『七夕』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
七夕
7月7日。1年に1度、織姫と彦星が出会える日。まぁ。なんてロマンチック。
これ、子供の頃ね。
そもそもなんで離れ離れなの?と思って調べてみたら、ふたりはラブラブ過ぎて、仕事サボりまくったんだって。それで天帝が怒って引き離した。でもまあ、1年に1度くらいは、っていうのが七夕の日。
これをさ、大人は子ども達にきちんと教えるべきだよね。ロマンチックだね、で終わるんじゃなくてさ。仕事は大切だよ、とかさ。好きなことばっかりじゃだめだよ、とか。
人は美しいもの、自分に都合がよいものばかりを見たがる。日本人は特にそうなんじゃないかな。そんな人たちが、年に1度のロマンスにだけ光を当てて、それ以外から目を背ける。
そうやって築き上げられた社会。いやはや、現世とは蜃気楼の如く、美しき虚構なり、か。
うーむ。
なんだかジジくさいな。僕も大人になってしまったなあ。
ええっと短冊、短冊っと。
お星さまへ
次の誕生日までに、ピーマンを食べられるようになりますように。
七夕か。
結婚記念日だ。…いや、入籍記念日だったか?
それって同じもの?挙式日が先だったよな?
とにかく昔話過ぎて忘れてしまう。
一生に一度しかやってないし、今のところ。
映像やら写真はたくさん残ってるけど、普段は引っ張り出すこともないし、他人を見るような目で見てしまいそうだ。
ホントにこんな日があったのかと。
織姫と彦星は恋人ではなく夫婦とのこと。ネット調べ。
結婚したらイチャイチャして働かなくなったので、嫁の親が怒って二人を引き離した。
そしたら今度は落ち込んで働かなくなったので、年に一回だけ会えるようにしたと。
アホな家族だこと。結婚を何だと思ってんだ。
二人で家庭を築き上げていくことであり、それは二人が自立して親元を離れて…とにかく、年に一回しか会えないんじゃ、家族も作れないじゃないか。
我が家は順調に家族を築き上げた。
いろいろ紆余曲折もあったけど、まあ、今があるんだからうまくやれてるんだろう。
人生に正解なんてないと思うけど、織姫と彦星よりは幸せに暮らせていると思う。
家族の仲を引き裂くようなアホな親もいない。
七夕の短冊には、そんな悲恋を続けている織姫と彦星を励ますようなメッセージを書くべきなのかな。
今日我が家は、新しい子猫を譲り受け、家族がまた増えた。
織姫と彦星にも、この幸せを少し分けてあげたい。
…ああ、今頃は一年振りの逢瀬を楽しんでるのか。
野暮な提案だったな。
今夜は誰よりも幸せな時間を過ごしてるのかもしれない。
明日のことは考えず、心ゆくまでイチャイチャを楽しんで欲しい。
大きなお世話だが。
【七夕】
年に一度の星の約束
どうか叶いますように
晴れた星合の空に祈る
七夕の織り姫と彦星みたいに1年も君に会えないのは辛すぎる
織り姫と彦星はどんな思いで7月7日を過ごしていたんだろう
《七夕》
愚かな女。
愚かな男。
恋に溺れた、愚かな結末。
慈悲を零されたが故に、尚更その愚かさは強調されているのだろうか。
慈悲が故に、その苦しみはより一層募るばかりか。
ロマンティックに捉える誰かも。
嘲笑う誰かも。
今宵一つの、出遭いとなるか。
ディスティニーか、フェイトか。
七夕
ガラじゃないけど、いつかおばあちゃんになっても一緒にいてくれる人と出会えますように。
自分のために願ってもいいけど、誰かのために願うのはもっとステキ。
天の川を隔てた恋人が一年に一度だけ会うことができるとされていたのも今は昔。彦星はとっくにベガの永住権を得て織姫と幸せな家庭を築いていた。織姫のお父さんも、大昔から続く二人の健気な愛に心を打たれて再婚を認めたんだとか。
こないだの夏に旅行に行ったとき、色違いのTシャツを着て仲良く買い物する織姫と彦星を見かけた。1000年単位の大恋愛の末にゴールインした二人は世間の憧れの的になり、次の年からは7月7日に入籍するカップルが続出したらしい。そんなわけでうちの親の結婚記念日も七夕の日だから、毎年7月上旬に家族で宇宙旅行に行くのだ。
今年はどこだろう?私またあのホテルに泊まりたいんだけどなあ。ほらあの劇場があるとこ。
『七夕』
曇っていてあいにく天の川が見られない
晴れていてもいなくても、
あの人と一緒に夜空を見たかった
一緒に過ごしたかった
何気ない会話をして、特別じゃない食事をしたかった
いつかまたそういう人が現れて、
愛の糸を紡いでいけますように
裏返ったまる
離れた位置の点
だんだん小さくなる文字
まっすぐ引けない線
その純粋な一生懸命に
小さな願いが込められてる
すべてが
叶いますように
【七夕】
今日は、晴れ。顔も知らない2人の再会を祝う。わたしの祈りをのせて。幸せが、終わりませんように。あわよくば、あなたの不幸せが、全てわたしという傘に降り注ぎますように。
『七夕』
無数のけがれを
笹の葉で落とし
天の川に流して清め
光となり
降り注ぐ
豊かであれと
今日、願いごとをした人はどんな願い事をしたのだろうか。
今年楽しめますように、とか
彼女が出来ますようにとかなのだろうか
僕は未来についてあまり考えたくないから願い事はしていない。同じ人はいるのかな どうなんだろう
願い事をした人は叶うといいですね。
この風をつくった暗黒が
この風を運んできた光が
振り向けぬ青色の後髪に
永い後先を絡め消えると
きみは歩きながら泣いた
#七夕
「七夕」
「たなばた」あるいは「しちせき」。節句での読み方だと「しちせきの節句」が正しいらしい。
いわゆる織姫と彦星の日、って認識だと語弊がある? お仕事をサボったらこんなふうに好きな人にも年1でしか会えなくなるんだよ、って戒めのためにできたお話だよね。あれ、認識ズレてるかな。
昔は8月にやっていたけれど、太陽暦に合わせて7月に前倒しになったっていう話をよく聞いた。幸か不幸か、結果的に梅雨の時期に被ることになってしまったとも。それじゃあ年に1回の逢瀬すらままならないのでは……なんて、ちょっと織姫と彦星ふたりに同情してしまった時もあったね。こう見えて純粋な年頃があったんだよ、なんて聞かれてもいないのに言っちゃったり。
いわゆるジューン・ブライドもそうじゃないっけ。海外だと天候が穏やかだから式を挙げやすいけれど、日本だと絶賛梅雨の時期に被る。
なんでもかんでも欧米化していいってわけじゃなかったらしい。
「短冊書けた?」
「全く思い浮かばないから無地で出していい?」
「ダメに決まってんだろ。せっかく用意したんだから、3億円欲しいとでも書いとけ」
「いや、生々しすぎるでしょ。織姫と彦星が無事で出会えますように、とでも書いとくか」
「イマドキの織姫・彦星だったら、スマホとかで毎日連絡取り合ってんじゃねーの? 令和だぞ」
「真面目に仕事しろや。短冊それにしよ」
「僻みかよ落ち着け。もう世界平和って書けばいいじゃん」
(いつもの3人シリーズ)
七夕
七夕と言えば願い事を短冊にかいて、笹の葉にくくる。そんなロマンチックなイベントですね。
私が、七夕の願い事を書くとしたら、人と話をするとき、物事をしっかり考えて、会話すること。身近な人ほど、そうしないといけないと思います。反射的に何でも思うことを口にすると失敗することあります、気付かないうちに相手を傷つけたりとか。人は、みな価値観が違うから、自分では、当たり前のことでも、相手にとってはとんでもないことだったりすることもあります。
メールやラインでやりとりするときは、わりと、じっくり考えて打つので、絵文字も使ったりと上手く表現できたりします。
メールやラインを打つときの気持ちで人との会話をじっくり考えてしないといけないと思います。
長々書いてしまいました。七夕の願いというより、新年の決意みたいになってしまいました。
7月7日……遂にこの日がやって来たか…そう、今日は年に1回の大型イベント。
つまり、七夕である。
七夕は俺にとっては実に憂鬱な日。
みんなはアレだろ?笹の葉に短冊吊るして願い事書くんだろ?そんで、笹の葉さ〜らさら〜みたいな感じで歌うんだろ?アレ鬱陶しいんだよな。
結構腹が立つんだよ……申し遅れたが俺はかの有名な彦星さんだ!今日誕生日の人はおめでとさんだな。
え、織姫はどうしたって?其れがさぁ〜さっきから聞いてもらってるけど聞いてくれよ〜俺さ結構腹立つって言ったじゃん!?んで、織姫ちゃんも腹立って腹立った勢いでとっても言いにくいんだけどね…?そ、疎遠になってしまいました。
神様にとても怒られました。
何してんねん、ボケが連れ戻せやって言われんたんすけど多分、織姫ちゃん2度と会わないって言ってたんで終わりですね!って元気よく言ったら神様にも呆れられて天の川の上に落とされちまった…
え?自業自得…?すいませんした……
ねぇ、みんな俺どうしたらいいかな?織姫ちゃんとも連絡が取れないし〜もう彦星としての仕事牛育てる以外無くなったんだが?
もう、この話は天の川に捨ててきますわ……
突然ですが、彦星による質問コーナー!!
Q彦星さん、本名違くないですか?
Aはい、俺の本名は天稚彦です!忘れられてるけど…
Q織姫ちゃんも本名違いますよね?
Aそうっすねぇ〜天川織姫ちゃんですね〜あんま知られてませんけど。妹ちゃんでもあるよ〜
Qなんで、サボってたんですか?
Aあぁ…えーみんなさ夏休みの宿題とか最後にやる人居るじゃん?其れの延長版って感じ?
Qさっき、妹ちゃんって言ってましたがお姉ちゃんは誰ですか?
Aんーとね、お姉ちゃんじゃなくて、お兄ちゃんだね。双子のお兄ちゃんらしいよ、天川真留寿さんってGoogle大先生が仰ってたわ。
もう、こんな時間だ〜俺帰るわ!
みんな、鬱陶しいけど楽しい七夕を過ごしてな!俺も織姫ちゃん連れ戻すの頑張るわ…
また来年会おうな〜!
最後、一言!
願い事投げらても叶える力ないんよ俺らwごめんな〜でも、信じてれば叶うって言うじゃん!じゃあな!
今年も七夕楽しもうね。
あと数時間で終わるけど…
来年は一緒に居れてるといいけど…笑
遂に:ついに 憂鬱:ゆううつ
鬱陶しい:うっとうしい 其れ:それ
疎遠:そえん 天稚彦:あめのわかひこ
天川織姫:てんかわおりひめ
天川真留寿:てんかわまるす
七夕だったんだ。今日。
全然気が付かなかった。
都民じゃないけど。
それよりも都知事選の方が気になってた。
投票数は多くても、高齢者層や多くの組織票に飲まれてしまった。私は都民じゃないけど選挙権持ってたら絶対行ってた。
新しい風がやっと吹いてきてくれたのに。
潔く引退して、彼に任せますくらい言ってくれたらこんなにイライラしなかったのに。
天の川よりも気になった選挙速報みてこんなに不愉快になるとか生まれてはじめてだった。
税金で給料の三分の一持っていかれる上、物価高。
ガソリン入れるだけでヒヤヒヤする。
副業始めようと思う今日この頃。
今年の短冊の願い事は
仕事しない政治家じゃなくて、古い世界を刷新してくれる政治家がちゃんと活動できる世の中になってほしい。あともっと飲食、福祉、保育、学校、農業とか第一次産業とかサービス業全部。
仕事量と給料の対比合ってないところにも目を向けてくれーー!
AIにはどれも任せらんねー仕事だろ。
椅子に座って野次を飛ばすのはAIでもできます。
ちゃんと税金払ってるんだからもっとちゃんと使ってくれよ、本当に頼むよ。
身を粉にして働いてるのに。
昇給したってむしろマイナスなんだけど。。
本当に泣きたくなる
七夕
私の1年で1番好きな日 、
大切な日。
推しと出会った日。
そして織姫と彦星が会える唯一の日。
私のお願いごと叶うかな
どうか叶えてください。
お願いします。
私の願い
『私の恋とみんなの恋が叶いますように』
#七夕
笹の葉に
たわむ願いを
数えては
まだ死ねないと
筆を執る
#七夕
一年に一度だけの七夕の日。
何を願おうか。
色々考えたけど、これが一番しっくりくるな。
今年のわたしの願い事。
『大好きな貴方の幸せな未来に私もいますように』