『不条理』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
不条理
この世の中は
不条理なものが
重なり合って出来ている
『亡くなった祖父から聞いた話』
「じいちゃんはな、満州へ戦争に行ったんだ。
だけどな人を殺したくもないし、自分も死にたくないから義賊になった。国から食べ物盗んでさ、その日食べ物がない中国人達に配ったんだよ。当時からしてみれば非国民と呼ばれた脱走兵だったろう。亡くなっていった仲間に申し訳ない気持ちもある。
けどな自分のしたことに後悔はない。
あの日生きながらえた人が家族を増やし、何とか日本に帰れたじいちゃんには孫の顔も見れたしな。」
祖父が死が近くなって初めて聞いた話だったがどの立場で何が正義かも答えが出せない。
不条理な世界をただ一心不乱に生き延びた人の選択は何という覚悟だったろうか・・・
時間を浪費して堕落した今を生きる日々に情けなく
思った私は何か誰かに伝わるだろうかと祖父ほどの覚悟はまだ持てないが書いてみる。
『不条理な世界』
あなたの
曖昧な優しさの
残酷
いっそ
ズタズタに
傷つけて
流した涙で
溺れ死ぬほどに
✩ 曖昧な優しさ (74)
(不条理)
【不条理】
頼まれれば断らず、頼られれば助け、困っていれば声を掛け、率先して取り組むこと十年。新卒ペーペーの頃から前のめりに仕事をしてきて、今や大企業の課長職。貯金もそこそこ、投資もそこそこ。趣味だってボルタリングくらいで大人しいもんだ。それにだって金をかけてるわけじゃない、筋トレのためにジムに行って、ついでにやるくらいのもんだ。永遠の中級者。それで構わないんだ。
「藤倉さん、昇進だって」
「同期で部長か、お祝いだなあ」
それなのに、帰社すれば女と話してばっかの奴が昇進。業績は自分と同じくらい、あるとすれば定期的にある会社の飲み会で執行役員と釣りの話をしてるのが俺との違い。
「赤沼さんの御祝儀どうする?」
「課内で出せばいいかな?」
同じく同期が結婚。七人いた営業部の新卒で、結婚してないのはもう俺だけ。
パソコンに今日の部下の仕事の成績を打ち込む。電子部品のルート営業、新規開拓は主に課長以上の仕事だ。支社に出向いてまで新規を取って、フォローしながら担当をつけて。俺のやり方は悪くないはずだ。社内でも表彰があったんだから。
たんたんたんぽんたんたかたかぽんたかたかぽん。
部下が売り込みが上手く出来ないと嘆いたら、見学を申し出て必要な部品について聞き出せと言った。強引にすれば客は離れる。興味を持たれれば人は嬉しい。仕事の中身がわからないなら、門外漢ですがと前置きすればいいだけだ。
事務の子達が注文書の中身に困ったなら、すぐに見てやるもんだ。端数注文不可だったり、納期が合わないものだったり。担当営業に連絡して、個数や納期の調整をさせる。
「……なんっで、藤倉か」
小さく小さくボヤいた声に、はぁ、と小さなため息一つ。係長の田名部が肩を竦める。
「そりゃ課長、仕事し過ぎなんですよ」
時刻は二十一時三十五分。花金。残ってるのは、俺と田名部だけ。
「今日十九時から飲みにって、三日前に役員会が誘ってたじゃないですか。藤倉さん、すぐに行くって返事してましたよ」
酒で仕事が決まるもんかと、頭を押さえる。仮にそうなら、そろそろ転職した方がいいのかもしれない。そう考えても、すぐに止めていた手を動かす。
たんたんたんぽんかたかたぽん。
不意になった私用のスマートフォン。開けば婚活アプリ内のダイレクトメール通知。この前二度目のデートをした人からだった。
「先日はありがとうございました。私とは合わなかったようです、親切にしてくれたのにごめんなさい」
文末に表示される、「以降、このユーザーとのやり取りは禁止されています。こちらに記載された禁止事項をご確認ください」の無情なゴシック体。
外部アプリを使用しての接触禁止、本人の個人情報の悪用の禁止、写真の悪用の禁止。何もかも当たり前のことだ。そんな気も起きない。
「あー……」
一気に脱力。もういいか。週明けやればいいもんな。
「田名部、終わるか」
「帰れますよ」
二人で業務を終えて席を立つ。田名部飲みに誘って、行きつけの居酒屋へ。まさかの急な休みだった。
『不条理』
人生とは必ず上手くいく訳ではない。
誰しも必ず幸せになるとは限らない。
その一人一人に必ず何かしら壁が生じる。
そんな漫画やアニメのようにハッピーエンドで人生が終わるとは限らない、そんな壁だらけな人生を僕達は歩んでいるのだ。
「人生って本当に…不条理だよね」
僕が発した言葉は、夜の闇の中へと消えていったのだった。
『不条理』
現実を取り巻く生活は
いつでもホラーだ
こんなにも
暴力 恐怖 苦痛
に満ち溢れ
価値がないものは全てムダ
ムダは存在してはいけない
ムダは排除すべし的社会
効率的や合理性
結果にだけ価値を置くような世界で
まるで幽霊にでもなったかのように
誰からも気づかれない孤独
現実感覚の喪失 トラウマ
ホラーにも似た
不条理に満ち溢れた現実を
権力にあぐらをかいて
「先生」ともちあげられている
大人たちは
今後どのように責任を取るつもりだろうか
あらゆる問題が複雑に絡まり合い
どこから解けばいいのか分からず
行き詰まったまま
次の世代にバトンを渡す
そんな不条理だけはやめて欲しい
不条理
この世の全ての不条理を煮詰めて固めたこの場所から、いつか必ず連れ出すよ。
だから、どうかもう少し待っていて。
「救いなんかないよ」って哀しく笑う君の、ホントの笑顔が見たいんだ。
俺は誰かに褒められたことがない。
まぁ、今までなんかのルールを
守ったりしようことはないし、
誰かの役に立とうと思った記憶もない。
校則とか、法律とか、そういうのも一切把握してない。
俺はどう考えても不条理な人間だ。
でもこうじゃないと生きていけない。
不条理な世の中を生きていくには、
不条理に生きていかなきゃいけないはずだ。
俺の世界は生まれた時からこうだった。
だからここしか知らない。
不条理に生きることが理にかなっている世界で、
俺は今日も生き抜く。
「不条理」
不条理の意味は、
事柄の筋道が立たないこと
良識や常識に反していること
らしいですね!(bouteX参考)
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籠の中の鳥のように
自由に飛べない鳥たちは
いつしか羽ばたくことを
忘れてしまう
心の奥深くに
そっと沈めた
わたしの思い
いつかのわたし
『不条理』
不条理
突き刺さるような不条理に、どこまで耐えられるのだろうか。僕は自分に問う。
感謝はあれど、謝罪のないそれは、僕にとってはもう「当たり前」になりつつある。
感情の波が立たないほどに。
いくら水面を叩かれようとも、僕のまっさらな感情の湖には、波紋ひとつ、付けることすらできない。
あなたはそれにまた苛立って、どこにもやり場のない感情を投げ捨てる。
「またか」
そんな言葉を淀んだ空気と一緒に吸い込んで、まっさらな水面を思い浮かべる。
「大丈夫、大丈夫。」
魔法の言葉を唱えながら、僕は目を瞑った。
この世の全ての不条理から、僕を隠すように。
「理不尽なことばっかりで嫌になっちゃうね」
帰ってきた君が静かに言った。
(仕事場で何かあったんだろうか、、)
君にそんな顔をさせる何かは一体なんだろう。人なのか事なのか。
どうか君の沈んだ気持ちを少しでも僕は晴らしたいと思うんだ。
『今日、ハンバーグだよ。』
今晩の夜ご飯は僕の担当だった。
「え、やったー!」
君はそう言って笑顔で洗面所へ手を洗いに行った。
と思ったらひょこっと顔を出した君が
「ねぇ」
『お?ん?』
「ありがとね」
眉を下げて少し困った様に笑う君。
僕はそんな君の頭を優しく撫でた。
胃が痛い…
ニュースを観ればやれ犯罪だやれ感染症だと、不条理なことばかり。
私は心の乱れを抑えるべく薬を飲むと、さっさと風呂に入り床についた。
「こんな時は寝るに限るよ」
布団の中は落ち着くし、幸せな気持ちになるもの。
現実逃避だが、いまの私の弱った心には、必要なことだと思う。
「はぁー……明日が休みでよかった」
不条理なら、良かった
無理なことだと簡単に割り切れればよかった
でも、それでもふとあなたの顔を見ると
自分が酷く恐ろしい人間のように見えてしまい、それが嫌で仕方がなかった
今日も君のために行くよ
君のせいにはさせない
不条理という3文字で
片付けられる人がいなくなるまで
不条理
私だけ…嫌われるのはなぜ?
私と同じ対応をしないのはなぜ?
冷たくするのは、じゃぁ…褒めてくれないのは?
私だけがこんな辛い想いをしないとダメなの……?
お題 『不条理』
「どうして生きているの」
そう言われた時、唐突に暴言を吐かれたと勘違いしてしまった。
違った。あいつ自身が、どうして生きているのかを知りたかった。それだけのこと。
あの時は勘違いして、喉奥に「知るかよ」って言葉を詰まらせてしまい何も言えなかったけど。
……に、してもさ。
何も聞かないで死ぬのは不条理過ぎないかな。
おかげで、自分が答えを探す羽目になったじゃあないか。
人生って言うのは、不条理だ。
頑張っても 頑張っても
大きな壁に
何度も 道筋を絶たれてしまって
つなぎ直すのにじかんのかかる。
お題
不条理 より
不条理と理不尽の違いがよくわからなくてググった
不条理は誰にもどうしようもない天災や病気でもたらされる事、理不尽は他人からもたらされる厄介な事って感じかな
ヘイSiri!わたしがたくさん金を稼げないのは不条理ってことでいいね?!
最低なことを言ってしまった。
2021年4月21日
私は彼に告白した
そして付き合うことができた。
2023年3月16日
私は彼を振った
私は、彼に嫌われるのが怖くて、自分が嫌いで死にたかった。毎日が苦しかった。
そして、それを、彼のせいにしてしまった、、、
そして卒業して遠距離恋愛になるのが怖いことを言い訳に振ってしまった。
まだ好きなのに。まだ離れたくないのに。嫌いじゃないのに。
内心少し楽だった。けど何かが足りなくて毎日悲しくて、、、、
本当に私は彼に酷いことをした。
私から告白したのに、私から振って彼を傷つけてしまった。
もう恋はしない。人を傷つけてしまうくらいなら恋なんてしなくていい。
辛いな、、、恋って、、、
不条理....意味を調べたがわからなかった件について皆どう思う?馬鹿だな〜と思うか?そうだよ!私は、馬鹿だから意味を調べてもなにも思いつかなかったよ!
嗚呼、どうしよう......ていうことだから問題とわ違うけどいいよね?いいよね?ね?
よーし今日は、お題に従わない日だぞ〜
大丈夫!ここが長い分、下の話は短いから安心してくれ!すぐ読み終わる!ここは......少し時間がかかる!
まあ、見て行ってね〜
あ、ここだけで飽きた人わ読まなくてもいいよ〜
『優しい笑み』
君はいつもどこか作り笑顔な気がする。
でも、本当の笑みを見た時は、元気な笑い声と笑顔。
でも、君は 僕の眼の前から消える瞬間は、とても
優しい笑みを浮かべていた。
そして君は、僕の眼の前から落ちて
死んでいった
皆は世は不条理すぎると喚くが、不条理とは努力という壁は乗り越えて感じるものなのではない
か。
努力さえしない人間が不条理という言葉を使っていいのだろうか。
頭が良くて顔も良いあの子に嫉妬はすれど、自分は勉強や自分磨き等の努力をしようとしない。
努力しようとしない自分が理解できないし、世界を不条理だと思う自分は気持ち悪い。