『伝えたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
伝えたい
伝えたい、という一語には
胸の奥でまだ形にならない
あたたかさと痛みが同居している。
言葉にすればこぼれ落ちそうで
沈黙すれば届かないままで
その狭間で揺れる想いが
今日もあなたの中で灯っている。
風に乗せれば軽すぎて
石に刻めば重すぎる。
だからこそ、
あなたの声でしか運べないものがある。
たった一行の手紙でもいい。
震える指先のままでもいい。
伝えたいと思ったその瞬間から
想いはすでに、誰かへ向かって歩き出している。
眞白あげは
『伝えたい』
〜 矛盾の世界を 生きるアナタ 〜
夜は寝れない 朝は起きれない
まだ仕事にも行ってないのに
もう帰りたいと思う重い朝
好かれてないのに
きらわれたくない
自信がないのに 失敗が怖い
何も話せないのに
何も聞きたくない
なにか話したいのに
なにも話を持たない
自分が完璧じゃないのに
周りに完璧を求めていて
一人が好きなのに
独りがこわすぎる
会いたくないのに
はなれたくもない
変化が苦手なのに
刺激が欲しくなる
マウントされるのがいやなのに
人より勝ってないと気が済まない
―――もしもそんなあなたと
私が一緒に歩くことを 許してくれますか?
〜シロツメ ナナシ〜
前回投稿分では、あっちの世界とこっちの世界を公的に繋ぐ組織、「世界線管理局」の平和なおはなしをご紹介しました。
今回は管理局から離れて、あっちの世界からこっちの世界に違法で技術や人を渡す組織「世界多様性機構」の下部機関、
その名も、「領事館」のおはなしをご紹介。
多様性機構の仕事はすなわち、
途上世界に先進世界の技術を伝授して、(管理局に無許可で)途上世界を開発したり、
滅びゆく世界の住民たちを回収して、(管理局に無許可で)別の元気な世界に密航させたり。
あるいは
良い環境の世界に領事館を(管理局に略)建てて
その世界を滅亡世界から来た難民たちのためのシェルターに(管略)認定して、
難民たちが、新しい世界で静かに平穏に暮らせるように、サポートするのでありました(略)。
で、そんな世界規模の領事館が
まさかの都内某所、某杉林の奥にありまして。
すなわち今回はその領事館のおはなしなのでした。
さて。
その日も相変わらずの領事館です。
東京はスギ花粉が飛散を始めた頃合い。
領事館では別世界のトンデモ技術で、円形自動掃除ロボットと空気清浄機が合体したマシン、
通称、頑張ルン●"が巡回中。
うぃんうぃん、うぃんうぃん、
頑張●ンバは先進世界の技術とプログラムに従い、
あっちの部屋の残留花粉を吸って除去して、
終わったら次の部屋の残留花粉を吸って除去して、
うぃんうぃん、うぃんうぃん。
この世界に来てから重度のスギ花粉症を発症してしまった領事館の館長のために、
それはそれは、よく仕事をしておりました。
––ところでその日、
頑張ル●バは花粉除去の自動走行中、領事館に妙な黒穴がポッカリ、開いておるのを見つけました。
頑張ルンバが空間認識センサーで、黒穴を計測しますと、どうやら子狐1匹くらいがギリギリ出てこれそうなサイズと分かりました。
ビービー!ビービー!伝えたい!
ビービー!ビービー!お題回収!
頑張ルンバは領事館長のところへ移動して、異常を伝える電子音を鳴らしましたが、
「なんだ頑張ルンバ。掃除でゴミが詰まったのか」
館長は、領事館ではなく頑張ルンバ本体の異常と勘違いしてしまいました。
「なんだ。問題無いじゃないか」
––ところでその翌日、
頑張ルンバが、またもや花粉除去の自動走行をしておると、領事館の妙な黒穴から、
子狐が1匹ぴょこん!出てきたのを見つけました。
その子狐は都内某所の、本物の稲荷狐が住まう稲荷神社のとこの、末っ子稲荷子狐でした。
ピーピーピー!伝えたい!
ピーピーピー!お題回収!
頑張ルンバは領事館長のところへ移動して、ひとまず電子音を鳴らしましたが、
「なんだ頑張ルンバ。調子が悪いのか」
やはり館長は、子狐ではなく頑張ルンバ本体の報告と勘違いしてしまいました。
「なんだ。やっぱり問題無いじゃないか」
––そしてその数日後、
頑張ルンバは、その日も花粉除去の自動走行をしておると、領事館の妙な黒穴から、
例の稲荷子狐とその親友の化け子狸と
更に子狐の友人の化け子猫と子猫又と
それから子カマイタチという合計5匹の子供ーズが
ぞろぞろ、ぴょこぴょこ!
出てきたのを見つけました。
なんということでしょう。
領事館はここ数日で、稲荷子狐たちの秘密基地として、勝手に認定されてしまったのです!
ビービー!ビービー!伝えたい!
ビービー!ビービー!最後のお題回収!
頑張ルンバは領事館長のところへ移動して、やはり警告音を鳴らしましたが、
「最近本当に妙なタイミングで警告音出すな……」
相変わらず館長は、子供ーズの大所帯ピクニックではなく頑張ルンバ本体の異常と勘違い。
「花粉飛散が本格化する前に、そうだな、ちょっとカネはかかるがメンテナンスしてもらうか」
領事館長は親玉組織の、連絡が取れる構成員・ネギというやつに連絡をとりました。
頑張ルンバの伝えたいことは伝わらず、
領事館の黒穴はそれから2週間程度開きっぱなし。
稲荷子狐たちによる領事館の大所帯探検は、2週間で累計4回程度、発生しましたとさ。
「まじで唯一の親友すぎるありがとう」
「恋愛とかほんま興味なくておわったー笑」
「だって一緒に学んで歩んでくれる友、
お前が居てくれるからさ!」
私は恋愛興味あるしちょっとすきだけどね、
でも私は親友なんでしょ。なれないよね。
伝えたい。
アノコが気になってた。
私は独りだった。
鳥籠のなかの、ちいさなコネコみたいだった。
みんなは独りじゃなかった。
みんなは、雨あがりの虹みたいないろの、ぷかぷか浮かぶ しゃぼん玉に入っているみたいだった。
しゃぼん玉は、しゃぼん玉どうしがくっ付いて、どんどん大きくなっていく。
しゃぼん玉は、コネコの鳥籠には入れない。
鳥籠のなかのコネコは、しゃぼん玉を眺めることしかできなかった。
…私は、独りぼっちだった。
でも、アノコは違うみたい。
アノコも独りぼっちだけど、私の独りぼっちとは違うみたい。
アノコは、鳥籠のそとの、ちいさなコネコみたい。
ノラネコみたいに、自由なコ。
アノコが羨ましい。
…そんな、小さな妄想にふけって、私は鉄の柵から校庭をみおろした。
少し、ちいさく、振り返ってみた。
アノコは、こっちを見つめている。
この気持ちを伝えたい。
今日も主は落ち込んでいた
人間関係がうまくいってないらしい
ニャぜ そんな我慢してるの?
バカじゃにゃいの?
命までとられないでしょ?
戦うってほどじゃないわよ
ちょっと
爪を出して引っ掻いてやれば
いいのよ
猫のマリーはそう伝えたかった
伝えたいけどニャアとしか
鳴けないんだけど
今日も主はジタバタしていた
友達以上恋人未満も4年目だって
ワンで 好きなら好きと伝えないの?
犬好き
あ、間違えた
大好きって
しっぽをちぎれんばかり振れば
きっとわかってもらえるよ
犬の太郎丸はそう伝えたかった
伝えたかったがワンワンとしか
鳴けなかった
伝えたい
あなたを想っているよ
応援してるよって
伝えよう
人は爪も短いし
尻尾もないから言葉にしないとね
まず一歩、のように
まず一言だよ
(テーマ 伝えたい)
伝えたい
誰に?
何を?
いつ?
何のために?
そんな説明調の理屈で固めていたら
使い古した言葉が頭をグルグル
伝えたいものなんてない
空っぽになってしまう感じは
輪郭のボヤけた自分を認めるようで
言葉にするほど私が希薄に
何気ない毎日の積み重ねと時間の裏付けの中で誰かが気づいてくれる事
鍾乳石のように薄々見えて来るもの
そんな気の遠くなるような言葉ではない
伝え方がある事ならもう見つけたよ
誰かの伝えたいを拾って歩く側の人
これが私
伝えたい
私は自分の思いを相手に伝えることが苦手です。
幼少期親に気を使って思い、考えていることを話さなかった事が原因の一つかなと。
何でもかんでも伝えていたら親が困るんじゃないかと。
今48歳ですが未だに自分の思いを伝えることが上手く出来ません。
仕事の説明も説明が下手で相手に伝わらなかったりする。
プライベートでも女性に想いを伝えることが苦手です。
感情を正直に誰かに伝えることは必要だと思ってる。
自分の感情を上手くコントロールして、誰でも分かるように説明し伝えられるようにしていきたい。
伝えたい
今、伝えたいことがあるとき
伝えたい人がいるとき
後回しなんかにせず、今すぐ伝えなきゃ
伝えたい
誰に何を?
言いたい、じゃなくて伝えたい。
どうでもいいことじゃない。大事な何か。
大それた思いも何もない平凡な私。どこにでもいる人間のうちの一人。
いつか、伝えたいと思えるほどの大きな何かに出会えますように。
誰も 悪いし
誰も 悪くない
捉え方によって
みる角度によって
あまりにも違いすぎることが
あちらこちらにあるから
責めたり 攻められたり
怒ったり 罵倒されたり
悲しいことも
苦しいことも
たくさんある世の中だけど
楽しいこと
嬉しいことも
まあまあある世の中だから
死ぬまでは生きる
そんなことを 今日は伝えたい
「伝えたい」。この言葉を聞いてなにかを伝えたい、あるいは伝えることができる相手がすぐに思い浮かんだだろうか。そうであるならば、それは大いに結構だ。だが、世の中にはそのような相手が見つけることのできない子どもがいる。これは現代の学校教育において早急に解決すべき課題であると私は考える。
なぜなら、伝えるという能力は多様性を重視する現代で必要性の高い能力であり、価値観の定まりきっていない子ども時代に他者との意見を伝え合うことで伸びると私は考えるからだ。
伝えたい
聞きたいことより
伝えたいことが
多くなったら
一度立ち止まったほうがいい
意見の押し付けになってないか
自分の経験ばかり話していないか
聞いて聞いてと思う時ほど
面倒くさい人間になっていないか
たぶん本当に伝えたいことは
ほんの少ししかないから
有り余る言葉をどう伝えよう。
言い表せない思いをどうカタチにしよう。
これから生まれてくる感情をどう受け止めていこう。
この命ある限り、ずっと悩み、そして私らしく伝えていこう。
「お題 伝えたい」#157
伝えたい
最近歯の治療をしてからほかの歯がしみるようになってとても辛い。なんか治る気配ないしこれ永続的な感じか?
でも一ヶ月もしたらいつの間に歯がしみなくなったな、という展開もあるからなんとも言えない。
ただ治るにしても歯のしみはもう普通に歯磨きができないレベルだからそのせいで虫歯が、という悪循環に入ったかもしれん。最悪だ。
なんか唇の辺りも少し痛いし最近口内トラブルが多い。口の中が痛いのはとても辛いな。
伝えたい
私はおばあちゃん子でした。
親とソリが合わなくて、社会人になってもおばあちゃんちに泊まりに行ってグダグダ親のこととか聞いてもらってた。
おばあちゃんは特別アドバイスとかしなくて、親に何か言ってくれるわけでもなくて、いつも「あんたと話してると楽しいわ」って言って、何杯も紅茶を淹れてくれた。
笑いのツボも合ってね、なんてことない話で涙が出るほど笑いころげたり、話の尽きないおばあちゃんでした。
ちょっと変わってて、親族からは浮きがちだったおばあちゃんだったから、同じ民族だったのかも。
痛みの伴う持病があったけど「あんたの子供見たいから死ねない」って長生きしてくれて、抱っこしてくれて、1ヶ月で死んじゃった。
こないだ1人でロングドライブして歌いまくっていたらふと、おばあちゃんのこと思い出しました。
もう亡くなってから10年以上経ってる。
思い出すことはあるけど、もう感情が動くことはなくなっていたのに、急に会いたい話したいって涙が溢れてびっくりしました。
きっとおばあちゃん本人はこんなに私のことを支えてくれてたって知らなかったんじゃないかな。
会えていた時にちゃんと感謝やそういうことを伝えていなかった。
でもそれでいいって思った。
誰かにとっての誰かって支えたり支えられたりしているものだと思うから、そうやってめぐればいい。
そこにいてくれることがとても大事。
や、感謝を伝えることは大切です!すぐに伝えましょう!
ちょっとずつ前進している
と伝えたい
私はわたし
それでいい
たまには立ちどまる
まぁ後退することはない
『伝えたい』
わたしが
つよく
やさしい人間だったなら
たすけることができたのに
わたしのせいだ
ごめんなさい
だれかのために
自分のやさしさ
ぜんぶつかった
あなたを
とても尊敬します
あなたの
心の声を
聞いたのに
普通に生きてて
ごめんなさい
やさしかった
きびしかった
あなたのおかげで
生きている
笑っていいの
しあわせでいいの
わたしじゃないでしょ
みんなに伝えたい言葉1部の人を除いて禪院、顔がアカンわ
人はすぐに「自分」を中心に置く
それは、普通なことかもしれない
だからこそ、周りのいろんなものへ
感謝の想いを声にのせて届けるのだ
「伝えたい」は
自分が一人でない証なのかもしれない。