし、ていうか、家でゴロゴロしながら本読んでる時や寝てる時が幸せ。
お天気が良ければ、散歩に行って空やら景色やら草花やらの写真撮ったり。
映画もご飯も、元々ひとりで行けちゃうし。
お茶したり遊んだりする友達は勿論居るけど、類友というか、コロナが落ち着いたから会うの待ちかねてたよ、って感じでもなく。
今までの生活パターンとコロナ禍の生活パターンがほとんど変わらなかったのです。
勿論、基礎疾患を持っているので罹患しないようには極力努力はしましたが。
モテ期とか、赤い糸とか、運命の人とか、トンと縁が無いなぁ。
まあ、それでも幸せなんだから良い人生なんですよ個人的には。
あと、今日のタイトルで思い出した映画は『パラサイト 半地下の家族』
優しくしないで、というより、優しくしたらダメ!と言う感じかもしれないですけど。
観ている私達は、あの主役の家族たちの行動がわかるから、お金持ち家族にそれ以上優しくしないで、優しくしても自分たちの為にならないよ、って思えるんですけど。
優しさにつけ込んで、どんどん侵食してくる主役家族、そしてダブルネーミングのもうひと家族。
面白いと言っていいのかはわかりませんが、おすすめ映画です。
あともうひとつ『疑いの中で』
これも優しくしたらダメ!っていう映画です。
一人暮らしのおばあちゃんを狙ったオレオレ詐欺よりタチの悪い詐欺の映画。
ほんともう、ムナクソ映画です。
ポーランド映画だったかな。
ドヨ〜ンとした後味の悪さがお好きな方にはお勧めです(そんな方が居たらの話ですけど)
馬鹿にしている。
尻尾をふって喜ぶと思っている。
見下している。
這いつくばって拾うと思っている。
誰がそんな安い人間なものか。
誰がそんなもの欲しがるか。
わたしはここに立っている。
そして進む。どこまででも。
一人で行ける。
ひとりでゆける。
だからたのむ。
#3 お題:優しくしないで
〜優しくしないで〜
[恋]
女の子は単純で可愛らしい生き物なんです。
男の子のように、かっこよくて強くないんです。
だから、
優しくされてしまうと胸がドキドキする生き物です。
優しくするのは嬉しいけど、思わせぶりは少し、
期待してしまうので、やめてください。
[苦]
自分が辛い時、苦しい時。
優しくされると、達成感がある自分。
それは[頑張ったね。お疲れ様]と言われてる感じがするから。
そして、自分で[もういんだ]と諦めてしまうから。
優しくされる度にどんどん自分が弱くなっている気がして、悔しい。
それでも、優しさはないと生きていけない。
難しい世界だな。
苦しい人に
[優しくしない]なんて、出来るわけないのにね。
冬が来てから丁度半年が経った。
冬が来て、寒さも何も感じなくなってから春にしようと何人かが花の種を持ってきてくれた。
直ぐに断れた人もいたけれどなかなか断れない人もいた。どれだけ大丈夫だよと言っても何度も気にかけてくれて、気にしてくれる人がいた。
きっとこの人と一緒に花を咲かせられたら幸せになるんだろうなと思った。また春が来て夏が来て、夏祭りには河川敷で2人並んでりんご飴食べるところまで想像したがどうしても一緒に花を咲かせられなかった。
何度も咲かせようとした、土に種を植えた。けれど実らなかった。双葉が芽生えてもすぐに涸れてしまった。
少しその人から離れて、昔花を植えて育てた場所へ向かった。今までその場所に行く時は必ず隣で微笑んで泣き虫な人がいたけれどいなかった。代わりに1人で色んなところを廻った。気がつくと涙が止まらなくなっていて何度車をコンビニの駐車場に止めたか分からない、心配してアイスを一緒に食べようと誘ってくれる人もいた。
けれど花が涸れてしまってからぽっかりと空いた穴は埋まる気配が無かった。
いや、ないと思っていた。
もう遠距離恋愛はしたくない
近距離が良かった。
なんなら恋愛自体を諦めていたのかもしれない
恋心がどういうものなのか分からなくなった。
小説は恋とはなにか、迷走しても必ず見つけ出す主人公達がいて、羨ましくて没頭した。色んな小説を読み漁った。
優しくしないで
頼ってしまうから
冷たくしないで
すがってしまうから
追いかけないで
逃げたくなるから
からかわないで
意地悪をしたくなるから
いま一緒にいる
それだけで、いい
あなたへの気持ちを一生懸命に抑えてきたのに
どうしてそれを簡単に崩してしまうの?
勘違いなんかしたくないのに
優しくしないで。
いっぱい叱って。
「すごいね」、「上手だね」なんて言われても、
ただの耳障りだ。
だったらまだ「独創的だね」、「下手くそ」なんて言われた方がマシだ。
甘やかしすぎても、その人のためにならないから。
〜優しくしないで〜
気持ちがないのに
優しくしないで。
期待しちゃうでしょ?
明日が
楽しみになっちゃうでしょ?
僕は咎人
どうか手をさしのべないでほしい
その優しい指先に掌をかさね
罪で汚れたこの身は
さらなる悲劇を生むのだ
違う…違うちがう、チガウ!!!
僕は罪なんて犯していない
言われたから、人に優しくしないと
教えられたから、優しさは巡ってくると
………あぁ、そうか。
これが僕の優しさ(つみ)
笑おう。
強いて作った三日月はなぜか
雨とともに流れて溶ける
#優しくしないで
どうして助けるんだよ
俺にそんなことしても得しないのに
どうして信じるんだよ
俺が嘘ついてたらどうするんだ
どうして許すんだよ
俺のせいでこうなったのに
どうして悲しむんだよ
俺なんかいない方がいいのに
……
どうしてあいつの心配をしてるんだよ
だから嫌なんだ
別れるのがつらくなるから
~優しくしないで~
目の前が真っ暗になった
精神的な比喩ではなく、
ただ単に視野が
しかし次の一言で、
それは2通りの意味になってしまった
「優しくしないでくれない?
これ以上私を傷つけないで」
背中に回された手が、
私の浮き出た肩甲骨をさすり、
後頭部の刈り上げを撫でる
顔をあげようとしたが、
思いのほか強い手の圧に
未だ私の視界は黒一色を示す
「もう誰も好きになりたくないの、わかるでしょう」
恋焦がれた声が震えている
優しさという毛布であなたを包むつもりだったのに、
いつから私は武器を手にしていたのだろうと
暗闇の中で呆然とした
そして私は
その言葉で全てを失った
唯一の長所も、手持ちも、
描いていた幸福な未来も
首筋に温かな湿りを感じ、
暗闇は一層深さを増す
このまま
この人の熱を感じたまま
暗闇の中に溶けて消えたいと
心の底から願った
優しくしないでなんて
思った事ないわ。
みんなずいぶん謙虚なのね。
私は
優しさをもらえるなら
いくらでも優しくしてほしい。
上限なしでいつでもウェルカム。
私に厳しい人は私だけで充分。