『ルール』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ルール
僕たちは色んなルールに縛られている。
「あれしちゃダメ。」「これは禁止。」「こうしなければならない。」
時には反抗してみたりしたけど、また別のルールに組み敷かれる。
ルールから逃れて自由に生きると、ルールを信じて疑わない大多数から好奇の目を向けられ、疎外され非常識な異端者扱いされる。
僕らは気づかないうちにルールに雁字搦めになって身動きが取れないことを"常識"だと勘違いしているのかもしれない。
ルールはルール。
どれほど歪でも理不尽でも、思考を停止してルールに従うことがこの世界のマトモな人間である証。
現に僕も、大多数のマトモな人間の1人だ。
題名:ルール
縛られて、完璧な愛想笑いを。
深々と、イエスのお礼を。
ルール違反は罰則だ。
そんな人を探してはあざ笑うの。
それはそれは唯一の楽しみで、
ストレス解消方法です。
相手を尊重しましょ。
礼儀正しくしましょ。
やってらんねーよ!
うるさいな。
ポイッと独り言。
この4月から、自転車を運転する人が違反した時に、青切符を切るという制度が始まった。
自転車における交通事故を減らす、というのが目的だと言うのは分かるけれど、しかしまあ細かいルールの多いこと。
ただ、一例として、歩道を走るのは違反だけど、歩道を走ってもいいケースがあるらしく、運転者が何をどうやって判断するのか、とても難しいことだと思う。
警察を装って、それ違反だから、とお金を取るという詐欺も発生したりして、まあ考えるやつは考えるものだ、と呆れたりしている。
自分を守ってくれるルールなのに、逆にルールに縛られて、正直自転車に乗る人たちは大変だと思う。
自転車は道路を走らなければいけないというのなら、まずは道路に引かれている自転車用の幅を広げるべきではないだろうか。まずはそういうところから見直すべきだと思う。まあとっくに検討されているのかもしれないけれど。
「ルール」
ルール
当たり前に感謝すれば、
当たり前が返ってくると思っていた。
人によって当たり前って違ったね。
貴方を困らせたかった訳じゃないの。
ごめんね、忘れて。
【ルール】
青は安全で、赤は危険。
青は進めで、赤は止まれ。
青信号だと進まないと。
後ろがつっかえるから進みなさい。
赤信号だと止まらないと。
死にたくないなら止まりなさい。
けれど、時たま。
なんだか、なんとなく。
青信号だけど進みたくないなあ。
赤信号で止まって、青になるのを待つ。
ずっと赤く点滅しててくんないかなあ。
嫌だ。嗚呼、嫌だ。
あ、青になった。
赤くしないと止まっていいって
進んじゃダメだって赤じゃないと。
青だと、進まないといけなくなる。
あ、赤になった。
この赤が終わったらどうしよう。
終わらせないようにしないとね。
ずっと、赤いままにしないとね。
もう、進まなくてもいいのかな。
進もうにも、足動かないや。
よし、これで大丈夫。
お題【ルール】
『三ミリ』
私は、自分の左足が、右足よりもわずかに三ミリほど長く、そのせいで私の精神は永遠に左へ、つまりは不道徳の側へと傾斜しているのだと信じて疑わなかった。
私の生活は、目に見えない幾千の針によって縫い止められている。
道を歩くときは、必ず舗装の継ぎ目だけを踏むこと。茶を飲むときは、三度すすり、四度目にすべてを飲み干すこと。誰かに「おはよう。」と言われたら、相手のネクタイの結び目の歪みを数え終わるまで返事をしてはならないこと。
これら一連の滑稽な儀式、すなわち「ルール」を遵守することだけが、私という、今にも霧散してしまいそうな薄っぺらな存在を、辛うじてこの地上に繋ぎ止めている唯一の錨であった。
ある日、私は馴染みの古本屋で、一人の女と出会った。
名は志津といったか。彼女は、私の鉄壁のルールを、いとも容易く、それこそ茹で卵の殻を剥くような無造作さで粉砕した。
「あなた、そんなに肩を尖らせて歩いて、疲れなあい?」
彼女は笑いながら、私の左ポケットに、あろうことか食べかけの「ドロップ」をねじ込んだのである。
指先に触れる、ベタベタと湿った砂糖の感触。それは、私の潔癖な世界の終焉を告げる、悍ましくも甘美な合図だった。
私は動揺した。継ぎ目を踏み外した。茶を二度ですすり、ネクタイも見ずに「あ、ああ。」と情けない声を漏らした。
その夜、私は自室で、彼女のくれたドロップをじっと見つめた。
ルールを破ることは、死に直結すると思っていた。しかし、どうだ。窓の外の月は依然として冷ややかに、私の無様な狼狽を照らしているだけではないか。
私は、思い切ってそのドロップを口に含んだ。
ハッカの、鼻に抜ける冷たい暴力。舌の上で転がる、不規則な形の石塊。
私は泣いた。ルールを失った私は、もはやただの、三ミリ左足が長いだけの、醜い凡夫に過ぎないのだ。
翌朝。私は晴れやかな気持ちで、あえて舗装の継ぎ目を無視し、デタラメな足取りで志津の家を訪ねた。新しい、ルールなき生の始まり。私は、彼女という破壊神に、自分をすべて捧げる覚悟だった。
しかし、志津の家には、知らない男がいた。
「ああ、あいつ? 昨夜、別の男とどっか行っちゃったよ。あいつ、『一箇所に三日以上居ない』っていうのが、自分自身の鉄の掟なんだってさ。」
私は、路上で立ち尽くした。
私の足元には、昨日あんなに避けていた舗装の継ぎ目が、冷酷な定規のようにどこまでも真っ直ぐ伸びている。
私は、自分の自由を証明するために、わざと足を引きずりながら、また次の、もっと複雑で残酷なルールを作り始めた。
三ミリ。ひどく、歩きやすい。
ルール。
ルールを
守れないなら
見たらダメだよね。
今日のはやちゃんの
大変そうだったし。
出禁もするしか。
その1.毎日一回以上はハグをすること。
その2.できるだけ自炊すること。美味いから。
その3.同じ布団で寝ること。
その4.歳をとっても綺麗でいること。
お前なら余裕か。
その5.オレより先に死なないこと。
これ、同棲ルールな。
絶対守れよ。
【ルール】
誰もが皆、自分なりのルールを持っている。
例えば、明石焼きには三つ葉と紅生姜を添えるのが一番うまいとルール化していたり。
出汁巻き卵は甘くせず、しっかりと出した出汁の旨みで頂くものであるとか。
靴は家側にかかとを向けて脱ぐとか、脱いでからかかとを家側に向けて揃えるとか。
これらのルールは、個々の持つ文化という。
哲学の先生にそう教わった。
人の数だけ文化があり、交流はすなわち異文化交流に他ならないのである、と。
【ルール】
誰が決めたんだろうね
殆どの人は知らないままで
何となく守っている物。
この世界の中には
沢山の赤い糸が
空に絡まっている
例えば渋谷の交差点
糸は道の途中に張り巡らされ
蜘蛛の巣のように道を覆う
少しでも下手に動けば
踏み出した足の先には
赤い糸
転んだらそこでジ・エンド
巣に囚われた虫のように
一度間違えれば戻れない
街行く人は滑稽に
絡繰の様に歩いて行く
警告色の道を
耳まで裂けた口元が見える
持ち前の正義を語っている
破った者を断頭台に上げて。
題材【ルール】より
②
パシャリ
と
濡れた音がして
振り返る
と
銀に光る液体の
数滴の雫
が
私の喉を通った
少しだけ
胃
が痛い気がする
冷えた窓
の
結露が頬を濡らした。
昨日の題材【今日の心模様】より
ルール
1.始業の時間とホテルの部屋に戻る時間を連絡すること。
2.同期との飲みの時は連絡すること。
10~20分に1回は返事すること。
研修の時、そう、約束した。
それをメモに残して、毎日見返した。毎日守った。
こんなに、私を心配してくれた時もあった。
別れてもうすぐ1年。
未だに、このメモの破棄ボタンを押せずにいる私は愚かだと思う。
→あ! 「ルール」ね!
今日のテーマ、「シール」かと思った。
百均行ってもまずシールーコーナー行くもんな。
でも、「ルール」って打とうと思ったら、「レール」って打ってしまった。
まだ「レート」と打たないだけ沼具合はマシらしい。
そして、「ルール」は「ブーム」を楽しむこと。
テーマ; ルール
一見、学校は
学業だけに専念させる場所のような顔をしている。
その一方で、「友達は大切だ」と、いかにも正当そうに言う。
けれど実際には、
クラス替えで関係をぶった切り、
席替えで距離を強制的に組み替え、
その結果、孤立すれば「協調性がない」と評価する。
──矛盾の詰め合わせセットだ。
学校が本当にやらせたいのは、
親密な関係を育てることではなく、
管理しやすい関係に慣れさせることなのだと思う。
・誰とでも当たり障りなく話せる
・深入りしない
・感情を持ち込みすぎない
・配置換えに文句を言わない
これは友達づくりの練習ではない。
「集団の中で、波風を立てずに存在する練習」だ。
そして大人になってから気づく。
広く浅く誰とでもは、安全どころか一番危うい。
境界は曖昧になり、
雑音も毒も一緒に引き受け、
気づかないうちに自分が削られていく。
けれど学校は、そこを教えない。
むしろ逆のことをやらせる。
「選ぶな」
「深くなるな」
「続けるな」
本来、人間関係は
時間をかけ、
相互に選び合い、
簡単には切れない安心感の中で
ようやく育つものなのに。
学校は
「友達を作らせたい」のではなく、
「友達っぽい関係を大量に経験させたい」だけだ。
そこに深さも、安全性も含まれていない。
私は登校拒否児童だったわけでもないし、
それなりにクラスメイトと関われていた側の人間だ。
それでも、学校はずっと大嫌いだった。
先生が嫌いだったのではない。
学校という構造そのものが、奇妙に見えていた。
私は健全だった。
子どもが、
「なぜクラス替えがあるのか」
「なぜ席を自分たちで決めてはいけないのか」
そう意見しても、先生は答えない。
多くの先生は、その仕組みを決めた側ではないからだ。
クラス替えも席替えも、
・学校運営
・学年方針
・教育委員会
・前例
こうした“上から降ってきた設計”を、
先生は実行する立場にいるだけだ。
だから「なぜそうなのか」を本気で説明しようとすると、
自分が納得していない部分や、
制度の矛盾まで言語化することになる。
それは、かなりしんどい。
さらに正直に答えるなら、理由はこうなる。
・人間関係が固定化すると管理しにくい
・仲良しグループが強くなると統制が効きにくい
・孤立やいじめの責任を学校が負わされやすくなる
・トラブル時に配置換えで逃げ道を作りたい
・「全員に平等」という建前を守りたい
……教育的とは言いにくい理由ばかりだ。
では、「管理しやすい関係」を作ろうとすると何が起きるか。
歴史的にも、組織論的にも、結果はほぼ同じだ。
第一に、
支配できない衝動は地下に潜る。
表向きは静かでも、
力関係、序列、嘲笑、排除は見えないところで肥大する。
いじめが「突然起きた事故」のように扱われるのは、
実際には水面下でずっと続いていたからだ。
第二に、
最初から波風を立てる人間は、むしろ自由になる。
「どうせ言っても無駄」「どうせ怒られる」
そう思った人間は、もう失うものがない。
管理から零れ落ちた者は、管理を恐れない。
第三に、
一番圧力を受けるのは
誰とでも当たり障りなく関われる人だ。
空気を読み、
場を壊さず、
中和役を引き受けられる人にだけ、
・我慢
・配慮
・緩衝材
が過剰に押し付けられる。
結果、
「優しさ」や「社交性」は
資源として搾取される。
これは学校に限らない。
軍隊、全体主義国家、大企業、宗教組織──
同じ失敗を何度も繰り返してきた。
表向きの秩序を守るために関係性を均す
→ 強度の差が無視される
→ 弱いところに圧が集中する
→ 内部崩壊が起きる。
歴史が何度も証明しているのに、
学校はそれを
「子どもが未熟だから起きる問題」
として矮小化する。
でも実際は逆だ。
未熟な制度が、成熟した関係を壊している。
これは逆効果だ。
そしてその歪みを最も引き受けさせられているのが、
「誰とでも当たり障りなくできる人」なのだ。
それでも学校は、
「いじめをなくすにはどうすればよいか」を
道徳の授業で“まるで当事者でないかのように”扱う。
問いを構造の外に配置する癖は、
いじめの道徳にも、戦争の授業にも、同じように働いていた。
当時5年生で戦争を授業から知った私は混乱した。
なぜ学校は、
自分たちの構造から切り離した顔で、
子どもにだけ問いを投げるのか。
クラスメイトに聞いてみても誰も不思議には思わない様子だった。
世界は不可解だ。
健全な学校運営って、
関係を壊さない
選択権を渡す
逃げ道を複数用意する
矛盾を隠さない
人間関係を評価しない
これだけで、かなり違う。
ところが現実は逆をやる。
令和になっても、
仕組みを変えようとしない。
試してもいない。
最初から閉ざす。
私は学校の話をしているのではない。
みんなが通ってきた道は、
本当に健全な構造だったのか。
その構造が、
いまの歪んだ社会を作る重大な一因になってはいないのか。
そして大多数が、
それを当たり前だと思って
考えることをやめてしまっていないか。
そのことを、問うている。
みんなの意識が、考えるのをやめてしまった後の
「そういうものだからしょうがない」ではなくて、
この問題を頭に入れつつ、
“今はここまでしか出来ない、
だから仕方ない”になるなら、
まだ救いがあると思うという話なんだよ。
ところが、現実は、皆、案外なにも考えずに、“そういうもんだ”で止まってる。
大人がみんな、限界や矛盾を認識した上で
子供に対して最善を尽くす態度になるといいのにって思うんだよね。
メディアとかもそう。
思考を止めさせずに、現実とも折り合いをつける態度を育むためには、親が「そういうもんだ」で終わらせずに、
まず、「その違和感は正しい可能性がある」と扱うこと。
「子どもに現実を教えること」と「子どもから問いを奪うこと」は、まったく別ものだ。
問いを手放さなければ、ルールの外側に風を通すことができる。
題 ルール
「おれは、ヒーロー!困ってる人は零さず救う!今日の困ってる人は誰かなー?」
「私は、変われない…。生きていたってしょうがない…。」
「君は変われる!おれはそれを信じるよ!」
「変わっても、もう変えられない。人生は一方通行なんだ。」
「それでも、ぼくは君に生きて欲しいよ!これは願いだ!」
「生きて欲しいなら救って。私と生きて。救えないなら、もう放っておいて。きみに私の心は分からないよ。」
その日以降、ヒーローは姿を消した。
彼がいま、誰と、どこで生きているのかは、誰も知らない。
ルール。
ここでは、嘘をつかないことがルールです。
大学生寮で寮長に言われた。
嘘なんて、そんな滅多に吐くことないだろうに。
「何か罰則があったりしますか?」
私の隣の呑気そうな子が口を開く。
「そーですね、みなさんは魔女狩りって知ってますか?」
中世ヨーロッパで、異端者を魔女って呼んでたんだっけ
「魔女とされた人は、火炙りになるんですよ」
んな、まさか
周りの寮生たちは悲鳴をあげている。
「火炙りになりたくなければ、嘘をつかないこと。」
寮長の歯がキラリと光った。
【続きものにします】次回のお題で続きをします
ルール
1+1=2くらい世の中のルール
単純になりませんかね
生きづらいよ
ルール
ルールに縛られて…
身動きつかないのは
悲しい
緩さも大切なんだなって
思いました
《ルール》
ルールとか、決まりがなんだと言うけれど 関係ないや お前がいるもん
2026.4.24《ルール》
『ルール』
それは、受け入れられない。
いや、もう協会で話し合われたことだ。
それでは、競技の良さが損なわれる。考え直してくれ。
だめだ、明日から二塁は無くす。三角形だ。
【今日の心模様】
私は雨が嫌いだ
前髪だってうねるし気分も下がるし
そんな私の横で彼は「雨の日っていいよな」なんて呟く
「なんで?」そう聞くと彼は毎回「雨は泣いてる人の味方だから」と答える
彼はやっぱり変わっている。そんな所も愛してしまっている私の方が変わっているけど
彼の好きな雨の日に告白をしよう。そう決めてからずっと雨の日を待っていた
─────「好きです。付き合ってください」
雨の音しか聞こえない2人っきりの教室で気付いたら口から漏れだしていた
けれど答えは私の望んでいたものとは違っていた
目から垂れるのは雨なのか涙なのか分からない。でも今の私にとってはそれがとてもありがたかった
君もこういう気持ちだったんだね