『何でもないフリ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
珍しいね、あなたが声をかけてくれるなんて。
え?めちゃくちゃ嬉しいよ。本当に。
いつも通りに見えるって?
そりゃあ、ねぇ。
当然といえば当然ですよね~?
できるわけないけど
一応 装ってみる
【何でもないフリ】
あぁ、敵わないな
私より高い
あなたの体温が
少しも肌から消えなくて
手を 伸ばしたくなる
私は強がりで意地っ張り…
人前では泣かないし、泣きたい時は
1人隠れて泣く…
「あなたには悩みなんて無いでしょ」
…これは、よく私に投げかけられる言葉だ
人と競い合うのが苦手だから、負けん気が
強い訳じゃない…
強いて言うなら、「何でもないフリ」が
上手いってだけだ
大変な時ほど黙ってしまう
ホントは、何でも無くない…
弱音を吐きたいし、愚痴りたいし
頼りたいし……泣きたいし…
けれど、今更なんだよなぁ…
「貴方には悩みなんて無いでしょ」
……なんだから…皆
もっと素直に感情を出せば良かった
弱い所を出せば良かった…
でも、こんな不器用な生き方って
案外と沢山の人がやってるんじゃないかな
人生って、そうそう器用には生きられない
だから、不器用なりに頑張れば良い…
いつから私は何でもないふりが上手になったんだろうか。
大丈夫じゃなくても大丈夫と答えてしまう。
こんな私が大嫌いだ。
でもあなただけは私の本当の気持ちに気づいてくれたね。
そんなあなたが大好きだった。
でも私はあなたの何でもないふりに気づけなかった。
だから私を一人にしたのね。
「私も今そっちに行くから待っててね」そう言って
私は飛び降りた。
【なんでもないフリ】
友達が自分のことを
嫌いとわかっていても、
なんでも無いフリをしてしまうのは
なんでだろう
もしかしたら、
まだ
信頼していたい自分がいるのかな、?
あなたの居ない日々。
そんなものを想像しただけで私は今すぐにでも池か何かに飛び込んでこの生を終わらせたくなってしまいそうだ。
あなたを見るだけでは足りない。
あなたと話すこと。あなたの笑顔を見ること。
それが無いと私は、本当にどうにかなってしまいそう。
あなたが居ないと
あなたが居ないと
あなたが居ないと
あなたが居ないと
あなたが
でも
私はずるい奴だから
あなたとせっかく喋れても
何でもないフリをする
何でもないフリ
何でもないフリするの下手だよね(分かりやすいよね)。
わたくしのことを
親友と思ってるのか奴隷と思ってるのか
分からない人間に言われました。
正直ムカつきましたが穏やかに行きました。
でも本当は言いたかったです。
貴方のほうが分かりやすいんですよ。ブス。
何でもないふりしてたけど、
心はズタズタ、
きっと目は泳いでた、
泣きたい気持ちを
抑えるのがやっとだったよ、
あなたが好きな人は、
私の友達だったなんて…。
冬の陽射しが
眩しすぎた…。
何でもないフリ、私がそれをする理由は、
分からないかもね?
多分ね、分からないかもね、ね、愛してくれて、
分からないかもね。
"囚人には、なにもない。"
全てなにもない。
さぁ、考察せよ、何もないがな?
【何でもないフリ】
私は嫉妬しやすい
「あの子は私の友達なのに…」
って、いつも嫉妬してしまう
でも、束縛はしたくないから
私は今日も何でもないフリ
私は落ち込みやすい
「私は駄目な奴だ…」
って、いつも自分を責めてしまう
でも、落ち込んでばかりではいられないから
私は今日も何でもないフリ
私は私が嫌い
「なんでこんなことも出来ないの…」
って、いつも出来ない自分に嫌気がさしてしまう
でも、逃げてばかりではいられないから
私は今日も何でもないフリ
今日も今日とて、勉強・仕事をする
嫌な自分を変えたいから
このままじゃ、駄目だと思うから
突然、手の甲が濡れる
そこで初めて自分が泣いていることに気づく
今まで耐えて耐えて耐え続けて
“大丈夫”と自分に言い聞かせてきたのに
私はやっぱり駄目みたい
今日は沢山泣こう
涙が止まるその時まで泣き続けよう
そして、また明日から何でもないフリをする
「大丈夫だよ」送信ボタン
暗い部屋 空き缶 ゴミ袋
お題/なんでもないフリ
何でも無いフリをしている時点で、それはすでに何かあるということ。
「大丈夫、落ち着け」と思っている時点で、それはすでに大丈夫じゃなく落ち着かないということ。
だから、何でも無いフリをしてごまかすより、何かあることを素直に認識した方が、本当に何とかなりやすいという、面白い事実。
何でもないフリ
誰かがミスをしたとしても
私がミスをしたとしても
何でもないフリをして作業を進める
仕事には必要な行動である
ミスの修復はしないといけないが
顔に不安を出してはいけない
プロの領域
プレッシャーの中みんな仕事を頑張っている
お題「何でもないフリ」(雑記・途中投稿)
今日、「それやったの私じゃなくない?」って思いながら大人しく苦情を受けていた。(やっていない確証はないけどやった記憶もない)
壁にめり込んだなら、悪いのはやった人じゃなくて実際とは違う図面出してきて、差し替えで壁が生き物のように動いていく上の会社だよ。
大丈夫…大丈夫心配無いからと、自分に言い聞かせる。
昨日迄は、何ともなかったのに嫌な話を聞いた。
子供の寝顔を見ながら涙が止まらない、大丈夫大丈夫と。
呪いのように心の中で唱える!
明日の朝は、温かいご飯が作れますように大丈夫。
街の喧騒を聞いているだけで僕は何でもないフリができる。
僕は暗いのに街は明るい。
僕が静かなのに街はうるさい。
でも、そうするしか生きてはいけない。
君と会ってしまったらどうしよう。
意図せずバッタリ、街中で。
想像しただけで叫んでしまいそうだ。
切り刻まれて血みどろな内を、思いっきり。
君のせいだと、君がやった事だと。
君も、同じように傷つけばいいと。
君はなんでなんでもないふりをするんだろう。
知らないフリでもするんだろう。
また、こちらをいないものにするんだ。
それがどれだけ傷つけるかなんて、考えもしないで。
君が上機嫌で
帰ってきても
何があったか深くは聞かないよ
君には君の時間が
流れているから
わたしは見守るだけ
何でもないフリ
何でもないフリ
傷ついてないフリ
誰もいないところで泣いてるのに
『何でもないフリ』
「ねえ、今日はいい事あった?」
「えっ!?なっなんでもないよ!!」
唐突に聞かれて思わずバレそうな嘘をつく。
そっかと彼は返してスマホを見始める。
危ない危ない...明日は彼の誕生日でサプライズを
開こうと思っていたが気持ちが先走りすぎたようだ。
飾り付けも完成して明日こっそり飾る準備はできている。
料理も下準備は完了。
明日が待ち遠しいなあ。
明日は彼に喜んでもらえるように頑張るぞ!
そう意気込み掃除を張り切る。
何やら張り切る彼女の背中を見つめながら
明日自分の誕生日だということを思い出した。
彼女が何をしたいかを察したので黙って見守ることにした。
明日はうんと楽しませてもらおうかな。
語り部シルヴァ