『何もいらない』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
何がなんでも手に入れたいものがある
もう随分と長く追い求めているもの
いい加減諦めたら、と周りは口を揃える
楽になりたいわけじゃ無いんだ
奈落に落ちてでも勝ち取ってみせる
愛しい君のためだから、それ以外には
【何もいらない】
何もいらない
私は、この世界に何もいらない
何も求めない
なにもいらない、なんて寂しいことを、言わないでほしかった。
すべてを望んでほしかった。あれがほしい、これをやりたい、あそこに行きたい、すべてを思うままに、望んでほしかった。
「もういい……! なにもいらない、なにも、なにも! なにも!」
君にはその権利があるのだと知ってほしかった。
でもそれすらもつらいのだと、君は叫ぶ。なにも感じたくないのだと、ただひとつ、安寧だけ、それさえあれば、それだけが、と。でもそれだけすら君には与えられず、得ることができなかった。君にとっては最初から最後まで、この世のすべてが理不尽だった。私も、理不尽のひとつでしかなかった。
そんなことはないと、君に伝えたかった。そんなことはないのだと、君に証明したかった。そんなことはないんだと、君がいつか、笑ってくれれば、よかったのに。
「みんな、みんな、だいっきらい!」
世界が落ちる。
すべてが終わる。
君の憎いもののひとつにしかなり得なかったな、と、思いながら、一番星のようにぎらぎらと光る目を、いつまでも、見上げている。
(お題:何もいらない)
(あるいはたったひとりによって幕が下りる話)
何もいらない
何もいらないと言えるほど
自信に満ち溢れた人になりたい
『何もいらない』
ただ、心が欲しい
青空のように広く、澄んだ心が
太陽に向かって、まっすぐと伸びる
向日葵のような心が
自分の知らないことに
子どものように、ドキドキワクワクできる心が
それ以外、今は、何もいらない
【何もいらない】
私は、とても傲慢なので、たくさん欲しいものがある。
読みたい本、観たい動画、習いたい学問。
食べたい料理、撮りたい景色、書きたい言葉。
知りたい情報、歌いたい音楽、聴きたい声。
行きたい場所、乗りたいアトラクション。
着やすい服。忘れたくない思い出。大切な宝物。
気の合う友達、ちょうどいい孤独、必要最低限の金。
尽きない想像力、ダルくない優しさ、それなりの愛。
欲しいものが多すぎて、困ってしまう。
だから、「何もいらない」なんて、いらない。
「何もいらない」
2人で居た時は、あなた以外はと、そう思っていた。
「何もいらない」
去り際にあなたは私のことをそう呼んだ。
「何もいらない」
あの頃の私は、あなたにそう言ってやることが出来なかった。
何もいらなかったのに
私はあなたを欲しがりすぎた。
今、それは愛とは呼べなかった
#何もいらない
有限とも無限とも取れるこの時間および空間に、囚われている自分。数多の座席や机が存在するこのだだっ広い空間において、自分はなぜ後方、そして真ん中の逃げ場のないポジションに吸い寄せられてしまったのか。果たしてこれは神の因果なのだろうか。
夏日。そう、今日は夏なのだ。4月も中ごろ。桜の花びらが舞い落ち、新緑の衣へと装飾を変える。そんな季節になぜ、夏が来るんだ。日本人への冒涜だ、許さない、地球温暖化。
そういうわけで、後方という満員電車状態になる座席の真ん中に座ってしまった自分は、終わった。
「何もいらない」
空腹で飢え喉の渇きに苦しもうとも
何も欲しない
ただの安息すら
私は苦しむべき存在である
#78 至福
ビールと餃子と
推しのアニメで
労う週末
もう何もいらない🍻💕
お題「何もいらない」
何もいらない…
何もいらない…
テストなんて…
何もいらない…
『何もいらない』
⚠閲覧注意⚠
( 鬱、病み etc )
「あの方、心を病んでしまったそうよ」
「お仕事にも行けずに引きこもっているそうね……」
「あの2人、とても仲の良い夫婦でしたものね」
「えぇ。 可哀想に……」
みんなは僕を可哀想だと言う。
ご近所さんや友人、家族。様々な人が、そう口にする。
僕にはその意味が理解出来ない。
だって、僕には優しくて可愛い妻がいるから。
妻がいるから、毎日毎日笑顔でいられる。
妻がいるから、毎日が幸せで溢れている。
妻がいるから、どんなに苦しくても頑張れる。
こんなに幸せなのだから、可哀想なわけがない。
妻がいれば他に何もいらない。美しい光を放つダイアモンドも、高級な布を使った洋服も、何もいらない。
僕は妻がいるならそれでいい。
妻だけが僕の生き甲斐だから。
#生き地獄か天国か_④
──── END ────
皆が安心して生きられる世界を下さい。
皆が安心して笑顔になれる世界を下さい。
どうか、この願いが神様へ届きます樣に。
自分で放った言葉が身に響いて
苦しくて息が出来ない。
何をしてもかき消せない。
振りまく笑顔はまるでジョーカー。
ブンブンうるさい蜂から逃げている。
いつか針で刺されてしまうのではないかと。
だから足も腕も切り捨てた。
私には何もない。
逃げられない。
突き刺さるような熱い太陽光に曝されて、湿ったハンカチを扇子代わりにしながら、陽炎揺らめく交差点に歩を進める。
車道との境界に植えられたツツジの白い花に元気を貰いながら、あと少しあと少しと、人通りの少ない歩道を歩く。
舗装が簡素なものに変わり、少ししたところ、木々の合間に石の鳥居が見えてきた。
手前の自販機でメロンソーダを買って、プシっとキャップを開けて呷る。いきかえる。
鳥居の前で一礼、石畳の端を歩く。
ひんやりと涼しい空気に、まるで別世界のようだとググーっと背を伸ばす、ついでに欠伸も一つ。
誰もいない、静かな神社の境内をのんびりと回る。
本坪鈴をカランカランと鳴らして、一礼二拍手一礼。
お願いごとは、特にない。
テーマ「何もいらない」
何もいらない
もう何もいらない
親友も恋人も、素敵な家族でさえ
もういらない
どんなに大勢で写真を撮ろうと、
いつだってレンズにうつるのはただ1人
人生は孤独
気づかずに生きていられたら
どうしてこんなに早く気づいてしまったのか
もう少し幻想の中を歌いながら駆け回りたかった
神様、どうして私に目を与えたの?
どうして耳を与えたの?
どうして口を与えたの?
私にはどれひとつ必要なかった
何もいらなかった
見たくなかったあの景色
聞きたくなかったあの叫び
言いたくなかったあの言葉たち
全てを無くしてしまえば
きっと傷つかない
きっと、それには遅すぎた
もうこれ以上、
何もいらない
欲にまみれている。
欲しいものは次々と浮かび、
欲しい体験を心が渇望する。
クレジットカードは真っ赤に塗り重なっていく。
何をすれば空虚が埋まるのか
誰がいればほしいものはなにもないと言い切れるのか
何かを全て無くした時にそれはやってくるのか
それとも満たされて溢れかえった時にくるのか
好奇心が枯れ切るのを今はただ待つしかないのか
今、後味は苦しみだけ。
もう何もいらないわ。
そう言った彼女の周りには絢爛豪華な品々の数々が所狭しと並べられていた。
高級な調度品。
きらびやかなドレスにアクセサリー。
美味しいお菓子やジュースに、愛玩用の子犬や子猫まで。
あらゆる物が彼女のために用意された。
あらゆる物が彼女の望みのままにあった。
それなのに。
だって、何を並べてもつまらないんだもの。
何もいらなくなるほど満たされても。
彼女の欲は満足しない。
【何もいらない】
『何もいらない』
「愛も友達もいらない。」
「何もかも離れていくから。」
そう呟いた君は寂しそうな顔をした。
何もいらない
「君さえ居れば何も要らない」
幼い頃はそんな台詞に憧れた。
そんな台詞を言われてみたいと思ってた。
でも、そんなのは体のいい子供騙しで
いつかに観たドラマの純愛とはほど遠かった。
王子様、おうじさま、
いつか白馬に乗って迎えに来てくれるんだと
信じてやまなかった頃に戻りたい。
初めて好きになったあの子のこと
あれはまさに純情だった。
あの頃に戻れたら
好きな気持ちを伝えられてたら
なにか変わったのかもな。
「君さえ居れば何も要らない」
そんな気持ちが自分の中にもあったこと
それは紛れもない事実だった。