『何もいらない』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『何もいらない』
「今日は私のためにお集まり頂き、ありがとうございます」
私の誕生日会が始まってから既に数時間経っていた。
お父さんの友達の社長さんからお母さんのお茶友達、親戚の人までたくさんの人たちが出席していた。
私が両親と共に挨拶をして回っていると、少し離れたところから声をかけられた
「ほんとにいい娘さんねぇ、テストの成績も良くて、スポーツもできてしまうなんて、ほら、バスケ部のキャプテンをやっているんでしょう?」
「生徒会もやっているんだとか、流石ですな」
「はは、いえ、これくらいできて当たり前ですよ」
「まぁ、おふたりの教育がよろしいのね」
こんな会話がされている中、私は笑顔を絶やさずお客様の方を向いてたっている。
お父さんは財閥の社長で、お母さんは病院の医院長の娘、今ではお兄さんが継いでいるらしい。
そんな両親に私は、私をちゃんと見て欲しかった。
いつもから返事で相手にして貰えないり
私は見てもらうためにならなんでもやった。
沢山勉強もしたし
沢山スポーツでいい成績も収めた
沢山家事の手伝いもしたし
沢山、沢山、なんでも、
それも全部だめだった。何も変わらなかった。
次に私は色々なものをねだった。
参考書にぬいぐるみ、食べ物からアクセサリー
どれだけ高価なものをねだっても、私の手元に来た。
望んだものは全て手に入った。
両親からの目(あい)以外は。
周りからしたら高価なほど価値があるかもしれない。
けれど私にとって宝石はただの石と変わりなかった。
何をしても無駄なのならば、
本当に欲しいものが手に入らないのならば、
私は他に何もいらない。
何もいらない、なんてのは嘘だ。現状があるから、もしくは願望が叶うなら、何もいらない、のだから、何もいらないと言いながら、何かを望んでいる、もしくは既に何かが手元にある。
間違いなく言えるのは、今以上は何もいらない、と言えるのは幸福な人だということ。
日本酒、できれば純米酒、しめ鯖、漬物盛り合わせ、エイヒレ、卵焼きがあればとりあえずいいや。砂肝とかあれば素敵。あとは〆蕎麦があれば何もいらない。
「何もいらない」4/20
アナタがいれば、それで良い。
遠い日の私は、それを疑わなかった。
それが今はどうだろう。
起こる全ての出来事、
出会いを大切に思ってしまう。
今の私は、何を捨てられるだろう?
#なにもいらない
きみがいれば、なにもいらない
ほんとだよ?
私には、愛する彼氏兼未来の旦那がいる。だけど、まだ私達は、未来の約束を交わしてるだけで、まだ同棲してる訳でも無ければ、結婚してる訳でも無い。だから、私が今思う事は、ただ1つ。貴方が欲しい。そして、貴方の心が欲しい。貴方さえいれば他に何も要らないわ…
お題 何もいらない
あなたがいなくなった部屋の窓から
穏やかな色の夕日が射し込んで
想い出をそっと包んで行く
好きだったあなたの声も
あなたと作った想い出さえも
今は何も欲しくない
振り返るのは終わりにするから
あなたはあなたで幸せを見つけてね
あなたにとっての
わたしの存在理由と
わたしにとっての
あなたの存在理由とが
同じであるなら
そのほかは
何も望まない
何もいらない
# 何もいらない (112)
「今日の朝、私、シチューとパン食べてきた」
「おれ、パンにきゅうりはさむよ」
「まじで?」
何もいらない望まない
完全無欲は叡智?それとも絶望?
囚われないこと手離すこと
身軽になるためなら必要
希望を持つこと夢みること
活きいき歩み続けるなら必須
他者への期待は手離して
両手を広げて夢みて進め
「何もいらない」
#82
「何もいらない」
美しく
ポジティブで
優しい人になりたい
だから
嫌われたくたくない気持ち
他人と比べてしまう心
自分に自信が持てない悲しみ
なんて
何もいらない
高望みなんてしない
欲も曝けださない
だからお願い
親友を返して
時間もお金も全て捧げるから
"何もいらない"
この心のひとかたまりのおもり
沢山の憂鬱の凝縮
身体の痛みの根源
ふいに訪れる悪意の影
それさえ消え去るのなら
一人ひとりが
抱えるおもり
そのひとかけらが消え去るのなら
世界は少し明るくなるかもしれない
♯何もいらない
もう何も要らない。
だけど最後に愛は欲しい。
蘭でも良いよ。
蘭ってね英語で「愛情」っていう花言葉があるんだよ
ガーベラも色々な色を組み合わせて6本にすると、
「貴方に夢中です」
ガーベラと蘭を貰ったら"楽園''で待ってるね。
君以外、何もいらない。
お金。 権力。 地位。
君以外のものがゴミと同等に見える。
それくらいに、君は眩しいし美しい。
君を手に入れることは僕なんかにはできない。
でも、君は僕のすべてだ。
お題 何もいらない
お題《何もいらない》
永遠に手に入らなくてもかまわない
だから君の言葉を 物語を 聴かせてよ
君の言葉がわたしの世界を創るから
永遠に手に入らなくてもかまわない
わたしが君にあげるから
わたしが君をつれていくから
だから君だけの永遠を教えてよ
漫画でありそうなことだけど、
私はあなたがいれば何もいらない。
あなたがいるなら何も望まない。
何故だ、
何故今なのだ。
君に思いを伝えようとしたその瞬間、
僕のいのちの火は消えかけている。
このまま消えてもいい。
だから無責任だろうけどこの思いは届けたい。
ずっと思ってきたのだ、小さい頃からずっと。
お願いだ神様
もう何もいらないから、だから……
言葉の続きを発する力を僕にくれないだろうか。
─何もいらない─
何もいらない
この先、身軽で…
ゆっくりとやすみながら
…
一瞬でもしあわせや優しさ
を感じられたらそれでいいの
…
身軽で自由…
何にも囚われず
傷ついて…グサグサと
でも…相手の勝手な考え…
合わないなら距離置いて
…合うものに癒されて…
その身軽さがいいの
何も執着せずに
自由に…
何もいらない
おもちゃ箱に眠る ちいさないのち
いつしか忘れ去られて 気付けばごみになり
お気に入りのあの子だって 遠い記憶の彼方
ほこり積もったおもちゃ箱
さびついたあの子がじっと見ている
古ぼけた記憶の一ページ セピア色の夢を見る
ガラスのくつはひび割れて
王子様は棺の向こうでわらってれ
しあわせの終わりは 土のしたにかくれてる
あまざらしのおもちゃ箱 傘のなかから見下ろして
まばたきひとつ 走り去る
きっと夢は もうみない