『何でもないフリ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
なんでもない振りをしながら、
実は意識している。
何でもないフリ:
何でもないフリしてるから、誰も気付かない。気付いてくれない。本当は気付いてほしいのに、何でもないフリしてしまう......。だから、誰も気付かない。わたしの、淋しい気持ちに。
自分が気付いてなくても
私を好きな人が出てくるかもしれないし
私を嫌いな人も出てくるかもしれない
人生は心理戦だと思ってる。
人生は "1つのゲーム" だから
『何でもないフリ』
本当はあなたのことを想っている。
本当はあなたの言動に一喜一憂してる。
本当はあなたの周りの子に嫉妬してる。
けど何でもないフリ、しちゃうんです。
『何でも無いフリ』
君に告白してから君は、
何でも無いフリをしている。
君が今苦しんでいる事を知っている。
もっと頼ってくれ、
君の苦しみを俺も保ちたいんだ。
だから、
もう苦しまないで...
『何でもないフリ』
「フラれた。」
明るく、自嘲気味に笑う声。衝撃的な一言に、え、と掠れた息だけが漏れた。
「まぁでも、これからも友達でいたいって言ってくれた。変に気ぃ遣わないで欲しいって。優しかった、ホントに」
私が発言する間もなく、彼は言葉を続けた。口調こそ平静を努めているものの、声の震えが伝わってくる。泣くのを堪えているのだろう、視線を下に向けて両拳を握りしめている。もしくは、もう泣いた後かもしれなかった。彼が決心して教室のドアを開けてから、一時間は経っていた。
どう声をかければ良いのか、分からない。
静けさが痛かった。
しばらく沈黙が続いた後、最終下校時刻を知らせるチャイムが鳴った。遅くなる前に帰ろうと提案すると彼は黙って頷き、スクールバッグを提げて廊下へ出た。
体格のいい背中は、いつもより弱々しく見える。
彼は、落ち込んでいる時に励まされると余計に沈むタイプだ。底抜けに明るい性格をして、落ちる時はとことん落ちる。こうなると結構面倒くさいことを私は知っている。
普段の彼がこんなに繊細な面を持っているなんて、誰も想像できないだろう。彼の性格は私が誰よりも知っている。誇りを持って断言出来る。ずっと近くで、彼を見てきたから。
ずっと、好きだったから。
その感情は殺したけれど。
あの子を目で追う、彼の表情。切ない瞳だった。それを見て、この気持ちはとても伝えることは出来ないと理解した。この恋は彼を幸せに出来ない。
だから、彼の仕草に心臓が跳ねても、何でもないフリをした。せめて良き友であろうと決め、話を聞いては背中をおして、ずっと彼の恋路を支えてきたのだ。
彼が幸せであれば良かった。
けれど。
今、彼の背中を見つめ、思う。
────私は初恋を殺し損ねていたと。
気付いたら足を駆けて、大きな背中に手を伸ばしていた。
抱きついたら驚くだろうなと思いながら。
顔に出ないから
「よく分かんない」って
言われることが多くなったねw
それでも気付いてくれんのは親友だけ…
だったんだけどね。
親友…違うね。
元親友へ。
何でもないフリ
最近本当に
大変。
ちょっと
二股みたいに
なってて。
その人と話してる時は
何でもないフリ
してるけど。
好きが溢れて
何でもないフリなんて
できない。
#何でもないフリ
知らないフリ、気にしてないフリ、何も感じないフリ、
どんどん重さが積まれていく
ただ放置するだけ
今日は、小更 喜久江さんがお亡くなりになられました。
もっと会いに行けばよかった、
もっとお話がしたかった。
ごめんなさい。
私、頑張るから、、、
『何でもないフリ』
何でもない酔いしれそうな情操を
生憎忘れた孤独の詩を
いつでも背を向け旅する少女を心配し
流言飛語が満ちる暗い密室に殺人級の圧迫感
その虚言と吐息が原因だろうや
もうそろそろこっち見ろや
“どうしたの”
“ううん。なんでもない”
“そっか”
なんでもないわけないじゃん。
本当は全然大丈夫じゃなくて、助けて欲しいのに…
なんでもないって言っても、
“本当は大丈夫じゃないだろ”
って、引き留めて欲しかったのに
たまに、ね
何でもないフリをしてごまかしてる
君に対する
ほのかな恋心
でもね
きっとたぶんゼッタイ
君は気づいてる
…そんな気がする
クリスマスを待ちわびるビルの電飾が
ひときわ輝きを増したから
#何でもないフリ
親しい友人にあなただけ入れたの。
適当に投稿したら、あなただけに送っちゃって今心臓がやばいから、分もおかしいの。動揺したけど月曜日普通にしますわ。
得意技
フリなんだよ。
何でもないフリ。
いい加減に わかれよ。
この、阿呆。
何事もなかったかのように
娘と私の愛言葉
何でもないフリ
「もう一人の私」
少女は心臓に重い病気を患っていました。
ドナーを探していますが、なかなか見つかりません。
少女の家族、友達、親戚、恋人…
そして、少女を応援する知らない人達は、
少女が可哀想だと思い、
励ましや暖かい言葉をかけていました。
少女の天国行きのリミットが刻一刻と迫る時、
遂にドナーが現れました。
早速、手術が始まり、
少女の心臓は元気な物に取り替えられました。
術後の少女の容態は安定し、手術は無事に成功しました。
少女は退院し、周りの人達は祝福しました。
その時、周りの人の声に混じって、
「君、幸せ者だね」
と、知らない人の声が少女の耳に聞こえました。
少女はその時は気にも止めませんでした。
退院して一ヶ月程経ったある日、
少女は学校から帰ると、
おやつにプリンが用意されていました。
少女は嬉しそうにプリンを口に入れると、
突然、胸が苦しくなりました。
少女は苦しそうに咳き込み、
プリンを食べるのを止めました。
その時、「苦しめてあげる」と言う声が
聞こえて来ました。
通院日、特に異常はありませんでした。
数週間後、公園で友達が
「アバターゲームやろうよ」
と、誘って来たので、
友達の元へ早歩きで向おうとすると、
突然、胸が凄く苦しくなりました。
少女は苦しそうに胸を押さえて
その場でしゃがみ込んでしまいました。
「大丈夫?!」
と、友達は心配しました。
その時、「あの世に行けば良いのに」と言う声が
聞こえて来ました。
少女は、謎の声の事を友達に言うと、
「頭おかしいんじゃない?」と、言われ、
友達は少女から離れて行きました。
その夜、少女は悲しくなって
恋人にメッセージで謎の声の事を書いて送ると、
「ゴメン、分かんないや」
と、返信が来て、
それ以来、彼から連絡が来なくなりました。
少女は自分の部屋で涙を流していると、
「アハハ、面白いや!」
と、謎の声は言いました。少女は、
「何で、私を苦しめるの?」と、言うと、
謎の声は、
「君の幸せな人生見てるだけってつまんない。
僕は死んだから、好き放題遊んでるんだよ」
と、長い話を始めました。
「僕は、君の今の心臓だよ。
僕は、父親が居なくて母親だけで育ったんだけど、
毎日毎日、何かと理由を付けて怒って来るんだ。
その度に何発も殴られて、とても嫌な思いしたよ。
クラスメートは皆冷たいし、
僕だって友達が欲しいくらいだよ。
君は良いよね。周りの人達みーんな優しいからさ。
本当に君を苦しめたくなるよ…」
少女は、「お願い、頭の中で話さないで」
と、謎の声に言いましたが、
「じゃあ、長い話を続けるよ」
と、謎の声は聞く耳持たずで長い話を続けました。
少女は、両親に謎の声の事を相談しましたが、
両親は「頭の病気じゃないか?」と言い、
少女を精神病院に入院させました。
「アハハ、面白いや!精神病院って刑務所みたいだね!」
「ヒドイ…何でこんな事するの?」
「コレで君は精神病患者。誰もが君の事を見下すよ。
もう友達も出来ないし、結婚すら出来ない。
君はずーっと一人だよ。
あと、変な事したら、苦しくて痛い思いするからね」
少女は薄暗い病室の中、
謎の声と話すしかありませんでした。
少女の入院生活が10年続いたある日、
少女は一人に限界を感じ、
天国に向かいました。
どんなに辛くても、どんなに苦しくても、
どんなに悲しくても、何があっても
誰にもバレないように何でもないフリをする
心配かけたくないし、迷惑かけたくない
だから私は何でもないフリをする
君が心配してるフリするから
僕は何でもないフリしてるよ
なんでもないわけないのに自分の気持ちに嘘をついてなんでもないふりをする気づかないようにしているだけで本当は誰かに今日も助けを求めている