『世界に一つだけ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
世界に一人、私は生き残った。
そんなとき、自分は誰を思い浮かべて泣くんだろう。
ひとつだけなんて望んでいないのに。世界に滲む一欠片でいい
「世界に一つだけ」
世界にたった一つの、俺の大切なもの。それは勿論、貴女です。
どれだけ大切にしてもし足りない、どれだけ愛しても愛しつくせない。
貴女というひとを、心から、何よりも、愛しています。
世界に一つだけ
私を受け入れてくれる世界があればいい。
傷も、
太った見た目も、
日本人ということも、
何もかもを受け入れてほしい。
なんかこう
口に出すのはおこがましいね
なんかそう
あなたの隣はこそばゆいね
ね。
俺は今、柄にもなく緊張していた。
胸の鼓動が速くなっているのを自覚する。
ドラゴンすら屠る上級冒険者の俺が、である。
仲間に裏切られて、ダンジョンに一人置いて行かれた時も緊張したものだが、今回のこれはそれとは別格だった。
今日、俺は結婚する。
ダンジョンで一人になったとき、俺を助けてくれた人と。
色恋は自分に関係ないもんだと思っていたが、『出会いは突然』なんてよく言ったもんだ。
若い頃の俺は、自分が結婚するなんて夢にも思いもしなかった。
夢に思わなかったと言えば、俺が冒険者をやめて故郷の村でのんびり過ごしているのもそうだ。
何も無いから飛び出したのに、最後に戻ってくるのはなにも無い故郷の村。
不思議な気分だ。
そして、この村で結婚式を挙げると言うのだから、運命とは不思議である。
「バン様、準備はできましたか?」
『綺麗だ』
そう言おうとして息をのむ。
俺を呼びに来た花嫁のクレアは、純白の衣装に身を包んでいた。
人生で見てきたどの女性よりも綺麗で、『綺麗だ』なんて陳腐な言葉ではとても表せそうになかった。
「どうしましたか?」
何も言わない俺を不審に思ったのか、クレアが顔を覗き込む。
今更『綺麗だ』なんて言えない。
からかわれる未来しか見えないからだ。
「いや、あんまり見慣れない格好だったからな。
いつも動きやすそうな服装だしな」
自分の気持ちを悟られたくなくて、咄嗟に嘘をつく。
「ええ、私もこんな上等な絹は初めて見ます。
なんでもバン様が仕送りしていたお金で買ったそうです。
田舎では使い道が少ないから、お金が有り余っているそうで」
俺のついた嘘に、クレアは疑うことなく付き合ってくれるクレア。
どうやら誤魔化せたようだ。
「で?
さっき何を言おうとしたんですか?」
クレアは、ずいと俺に近寄る。
前言撤回、誤魔化せなかった……
「言いたくない」
「怒りますよ。
正直に言えば怒りません」
「仕方ない。
言うと怒られるから黙っていたが……
『馬子にも衣裳』と言いそうになったんだ。
だが、さすがに失礼と思ってなあ」
「ふーん」
クレアが感情の無い目で俺を見る。
だめだ、信じてない
おそらく俺が『綺麗だ』と言おうとしたことに感づいているのだろう。
そして、どうしても俺に言わせたい……
くそ、いい性格してやがる。
「でさっきの話なんですけど――」
「悪いがその前に式の打ち合わせを――」
「それは後回しでいいので――」
なりふり構わず話をそらそうとするが、どうしても言って欲しいクレア。
そんな恥ずかしいこといえない。
いや、言ってもいいのだが、言わされるのは違う気がする……
こういうのは改めて次の機会に……
「ほら、言いたいことありますよね。
早く言って楽になりなさい」
だめだ押し切られそう。
こんな時モンスターさえ来てくれれば……
ん?
外が騒がしいな。
「おい、大変だ。
村の近くにモンスター出た」
それは大変だ!
俺は急いで部屋から出る。
「モンスターはどこだ?
俺が退治してやる」
すると呼びかけをしていた青年が、驚いて俺を見る。
「待ってくれバン。
あんたこれから結婚式だろ?
退治は他の奴らでやる」
「だからこそだ。
さっさと退治して結婚式を――」
「バン様?
話が終わってません」
後ろから、恐ろしい存在の声が……
「ち、モンスターがきたか」
「いや来てな――」
「ほら、案内しろ。
一瞬で倒す」
そして俺は、半ば引きずるように青年に案内させる。
とりあえず時間は稼げた。
モンスターを退治した後は、それっぽい感じで言ってやろう
花を添えるといいかもしれない。
あとはクレアが怒り狂ってないことを祈ろう。
恐怖で高鳴る胸の鼓動を感じながら、俺はモンスターに向かうのであった
ちょ、待てよ
不貞腐れてスタジオを出て行こうとした高井を知村が止める
ここからナンバーワンになるぞ、と地下アイドルでデビューしたボクら五人
どれだけ客が少なくてもお互いにがんばりましょう、と励まし合い
俺達にはきっと明日がある、と信じていた
でも何年も同じ状況が続いて
流石にいい加減に、客の入らない日々で
ナンバーワンの夢もいつぞやの夢
いつしかボクらの心を蝕んでしまっていた
まるで時限付きのダイナマイト
ボクらはついに解散の危機に瀕する
スタジオのドアに手をかけた高井は
こちらに背中を見せたまま言い放つ
俺達これ、いつまでやるんだよ、こんなの10$にもならないべ
ドアノブを持つ手は震えている
重たい空気が流れる
わかった
高井くんの気持ち、わかったよ
じゃあさ、最後にこの1本だけでいいから
キヨシが口を開いた
このまま終わるなんて
ファンのみんなに申し訳ないからさ
応援してくれたファンに感謝して
最後に1本、満足なものを録ろうよ
ありがとうって気持ちを音源として残すんだ
名取が賛同する
そうだね、
でさ、これが終わったら
これが終わったら五人で朝日を見にいこうよ、オレンジ色の朝日
知村は寝ていた吾郎をバンバンと叩き起こして
胸騒ぎを頼むよ、と声をかける
そしてボクらはあの頃の笑顔と元気を取り戻し最後のサビを皆で歌った
ナンバーワンにはなれなかったかもしれないけど
あの頃の未来とは違ったかもしれないけど
この五人で過ごした時間はずっと忘れない
『世界に一つだけ』
今日、嬉しいことがいっぱいあった。
夜しんどくなって寝られなくて寝不足でだるかったが、学校で進路説明会があった。
しんどいと思いながらも、行こうと思ってる大学があったので行った。
そこで色々と話したりしたのだが、「指定校推薦はしないの?」と言われたので、「出来ることならやりたいのですが、担任に聞いた話だと大学次第だから分からないと言われました」と答えると、「出来ることならやっぱりやりたいよね〜じゃあ、電話して聞いてみるね!多分やってたと思うんだけど…」と言ってくれてわざわざ電話して聞いてくれた。仕事だからかもしれないけれど、それでもその気遣いがすごく嬉しかった。
その上、「高校の先生にも話す時間があればだけど、言っておくね!」とも言ってくれてすごく嬉しかった。
学校終わり塾があったのだが、今日授業してくれた先生がお気に入りだけどもうほぼやめてる感じであんまり来ない先生で会えたことが嬉しかった。
後、私は趣味でコラージュをたまにしてることを先生知ってて夏期講習の時に「今度見せてよ!」言われていて、今日会った時「コラージュ見せて〜!俺、結構楽しみにしてるよw」って言って貰えて嬉しかった。
見せた後も、「凄い いいね!俺これが好きかな〜!センスあるね!やっぱりこういうのって感性とか磨かれるというか光るよね」とか言って貰えたのがすごく嬉しかった。
家族に見せたら批評だったものもすごい!と言って貰えて嬉しかった。
いつも私は勉強する時とか解ったらすごく喜んで出来なかったらほんとに凄い落ち込む人なのだが、今日の塾でもそんな感じだったんだけど、「wwwなんかすごい楽しんで勉強してんねw」言われたのも何故か嬉しかった。
どれも全て私だけの世界に一つだけの思い出
世界に一つだけの私の作品
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今日は、日記のような内容になってしまいました…
今日もお疲れ様でした!
いっぱい歩いたり疲れた時に湯船に浸かると体にしみて(?)気持ちいいですねw
すごく体が疲れている時だけでも皆さん湯船に浸かってみてください。すごく体の疲れが取れます!!
今日は珍しく精神状態がいいです。
嬉しいこともいっぱいあって良い一日でした。
私は明日何も無いのでめいいっぱいゆっくりして明後日から学校頑張ろうと思います!
皆さんもしんどい時はめいいっぱい休んで、元気になったら無理せず頑張ってくださいね!
今日も読んでくださりありがとうございます!
おやすみなさい!
たった一度だけ手作りチョコを作ったことがあります。
「初心者でも簡単だから」と友達に言われた、既製品を固めるだけの簡単レシピ。
テンパリングのテの字もわからず、母と試行錯誤した三日前。
たくさん買ったラッピングの中で選りすぐりのかわいいあしらい。
手書きの手紙。
渡せませんでした。
当日の君は、両手に余るほど誰かの愛を受け取っていたね。
凝った手作りも、軽いスナックも、高級な一品も。
「もらいすぎた」なんて言いながら、満たされていたね。
世界で一つだけの私のチョコレート。
その日幾万と誰かの間で交わされたバレンタインチョコレート。
題:世界に一つだけ
世界に1つだけ、お願いをきいてほしい。
あと1回だけでいいから、話を聞いて欲しかった。
話しかけれなかった。悔しくって後悔した。幸せになってね。
世界に1つだけ、最後のお願い。
世界に一つだけ
世界に一つだけ
あなたが描いた絵
あなたともう一人で作ったなにか
あなたの手
思いつく物の中に世界に一つだけの物っていくつありますか?
世界に一つだけ、世界にあなたは一人だけだよ。
テーマ「世界に一つだけ」
なんだってそうだ。
あの音楽も、この絵も、あ、あれも…
私の周りにある何もかもが、
まったく同じものなんてきっと少ない
大事にしたい。
命はひとつ限り。それをどう使おうが勝手ではあるが、この世に生を受けた以上、自ら絶つことだけはしたくない。
そして、他人の命もまたその人のたったひとつの大切なもの。
自分にも他人にも優しくありたいものだ。
世界に一つだけ
世界に一つだけの自分というもの
このからだを通して味わう見る知る
この世界というもの
たくさんの可能性の中のたった一つ
世界はそういうものばかり
世界のすべてを見たわけでもないのに
世界に一つだけと言うのは
かなり強引じゃないかな。
嘘をつきたくないし謙虚でありたいからね、
「僕の人生の中で唯一」
これが根拠をもてる最大限ってことで、
折り合いをつけてもらっても良いかな?
ロマンチストじゃないのは謝るから。
世界に一つだけ
「私という個性は順列組み合わせに過ぎない。私の書く言葉が結局は順列組み合わせでしかないように。しかし私という順列組み合わせは世界に一つだけ、今ここにしかない。」
押し入れの奥で見つけた古びた日記帳には母の記名があった。一瞬私が19歳のとき書いた日記かと思ったが、母の字だ。母も私も若い頃は似たようなこと考えたんだな。順列組み合わせイコール個性って考えすごいな!私エライ!って当時思ったんだよねえ、あはは。それでも、今ここにある私という順列組み合わせは、世界に一つだけ。
世界に一つだけ
世界に一つだけと聞くと世界に一つだけの花を思い出します。一人一人自分の個性が出てていいなってなります
きみという存在は、世界にたった一つだけなの。
代わりなんて、1人もいないの。
大切なの。
お願いだから、どうか自信を持って。
彼等は人の罪悪感を煽って他人をコントロールする。
それは大概、悪意を持って行われる。
だから我々は、マインドコントロールるから逃れた時、悪意あるその行為を呪うのだ。
しかし多くの場合、彼等は悪意なしに罪悪感を煽って他人をコントロールする。
彼らに他人をコントロールしている自覚は無い。
けれど元来罪悪感を覚えやすい精神状態の人間は、そんな彼等にコントロールされることを無意識下で望んでいる。
なぜなら、自発的な行動による罪悪感よりも、他発的な罪悪感のほうが、遥かに気が楽だからだ。
自責の念に苦しんでいるのなら尚更、他人のせいでこうなったという言い訳は救いである。
精神状態が悪いと、我々は楽な方に流されることを望んでしまう。
けれど、頭のいい我々人間は、彼等のマインドコントロールを受け入れたのは自分であることに気づくだろう。
その精神状態に自分を追い込んだのも自分である。
ただ、結局、自責に戻ってきてしまうのは、自我があるからだ。
自我、魂、心、意識。
自分は自分であり、自分だけのもの。
誰かにコントロールされたくないもの。
誰にも侵すことのできない領域。
ゆえに、我々は自分に原因を求める。
世界は自分が中心に回っていることは、誰にとってもそうである。
ならば自分の中に原因を求めるときは、別のところにも原因がある可能性を頭の隅に置いておくべきだ。
でなければ我々は、他人に操られた自我に飲み込まれる。最悪は、その事実から逃れるために自らの命を絶つことを選ぶ。
原因を究明出来ないとき、消去法で自分に原因があると思い込んでしまうのは、世界が自分中心に回っているからだ。
完成されたゲームをプレイして、行き詰まった時、我々は己が何を間違えていたのかを探し始める。
完璧な状態で提供されたものに、ミスがあるわけがないからだ。
しかし現実は、ゲームのように完璧ではない。
不完全な世界の中心に、我々はいる。
もし、ゲームの登場人物のように、全ての原因はおまえにあると言い切る人間が現れた時、その人間の中には自我がない。
己の中に原因を見つけることのできない愚か者。己が間違っているとしても、それを認めるどころか、知覚することができない哀れな存在。
その人間が、完璧な人間であるとすれば、その完璧な人間に間違いを指摘されることは、恐ろしいことだろう。
けれど、完璧な人間がいるとすれば、それはAIのような魂のない人間だ。なにひとつ間違えない完璧な人間はこの世に存在しない。存在するとするなら、彼らに言い訳や、情を訴えることは無駄である。
どちらにしても、彼らに自我は、魂は、心は、意識は、存在しないだろう。
つまり、彼らに気を使うのは無駄だということだ。
あなたも私も完璧では無い。
ならば原因はどこにあるか。
原因の追求は、人間が進歩するために必要な思考である。
二度と間違いを起こしてはならない事柄ならなおさら、
安易に自分のせい、他人のせいと決めつけることは愚かである。
わからない、その答えを相手と共有すること。
そして、自責の念に駆られるのなら、じぶんのどのようなところに原因があったのか、相手と意見を出し合うこと。
その時に、どちらに罪の比重があったのかと比べてはいけない。
私のほうが罪が軽い、重い。
相手のほうが罪が重い、軽い。
それを思っても口に出さないことが、思いやりだ。
間違ってもお前のせいだとは口にしてはいけない。
それは、自分の自我を、魂を、心を、意識を、放棄したのと同じこと。
果たしてコントロールされているのはどちらか。
罪悪感で人をコントロールする人間はいる。
けれど、それは必ずしも悪意を持った行動では無い。
彼らは己のコントロールを手放すことで、体の奥底に、己というものを閉じ込めて、厳重に守っている。
けれど、そこから出てくることはできるだろうか?
悪意があったとする方が正しく見えてくるほどに、彼等は我々が思うより重い、自責の念に駆られるだろう。
その地獄を乗り越えられる精神を持っているのなら、
最初から問題の原因を他人のせいになどしないのだから。
【世界に一つだけ】の私と彼女。
それなのに、今日は貴女に失望されてしまった。
どうしよう。
もう消えてしまった方が楽だろうか。
お願いだから、
見捨てないで。