『一年後』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「今日はね、庭に花が咲いたんだよ。」
彼女が嬉しそうに話す。しかし、その目は笑ってはいなかった。僕はその理由を知っている。だが、何も出来ない。僕は、自分の無力さに涙した。
「一年後、貴方は死にます。」
一年前に友達と行った、占いの館での事だった。ここの占いは絶対当たると、巷でも有名だった。そんな場所での、突然の余命宣告。僕は、占い師の言葉に耳を疑った。そして、苛立った。人の死を何だと思ってるんだ。僕は早足で館を出た。
「安心してください。貴方の死は正しい。」
占い師がそんな事を呟いていた。正しい死ってなんだ。僕はこの意味を一年後、理解した。
「ごめんなさい。私のせいで。」
薄れゆく意識の中、彼女の泣き声が聞こえてくる。僕はもうすぐ死ぬ。彼女を庇って、車に轢かれたのだ。この選択は正しいんだ。占い師の言葉を思い出す。そういえば、今日で一年だったな。死ぬというのに頭は冷静だった。だが心残りはあった。彼女だ。優しい彼女は、僕の死を自分のせいだと追い詰めてしまうだろう。どうか君には、僕の分まで長生きして欲しい。そんな事を思いながら、僕は天国に昇った。
今日は彼女が墓に来ない。風邪でも患ったのかな?そういえば、今日で僕が死んで一年経つらしい。天国では時間の流れがないため、日時は分からない。彼女も来ないみたいだから、もう帰ろう。そうして僕は、天国に戻った。天国に戻った時、僕の目から大粒の涙が流れた。
僕は彼女と再開した。
殆ど何も変わってない気がする
払う税金が増えるだけで、貯金は増えてない。あと体重か。
正社員になってるかも微妙かもしれない。
一年後って案外すぐそこだ。
大人になったらここに帰ってこよう。
埋めた箱の中にはあなたへの気持ちを詰めてるから、大人になったら返事をきかせて。
不意に君の声を思い出した。君がこの世からいなくなって一年が経つ。
返事をしたいけれど。
君の死を受け入れられない、みっともない大人以下の僕じゃ、答えなんて返せないと思った。
一年後
「好きになったら契約解除」
どちらかが本気で好きになったら、即契約解除。
そういう条件で、私たちは付き合っているフリをしている。
二年間の期間限定。
前半の一年は、難なく過ごすことが出来た。
だが、最近は雲行きが怪しくなってきている。
これは仕事だと自分に言い聞かせている日々。
熱のこもった視線。
触れる指先。
頬にかかる息。
あなたの言動ひとつひとつに惑わされる。
これは、恋人のフリ?
私をからかっている?
それとも……
私がその気になれば、即契約解除。
あなたはそれを狙っているの?
それとも本当に私のことを……
契約満了まであと半分。
──── 一年後
落ち着いたら
また 会いましょう!
そういって 久しぶりに会うと
一年後だったりする
一年 待つには長く思えるけれど
あっという間
会いたい人には
心を寄せて
時間をつくって 会いに行こう
のうのうと生きる姿が見える
ひいひいと足掻く声が聞こえる
ぐるぐると迷う脳を感じる
結局 今日と同じ未来だ
「予知」
作品No.38【2024/05/08 テーマ:一年後】
一年後の私は
どうしているんだろう
今の私より
少しは成長しているんだろうか
してると いいなぁ
「一年後」
私は一年後はどんなだろうか。
部活は続けてるだろうか。
勉強にはついていけてるだろうか。
友達とは上手くいってるのだろうか。
彼氏は出来たのだろうか。
元気に過ごしているのだろうか。
と色々な疑問が浮かんできた。
明日のことも来週のことも来月、来年、来世のことなんて誰にも分からない。
だからこそ一年先より、1日先を大切にして生きていくことにした。
「1年後か、
未来なんて考えたくない
私はどうせ変わらない
周りは変わっていく
隣にいるのは貴方じゃない
取り残される」
私は過去に惚れ込んでる
過去以外に私を振り向かせることは出来ないの
隣の貴方ももうすぐ過去、
そしたら愛してあげる
だから私を取り残して消えて
過去にある不幸も幸福も
全て愛しい
一年前、高校卒業の春。
私と彼は決別した。
彼は未来へ進み、私は現状維持を選んだ。
自分が逃げたってわかってるし、彼が進んだってわかってる。
だけどそれを認めたくなくて、前に進んだ彼を侮辱することなんてできなくて、ただ、黙っていた。
あれからもう一年なんだと思うとあっという間に感じる。
彼は今、どこで何をしているんだろう。
来年の今頃は、成人式がある。彼も来るはずだ。
まだ幼くて彼の考えをはねのけた過去の自分を、この一年で咎め、改めた。
彼は変わっているかな、変わっていないかな。
変わったことを受け止めてもらえるかな。
一年後、また彼と話をしよう。
毎日変わらない日々を過ごしているのに、
1年後には良い方向に何かが変わっていたらいいのに。
何もかもを覚えてえていたいのに、
どうせ一年後には何も覚えてないんだから。
一年後も十年後も変わらない。
同じ明日を繰り返すだけ。
積み重ねじゃない。ただのコピペ。
ずっとそうだ。
1年後
出逢って、今日で一年の記念日…ダメ元で告白して、何故か承諾されて、吃驚しながらのお付き合い…初デートや手繋ぎ、ファーストキス…其れから、沢山の思い出が重なって…
今でも、まだ信じられない…あなたが、他の誰かに取られそうで、不安もある…それでも、次の一年も、あなたと二人で過ごしたい…
一年後の私はもうjk
その頃の自分はどんな生活を送っているのかな?と
ふとした瞬間に考えると、
不安で頭がいっぱいになったり、急に焦りだしたりする、なにが起こっているか、まだ分からない一年後なのに。
それでも、未来に少し期待しながら頑張っていきたい!
1年後
少しでも語彙力が増えますように
様々な言葉のルーツや意味を知ることは愉しい
その言葉が出来た時代背景に思いを馳せる夜は
片思いの相手を思い浮かべる時間に似ている
もっとその歴史に触れられますように
1年後
ここで 我慢せず呼吸するように
言の葉を綴っていますように
ここで 皆さんの率直な思いや興味をそそられる創作に
巡り会えますように
ここは私にとって 大切な学びの場でもあるから
一年後は考えられない
別に自分の未来に興味が無いわけじゃない
恋人できてるかなとか、宝くじが当たってるかなとか考えたりもする
でも私は今が充実しすぎて先のことなんて考えられない
元々先のことを考えずに行動するタイプだから余計に考えられない
それに今一年後こうしたいとか考えるとその道しか選べなくなりそうで少しこわい
目標を立てて、その目標に向かって頑張ることはとても大切だけど、私には今を考えることしかできないし多分それが私には合ってるんだと思う
一年後
一年後自分はどうしているだろうか、ということを考えてはみたが、計画という物を全くしないため一年後どころか明日の自分のことさえ全くわからない。今までも、その場で思いついた突拍子のない考えに従って人生の駒を進めてきた。意外とその選択に後悔したことは一度もない。きっとこれからもそのように生きていくのだろう。
楽しいか楽しくないか
夢があるかないか
努力できるかできないか
勉強するかしないか
そんなことじゃない
僕が闘っているのは、
生きるか死ぬか
価値があるかないか
明日をどう生きるか
毎日毎日、生きるのに精一杯で努力したいのに、できない
それが辛い、
生きられるかどうか不安で仕方ないのに、
死にたくて仕方がないのに、
夢なんか持てるはずがない
AI Geminiで自動生成したショートストーリーをそのまま載せてます。
真奈美は、カフェの窓際の席でひとり、そっとスマートフォンを手に取った。1年前、突然彼氏から別れを切り出されたあの日の記憶が蘇る。仕事が忙しく会えなくなったのだと、彼は言ったっけ。真奈美は悲しみに暮れた。
それから3ヶ月、真奈美は部屋に引きこもり、彼のことを想い続けた。しかし、ある日ふと気づいた。「このままじゃいけない!」。真奈美は決意し、街へ歩き出す。
友人に誘われて始めたヨガ教室、週末の資格取得のための講座。充実した日々を送るうちに、真奈美の心は少しずつ明るくなっていく。そして1年後、真奈美は新しい彼氏とカフェに来ていた。
真奈美は、1年前の自分には想像もつかなかったくらい幸せを感じていた。「あの時、別れてくれてありがとう」と、真奈美は心の中でそっと呟いた。あの経験があったからこそ、今の自分に出会えたのだから。
真奈美は、窓の外に広がる街を眺めながら、これからの未来に思いを馳せる。1年後、どんな自分になっているのか。真奈美は、笑顔で未来を見つめた。
一年後
一年後のことなんて分からない…。
一年は短いようで長いと思う、歳を重ねるほどそう思う、大人になると一年はあっと言う間だとか聞くが実際もう夏か、もう年末かとは思うのだがそれでも見送ることの多い人生だったり事故や病気の多い人生だったりするものだから
大人になればなるほど一年後のことなんてどうなっているかなんて分からないのだと思うのだ。
去年は確かに父母と共に桜を見たのに一年後には一人だった。
去年は確かに階段を駆け下りていたのに一年後には走れなくなっていた。
あんなに好きだったのに一年後には前世からの敵同士みたいになっていた。
一年後のことなんて分からないから、今日が人生の最後の日なのかも知れないと思うことにする、そうすると満開の桜も散る桜も入道雲も風に揺れる稲穂も落ちる霜も降る雪もあなたの笑顔も奇跡みたいに美しく見える。
2024年5月8日
心幸