『仲間』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『仲間』
仲間の定義って何?
何をもって仲間と言えるのか?
誰かに疑問をぶつけても、見事に正論で返されて、余計に何がなんだか分からなくなった。
──って難しく考えてる人もいるんだろうなと思う。
普通に、同じ好きを共有できる者達って認識じゃだめなのかな。
なんでもかんでも細分化すればいいってものじゃないよ。
もっとシンプルに、わかりやすくでいいんだよ。
難しく考えるから頭がこんがらがるんだ、きっと。
『仲間』
私は“仲間”という言葉が嫌いだ。
私と仲間になった者は何度も死に、何度も生き返る。
それを『終わり』まで。私が『ゲームオーバー』するまで永遠と続ける。
それでも、何も知らない彼ら、彼女たちは何度も私を庇う。助ける。けれども死ぬ。
私はこの抜け出せないループからどうやったら解放されるのだろう。
私はいつの間にかものすごく強くなっていた。
そのおかげで彼女、彼らは死ななくなった。
ようやく、私は安堵した。
けれども、それもつかの間だった。
“支配者”はこの世界をリセットをした。
私のデータを引き継いで。
私はものすごく弱くなった。
そして、また、私は無理やり“仲間”を作らせられるようになった。
仮面が張り付いたような笑顔で人を助け、たった1人の仲間も助けれずに私は棺桶を引きずりながら荒野を歩いていき、無表情でモンスターを狩り、顔の見た事のない“支配者”によって私は生かせられる。
パーティーの中で1番強い私は、“仲間”達が肉壁となる。
あぁ、こんなことなら、こんなことなら、自分の記憶も、リセットの時に全て消して欲しい。
そんなある日、“支配者”が私を起動することがなくなった。
これ以上仲間が死ななくて、嬉しいのに。
これ以上モンスターを狩らなくなり、なんの得にもならない人々を助けなくていいのに。
なんで、こんな気持ちになるのだろう。
なんで、こんなにもここは冷たいのだろう。
そして“支配者”は私を完全に忘れ、私の記憶はどんどん砂嵐がかかったようになった。
前まではそれが望みだったと言うのに、彼女、彼らの記憶がなくなっていき、どんどん、私は生きたい。
と思うようになっていく。
あぁやっぱり、私は“仲間”が嫌いだ。
私の心をこんなに暖かくしてくれる、あの人たちは嫌いだ。
私の目頭は熱くなり、とうとう真っ暗な闇の中へ落ちて行った。
いずれ、“支配者”が私を起動するまで。
私には仲間がいる。
道に迷った時、「こっちだよ」と光を灯してくれる仲間が
暗闇に落ちた時、そっと見守ってくれる仲間が
希望に満ち溢れた時、「素敵」と応援してくれる仲間が
私にはいる。
なんて有難いことなのだろう。
この地球で見つけた私の宝物。
私も、仲間にとってそういう存在で在りたい。
『オハヨウゴザイマス。今朝ノ天気ハ快晴。本日ハ新薬ノ治験と他ノ兎人ノ確保ガ主デス。仲間ダト思ワヌヨウオ気ヲ付ケクダサイ』
機械的な声が目覚めたばかりの頭に響く。他の兎人の確保と新薬の治験。ダルイナァ
「おはよう──君。まずこれを飲んでもらえるかな?それから野生の兎人達の確保へ向かおう。分かったかい?」
ニコリと笑いかけてくる髭面の男。コイツ…昨日と雰囲気違うな
まぁいいか
「【ナカマ】を助けたいだろう?」
「……」
嘘つきだ。本当は捕まえた兎人たちを……
#仲間
箱が1つありました
私はそこに幾つかの人形を入れました
彼はそこに数える程度の小さな家を入れました
彼女はそこに色とりどりの観葉植物を入れました
みんなは自分が作りたい理想を入れました
私は可愛い箱にしたかった
彼は文化的な箱にしたかった
彼女は自然で溢れた箱にしたかった
しかし、目の前に在る箱は
どの理想にも届きませんでした
そしてどの理想よりも私たちらしいな、と
仕上がった箱をまじまじと眺めた後
お互いの顔を見て笑うのでした
仲間
仲間なんていない…
いつもひとり
でも…
こうやってここで
思っていることを書いて
いるだけで…
1人じゃないんだって思えるから
うれしい
見えない仲間…
ありがとう…
仲間はいいね
一緒に楽しめる
遊びだったり
スポーツだったり
飲みだったり
その時その時で
メンバーが
変わったりするけど
久しぶりに会っても
気軽に話せるし
一緒に楽しめる
「仲間」
来世でも またここで…
そんな約束をしていたようで
必ずその場所に
たどり着かなければと
心がざわつくのに
今だに
ここにとどまって
もうずいぶん歳を取ってしまった
あの約束は
夢幻だったのか?
妄想だったのか?
『帰りたい』
私の中で私が
つぶやく…
みんなが待っている
その場所に…
仲間がいる
あの場所に…
それがどこなのか
現実の私は知らない
覚えていない
と言った方が正しいのか?
現実の私に
仲間と呼べる人なんか
ひとりもいないのに…
時々 なぜか
『あの』場所に
「みんなが待っている 行かなくちゃ」
そんな風に思ってしまう
仲間って簡単に言うほどみんなの絆は深いって感じた試しがない。
『仲間』
仲間はいなくて
小さな塊で生きてる
友達と仲間と
同じ意味ではとれなくて
夜空に浮かぶ月と私のように
離れて存在する
仲間に憧れたことはない
仲間なんて居ない。
俺はずっとひとりぼっち。
だからこの世からサヨナラしたって
気づいて貰えないの
私には沢山の仲間がいる
元気な仲間
明るい仲間
冷静な仲間
可愛い仲間
かっこいい仲間
面白い仲間
物知りな仲間
秘密の仲間
皆大切な友達
皆同じクラスの友達
この絆が永遠に続くと考えると笑顔になっちゃう
いつもみんなで遊んでる
いつでも協力し助け合って今を過ごしてる
ありがとう、私の仲間たち
一人で出来なくても
きっと仲間と一緒なら
友達と一緒なら
きっと乗り越えられる
黒、青、グレー。
行き交う人は暗い色ばかり。
あっ、赤色。
(仲間ですね。)
貴方も鞄の色で覚えられてますか?
仲間の中にいても心は一人の日。
もっと心を開けないと。
焦る。
無理やり陽気に振る舞う。
帰宅してからの徒労感。
焦らなくていい。
心の開け締めは自らの自由。
自分の意志によって選んでいいんだ。
自分を守る為に閉じてる日があってもいいじゃない。
そんなことを理解してくれる、弱さを認めてくれるのがきっと「仲間」。
お題 仲間
たとえ仲間外れにされても
あなたよりバカじゃないから
私は自分の空を描く
いつまでもその偽りの仲間と楽しんで
私は変わるから
仲間。
こないだまで
1人だと
思っていた。
でも今の現場は
優しい人が多くて
仲間が増えたなぁ。
ね、
今日も
幸せだったよ。
皆を信じて、あたしを信じてくれる、そんな仲間が欲しかった
気持ちの悪いその響きも君が言うなら善かった
#仲間
仲間とは尊敬し、信頼し、そしてライバルである