『何でもないフリ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君が何でもないフリをして笑うから、
僕も何でもないフリをして笑った。
けれども、
やっぱりいつもの君と違うから、
僕は君の分まで胸が苦しくなった。
そしたら、君も辛そうな顔をした。
ああ、良かった……
素直な君の気持ちを知れて、
僕は今、幸せだよ。
だから、
何でもないフリをして僕は君を強く抱きしめた。
「何でもないフリ」
満員電車で屁がにおってくる。
「誰だ!屁をこいたのは」とか
「私オナラしました」なんてことにはならない。
した人も嗅がされる人も、何でもないフリをする。
オナラは見えないので、これで平穏が保たれる。
もしある日突然オナラが見えるようになったら
どうなるだろう。
オナラした人が分かる。
オナラが鼻に入ってくるのが見える。
した人も嗅がされる人も、何でもないフリを出来るだろうか。
いや、つくづく見えなくてよかった。
何でもないフリは誠にありがたいことだ。
(何でもないフリ)
#76 何でもないフリ
他人になりたい訳じゃなかった
後悔しても、やりなおせないって。
してるつもりなくても
普通にしようとして
元気出そうとして
出かけようとして
来る日も来る日も
時々1日中雨だったらその日は
家で静かに無理せず
ほんとの心と向き合って
ゆっくり回復して
でもずっと晴れてたから
出かけるのがいいと思って
少しでも外を歩いた方がいいと思って
実際空も綺麗だし夕焼けも綺麗で
気分転換も出来たし
良かったんだけど
時々1日中雨だったら
きっとだいぶ楽だった
「お前、いい加減やめろ」
なんのことかわからなくて首を傾げると、肩を掴まれる。
「いっ……」
「痩せ我慢するなよ。無駄に張り切るな。本番はこれからなんだぞ」
そんなつもりはない。と言っても、たぶんあなたは納得してくれない。
だって、もうすぐ長年の悲願が叶う大事なときだから。
立ち止まりたくなんかない。
「意外と深くない傷だから安心して。足手まといにはならない」
反論しようとする彼をまっすぐに見上げた。掴んだままの手をゆっくり外して、そのまま握る。
「もうすぐなんだから、大丈夫。もしやばそうなら声をかけるから」
本当はわかってる。
私にかけた言葉は全部、自分自身に言い聞かせてるんだよね。
頑張って隠しているみたいだけど、誰よりも、私よりも、願望が達成される瞬間を待ち焦がれていることを知っている。隠している理由もなんとなくわかる。
私は、代わり。
私は、あなたが気持ちをぶつけられる場所。
あなたは安心して、願いをかなえて。
お題:何でもないフリ
(もうしんどいな)
いじめとか嫌がらせとかそういうのは一切ない
ないのに何故かしんどいのはなんで?
周りの人に心配とか迷惑かけたくないから、平気なフリを続けている。
きっとわがままだとかって思われるから、必死に隠していたつもりだった。
[大丈夫?]
一瞬時間が止まった感覚になった。
すれ違うほんとに一瞬でバレてしまった。
昔から平気なフリをしてしまうのが気づいたら癖になってしまってた。
今まで気づかれたことがなかったのもあって思わずずっとためていたものが溢れてしまった。
そんな私をあなたは一瞬焦りつつもサッと場所を変えて話を聞いてくれた。
No.62
お題[なんでもないフリ]
しょうもないライフハック
一人のときに落ち込むことが起きたら
自分に対して何でもフリをする
「別に?」みたいな露骨に白々しい態度を取る
他の誰も見てないのに必死に演技をするのがコツ
その行為のバカバカしさに笑えてきたら成功
虚しさから逃げ切れる俊足を持ち合わせてる人にオススメ
何でもないフリ
何でもないフリを何度もしたような気がする。
ちょっとボーッとしていると、どうしたの?って言われて、つい、何でもないって言ってしまう。
ちょっと落ち込んだときなんかも同じく聞かれてなんかもないって言っちゃうし、フリだってしてしまう。
何でもないフリってよくやるよね。
〚何でもないフリ〛
刑務所生活6年目
居房の掃除中、壁のポスターを剥がすと、掘りかけの大きな穴があった
どうやら俺と同じ部屋に収容されている男が脱獄を試みているらしい
だが俺は知っている
この壁の先にあるのは、外ではなく監視室であることを
俺は男の脱獄を手伝うつもりはない
あと少しでシャバに出られるからだ
だが終身刑である男の境遇を思うと、お門違いな同情心が湧いてきた
俺はこの気持ちに逆らえず、刑務所を出る前日、男に何でもないフリを装いながら、刑務所マップと、穴を埋めるための(収益労働中にこっそり盗み出した)生コンクリートを渡してやった
何でもないフリ
昔の仲間たちと昼間からもんじゃ食べて飲んで
ママじゃなくなる自分になる時間をすごす
何でもないフリをして
あたかも仕事帰りの顔をして
これからこどものお迎え
たまには
ママにもママじゃない時間を頂きます!
それがママの栄養源のひとつです
大切なじぶんの時間
後ろめたいけどどうしても大切なんだ
何でもないフリをして、いつものようにゲームを開く。
「大丈夫、気にしない」
そう思っても上手くいかなくて、頭に浮かぶのは、いつか吐かれた呪いの言葉。
何でもないフリ
平気なフリ
楽しそうなフリ
知らないうちに色んなフリを覚えちゃって、身につけちゃって。
私は役者じゃないんだけどな。
忘れられない 恋の話
忘れたくない 君の話…
また1つ 歳を重ねて
強くなったはずの 心も
君と同じ 香水をつけた
誰かとすれ違う度に…
僕と同じ名前を呼ぶ
誰かの声に…
少し 息がつまって
何でもないフリなんて
できなくなってしまうんだ…。
- ひとり 想う -
【何でもないフリ】
所詮心は目に見えないから
私たちは目に見えるものしか知り得ないのだから
どれだけ抗っても
どれだけ目を背けても
どれだけ逃げても
どれだけ叫んでも
今日ここにいるという事実は昨日と変わらない
同じ場所に集いし者が
同じ条件下で課せられる
そこに在るか無いか
シンプルな2択で
ナニカが『在るか無いか』が判断される
その記号しか誰も見ようとしないのだから
中途半端に頑張った貴方は
在る事実だけで存在が成り立ってしまう
決して隠している訳では無いけど
見せている訳でもない
結果誰の目にも止まらぬのならば
それは『フリ』とでも呼ぶのだろうか
仕方ないだろう
なんでも ある と見せるほど
そんな余力は残っていないのだから
お腹が空いた
それでも 平気な顔をして
ニコニコ笑顔で
たち振る舞う
お腹が鳴りそう
『こちらになります』
お客様にお届け
早くご飯が食べたい
休憩まだかな…
あたり一面おいしそうな香りだらけ
『ありがとうございました』
『またのご来店お待ちしております』
何でもないフリが上手かった。
気にしてないフリ
なんも思ってないフリ
これっぽっちも傷ついてないフリ
いいよ。
私の前では無理しなくていいよ。
私君に嘘つかれたら悲しいよ。
だって分かるもん、君、本当は気にしてたもんね。
めちゃくちゃ悩んでたもんね。
凄く、傷ついてたもんね。
けどそれを相手に悟られないように生きてきたんだもんね。
でもさ、私ってほら、君の事凄く好きだから。
画面越しの素っ気ない文字でも、分かっちゃうんだな笑
君が悲しい時、走って会いに行ける距離に住んでてよかった。
君と昔から一緒に遊んでてよかった。
君を最後まで送り届けられる人間でよかった。
じゃあ、またね。
何でもないフリ
人生、何でもないフリだらけだ。
いちいち態度になんかだしてたら大変だ。
きっと、殆どの人がそうではないだろうか。
何でもないフリって体に悪そうだから、
あまりしない方がいいんだろうけどね。
鈍感になれる薬あればいいのに。
paki
人前で 悩んでいても
泣きたくなれば
トイレにかけこむ
弱さ 誰かと吐き出すは違う
淋しい夜 友達に連絡して
会いたい伝え 忙しいみたいだと
明るい振りして またね
なんて 言っては
こんな日もあるなと自分に
言い聞かす
通じ合う瞬間はかなりないかも
淋しいさは孤独さ
抱え 懐かしい
日溜まりみたいな愛を脳裏なか
想い出す
なのに 記憶は走馬灯みたいに
浮んではきえさるから
暖かい温もりも忘れそう
それでも人前で泣けない時
悩みあるとき
日溜まりの愛なかの言葉は
忘れやしない
素直に弱いよ たまに
吐き出したくなる
空は大きくて バカみたいに
弱音を話すは他者にも
重荷背負わすさえあるから
やはり 笑ってないと
辛いは1人泣けばいい
なんでもない。
そう笑顔を見せながら拒み、人を避けるように君は口癖の様に言うけれど、僕は君が無理してるのは分かっているよ。
だから、拒む様に何でもないというのはやめて?
悩んでいるなら話してよ…
唯一の友達なのに悲しくなるよ。
何でもないふり
何でもないふり。貴方は、何時だって、ずるいし、卑怯だ。だって、私が、毎日、彼の一つ一つの言動や行動、何もかもにキュンとして、心臓が破裂しそうな程、バクバクしちゃうのも知ってる癖に、貴方は、わざとそうしてくるのに、貴方にキュンとしてるからと本音を伝えると、貴方は、何時だって、何でもないふりや、知らないふりをして、やり過ごす…そう。貴方は、何時だって、どんな時だってそうだ。ふとした瞬間に、私が弱い事をして来ては、何時だって、どんな時だって、知らん顔。まるで、自分は、何もしてませんと言わんばかりに…そう言う貴方の少し無責任な姿、少し、憎いけど、好き…ふとした瞬間に、私の弱い事して、まるで何事も無かったかのように、しれーっとする貴方の横顔…あー…やはりどんな時でも、貴方が好きで好きで堪らない…この先も貴方無しでは、生きていけない…あー…今日から4日間、貴方は、帰りが遅い…今日から4日間、一人虚しく人恋しく、肌寒い中、一人寂しく、帰宅して、一人寂しくご飯食べて、一人寂しく、眠りにつかなければならないなんて…貴方にとっては、普通の事だとしても、まだ貴方と比べて、若い私には、それすらも、正直、辛くて…あー…駄目だな…何時までもこんなんじゃ…早く変わらなきゃ…二人の間や、貴方に、私に、何時、何が起こるかなんて分からないのに…これからもずっと사랑해요 ʚ( ॑꒳ ॑ )ɞ.⸝*・゚
嬉しいのに澄ました顔
悲しいのに笑い顔
怒っているのに平然とした顔
強がって何でもないフリ
自分の素直な感情を隠してる
どうして隠すのだろうね?
恥ずかしさもあるし
見栄もある
感情に振り回されたくない
そんな気持ちもあるんだろうな
そういう人も素敵だと思う
だって芯がぶれなさそう
ストレートな感情表現
素直な表情と言葉には
その人の魅力もたくさん
詰まっている気がして
素敵だなと思う
人間味があっていいなと思う
[ 42. 何でもないフリ ]