『七夕』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#七夕
織姫と彦星の物語を読んで
恋愛のれの字も知らなかったから
一年に一回なんてどうしてってばかり思ってた
今は違う
もしかして織姫も彦星も他に相手がいて
とりあえず一年に一回は顔だけ拝んでおくかとか
実はそんなに性格合わないから
七夕イベントに合わせて勢いでさくっと会ってるんじゃないかとか
すごく斜めな妄想で七夕伝説を捻じ曲げてます
今日は年に一度の大切な行事
今日だけは晴れて欲しい
そう思うのは私達人間だけでは無いようだ
もしかしたら織姫様と彦星様もそう願っているのかもしれない
だから私は短冊にこう書いた
「七夕の日はよく晴れますように!」
これで、晴れてくれるはず!
、、、、と娘に言われた、私はそうだねと笑いながら返した。我ながらなんと良い娘を授かれたのだろうと思えた。このまま心優しい素直で良い子に育って欲しい、、、、
私は短冊にそっと書き込んだ。これは娘には内緒の願い事だ
お題『七夕』
_____________
願い事が叶う日なんて来ない
一生幸せになんてなれないや
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Theme:七夕
「七夕」
七月七日。
今年も七夕がやってきた。
1年前がとても遠いことのようで。
苦しかったことも辛かったことも
私の中から消えていく。
これから先、楽しいことが
たくさん降って来て欲しい。
辛いことがあっても、
笑っていられるように。
生きていけるように。
それが私のお願い。
織姫様と彦星様が、
幸せな時間を過ごせますように。
七夕サラサラ〜
のきばにゆれる〜
おほしさまキラキラ〜
さんざんすなご〜
(短冊)······▸家族が健康でいられますように、小説家になれますように、先輩と仲良くなれますように...
七夕で願う願いなんて今は何も無い。
これから見つけていけばいい。
来年には堂々と書けるように。
七夕に
家から出ずに
テスト勉
…こんな悲しい七夕ある?
でも推し達が七夕のことについて話してたから
ちょっとは気分味わえた
推し達ありがとう!
お題「七夕」
七夕
彦星と織姫は
夫婦なんだって
遊びすぎて
離ればなれにされて
一年に一度
晴れがずっと
続きますように
なな🐶
2024年7月7日1681
一年に一度、そんな事があっても確実に出来るのであればそれは奇跡でも何でもない。
必ず救われる物がある人間が、抜け出せるか分からない闇で生活する人間を救えるはずが無い。
だから、どうか私を抱きしめないで、手を繋がないで、愛してると言わないで欲しい。
今も貴方に囚われて、抜け出せない。
手に触れた石盤は冷たくて温もりなんてない。
貴方を呼んだ愛称は、そこに刻まれていなくていつ見ても実感がないまま、もう一度会える奇跡を求めている。
「頭が良くなる」
それが、君が10歳の頃に短冊に書いた願い事だ。
「なりたい」とか、「なれますように」ではなくて、「なる」と言い切っているところが実に君らしい。
君は誰よりも必死だった。その理由からしても、努力が苦じゃなかったことなんて、一度もなかったろうに。
それでも、君は弱音を吐かず、頑張ってきた。
時々、自分の弱みに戦慄しながら、ずっと最前線に立ち続けてきた。そんな君を、僕はずっとみてきたから。前を歩いてきたから、分かるよ。君が母さんや父さんに、認めてもらいたいと思っていたこと。対等な関係になりたかったこと。愛してもらいたかったこと。
今になって、思う。
勉強が世の中の全てではない。むしろ、勉強以外の能力を求められることの方が、はるかに多い。
それでも、あの時の僕にとっては、勉強が世界の全てだったんだね。
大丈夫、君のやっていることは、積み重ねてきた努力は、何一つ間違っていない。その証明として、幼い頃頑張ってきた記憶が、今の僕をずっと支えてくれた。
よく頑張ったね。君は1人なんかじゃないよ。だってほら、君の未来は、こんなにも笑顔で溢れている。
「七夕」
『天の川』
空の上では有名な恋物語 私はお風呂の後にドラマの
配信11話を観るのだ ビールもあるおつまみもある 只、手作りのアヒージョはちょっぴり脂っこくて 人の恋を俯瞰していることが、烏滸がましく感じた 空の上の恋はどうなのだろう? それでもまだ想いを馳せる 恋とは不思議なもので色彩豊かな風船たちが胸の中でぷっくらと膨らんでいる 1番気になるのは自分のことか 結局、そんなものなんだろな 浮かび上がる 膨れ上がる 想い想い
―七夕―
その子にも叶えたい願いが出来ればいいな
と思ってしまう私がいる
私のように
みんなの願いが叶いますように
としか書くことが出来ない、
偽善者にしかなれない、仮現実主義者の
短冊を見ると
↻ ◁ II ▷ ↺
【七夕】
七夕祭りは短冊というのは人々の今までの
人生の功績のようなものだと僕は思うんだ
今宵の七夕祭りは君と二人で願いを込める
神様はきっと僕たち二人には意地悪なんだ
いつかは叶うかもしれない、そんな期待は
僕たち現実主義者は思うことすら諦めてる
彦星と織姫の会う日はいつまでも雨でいて
そしたら僕たちと同じ世界線になれるのに
君は怠け者だ。
愛する者に1年に1度しか会えないなんて、
私なら考えられない。
聞いた話によると、
奥さんにかまけて働かなかったようじゃないか。
まあ、奥さんにも非はあると思うが、
君はもっと食い下がらなかったのか?
「ちゃんと働いていれば1年に1度会わせてやる」
なんでそんな無茶苦茶な条件を呑んだんだ?
たしかに仕事をサボったのは悪い。
けれどそこまでされることはないだろう。
「ちゃんと働くから引き離さないで下さい」
くらいは言えなかったのか?
……すまない、言いすぎた。
君が会いたい時に会いたい人に会えるようになれば、
もしかしたら私の願いも、と思って気が立っていた。
君にもいろいろあるんだろう。
私には何の手助けもできないが、
1年に1度くらいは君たちの幸せを祈っているよ。
~七夕~
結婚記念日
彼の仕事の都合で
私はひとりお昼休みに市役所へ行った
周りはカップルばかりで1人は意外と目立つ…
係の方はそんな私に気がついて優先してくれた
サッと出して私もまた職場に戻る
もうお祝いなんてしないけど
毎年思い出す七夕の日の思い出
#七夕
私さ、学校じゃ「推しの痛バが組めますように」って書いたよ。って言ったけど、本当は、「みんなとずっと一緒に居られますように」って、短冊に書いたんだよ。
皆は、知る由もないよね。
#七夕
私は、橋渡しの巫女「月波(るな)」
毎年、七夕の日の晴れた時に織姫様と彦星様を再開させる役割を持っています。でも、ここ数年は晴れたことなど一度もない……そのせいであのお二人は再会できずに寂しがっておられる…
ただ、あのお二人が住んでおられる両岸は流れが違うのでとても疲れるのですが織姫様に「彦星をここまで連れてきてほしい」と言われたので彦星様を連れてくることにした。
そして、織姫様に言われた通りに彦星様を連れてきました。
「彦星様、織姫様、数年も会っておられないのにどうして再会を素直に喜べるのですか?」
私がそう聞くと、お二人は口を揃えて
「愛しているから」と
【七夕】
短冊と、それを吊るす笹が家に欲しいと願う、この頃。
今日は彼と喧嘩をした。昨日は私の誕生日だったのに彼に仕事が入ってしまってパーティーができなくなったからだ。もちろん、しょうがないのは分かっていたのに
つい苛立ちをぶつけてしまいもう2日も話していない。
どうしようと考えていると、ポスターが見えた。
「七夕まつり開催」の文字で今日は七夕であることを
私は思い出した。そしてとある昔話が頭をよぎった時に
あることをしようと考えた。
もうすぐ彼が帰ってくる。緊張しつつも扉が開くのを
待っていると、ガチャリと扉を開く音が聞こえた。
私が彼に近づくと彼はとても気まずそうな顔をしながらも私が話すのを待ってくれた。
「──あのさ。」
「…何。」
「ごめん、仕事なのに八つ当たりして。ご馳走用意したからさ一緒に食べよう。」
「わかった。あと俺の方こそごめん。」
そう言った後、二人で食事をする。2日ぶりに笑顔になれたと思いながら。
ベランダに出て星空を見ていると彼が隣へ来る。
「なあ、なんで急に謝ったりしたんだ?」
「何その言い方。」
「いや、だってお前頑固だからもう1、2日は口聞かないだろ。」
確かに私は頑固だけどそんなにじゃない、と不貞腐れながらも答える。
「今日、七夕でしょ。で織姫と彦星の話を思い出してさ。」
「それで?」
「私たちは織姫と彦星と違っていつでも会えるのに喧嘩ばっかりして年に一度どころか別れて二度と会えなくなるのは嫌だと思って、謝ったの。」
昔話を信じていると馬鹿にされるのではないかと顔が真っ赤になりながら話す。
「そうだな、確かに会えなくなるのは嫌だな。」
と彼はしみじみしながら答えた。
「も、もうそんな真剣に答えなくていいから!」
顔を逸らしながら夜空を見上げる。空には天の川が見えた。織姫と彦星もこんな風に年に一度の逢瀬を楽しめていたらいいなと思った。
60七夕
同じ市内にあってふだんはそれほど接触のない男子校と女子高。
この二校が、七月七日だけは正式に交流する。
なんと甘酸っぱい、ラブコメ的事実であろうか。
きっと、ういういしいカップルが生まれたりするに違いない。
まさに青春だ!
と思うかもしれないが、実際にはそうそうロマンチックなものでもない。
二つの高校の生徒会が初夏の一日だけ、会議室で落ち合う理由。
それは「学校の近所にある緑地の夏休みの使用権を取り合って争わねばならないから」である。
今年も例年通り、バチバチにやりあっている。
「八月一日の夕方はうちの映研が撮影に使うんですけど?」
「うちの生物研究会とキャンプ同好会もここが希望だ。譲れない」
「それは二日以降でどうにかならないんですか? 映研はどうしても、この日の月をバックに撮影がしたいと言ってます」
「うちの生物研究会も、この日が最もカトンボの羽化が多い日だから譲れないと言っている」
……こういう具合で、両者一歩も引く様子がない。
男子校側の教員である私は、生徒の自主性を重んじてじっと黙っている。部活の活動場所とりには、それぞれの学校のメンツと、夏休みの充実度かかかっている。これは戦いなのだ。なんとも殺伐とした織姫と彦星だが、きっとこういうのも青春なのだろう。本格的な夏は、もうすぐそこだ。