『今日の心模様』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
陽の光も浴びず自分の中に閉じ篭っていた
暗くてジメジメしてて
でもなぜだか落ち着くような
そんな今日の心模様
暗い部屋の隅で体育座りで丸くなって考えていた
時計のように生きることができたらと
過去に戻ることも
今に留まり続けることもなく
未来に進みすぎることもなく
ただ、今を
流れ続ける時を
規則正しく刻んでいく
もしもそう生きれたら
どれだけ楽だろうかと
どれだけ生きやすいだろうかと
そんなことを考えている今も
刻一刻と時計の針は進み、時を刻んでいく
そうなれたなら…
ぐるぐると繰り返す思考にうんざりして腕の中に突っ伏した
このまま時が止まればいいと思った
今日の心模様_____
今日はストライプ。
昨日は水玉。
一昨日は無地。
一昨日、日曜日。
久しぶりの休日で少し朝は寝すぎたかな。
目が覚めればほぼ真上まで昇った日と目が合った。
こんにちは、っていわれた。
私はおはよう、と返す。
絶妙に噛み合わない会話をした後、私は机に向かった。
なんにもない真っ白な日のはずなのに私はパソコンとにらめっこ。
なにしてんだろ、なんて。
期限に追われた資料を制作し一息つけば、もう日は沈む。
1日なにしてたっけ。
無地な日。
昨日、月曜日。
また一週間が始まった。
しかも雨。
なんでこんなに気分が落ち込むのだろう。
暗い空を眺めながら湿った地面を踏みつけた。
私の前には週初めから高い壁が立ちはばかる。
そんな壁を登らされる。
でも周りが上手くサポートしちゃうから、登りやすいように取っ手がつく。
丸い取っ手。
少し登りづらいけど登らない訳にもいかず登りきる。
そうすればまた周りからの期待値が上がって、評価が上がって、プレッシャーになる。
だから登りたくないのに。
水玉の日。
今日、火曜日。
疲れちゃった。
朝からキリキリと痛み続ける胃。
時々くらりと揺れる視界。
いつもよりぐんと重くなった瞼。
しんどいなぁ、って。
それでもまだまだ頑張らなくちゃ。
まだ頑張れるし。
何かに追われ、何かに囚われた私。
いつからこうなったのだろう。
あぁ、檻に囚われてるみたい。
ストライプの日。
最近 気分は晴れない
心模様は くもりだ
毎日 忙しく過ぎてゆく
いつも 晴れやかな 気分でいたいが
なかなか 生きていると
辛いことが 多い
でも 一日を頑張るために
楽しみを見つけて 過ごしている
お題「今日の心模様」
私は和歌が好き。だから、ついポツリと和歌を詠んでしまう癖がある。
あなたから連絡が来ない時は額田王の和歌を、私が人間らしい感情を手に入れたと嬉しかった時は伊勢物語の在原業平の和歌を、あなたとずっと一緒にいられたらと思った時は古今集の君が代は永遠の祈りの和歌を。
私は和歌を詠むのが前世から下手だったから誰かの和歌を拝借することしか出来ないわ。でも、それで自分の今日の心模様が形にできるならいいの。
だから今日も私は独りでに和歌を詠む。
いつか、人間らしくない私があなたにきちんとこの気持ちを形にできるその時まで。
今日の心模様
昨日からの宿題の圧力から、
今朝の天気のように重苦しい始まりだったが、
考え抜いて、工夫して、提案した。
なんとか受理してもらえた。
気持ちは晴れ晴れとして、すっきりとした。
強い高気圧が、居座る低気圧を駆逐した。
そんな想いだった。
仕事をこなすということは、そういう繰り返しだが、
一日で完結することはあまりない。
一足早い五月晴れの心模様の一日が終わる。
今日の心模様
今日の心は曇り時々雨
仕事の失敗により辛い、悲しい気持ちでいっぱい
何のために働いているのか疑問を感じる
明日は晴れるといいな
急な雷雨のために折り畳み傘も忘れずに
今日の心模様
家にいてずっと考えてる。
自殺しちゃダメっていうのはおかしい。
自殺なんてそんな大事じゃない。
死んだ後の人の気持ちなんて知らない。
[今日の心模様]
高校生活が始まり今日で半年
席替えで気になるあの子と隣の席に
いつもは恥ずかしくて言えなかった
「ねぇ、今日一緒に帰らない?」
やっと言えた
僕の今日の心模様は、、、!
No.3
今日の心模様は、必ずしも快晴じゃなかったです。
怒られたり注意されたりぼやかれたり。
全部ボクが悪いわけじゃないのに。
なんで分かってくれないんだよ、と、ボクも何かに当たってみたくなったり。
だから天気で言うなら間違いなく曇天だった。
雨ではないのは、ボクは泣いていないから。
どんなに蔑まされようと、絶対涙は見せないって決めたんだ。
晴れなくたって、雨は降らせないさ。
でもやっばり晴れたらいいのにとは思う。
そうなるには、きみの笑顔が1番効果絶大なんだよね。
笑ってよ。心が曇りかけてるボクに、とびきりの笑顔を見せてほしいよ。
小学生の頃、水玉模様が大好きだった。
母はチェックが好きだった。
私たちの好みは全く合わなくて、私の好きなものはよくからかわれて
すごくすごく悲しかったんだ。
大人になった私のクローゼットには、無地の服ばかり。
無地は、人を選ばないしセンスも問われない。
否定されることがないから好きだ。
もしあの時、からかわれていなかったら今でも水玉模様が好きなのだろうか。
水玉だって
花柄だってボーダーだってチェックだって
無地だって
どれも可愛いのに。優劣なんてないのに。
いつからか、周りの声が自分の声になって
周りに合わせることが、周りから否定されないことが、
私の正しさになってる。今も。
でも本当は、全部、どんな模様でも、
可愛くて。誰かが愛してる。
笑っている私も泣いている私も、怒っている私も
全部何だって愛おしい。
どんな模様でもいいし、模様が無くてもいい。
どんな形にも表せない唯一無二の私の模様。
きっと歪で誰からも愛されていない。
でも私が愛してる。私だけの形。そんな心模様。
ぎゅーっ
はらはら
ざわざわ
ふぅ
あっ
どきどき
ほっ
しゅー
もやっ
もやもやっ
むっ
んんっ
はわわっ
はーっ
ふふふ
(今日の心模様)
今日の僕の心模様は、曇りのち晴れだ。
曇りだったのは朝、起きる時の頭痛だ。
晴れていたのは夕方から夜だ。理由は、好きなノリのボカロ曲を見つけたからだ。
「オイオイ、見ろよダーマエこの天気。あたしの心とどっちが土砂降りかな…」
「土砂降りなの?」
「ん?んー…あっ!てか、ダーマエ何食べてんの?」
あたしもちょうだい!とにこにこして身を乗り出す森本さんに雑に絡まれたな、と思いながらお菓子を差し出した。
"今日の心模様"
生理2日目で頭ガンガン。眠気がすごい。早く寝たら早く起きれたら良いな。
「今日の心模様」
やめて、何にも言わないで。
これが私のやり方なの、口出ししないで。
え、それのせいで痛いって?
うるさい黙れ、これが私なの。
【#64】
詩『鯨幕(くじらまく)』
(裏テーマ・今日の心模様)
一日、誰とも会わない夜は
天井の木目が動きだす
そろそろと、ゆらゆらと、にょきにょきと
襲ってこぬかとにらめっこ
未来が不安で決心しても
朝陽が心にノックする
こんこんこん、どんどんどん、ガチャガチャ
やっぱり無理だとひざを抱く
こんなにあなたを愛してるのに
垣根を作って遠ざかる
すーすーと、ぴゅーぴゅーと、すきま風
何にも無かった振りをする
タータンチェックのハートの模様
いつしか汚れて真っ黒だ
しくしくと、ぽつぽつと、ぽろぽろと
鼻水、さそって決壊だ
わたしはいつでも死んでもいいの
今日の心模様は、くじら幕
ゆび鉄砲、こめかみに、そしてバキューン
死体じゃないのが…かわいそう
誰かがわたしを思っていても
いつも心模様は、くじら幕
ゆび鉄砲、こめかみに、そしてバキューン
生まれ変われたなら、いいのにね
今日の心模様
中学生、初めての授業参観。
親に見られるのが恥ずかしくて、こないで
咄嗟に言ってしまった。
本当は来てほしいけど、恥ずかしいと断ってしまった。
それから母が行事に来ることは無くなった。
少し寂しかった。
けど、私が撒いたタネだから仕方ないのかな…
今日の心模様
今日の心模様は落雷。それが、今の僕に似合っているだろう。
なぜなら、僕は今日恋に落ちたからだ。
僕はいつも、周りから感情がないと言われる。そんなことない。そんなことないと思ってる。でも、僕はそう言われても仕方ないと思っている。
だって僕は"ロボット"だ。少しは、周りから違うと言われても仕方ない。この先ずっと感情がないまま生きていくと昨日まで思っていた。
昨日、たまたま廊下ですれ違った女の子に目が離せなかった。僕は思わず振り返った。彼女は長い黒髪、凛々しい目元、そしていい香り…そこで終わればよかったものの、彼女はハンカチを落としていった。僕は、届けに行かなければならなかった。
走って追いつくと、彼女が振り返ったので僕は目を合わせずに
「ハンカチ、落としたよ」そう一言だけ言うと彼女は
「ありがとう。」そう言って目を合わせに来た。僕の胸が高鳴った。胸が苦しい。そして暑い。そんなことを考えていると、彼女は次の授業があるからといい去っていった…
君が僕に"初めて"感情をくれた。しかも、恋という特別なものを。
どんよりとした空に
無理やり虹が描いてあった
今日の心模様
曇りの日が続くと悪いことばかり考えてしまう。昔からその思考は変わらない。冷夏と言われた曇り続きだった数年前の夏には、他にも色々理由はあったにせよ仕事をやめてしまった。大学を卒業してから1年半が経つか経たないかの頃だったと思う。あの夏が真夏日続きの底抜けに暑い夏だったら私はその会社を今も辞めなかったかもしれない。なんて、そんな訳はない。
今日も午後から空が曇り始めた。緩やかに心が沈む。