『些細なことでも』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
普段、気にも留めない些細なことでも、
積み重なることで、
大きな何かを生み出す
それらは馬鹿にできるものではなく、
小さくとも確かに影響を与えている
大きい出来事も、中身をよく見れば、
少し目に留まるくらいの出来事で作られ、
その出来事も、さらに小さく気づきづらい、
ほんの些細な出来事の集合なのだ
無駄だと思われる小さなことでも、
きっとタイミングが合ったり、
出会いに恵まれたり、
蓄積されていけば、
何か大きなことを起こせるのだろう
些細なことでも
見るからに、接するほどに、些細なことでも気になるタイプという人がいる。
そういう人は得てして神経質とかデリケートと言われることが多いような気がする。
仕事柄、そういう人に出会った時はいつもより少し心を砕いた接し方をするよう心掛けている。
相手は心を閉ざし身構えていることが多いので、
安心してください。
こちらは何も危害は加えません。
どうぞ気になることをお話ください。
あくまでも対等ではあるが、あなたの敵ではないという姿勢を見せるようにしている。
まーこの人なら大丈夫だろう。
そう思って貰うことが出来れば、意外とそのあとのコミュニケーションはうまくいくことが多い。
一方、かくいう私も実は些細なことでも気になるタイプだ。
人の顔色や態度で気分や機嫌がすぐに分かってしまうし、分かったら分かったでとても気を使ってしまう。
しかも、そういう素振りは一切見せず、あくまでも自然に振る舞いつつフォローに入るので、相手はただただ私を居心地の良い存在だと思っていることが多い。
家族ですらそうだ。
でもこちらとしてみれぱ、とてもとても疲れる。
子供の頃は明るい人気者と思われてきたし、今でもそう思われている節もあるが現実はまったくそうではない。
人と話すより空想の世界に浸っている方が気楽で楽しかったりもする。
あー、早く一人になって自由な時間を過ごしたい。
そればかり考えて生きているような気さえしてくる。
だから、不機嫌丸出しで生きている人を見ると心から羨ましく思える。
接する人すべてを敵に回し、怖いものなど何もないと思えるような傲慢さ全開で日々を過ごしたらどんなに気楽だろうか。
そんな清々しい人生はきっと私には無縁だ。
明日もおちゃらけた人気者としてがんばろーっと。
お題
些細なことでも
#些細なことでも
些細なことでもというより
些細な何かこそ大事だと思うようになりました
挨拶
気配り
違和感
気づき
色々あって書ききれませんが
細部に宿るものの価値を侮ってはいけません
些細なことでも
些細な縁も…いずれ
どんな縁に変わっていくか
楽しみ
一期一会かもしれないし、
もしかしたら…
次の縁に繋がっている
のかしら…
なんて
期待して…
でも
どちらにしても
一瞬でも…
出会えたこと
一瞬でも…
ときめいたこと
些細なしあわせ
ありがとう
【些細なことでも】
調べることが好きなので
検索エンジンとはマブダチ
今日も何回 君に
尋ねただろう
電子は便利で良いのだが
冊子も良いものだ
辞書や辞典が隣にある
暇な時 の 適度な頁
未知の言葉との邂逅
ポケット辞典に詰まっている
まだ見ぬ 言の葉を
持ち運んで
図書館へ 行きたい
“些細なことでも気にしてしまう私”
でいたい私は、きっと周りのことを何も見てない。
勝手に想像して、決めつけて。
周りにしてもらってるって意識を持たず、ありがとうも言えない。
ほんとは何も考えてないだけ、弱いふりをして自分を守りたいだけな、身勝手な私
(些細な事でも。)🦜
此の前
娘雀しゃん、と
喧嘩してから
・僕も
しばらく
哀しかった
(だからね。)
「以前、
優しい叔父さん、が
くれた。
・アンパンに、
付いてた、
《ケシの実。》を
持って仲直りを
したんだね。」🦜
✣ケシの実は、
二つ付いてたから
1つずつ、食べた。🦜
【とても、美味しかったし
すごく幸せな味だった。】
❝娘すずめ、しゃんは
やはり、可愛いな。❞
些細なことでも
目映いヘッドライトが横顔を照らす。
「久しぶりだね」あなたが言う。
「2ヶ月くらい前?前に会ったのって」
よそ見しながら、笑って返す。
すぐ気づいた。私ではない誰かが乗った感じ。
見てないふりした、見たことのないライター。
窓を開け、燻らす煙。
いつものように文句を言う私。
「匂いがつくから嫌よ。やめるって言ったのに」
「言ったっけ?」
「嘘つきね」
いつもの軽口。
いつもの会話。
「コーヒー飲みたいな、買ってきてくれる?」
車を降りるあなた。
コンソールボックスの奥底に眠る、見覚えのあるライター。付き合って一年の記念日に私があげたものだ。
(返してもらうわね)
戻ることのない助手席に強めに残す香り。
些細なことでもかまわない。
いつも私がここにいたこと、知らない誰かに気づかせたかった。
「今日は歩いて帰ろうかな」
途中で降ろしてもらい、いつものように別れた。
湿った生温い空気の中、星のない夜空を見上げ、バッグから取り出した煙草に火をつけ、深く吸い込んだ。
「嘘はだめね」
メロドラマ♪end
傷つきやすい性格って不便やな 。
僕はそう思った 。
人間に生まれた僕は傷つかないわけが無い 。
でも 、傷ついてそれを引きずると文句を言われる 。
それを溜め込んでふとした時に愚痴をこぼしたりすると病みアピと言われてしまう 。
僕自身もこんな些細なことで … となんて何回も思ったことだ 。
だから僕は人の目につかないところで静かにした 。
けれど 何かが落ちていく音は止まらなかった 。
表情や仕草、口調など些細な変化でも気になってしまう
疲れたのかな、気に触ったかなとあれこれ考えて自分が疲れてしまう
「こんな自分を変えたい」
いつかそう思うようになった
些細なことで傷ついたりして、些細な失敗を大きな失敗だと思い込んじゃって死にたくなったりすることってあるよね。そんなあなたが優しすぎるし心配な私
#些細なことでも
ご飯を作ってくれた時「ありがとう」
掃除をしてくれた時「ありがとう」
泣いた時隣に居てくれた時「ありがとう」
ものを取ってくれた時「ありがとう」
ものを持ってくれた時「ありがとう」
毛布をかけてくれた時「ありがとう」
結婚指輪をはめてくれた時「ありがとう」
子供世話をしてくれている時「ありがとう」
失敗しても許してくれた時「ありがとう」
シワが増えた手を繋いでくれた時
「ありがとう」
最後まで私と人生を歩んでくれた時
「ありがとう」
きっとこんな些細なありがとうで、あなたの人生は輝く。
【些細なことでも】
「今日調子悪い?予定変更するか。」
「そこ気にしなくていいよ。僕がやっとくから。」
いつもメンバーの心配ばかりするボーカル。
周りの人ばかりを見ていて、自分には目もくれず。
ある日、ボーカルは突発性難聴になった。
「心配しなくて大丈夫です。
ただ薬の副作用で頭痛だったり体調はすぐれないけど。」
「前髪切ったんだ、いいじゃん」とか
「新しいリップにしたんだ、可愛い」とか
「そのネイル似合ってる」とか
どんな些細な事でも気づいてくれる貴女が好きです。
いつも店員さんに「ご馳走様でした」
って言うところも、私が隣にいる時は必ず車道側を歩いてくれるところも、私が泣いていたら何も言わず側にいてくれるところも、全部大好きです。
貴女のさりげない優しさに気づくたび、私は貴女を好きになってしまう。暇さえあれば貴女のことを考えてしまって、勉強なんて手につかない。こんな気持ち、人生で初めて。
だから
貴女に彼氏が出来たって、言われた時、
涙が止まらなかった。
おめでとう、って本当は言いたかったの。
でも、口から出てきた言葉は、形にならずに溶けてしまって。
泣きだしてしまった私を、貴女は何も言わずに抱きしめた。
察しのいい貴女のことだから、私の気持ちにも気づいていたのでしょう?
お願いだから、ごめんなんて言わないで。
私の気持ちに、気づかないふりをして。
貴女に恋をしてしまった私を、どうか許さないで。
でも、本当は
貴女に好きだと伝えたかった。
『些細な事でも』
些細なことでも気づいてくれる
それを指摘してくれる
そんな関係になりたかった
カオも知らない
姿も知らない
名前も知らない
でも貴方がすき
イケナイコトだろうか
あーあ
そんな関係になってみたかったな
彼氏に心配されましたけどあまり頼れなくて忙しいので彼が
些細な波じゃ、飲まれやしないし。
些細な風じゃ、飛ばされないし。
些細な言葉で心がえぐられたの。
よく考えないで言った言葉ほど傷付くの。
君は知らないでしょ?
【些細なことから】
街を歩いていると、スマホのバッテリーが切れてしまったことに気づいた。地図アプリも使えず、方向感覚が鈍い自分はすぐに道に迷った。辺りを見回すと、見慣れない通りに差し掛かり、ひときわ目立つ古びた看板のカフェが目に入った。
「休憩しようか……」
自分に言い聞かせるようにカフェのドアを押すと、中は外観とは対照的に落ち着いた雰囲気だった。ほのかなコーヒーの香りと、静かな音楽が心をほぐしてくれる。カウンターにいた店主が、にこやかに「いらっしゃいませ」と迎えてくれた。
「迷っちゃったみたいで、少し休ませてもらいます」
「どうぞ、こちらへ。疲れているようですね」
お薦めのコーヒーを注文し、窓際の席に座る。外の景色を眺めながら、温かいコーヒーを口にすると、心が安らいでいくのがわかる。店主がコーヒーカップを置きに来たとき、彼と少し会話を交わした。
「落ち着く店ですね。ここに来るまで迷ったのも悪くなかったかも」
「そう言ってもらえると嬉しいです。迷いは時に、思いがけない出会いをもたらしますからね」
店主は穏やかな笑顔を浮かべていた。その笑顔にどこか見覚えがあるような気がしたが、思い出せない。ふと気になり、話題を変えた。
「このカフェ、いつからやってるんですか?」
「もう、かれこれ20年になります。静かな場所が好きで、ここでのんびり過ごすのが私の日課です」
その言葉を聞いて、店主の声と姿がようやく一致した。彼は、かつて自分が夢中で読んだ小説の作家だったのだ。驚きと喜びで胸がいっぱいになり、サインをもらいたくなったが、持ち物を探しても何もない。スマホも使えず、結局お願いできなかった。
しかし、店主との会話が続くうちに、彼が話してくれた一つのエピソードが自分の中で新しいアイデアに変わり始めた。迷った末にたどり着いたこのカフェでのひとときが、自分に新たなインスピレーションを与えてくれたのだ。
「迷いも悪くないですね。おかげで良いアイデアが浮かびました」
店主は微笑んでうなずいた。「そうでしょう?時には道に迷うことも、人生の一部なんです」
カフェを後にする時、店主に一言お礼を言い、再び迷いながらも新しい気持ちで歩き出した。道に迷うことは決して悪いことではなく、むしろ思いもよらない出会いや発見をもたらすのだと実感しながら。
後日、そのアイデアが職場で採用され、大きな成功を収めた。しかし、あの時の店主に感謝の気持ちを伝えに行こうと再びカフェを訪れたが、その店は跡形もなく、まるで最初から存在しなかったかのようだった。まるで夢の中の出来事のように。
それでも、あのカフェでの出来事が自分にとってどれほど大きな意味を持っていたか、心の中でいつまでも忘れることはなかった。迷いが導いた出会いが、自分の人生に新たな光をもたらしたのだ。
「些細なことでも」
とどまっている凪
溢れさすのに一滴
たったそれだけの
些細なことでも気づいてるよ
周りをよく見てるから
それに気づいてくれる人を待ってる