『何でもないフリ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『何でもないフリ』
目を隠し 口を閉ざして 消していく
ここに自分はいないと 何も言わないと
声だけを聴いている 言われるがままに
消えてしまおうと 動きはしない
好きな人が距離を詰めてきた。
えっなに急に???
平静を装うけど、頭ん中はグルグルで
私が何を言っているかも、もう分かんない
わっ!?
少し腕が当たっだけでガチゴチに緊張してる
熱い頬触って、何でもないフリ
『何でもないフリ』
「何でもないフリ」
すごく嬉しい言葉を
たくさん言ってくれるのに
いつも何でもないフリして
冷めた顔でスルーしてる...
素直に
″ありがとう″とか
″嬉しい″とか言えなくてごめんね
本当は
泣くほど嬉しいんだよ...
赤い顔の私に友達が
「大丈夫?」
と心配そうに聞く。
「何でもないけど。」
なんてクラスメイトの君を横目に見ながら言う。
昨日あんなことしたくせに
何でも何ともないフリしてるの?
私はこんなに恥ずかしさで
戸惑っているのにな。
お題 : 何でもないフリ #58
なんでもないふり
仲間ってなんたろう。
クラスの人たち。部活動の友達。幼馴染。
そんな仲間の中にいると疲れることがある。ちょっとした摩擦や距離感の違いから問題は起きる。だから、いつもなんでもないふりをする。そうすれば、たいがいのことは、やり過ごすことができるから。
あいつ、弟はいつもニコニコしている。辛いことがあってもなんでもないふりしている。でも、辛い時は話して欲しい。力になってあげることもあるかもしれないから。兄弟なのだから、辛い時に一緒にいられる存在になりたい。
兄だからと言ってなんでも分かっているような口ぶりが鼻につく。兄さんはいつもポジティブに考えることができるから、僕の苦しみなんて分からない。僕はいつも孤独だ。
弟が田舎で農業を始めた。人との距離感が掴めないでいた弟にとっては良いことなのかもしれない。自分のペースで働いていればいけばいい。
俺は弟の作った優しい味のする野菜を使ってレストランをやりたい。弟に相談したら何て言うだろうか。なんでもないふりなんてさせない。いいのか。ダメなのか。の2択だ。ダメでもレストランは始めよう。いつか、弟の野菜を使える日がくることを信じて。
兄さんがレストランを始めた。僕の野菜を使ったレストランは、村の人だけでなく遠方からもお客さんがくる人気店だ。田舎暮らしでも人との距離感が掴めなかったが、兄さんのレストランを通して他の農家さんとの繋がりでき、農業の方法を学ぶことができた。兄さんが僕と田舎を人を繋げてくれた。
田舎での暮らしでいろいろな仲間ができた。自治会の仲間、近所の人、店の常連さん、野菜農家さん。そして弟。みんなかけがえのない仲間だ。
辛い時は兄さんに、そして仲間に相談して生きて行けるようになりたい。
なんでもないふりはおしまいだ。
何でもないフリ
フリというからには「何でもないフリ」は実のところ「何でもない」ものではないのよね。実は大問題が起きてるようなとき、たとえばスケートで優勝して表彰台に上がるのにお尻のズボンが破けてるようなとき破れをヘルメットで隠しつつ「いやあなんでもないよ!平気だよ!気にしないでね!」と笑うアホウのために「何でもないフリ」とう言葉は存在するし、そういうのが様式美。でもね、あなたがやってるのは違う。やられたのでしょう。あたりを我が物顔に跋扈するあの異界生物たちに噛まれたか刺されたかしたのでしょう? それを隠すのは様式美ではないわ。何でもないフリをされて困るのは私たち、いや私たちと過ごしてるこどもたちなのよ、だってそれは感染するのだから。観念して治療されなさい。
何でもないフリ
本音を話してって言うけど、言ったところでなんだよな。上辺だけの感情のやり取りをするだけで、解決には繋がらない。
意味ないんだよ。自分も他人も結局は皆同じような思考回路で生きている。
「皆」はさすがに主語が大きいかもしれないけどね。
少なくとも私の周りはそんな感じ。
何が言いたいかって、悩みを話しても、悪化するか改善も何も無いまま終わるかの二択だけっていう話。
それに、他人にも私のことで迷惑がかかるのは嫌だし。
痛い文章だし、読んでいて恥ずかしいけど、これが本当の私の気持ち。
お題 何でもないフリ
きみは何でもないフリが上手だね。
そう言われて心臓がドクンと跳ねた。胸に手を添え、ぎこちなく笑ってみせる。
ほらまた
そう目を細めておかしそうに笑う貴方に、私の心臓は嫌に鳴りっぱなしだ。ドクドク、ドコドコ。
「何でもないフリが
上手くてもいい事なんてないよ。」
そう震える唇が勝手に作り出した細い言葉を聞いて、貴方はようやくバツの悪い顔で
無理をしているから泣いてるの?
と言って顔を覗き込んでくる。私が泣いていたことなんて知らなかったフリもしてくれない貴方に、私は一瞬、瞳を驚きに瞬かせておもわずと笑ってしまった。悪意の無い言葉だと分かりホッと彼女の顔を、揺らめく視界にやっと映すことができた。
何でもないフリできるほど大人でもなかったよ
ねえつまらない人間になってしまったね
刈った草や雨上がりの土の匂いを忘れて
裸足で踏み入った泥の温もりも忘れて
何もかもを過去に置き去りにしてきた
作り笑いとか心にも無い賛辞だとか
決まった返事や決まった予定だとか
終わりまで見え透いたような人生なんかうんざりだ
大人のフリして大人になんて成りきれない
知らんぷりしても何でもないフリしきれない
こんなつもりで生まれたわけじゃないのに
ねえつまらない人間になってしまったんだよ
文明を着飾るあなたは徐々にブルーライトに沈んでゆく
スイッチひとつで消えてしまううつくしさ
何でもないフリ
『大丈夫!』スタンプ送ったのにきみは電話してきたからダメだった
題-何でもないフリ
〜何でもないフリ〜
いつものから元気
何でもないフリ
なんでもなくても
本当は聞いてほしい
そんな困った感覚
平静をよそおってるけど、心臓バクバクですよ
何でもないフリしてますけど、驚愕してますよ
友達が動画を見ているんですけどね、画面を見るに、再生回数平均100程度の私のチャンネルを登録してるんですよね
どんな確率ですか
見た感じ、私だと気付いてないみたいです
バレたら恥ずかしいので絶対に私のチャンネルだとは言いません
何が友達をチャンネル登録させるに至らせたのか気になりますが、とてもじゃないけど聞けません
バレるから
とか考えていたら、あろうことか、友達が私に私のチャンネルを紹介し始めました
変な動画だけどクセになって超面白いそうです
やめてください、顔から火が出ます
対応に困ります
何でもないフリも限界があるんですよ
なので紹介を中止してください
熱心に語ってますけど、私にどうしろっていうんですか
そのチャンネル、私のなんですよ
オレの兄弟はなんでもないフリが得意なの。
怪我を隠すのも、感情を隠すのも、本音を隠すのも。
ぜーんぶなんでもないフリして笑ってる。
だから、オレが気づいてあげないと。
なあ?兄弟
なんでもないフリなんて上手になっちゃダメだよ。
心がズキンって痛んで、辛くなるだけだから。
自分に嘘ついて、虚しくなるだけだから。
ねえ、兄ちゃん。こっちに来ないでね。
兄ちゃんには好きに生きて欲しいんだ。
なんでもないフリなんてしないで、自分の思ったままに生きて欲しいの。
笑われたってバカにされたって、辛いものは辛い。
けど、それをなんでもないフリして笑うのは荒治療だよ。
ちゃんと発散しないとね。
好きに生きて、好きに生きたオレからの助言だからね。
だけどね、兄弟。
オレがここにいるってのはなんでもないフリしといて。
オレは、誰の記憶にも残っちゃいけないからさ。
《仮面の下に画した本音を》
「大丈夫だよ!」
いつも君は笑って言う。
お願いされても断らなくて。
どんなに大変な状況でも、涙を流したとしても、
すぐに笑顔を作って「大丈夫」と言う。
優しくて、自分のことより人のことを思ってしまう君。
何でもないよ、なんて言葉もよく聞いた。
頑張らないと、なんて言葉も聞いた。
でもね。
そんな言葉と表情の裏に隠れた本音を聞かせて欲しい。
「苦しい」「辛い」「悔しい」「嫌だ」「悲しい」
そんな言葉を吐き出す場所に、私はなれないのかな?
励ます言葉も慰める言葉もかけるだけ無責任かな。
なら、無言でいいから君の隣で手を握ってあげたい。
抱きしめてあげたい。
君の心に触れたいんだよ。
相手は何気なく言った一言でも、
行った行動でも、
私はちゃんと傷ついた。
でも、知られないように
何でもないフリ。
笑った。いつも通り振る舞った。
こんなことでと、自分にフタして。
傷ついたなら、
私にとっては手当てが必要だったのに。
次あったなら、
ちゃんと私の気持ち優先しよう。
1番の味方は私だ。
私たちの誰かが救われるなら、それでいい 私はここでいい
何でもないフリ。
何でもないフリをしないと生きるのが倍キツくなる。
いちいち気にして、深刻になっていたら周りからドン引きされる。
そうなったら自分も相手も面倒くさくなって、やがて距離をとってしまう。
でも本当は。
苦しかったり腹が立ったり、許せなかったりムカついたり。何でもないワケないんだよ。
END
「何でもないフリ」
たぶん、私はフォロワーの数合わせ
知らないフリをしてるだけ
でも、なんで、
こんなんに胸が痛いんだろう
ああ、
自分すら何でもないフリをして
自分に嘘をついている。
私はあなたの「数」じゃない
隠れた物を探したいが性
心の宝はいつ見つかるか
胸も身体も打ちのめされる日々
他人の痛みを分かるつもり
解剖するのが生業でも
心臓を開くのは難しいこと
内に秘める思いが解き放たれる時
今しがた、もう一度言う
――サメの言うことにゃ、
何でもないフリ
何でもないふり
何でもないふりをして
側にいる
何でもないふりをして
肩をくむ、抱きつく
何でもないふりをして
「好きだぜ」
告白をする
このまま何でもないふりをし続ける