『一筋の光』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君の笑顔が僕にとっての一筋の光だった。
君が見てくてるならなんでもやって見せる。
君だけが僕を見てる。
君が僕に気づいてくれる。
君は僕だけを見てればいいのに。
僕だけを見てくれた君は
いつだって他の人の光になれた。
僕を見捨てないで
─────『一筋の光』
一筋の光
好きな映画を聞いた。
父「タイタニック」
母「ロミオとジュリエット」
姉「世界の中心で、愛をさけぶ」
姉2「ブルーバレンタイン」
足に100トンの重りが繋がれたような気分だったが、なんとか家を出た。
学校で。お弁当を広げながら。
友人「ノッティングヒルの恋人」
友人2「プライドと偏見」
友人3「ラブ・アクチュアリー」
わたしはそっと目を閉じ、静かに呼吸した。
3人が顔を見合わせる。
ど、どうしたの?
ゆっくりとまぶたを開け、わたしは彼女たちに語り始めた。
やっぱりさ、友達の言葉は、至宝の価値があるわね。不滅の光芒。日輪の輝き。暗黒世界の一筋の光。
3人が再び顔を見合わせる。
だからさ、どうしたの。大丈夫?
怪訝な表情を向ける3人に向かって、わたしは大きく口を開いた。
だってさ、だってさ、うちの人たちみんな、最終的に結ばれない映画ばっかり言うんだよ。ホントもう、絶望だよ。日本は破滅寸前だったよ。……今日、告白しようと思ってたのに。
ああ、そういうこと。
でも3人はさすが、わたしの親友だね。ちゃんとわかってる。ハッピーエンドの映画だもんね。
いや、たまたまだけど……。
よ~し、勇気が出てきた。行ってくるね。
え、今?ちょ、ちょっと。
わたしは立ち上がって、先輩のクラスに向かっていった。
……止めたほうが良かったかな。
イヤイヤ、あの子、ああなったらもう無理よ。
しょうがない、撃沈したら今日はカラオケ行こう。わたしたちのおごりで。
ひとりが微笑みながらいうと、ふたりも笑顔で答えた。
ま、しょうがないね、わたしたち、不滅の光芒だから。
日輪の輝きだし。
暗黒世界の一筋の光だしね。
あ これまだ着られそう
い いやいや
あ だって穴も空いてないよ
い もうオワってるし
あ 合わせなくて良いんだよ
い ?
あ 「自分の流行り」って
い …水色…?
あ 合わせ?
『一筋の光』
一筋の光
暗く狭い洞窟の中を這うよにして進み続け2日。体力的にも精神的にも限界を向かえ、自分がどこにいて何をしているのか曖昧になり始めいた。
ああ。そうだ。自分はカメラマンで、この洞窟の最奥にあるパルテノン神殿と呼ばれている場所を目指していたんだ。パルテノン神殿がどんな場所なのかはよく知られていない。洞窟の奥にあり、そこまで行くのに何日かかるのか、地図があるわけでもなく真っ暗な中を自分のベッドライトだけを頼りに進んで行く。
ただ1つ、神殿の入り口には洞窟の天井から一筋の光が伸びていて、そこだけほんのりと明るくなっていると聞く。まだ、明かりは見えない。
水の音がするが地底湖だろうか。洞窟の中で水は行く手を阻み、体温を奪う。寒い。
「おーい。こんな地下に滝があるぞー」
パートナーを組んでいた先輩の声が聞こえる。やっと下まで降りてきたが、どうやらこの滝を登ることになるらしい。
水を被り、滝の横をカルビナとロープ一本で登りながら考える。何で洞窟に入ったのか。バルテノン神殿は本当にあるのか。それを写真に収めることに何の意味があるのか。あー、寒い。
滝を登りきると光が見えた。バルテノン神殿の目印。やっとやっとたどり着いた。
そこには大空間が広がり、白い鍾乳石があちこちでつらら状になり、神殿の氷柱のようになっていた。まさに白いバルテノン神殿が佇んでいた。
洞窟から帰り都会で写真展を開いた。洞窟の写真だけでなく、田舎の風景、人物の笑顔の写真を展示した。目玉はもちろんバルテノン神殿だ。来場してすぐの真ん中に展示した。
「わあー。すごい。綺麗ねぇ。」
「何これ!青いお白。ディズニーみたい」
来てくたさる方たちの驚きと笑顔が見れてあの時の苦労が報われた気持ちだった。
途方に暮れて立ち尽くすことしか
できなかったのに
隠した本音もごめんなさいも
言えなかったのに
僕の耳は、隔てた壁の壊れる音を聞いた
ひび割れた隙間からのぞいたら
君の笑う顔が見えた
「一筋の光」
どこにいても見つけられる
見てないだけで
どこにでもあるのだから
ただ見ようとするだけでいい
あるんだと信じればいい
光ってそういうもの
#一筋の光
暗闇の中、紐を結う。
それを天井から吊るして、手をかけた。
首を通そうとしたとき、一筋の光に目が眩んだ。
それは小さな窓から覗く、月の眩い光だった。
また今度にしよう。そう思った。
11.5 一筋の光
#一筋の光
見えた。
合格を掴み取る瞬間。
この2週間の努力。実れ。
みのれ。
怠るな怠るな、隙を見せるな。
試行錯誤頭を使う。
一生懸命生きよう。
いつも、辛い時
苦しい時も
君の大丈夫だよ。その一言で
僕は君に助けられてる
君は僕の光なんだ
一筋の光/夜凪
一筋の光
そうなれたらいいと思った
でもきっと私にそこまでの力ははい
だからせめて
明るい、暖かい場所でありたい
そう思ってもらえる人間でありたい
一筋の光
が天空よりおりてきた、
すると、もう一筋光が降りてきて、
目の前の光は2つとなった。
突然頭に直接響いてくる感じで、
「選びなさい。」とのお言葉。
間違いの多い人生だった。
今度は間違えない。
俺は光に背を向けて歩きだした。
一筋の光
あなたは本当の絶望を見たことがあるだろうか
私にはまだない
まず本当の絶望とはなんだろうか
大怪我をして一生歩けなくなること
記憶をなくしてしまうこと
災害で家族をみんな失うこと
愛していた相手に振られること
こんなものだろうか
絶望とは希望を全く失うことらしい
私は今でも未練が残るほど魅力的な彼女に振られた
もう別れて5年が経った
振られてすぐは現実か分からないほど落ち込んだ
涙すら出ない悲しさを知った
でもそれが絶望とは思わない
私にはまだ希望があった
真っ白の空を覆う雲
光を吸収してしまうような厚い雲
不意にパッと光ってまたすぐ消える
一瞬一秒だとしても希望が訪れる
その希望を本当に希望と受け取れるかどうか
私は友達が希望であった
人にはなにか希望が残されるのではないだろうか
親や兄姉、先生、パートナー、何か夢中になれる事
これら以外にも何かがあるはずだ
あなたはそれを探しているか
一瞬の希望を逃さぬように
私は今日も一筋の光を信じて
あめ.
一筋の光をキャッチする余裕
ほころび閑か お会式桜
早く寝て朝寝もできる贅沢が
週末の光今日もがんばろ
♯一筋の光
もし一筋の光が見えても私は光の方にはいけない
ずっと暗闇で生きていくべきだから
あ、もう6時かそろそろランニングにでも行くか
寒い、この前まではまだ暑かったのにな
はあ,はあ、いつ見てもこの海は綺麗だ
これだけを見るために、いつもランニングしている
そう、この景色を見るために
近所の海に浮かぶ小島には、赤い鳥居が建っている。
小島は岩で出来ていて、とても神様はいそうにない。
ぼくは波打ち際の岩にしゃがみ、それを眺めていた。
背景の空は灰色の雲に覆われて、ぼくの心と一緒だ。
鳥居も沈んだ色になり、胸を打つ鮮やかさは消えた。
ふと、小鳥が三匹、飛んできた。なんて名前だろう。
名も知れぬ小鳥たちが鳥居に留まって、鳴き出した。
ぼくも一緒に泣いた。小鳥たちが掻き消してくれた。
すると、瞼の裏が明るくなった。ぼくは目を開けた。
鳥居が光っている。雲を裂き、陽が顔を出していた。
赤くて、周りの青と灰色を置いてけぼりにするそれ。
それの奥から、神様が顔を覗かせたような気がした。
いっぱい泣いて、反省したから、許してくれたんだ。
ぼくは手頃な石をポケットに入れた。小島の代わり。
この石の中の小さな神様に、ぼくを観てて貰うんだ。
ぼくは生まれ変わる。二度と母さんを泣かせないぞ。
鳥居に差す光が広がっていく。ぼくは決意を固めた。
:一筋の光
何もできなくていい、何もなくていい。
不安でいい、分からなくていい、泣いてていい、大丈夫じゃないから、どんな自分でもいい。
日々はどんどん過ぎ去って、どこから手を付ければいいかも分からなくなったが、意味を見出すこともなくなったが、少しも「仕方がなかった」と思えないが「これで良かったんだ」とも言えないが。
もういいんだなんて聞き分けのいいことを心から思えるわけでもないけど、きっと生きてるって、人生ってこんなもんなんだろうとか飲み込めるわけでもないけど。
未来がどうなるかなんて分からない。時は流れる、だから何かは起こる、それしか分からない。それでもどうせ今とは違ってるんだ。同じなら同じでもいい。
一貫性がなくたっていい、一過性でもいい、何もできなくていい、浅い人間でいい、中身がなくたっていい。
失くしたくないものなんて臓器とスマホくらいだ。
そんでいいよ。どうなりたいとか、目標とか目的とか、成し遂げたいこととか、特技とか、大事にしてる格言とか、尊敬してる人とか、心惹かれた本とか、人生を大きく変えたものとか、そういうのもない自分で。
なんにも興味ない、どうでもいい、そう言い捨てるくらいでもいいし、それでもやっぱり音楽を聞いて涙を流すことがあっても。
褒められた人間じゃないとか、認められるような人間じゃないとか、なんてことないよ。生まれてきてしまったならもうそれだけで褒められ認められて当然だろ?生まれたいですなんて頼んだわけじゃないし、生まれてこさせられたんだから、生まれてきてやっただけで感謝されるべきだ。
みんな違ってみんな気持ち悪くてみんな違ってみんなクズでみんな違ってみんな素敵なんだ。
私もそれでいい。当たり前じゃないか。みんなが許されるなら私だって許されて当然だ。私が他人を許すんだから私だって許されて当然だ。横暴で構わない、暴論で構わない。私はいつだって私基準の「誠実」だから。
何もできなくたっていい、何もなくたっていい。私だって、私の一筋の光を掴んで、輝かしいものを握り締めて笑ってもいいし、握り潰して粉々にしてしまってもいい。
みんな勝手に生きてる、人の心を踏みにじって生きてる、なら私もそれでいい。みんな人を思いやって生きてる、人の心を愛して生きてる、なら私もそれでいい。私だって人の心を踏みにじって、人の心を愛して、それで生きたっていい。
自由に生きたっていいんだ。何もできないならできないでいいんだ。
否定してくる人にはそれこそ否定すればいいんだ。認めてくれる人のことは素直に認めればいいんだ。
私は私を好きでいられる!私は私を嫌いでいられる!
「貴方のことがよく分からない」だとか「本当の貴方はどれ?」だとか、それこそ訳の分からないこと言ってないで全部「味わい深い人間」って言い換えてくれよ。
実に味わい深い人間だろう!
私は私なりでいたっていい。ああ、本当にこんなに簡単なことが分からなかったんだ、できなかったんだ。だって否定されてばっかりだったんだから当然だろ?他責思考だって?安易にこちらのせいだなんて、それこそ責任転嫁しないでくれよ。
自分のことなんて自分でもよく分からないが、自分のことなんて自分でも制御できないけど、そんでいいよ。気分屋なんて言われたって、一貫性がないなんて言われたって、矛盾してるなんて言われたって、まあそんなもんだよ!
気ままに過ごすよ。
死ねたら死ぬよ。生きれたら生きるよ。気ままに。
君が空を見上げた
目を閉じたその横顔は
光が差したように輝き
麗しかった
♪君という光 浴びて呼吸した
ゆくあては二人でさがそう
繰り返し登り落ちる太陽の下
まわるこの星で
ほらユラリ流れる海の月
君という光/GARNET CROW
どんなに辛いことがあったって、お構い無しで朝が来る。
静かに暗闇に沈んでいたいのに、否応無しに朝が来る。
世界は誰中心でもないから、当たり前の営みを当たり前に続けるだけ。
だけど人間は自分がすべてで、自分以外の何もかもが「その他大勢」なんだよ。
家族だって然り。
心がつながってるとか、心はひとつとかの、比喩表現。
実際には人はそれぞれ別個体な訳で、「お前に俺の何が分かるんだよ!」ってセリフは、あながち間違っていないと思う。
分かる訳ないんだよな。
分かられちゃ困る。
自分だけの心の、形のない感情。
それでも、分かり合えないままで生きていくのも辛い。
人は人とつながりたいんだ。
想いを共有したいんだ。
だから、言葉を使う。
私達がつながる唯一の手段は、きっと言葉だろう。
話しても、書いてもいい。
孤立した私達が分かり合うための、一筋の光。
どんなに辛いことがあったって、お構い無しで朝が来る。
カーテンの隙間から、私達を暖める一筋の光。
これはきっと、私達への救済措置だ。
宗教的なものじゃなくて、世界が、人間がそういうもんなんだと思う。
暗闇に沈み続けることを良しとする思考回路なんて持ってない。
きっと、誰もが。
だから、今日も陽の光をたくさん浴びて、伝えたい言葉をたくさん持って、大切な人達とつながっていたい。
雨の日なら、明日に期待。
必ず晴れる日は来るから。
一筋の光から始まる朝が、必ず訪れるから。
それがなければ、私たちは真っ暗な闇の中を手探りで進まなくてはならない。道しるべもなく。