『今日にさよなら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今日にさよなら。
私は、今日の私は、明日の私にバトンタッチします。
バトンだけ渡して、私は、世界と明日と今日に、
さよなら、します。
今日のお題
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今日にさよなら
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夕日が綺麗だったから、君と見たかった。
「今日が終わるね」と、隣にいない君に話しかける。
夕焼け色は、私の色だ。暮れる紫色も、夜の黒色も、そう。
決して手には入らないけど。
今日にさよなら
「さよなら」なんて言わないで
ずっと隣がいい
さよなら、さよなら、さよなら、色褪せる過去の自分へ
今日にさよなら
昨日死んだ僕に
花束を手向けに行こう。
僕は少しずつ体を喰われている。
僕の体を食べる7匹の化け物は、横たわる僕を少しずつ食べている。抵抗はしない。なんだか僕が罰を受けているような気がして抵抗する気力が湧かない。
「君たち、名前はなんて言うんだい?」
僕は聞いてみた。すると化け物は
「今日」
と同じ言葉を発した。彼らは皆同じ名前らしい。
そろそろ彼らの牙が僕の心臓に触れそうだ。
今日は気分が落ち込む
だって明日からまた始まるんだ
何の希望も未来もなく、不毛に働く日々が
明日からの一週間を考えると
息が詰まって仕方ない
さよならなんて、今日が永遠に続けばいいのに
「今日にさよなら」
また一日が終わる
寝て覚めたらまた新たな一日が始まる
でもそれは時間の話だ
心はまだ前日の事を引きずっていたりする
時の流れに心だけが置いていかれる
自分がどう過ごそうと時間はすぎていく
過ぎていく時間に追いつけない心
中々切り替えられない気持ち
それらをずっと引きづって、後悔と自責の念にかられ行動を起こせなくなる
行動を起こすことが怖くなる
自体がそれ以上悪化することを恐れる
前に進めなくなる
過去を見続け、攻め続け、孤独と責任感に追われ
焦る心、そういう時に限って不運が続く
焦りから普段しないようなミスをしたり、孤立していく。
少しづつ状況が悪化していく
ただ月日だけが無情に、無慈悲に、そして皆に等しく平等に過ぎていく
年月を重ねる毎に周りとの溝は深まる
差も大きくなる
ただ生きづらくなってくる
呼吸をするのも億劫になるほどに苦しくなってくる
最初は些細なことでも、それはだんだん大きくなります心を蝕んでいく。
過去の自分の行いに後悔する
過去に自分が間違えてしまったから不幸になってしまったのだと、失敗してしまったのだと思い込む。
そうして過去に囚われる。
抜け出せなくなる。
なぜならそれはとても簡単な事だからだ。
1度すぎてしまった過去は誰にも変えることが出来ない
戻ることも、戻すことも出来ない
だからこそ過去のせいにしてしまえば、それは
どうしようも出来ないことと処理される
過去のせいにしてしまえば幾らでも逃げ道がある
あの時こうしていれば、ああしていれば、なんて後になってでしか言えない言葉だ。
それは誰にだって分かっている事だと思う。
その上で過去のせいにする。
という事は知らなかったから間違えてしまった、だけで知っていればこんな選択しなかった。
知らなかったから過ちを犯してしまった。
といっているものだ。
この世界は知らなければ許されるなんて、そんな甘く優しい世界では無い
それは酷く冷たい現実だった
どんなに悔やんでも、後悔しても、それだけでは何も変わらない。
選択肢は無数にある。
しかしどんな選択肢があるかは私には見えないのだ
その選択の先に何が待っているかも私達に知る術はない
だからこそ過去を引きずる己を断ち切って前に進まなければならない
しかし過去の過ちは消えない
だからこそ過去を引きずるのではなく、己の過ちを認め背負っていかなければならない。
それは小さな後悔でも同じ事
同じ過ちを繰り返さないためにも
過去を引きずるのではなく、過去を利用するのだ。
過ぎたこと、後悔したことから学べることもきっとある。
大事なのは過去ではなく、これからの未来だ。
だから私は後悔の気持ちもメモにとる
その時の気持ちを赤裸々に。
どうしたかったか、どうすればよかったと思ったかなど。
それらの過ちを無駄にしないために。
そして言うんだ。今日の自分にさよならと。
【「今日」にさよならする方法】
今朝やってきた「今日」は災厄なヤツだった
通勤電車の遅れに始まり
職場では仕事のミスを押しつけられ
昼休みの「母」とは名ばかりの身内からの電話はまた金の無心だった
久しぶりのデートでは別れ話をされてしまい
帰りはどしゃぶりの雨
持ち傘はなく
コンビニの傘も売り切れ
こんな自分に拾われるタクシーもなかった...
もろもろの災厄をもたらしてくれた「今日」
こんなヤツとの縁を切るにはとっとと眠るしかない
眠ることで「今日」を終わらせれば
「明日」がやってきて新しい「今日」になる
明日の朝やってきた「今日」がいいヤツかどうかは運次第だけど、
一晩ぐっすり寝ておけば
もっと上手くあしらえることも増えるだろう...
とりあえず、
「今日」にさよなら
おやすみなさい
願わくば、
明日はもう少し良い巡り合わせを__
お題「今日にさよなら」
今日にさよなら
タイトルを見ておもった
日々別れは来るもの
人やものとの別れだけじゃなくて
この1秒すら別れ
だからこそ毎日が大切
ゆっくりすることも大切だけど
はやく家を出てみたりはやくおきてみたり毎日違いを感じで見ることも大切
すごく難しいことだけどその余裕があるようにすることが前提ではあるけどね
悩んで悩み結論は出ず
出たようだけど
明日の私が気にいるかは
分からない
今日にさよなら
私は毎日が楽しい。自分のことが大好き。
誇れることなんて特にないけど、
そのことにいつも悩んでばかりだけど、
あの人には好いてもらえないけど、
なんかどうでも良くなった。
誇れることのない。ただの凡人。
そんな自分が親しみやすくて大好き。
他人は私と誰かを比べて順位をつける
他人は私に求めすぎている。
あの子の方が上。もっとこうしろ。
昔は私も他人と同じように自分に順位をつけて、色んなことを求めてた。
でも自分の言動は自分が操れる。
自分で悪い方向に自分を操作して自分を追い詰めるなんて馬鹿だ。
今日もお疲れ様。自分を褒めながら今日にさよなら。
「今日にさよなら」
一日の中では、どの時間が一番好きですか。
眠っている間がもっとも幸せなのは言うまでもないですが、私はまさにさよならの時間、目をつぶる少し前のときかな、と思います。
怖くて押しつぶされそうな日も、眠るのがもったいないくらいワクワクする日も、私にとって終わりの時間は優しくそこにあります。
とはいえ、ぼんやりとした不安、沸き起こる心配を抱いたままとりあえずお布団に入ることはよくあります。たしかにその時間はとても苦しくて、目を閉じるとたくさんの声が自分の中から聞こえてくるようです。
でも、もういいのです。
明日の私にもう丸投げです。
この気持ちも、困った課題も、明日の私がなんとかしてくれます。
今の私はもう、バトン渡せばおしごと終了です。
だから、私がやるべきことはとにかくどうやって眠りに落ちるかなのです。
眠くなる動画をみたり、少しお酒をなめてみたり。
そういう工夫は、ある意味前進でもあります。
思いきり眠ることがいちばん頑張ってることなのです。
と、思えるようになってからは、寝る時間はとっても楽しくなりました。
明日の自分はきっと頼れる奴だ、そう思える私は幸せな日々を過ごしているのかもしれませんね。
さ、明日の私におまかせして、今日の私にさよなら、おつかれさまです。
やりたいことを
やるべきことにする能力を
粛々と磨き続けて今日を暗くする
写真にはフィルターをかけて
今日にさよなら
/ 今日にさよなら
今日にさよなら
いつもなかなかさよならできない
失敗したり、何かやらかしたりすることが多くて
それが寝る前や数日後に突然フラッシュバックしてきて落ち込む
自分ひとりが困るだけならいいけれど
人に迷惑をかけてしまったときが一番堪える
落ち着いてと言われるので私は慌てているのだろう
失敗すると不安になって余計に焦ってしまう
間違えたことは忘れずにもう間違えないように
ひとつひとつ落ち着いて思い出せるようにしよう。
今日にさよなら
今日という日を手放す唯一の方法は、眠ることだ。
日付変更の定義としては、0時に明日へと切り替わるのだろうが、起きて意識の続く限り幕は下りない。逆に、眠りさえすれば今日を終わらせることができる。だから、今日の悩みが辛ければ寝てしまえばいい。明日へ逃避すればいい。
しかし、明日の辛さはどうしたらいいだろう。
悩める今日も苦しいし、眠れば明日が来るし。
昼寝してもせいぜい、寂寞の夕方に飛ぶだけだし。
だから、夢の中に生きる方法のないこの世界では、こうするしかなかったんだ。
フェンスから手を離し、夜の底の重力に身を任せる。
憂鬱な今日にさよなら。
もうすぐ壊れる満月に、手でつくった銃の銃口を向けた。
くだらない明日にさよなら。
2023/02/19
爪を噛む日々はひとりになっていく日々と同じように寂しい痛みを持って生まれたことを恨まずに生きていく人を好きになって、生きて息をするまで
『今日にさよなら』
「おはよう」
「こんにちは」
「こんばんは」
「さようなら」
ねぇ…
はじめましてのあなたに「はじめまして」と言ってないのに
時間と共にとけました。
#今日にさよなら
今日にさよなら
1日として、同じ日はないと思う。
流れる雲や舞台を見てそう考えた。
明日はどんな1日になるのだろう。
今日に別れを告げ、眠りについた。
くたくたになった体を引きずって浴槽に身を沈める。緊張が一気に和らいで浸かった瞬間に声が漏れた。
「はぁぁ…」
お疲れ、俺。肩を軽く揉んでやる。今日の仕事も無事やり遂げた。食事は済ませてあるから後は髪と体を洗って、髪を乾かしながら明日の資料に軽く目を通しておかないと…。
「ふ、ぁ~」
湯船が揺れて体が芯から温まり眠くなってくる。疲れも手伝っていて余計にまどろみから抜け出せない。
やばいな…。このまま寝てしまっても言い気がする。うとうとしかけてそういえば明日、仕事が終わったら…終わったら…
「!」
勢いよく立ち上がり、湯船がざぷんと大きく波打った。そうだった、明日は仕事終わりにデートの約束をしていたんだ!お互い忙しく細かい打ち合わせをなぁなぁにしていたため明日は目前。君のことだ、忙しい俺に遠慮して何も聞いてこなかったんだろう。こんな時、君が取る連絡方法は一つ。
バスタオルを巻いてドアの郵便受けを開けると俺達に馴染み深い手紙が入っていた。嫌じゃなければ、と前置きがされて待ち合わせ場所と「お仕事お疲れ様。新しい服を買いました。明日着ていくのが楽しみです」と書いてあった。君って俺を元気にさせるのが上手だよね。
再びお風呂に戻り、髪と体を洗って排水口へ流れる泡を見送った。日々の疲れはその日のうちにとっておかないと、君とのデートに疲れた顔は見せられない。
今日の疲れと『今日にさよなら』。
もし疲れがとりきれない時は君に癒して貰おうかな。