『世界に一つだけ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
世界に一つだけ
私に愛情を注いで育ててくれた私のお母さん
私が何歳になっても可愛がってくれる
私って幸せ者なんだ。
お母さんのおかげでそう実感できた
世界に一つだけの私だけのお母さん
自分の手足が自由に動く
自分の思考が自由に働く
自分の感情を自由に感じる
それはなんて素敵なことだろう
痛みを感じて誰かを思いやる
さびしさに震えてぬくもりを感じる
ぼんやりだけど誰かを見つめる
それはなんてすばらしいことだろう
この世にたったひとつの生も
このよにたったひとつの命も
たったひとりでは 決して 生まれないものなんだ
世界に一つだけのもの。
それは、私自身
私が思う感情、それは私だけが持っているもの。
世界にたった一つだけの宝物。
私がきゅんきゅんする時の仕草。
私がカッコイイって思う仕草
どのタイミングで思うかは自由
誰にも奪われてはいけない、世界でたった一つの
守っていかないといけない大切なもの。
【世界に一つだけ】
「退職願、出してきました」
「おお、ついに」
「受理して貰えました」
「スムーズに話が纏まって良かったね。で、会社来るのはいつまで?」
「来月の末まです」
「そっかぁ、来月までか……」
俺の退職の話……
誰よりも伝え辛いと思っていた相手が、この笹木先輩だ。
何故なら、俺が辞めたことによるしわ寄せは、大半がこの人にいくことになるだろうから。
(苦労を掛けると分かってるのに、勝手に一抜けして……)
(こんなの、裏切りみたいなもんだよな……)
その考え方が正しくないのは解っている。
俺の人生は俺の人生なのだから、俺が「もう無理」と思った時点で別の生き方に舵をきるべきなのだ。
同情から遠慮して、ずるずる現状に呑まれて堕ちていく方が絶対に間違っている。
でも……
理詰めでは罪悪感を抑えきれないほどに、俺はこの人にたくさんお世話になってきた。
「阿部くんが辞めたら淋しくなるなぁ」
「俺の代わりなんか、すぐに出てきますよ」
俺たちは『社会の歯車』――
その表現は「いくらでも替えがきく」という事実を、非常に的確に言い表している。
「えー、そんなことないと思うけどなぁ」
そう言って、笹木先輩は自分のデスクから一冊のメモパッドを取り出した。
「これ、覚えてる?」
忘れるはずがない。
英会話教室のノベルティ。
俺が彼女の補佐を卒業して、初めて自分一人で担当した案件のグッズだ。
「私さぁ、『唯一無二』って気持ちの問題だと思うんだよね」
笹木先輩がメモパッドの表紙に視線を落とす。
「世界に一つだけの素晴らしい絵画でもさ、絵に興味が興味がない人からすると『そんなん知らんがな』って感じでしょ?」
「……まぁ、そうでしょうね」
「逆に、ダサい安物のアクセサリーでも、大事な人からのプレゼントだと『一生大事にしよう』って思えたりするじゃん?」
「……それも、まぁ、そうですね」
「人命は掛け替えのない大切なものっていってもさ、実際、顔も名前も知らない人がどこか遠くで死んだって聞かされても、あんまりピンとこなくない?」
「……そうですね」
笹木先輩の指先が、メモパッドの表紙を優しくなぞった。
「世間一般の人からすると、このメモパッドはどこにでもありそうな安っぽい消耗品なんだろうね。けど、私からすると世界に一つだけの思い出の品なんだよ」
ニコッと笑う笹木先輩。
だが、俺は疑問に思ってしまった。
「……??? え、なんで、それが笹木さんの思い出の品? それ、担当したの俺なんですけど???」
途端、笹木先輩が(゚ロ゚)こんな顔になった。
「えーっ!? だってこれ、納品が終わった後、阿部くんが私にくれたんだよ?」
「それは、覚えてますけど……」
「『色々ありがとうございました。何とかやりきれたのは笹木さんのおかげです』って言ってくれてさ、今更だけど、私、あの時すっごく嬉しかった!」
「えー? いや、でも、お礼を言うのは普通ですよ。だって、実際にめちゃめちゃお世話になったんですから」
「ううん。残念ながら、阿部くんは普通じゃない。だって、うちの会社、お礼とか言う人他に誰もいないじゃんか」
「……あっ」
秒で納得してしまった。
そう、そんな荒んだ社風だからこそ、俺は「辞めたい」と思うようになったわけで。
「私ね、ずっと阿部くんのこと『まともな子だなー』って思ってた」
「まとも、て……」
「それで『この子はいずれここを出ていくだろうなー。その方がこの子にとってはいいんだろうなー』って思ってた」
「…………」
「でね、『その時が来たら、その選択を肯定して応援してあげよう!』って思ってた」
「…………」
「私、阿部くんには本当に感謝してる。うちの腐った社風に染まらないままでいてくれてありがとね」
「いや、そんな……」
「それがどれだけ私の癒しと救いになったことか」
先輩が笑って肩をすくめる。
それから、メモパッドを丁寧に元の引き出しに片付けた。
「あの……ありがとうございます」
「んー?」
「そのメモパッド、大事に置いてくれてて……」
「いや、別に大事には置いてないからね。引き出しに入れっぱなしにしてただけだし」
そうは言うが、本当は大事にとっておいてくれたのだろう。
何せ、笹木先輩は5Sの権化かよってくらい整理整頓を徹底してやる人だし。
「それでも、ありがとうございます」
俺の方こそ、先輩の存在が癒しで救いだった。
まぁ、逆に、先輩の存在があったからこそ、退職の決断がここまで先延ばしになってしまったとも言えるけど。
(唯一無二……)
そう言えば、俺も先輩から最初に貰った書類作成のお手本を今もずっと持っている。
もうそれがなくても仕事は出来るし今更使うこともないのに、不思議と捨てようと思ったことがない。
(気持ちの問題、か……)
職場が変わって、
ひょっとしたら業種や職種まで変わるかもしれなくて、
(それでもきっと、俺は……)
笹木先輩が俺のために作ってくれた手ほどきメモを、ずっと手元に残しておくんだろうな。
―END―
世界に一つしかない愛の話
それは誰の心にもある
忘れられない人との想い出
それは一生に一度のもの
君にしか歌えない
世界に一つだけの
優しい歌を
始まりは良くある店の片隅
何処からともなく
華やかな歌が聞こえて来た
その歌が聞きたくて
僕は何度、用も無いのに
店を訪れただろう
その声の主が知りたくて
僕は隣街のCDショップに走る
パソコンを持ってないんだ
スマホはあるけど通信料が
とんでもなく心配になる
ただ、それだけの理由さ
探す探す君の声を
願う願うもう一度
あの声にあの歌詞に
触れてみたいと
君にしか歌えない
世界に一つだけの
あたたかい歌を
ようやく見つけた店の片隅
大きなポスターに君の名前
『やっと逢えた』そう感じた
季節は冬なのに心は春
やっと逢えた必死に名を覚える
買ったばかりのCDを大切に抱いて
暗く淀んでいた僕の世界が
一気に澄み渡る
天気は雨 なのに心は晴れ
やっと見つけた逢うべき君を
買ったばかりのCDを開きながら
季節は冬 なのに心は春
やっと逢えた真夏の蝶を
君にしか歌えない
世界に一つだけの歌が
僕の心を華やかに彩る
#世界に一つだけ
僕にとっての世界の果てが
君の居る場所であるように
君にとっての世界の果てが
僕の居る場所なんだ
絡まり合う幾千もの細い道の先端に
僕らは暮らしてる
その君と時空を超えて
不意に繋がった時に
世界はひとつしかないことを
僕は本気で理解しなくてはいけない
ひとはみな こころにみずうみ
澄んで 波立って 濁って 凪いで
生きている限りくりかえし
ふかく ひろく
あなたのみずうみ
けして他人を寄せ付けぬ
あなただけのみずうみ
『世界に一つだけ』
貴方はどう思う?
私はこれ。
この世界の中で同じ思考の人は居ないだろう。
世界に一つだけ
「世界に一人だけの君に、世界に一つだけのものをあげたい。今はもってないけど、必ず探すから」と、言うと、君は「うん、うん」と、うなずくだけで、まるで期待してない素振り。私は少しイラッとして「本当なんだから」と言うと、「うん、ありがとう」と、微笑んで、道端の、もみじを拾い上げ、「この真っ赤に紅葉した、もみじだって、あなたからもらったら、これは私にとっては世界にたった一つのもみじになるんだよ!」って、君は菩薩か?
私にとって
あなたが
世界に一つだけの宝物でした。
だけど
あなたにとってはきっと
私が世界に一つだけの
宝物だったのでしょう。
もはや確かめる術は
何も残されては居ませんが。
ただ
私の記憶の中に居る
あなたが微笑む。
それが答え、なのでしょう。
#世界で一つ
►最近、スマホが反抗的だ
(いわゆる故×w)
勝手にオケボタン押すんだ
まだ、書いてる途中なのにw
世界に一つだけ____
人の頭は盾だ。
無意識に自分を守ろうとしてしまう。
人の思考は糸だ。
絡まって限界が来たり、何も考えなくなると切れてしまう。
人の心はゴムだ。
被害者が加害者になり、その被害者がまた加害者になってしまう。
人の感情はジェットコースターだ。
あっちに行ったりこっちに行ったり、行き先がわからずただただ、走り続けてしまう。
でも、私は、
誰かを守れる盾になりたい。
糸が何度切れても、何度でも結び直したい。
ゴムでできた心をスポンジにしたい。
例え、行き先がわからなくてもたまには止まって休憩しながら走り続けたい。
何も書いてない手紙が届いたら、怖いと思う?
という質問に彼女は目を輝かせた。
え、なにそれ、面白い!
面白い?
面白いよ、だってそれ、炙り出すとか、水で浮き出るとか、太陽に透かしたら文字が見えるとか、そういうのかもしれないじゃん!
そんなこと考えるのは、世界に一人だけだよ。
大げさだなー
手紙の文字が、風にさらわれたことは、しばらく内緒にしておこうと思った。
世界に一つだけ
そう思ったものは、他にもあるかもしれない。
けれど、自分がそう思うならいいんじゃないか。
ポジティブにもネガティブにも考えても。
最初は耳を疑った。それから直ぐに喜び。
見た目には変わりはないが確かにそこにいるのだという証の写真を見つめる。
見た目にも分かるようになった頃、触れていた手のひらに振動。じっと澄ましていなければ分からない程度だが愛しさが湧き出してくる。
はっきりと突き出した腹を見ていると、もにょり、もにょりと四方八方が蠢く。一体どうなって、どこがどこを押し出しているのか。可愛くて堪らない。
まだか、まだか。立ち会いを断られうろうろと部屋の前を行き来する。断末魔のような聞いたこともない彼女の叫びに似た声だけが朝方の産院に響く。
瞬間、思ったよりも大きく生命が溢れた声と拍手の音。
初めて抱いた我が子に筆舌に尽くし難い程の気持ちが溢れ出る。
至福の至、天にも登る気持ち、歓喜の絶頂。彼女への感謝。それから絶対に守り抜いてみせるという確固たる決意。
世界に一つだけの、この宝物を。
#世界に一つだけ
‐世界にひとつだけ‐
何一つ
誇れるものは
持たない儘に
生まれて消えて
巡り續ける
ある意味幸せ
ある意味不幸
世界に一つだけ
特別なそして大切な、
あなたの命
わたしの命
世界に一つだけ、だから
世界に一つだけ、と言って
互いに殺し合う
人間は、世界に一つだけ、が
わかっていない
「世界にひとつ」
という価値に惹かれる。
たったひとつだけのもの。
自分だけのもの。
他には存在しない、唯一のもの。
大量生産ではなく、ひとつひとつ作られたもの。
好きだ。
私もそういう存在でありたい。
ただ、一番でなくても良いとは思わない。
そこを目指しもせず、唯一だと胸を張ることは出来ない。
価値のあるものだから。
個性?独自性?
出したいの?
ああ、やめとけやめとけ。
そんなもの、クサくて見てらんないよ。
どうするのか?
あのさぁ、空手とかって皆、同じ型をやるんだよ。個性をけすの。
でもね、試合形式だと皆バラバラ。
よーはね、消して消してプレーンな状態、それでも出るのが個性。
それが、あなたの世界に一つだけのもの。
本や動画じゃなくて、勉強するのは自分何だよ。
自分が一番わからない。
『世界に一つだけ』
私の辿って来た道
やり直したくても
戻る事は出来ない
私だけの人生