『不完全な僕』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【不完全な僕】
「パーフェクトな人はいないよ」
僕が好きな人は、僕が好きな声でそう言った。
「でも、お前は何でもできて完璧じゃん。パーフェクトじゃん」
仕事でも、プライベートでも、僕の好きな人が失敗したところを見たことない。
今だって鼻歌まじりに肉を焼いてる。
300g越えのステーキを、カロリーも気にせず食べようとしている僕の好きな人は、スタイルだって完璧だ。
しかも、こないだまで料理なんかサッパリ駄目だったくせに、僕の好きな人はやろうと思えばなんだってできる。
「俺のことをパーフェクトなんて思ってるの、世界中でオマエだけだぞ」
ステーキを皿に盛り付けながら、僕の好きな人は目を細めて笑う。
「足りないところをオマエが埋めてくれてるから、俺はなんとかやれてるだけ。俺はオマエのこと──さぁ、食べよ」
僕の好きな人が、何か大事なことを言った気がする。
友人がいない。恋人もいないけど。
これからずっと独りで孤独死するのかと思うと落ち込む。
いつも引きこもりで、話のネタがないから、話ていてもつまらないのかなと思う。
話のネタになることを活動していきたい。
【不完全な僕】
不完全な僕だけど
今はゆっくり療養して
心身ともに落ち着いたら
またゆっくり頑張っていきたい
手も動く
足も動く
脳だけがバランスを崩している
見た目じゃわからない病気
世の中にたくさんあるけれど
精神疾患もその一つ
「何に困ってるのかわからない」
っていわれて、一見完全そうに見えるけど
不完全なんだ。
君と出会って、僕の胸にぽっかりと空いていた穴は、たくさんの「好き」で溢れかえった。風になびく君の髪と香水の香り。初めてのデートで行った遊園地の観覧車でキスをしたこと。「今日、親、仕事で返ってくるの遅いって」林檎より、あの日見た夕陽より真っ赤な君の顔。全て。全て残っている。今でも、そしてこれからも。ずっと、ずっと、残り続けている。
水を与えなかったら、普通、花は枯れてしまう。当たり前だろ?
枯れて、萎んで、腐ってしまった数多の「好き」を僕はまだ大事に抱えている。押し花を作るだとか、土に還して肥料にするなんてことすら出来ずに、再び花開くことを夢みて大事に大事に抱えている。
君はもう居ない。分かっているんだ。分かってるんだよ。君の笑顔も、泣き顔も、怒った顔も、何もかも、もう誰も見れないんだ。
なあ、酷いよ。
君のせいで、僕の心は満たされたんだ。
君のせいで、僕の心は愛を知ったんだ。
ぽっかり空いた胸の穴には、今でも君が残っている。
ぽっかり空いた胸の穴からこぼれ落ちようとしている君のことを、必死に抱えて守っている。
ずっと覚えてく。ずっと抱えてく。ずっと好きでいる。愛してる。愛してる。愛してる!!
だからさ。このぽっかり空いた胸の穴を。穴が空いてる不完全な僕を。空の上から見ていてくれ。
借金はあるし、天涯孤独だし、余命半年だし、彼女もいないし、サボテンも枯れたし、家賃滞納してるし、悪魔に呪われてるし、お経書き忘れて耳なくなったし、もう人生無理ゲーです。氏ぬしかねえな!
みんなは言う
「おまえは」「君は」「あなたは」
「不完全なんだ」と
大して僕は
「そうですか」
それくらいのことしか言えない
どこが不完全かも分からないところが
不完全なのかもしれないし
そうじゃないかもしれない
不完全な僕でも君たちよりきっと優秀なところがある
人の悪口を言うのが完全だと言うなら別だけど
僕はそんな僕を好きでいたいと思う
─────『不完全な僕』
珍しく早く起きた僕。
早く起きたそんな時には自転車ではなく徒歩で駅へと向かう。
空も快晴、身なりもキチンと整え、なんなら今日は徒歩で健康にも気を使う正に完璧。
途中朝からやってるスーパーでお弁当を買う、美味しそうな惣菜とおにぎりが割引で買えた、ラッキー。
今日は良いことでもありそうな、最高の朝。
そして駅につきいつものホームへと向かう、運の良いことに階段の途中で電車がやってくる。
さぁこの電車に乗ろうと気分がはやる。
しかし目の前には老人の集団がゆっくりと階段を降りている、横に移動しようとした時には電車から降りたお客が登ってくる。
階段を降りた頃にはもちろん電車のドアはしまりため息をつく僕。
最高の朝だった今さっきまでのウキウキ気分はどこへやら、今日も不完全な朝だとどんより沈む。
「さぁ今日も頑張るか。」とから元気で1言。
空を見上げると変わらずの快晴のままだった。
不完全な僕
※反省点 不完全な朝っていう方がいいタイトル(笑)
それでも今、通勤途中にあった出来事を表現できたのは良かったかな。どんよりした気分はそうですが、本当の天気は雨だし割引の惣菜も買えてません、晴れで終わらせることでいい事あるといいなという願望を込めてしめさせていただきました。
「不完全な僕だから、君とは付き合えない」って?
じゃあ、完全な人ってどんな人?
なんでも完璧に出来る人?
そんな人と付き合っても、私は楽しくないなぁ。
出来ない所をお互いに支え合う方が、楽しいじゃん!
もう一度言うね。
君の事が好きだから、付き合ってください!
#不完全な僕
#13
僕を買った人はどうも忙しいらしくて、なかなか僕を作ってくれない。半分くらい埋められてそのままになっている僕。僕はいつ完成するのだろうか。数学の世界では0が最も美しいと言われるけれど、この状況は0でも、ましてや1なんかでもない。中途半端な、少数や分数みたいな僕。早く、完成させてくれないかなぁ…
『ジグソーパズル』『不完全な僕』
【不完全な僕】
文武両道の優等生、あらゆる財と幸運に恵まれた御曹司。そんな無責任な賞賛の声に笑顔で応える。彼らが僕に完全無欠の幻想を見るのなら、それをわざわざ否定する必要もない。むしろその評価を利用してしまうほうが、僕にとっては都合が良いのだから。
「なーんて自分に言い聞かせてないと不安に押し潰されそうな君の本性、もっと人に見せてみても良いんじゃない? 案外親しみやすいってウケるかも」
生徒会室の奥、休憩用に入れられた小さなソファに思いきり体を預ける僕に対して、テキパキと書類を棚へ片付けながら君は笑う。そんなことを言われたって、こればかりは染みついた性分だ。今さら変えられるわけがない。
天井をぼんやりと見つめる僕の視界に、君の手が降ってくる。突然訪れた暗闇が張り詰めた神経に心地良い。
「まあそうやって私の前でだけ気が抜ける君も可愛いから、私は別に今のままで良いんだけどね」
軽やかに弾む君の声が、僕の鼓膜を優しく震わせる。どうしようもなく不完全な僕を、君が知っていてくれるから。だから僕は有象無象の『大衆』の前では完璧な僕を演じ続けられるんだ。
僕を甘やかす君の存在に溺れるように、静かに瞳を閉じた。
僕は、僕らは不完全だ。
だって生きてるから
伝えたいことを短くまとめると一つ一つはこれくらいになる。こういう本当に些細なことを如何に誤解ないように伝えられるかが技量にかかっている。
ちょっとだけ早かっただけ
外から聞こえるたくさんの声がいう
この世界は美しいって
どんな世界があるのか知りたかった
僕は殻を破った
ああなんということを
温めていた我が子
まだ身体が出来上がっていないのに
生まれてしまった
なんと不完全で醜い
私は自分の子を巣から落とした
#不完全な僕
人間日々成長なら、
あれもこれもできなくて当然。
できないことは責められるべきではない。
不完全を演じ切って仕舞えばいい。
ゴールがない限り、
僕は一生不完全のままだ。
不完全な僕
僕は足りない自分にあきれている。
こんな不完全な僕を好きになってくれるなんて
ありえないしおかしく思える。
不完全な僕
何もかもが不完全な僕…周りの皆から毎日煙たがれ、正直、消えたかった…だけど、唯一、君だけは、違った。君だけは、こんな僕なのに、毎日、優しく話しかけてくれたり、毎日、優しく笑いかけてくれたんだ。だから、今の僕にできる事、それは、君のそばにずっといる事。勇気を振り絞って、僕は、君に告白した。すると、告白するまでの僕のアプローチが効果的だったのか、君からもアプローチされ、更には、君からの告白もあり…驚きが沢山だった。それからと言うもの、僕らは、毎日幸せな日々を過ごしている。これからもずっと君だけが大好きだ。この長い人生、一生かけて君と生きたいんだ。まだまだ不完全な僕だけど、これからもそばにいてくれるかい?
不完全な僕
僕は産まれて9ヶ月。やっと立ち上がることができるようになったのが6ヶ月ぐらいのとき。今はどこかに掴まっていれば15秒ぐらいは立っていられる。僕は歩くためにこの掴まり立ちを1日10回はやるつもりだ。絶対に1歳の誕生日までには歩くという目標がある。
僕のパパとママはなかなか赤ちゃんができず、病院で痛い治療を我慢してやっと僕ができた。
パパとママはお腹の中に僕ができた時も、僕が産まれた時も僕と同じぐらい泣いていた。
だから、僕はパパとママに笑ってもらうため密かに練習していることがある。それは言葉を言うこと。「パパ」「ママ」って言ってあげるんだ。ただここで大きな問題が、、、。「パパ」「ママ」どっちを先に言ったほうがいいのかなぁ?自分的には「ママ」かなぁ。
これからママのおっぱいをたくさん飲んで、疲れたら寝て、時々泣いて大きくなります。まだ不完全な僕だけど、パパとママのために立つことやおしゃべりの練習をしながら、元気にすくすく育ちます。
パパ、ママ、僕を産んでくれてありがとう。
羨ましかった。
完璧な君が。
僕なんか、凡人中の凡人なのに。
取り柄なんて、なんも見つからないよ。
だから、羨ましかった。
みんなから囲まれる君が。
……だから、僕は君を――
〜不完全な僕〜
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『当然』
明るいきざしが閉じたノートを躍らせる 心が足りないのか 足す必要もないのか 答えはなくて探す必要さえない 当然のごとく呼吸をして ご飯を食べて眠たくなれば ベッドになだれ込む そして目を覚ます
アンティークの家具に囲まれた夢の余韻に浸りながら