ルール』の作文集

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ルール』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/24/2023, 11:48:29 AM

ルール

「うまそー」
椅子の背もたれを前にして座るポルトガルが、すう、とその匂いを堪能するように深く息を吸う。
「うわ、お前いつ来たん、びっくりした」
その意味と裏腹に平坦な調子で言いながら、スペインは手にしていた平皿を食卓の中心に置いた。黄色く歪なく丸いその姿は太陽を連想させる。スペインの作るトルティージャはほかの家庭のそれと比べても多く具材を盛り込むせいで、厚さは2cm以上になることも多々あった。ポルトガルが今日見たところでは、ちょうど2cmというところだろうか。
「なあー、ルール決めようや」
「ルール?なんの?」
ポルトガルはスペインが向かいに座ったのを確認すると、背もたれの障壁を越え身を乗り出して、トルティージャの乗った平皿を持ち上げる。スペインの視線はポルトガルによって宙に浮かされた平皿にあった。
「半分は俺ので、もう半分はお前のな」
「お前に食わすために作ったわけちゃうねんで?」
ポルトガルの言う"ルール"に、スペインは口元をひくつかせた。
「ええやんか、あの頃に比べたら、随分可愛ええ分けっこ、やろ?」
あれは痛快やったなあ、ちょうど境の土地はどうするんやーって散々揉めたよなあ、そう楽しそうに呟くポルトガルの姿はなんだか懐古主義の呆けた老人のようでもあって、この男相手に真っ当な文句をぶつけるのはなんだか馬鹿らしくも思えてきた。
スペインは後ろを向くと、キッチンに備え付けの引き出しからフォークを1本取り出す。それを遠慮なくポルトガル目掛けて投げつける。ポルトガルは投げられたフォークを僅かに慌てながらもどうにか掴んだ。
「ほい、食え。その代わり残したら許さんからな」
スペインの言葉に、ポルトガルはフォークを握ったまま笑う。
「ほな、いただきまあす」
ポルトガルのフォークが、トルティージャに突き刺さった。

4/24/2023, 11:47:12 AM

『ルール』4/24

 既存のゲームにルールを加えたい。
 何か、面白いアイデアはないだろうか?
 
「苛立っても、人を殴らないとか?」
 おい、それは最低限の礼儀だ。常識だぞ?
 もっと、ゲーム事態が面白くなるやつだよ

「あ~、神経衰弱あるじゃん、
 あれ普通は床に並べるでしょ?」

 あ~、そうだな暗記力必須。

 「カード縦に積むってどうよ?
  上から何番目って指定する」
 
 おい、何だそれ面白そうだな。

 やってみた、ゴミゲーすね、時間かかる

 「八段くらいにしたらどうよ?
  暗記しやすくならん?」
 
 ほぉ、遊んでみようか?
 
  こう言うのは、ゲーム本体よりも、
  ルール作りが楽しかったりする。

  ちな、十二段にして、
  普通の神経衰弱風で遊ぶのがベストかな

  途中で飽きたから、欠陥はしらん

4/24/2023, 11:41:52 AM

あの子としゃべっちゃダメだからね! このルールを破った人は仲間はずれね!
 それはいじめのターゲットをお前に変えるから覚悟しろよという宣告だった。自分以外の決めたルールに従うのはとても苦痛だったけれど、親曰く学校の言うことには従えというから我慢していた。でもクラスメートによるルールはどうなのだろう?
 自分は親に聞いてみた。クラスメートのルールの話を。親は「そんなのやっちゃダメ」と言った。自分は彼女のためを思って、「いじめをなくすため」彼女のことを殴って引きずってボロボロにした。校庭で女の子が泣き叫びながら土埃にまみれて引きずられているのを見て先生たちは飛び出してきた。周りのクラスメートたちはみんな泣いていたからビックリした。
 自分は学校に呼び出されたので「ルール」の話をした。彼女は嘘をつきそうになるから「でもあの時みんなに言ったでしょ」と繰り返して聞いてみたら彼女は泣きそうになりながら「ごめんなさい」と言った。学校のルールに反しているから謝るのは当然だったが、自分もなぜか謝らされた。学校のルールは「仲直りしましょう」だったから従うことにした。
 クラスでいじめはなくなり自分は学校のルールできちんと生きられるようになった。

4/24/2023, 11:40:23 AM

守るための最低限の行動。
守るから守られる。
守らなかったら相応の何かがくるとおもう。
そのルール内なら自由だと思う。
自由のためのルールだとも思う。
守り守られルールの中で漂う日々。

4/24/2023, 11:34:36 AM

[ルール]


誰かにとっては破ったことになり、誰かにとっては守ったことになる。
それならばいっそのこと、なにもしなければ守ったことになるのかと思えば、そうでもなくて。

ルールとはきっとみんなと協調するためのものだ。
世界にわたしがひとりぼっちだとするのならば、ルールなんて必要がないのだろう。

みんなのための、ルール。

だから住んでいるところによって違ったり、することによってルールはめまぐるしく姿形を変える。

ルールが変わっても、わたしは変わらないのに。
わたしはその度に、わたしを変えなくてはならない。
だからわたしは、自分のためのルールを作った。

わたしがわたしであるための、ルールを。

4/24/2023, 11:33:19 AM

影に振り返られた
飛び回るカスミソウの断片
着色されている
次の瞬間
平手打ち
目を見開いて星座になりたそうな涙の粒
解け消えゆくカップの湖面

4/24/2023, 11:31:50 AM

ルールなんて
破る為にあるもの
なんて言うけど
最低限のルールと
自分が自分である為のルールは
破らない

お題
ルール

4/24/2023, 11:31:49 AM

『ルール』

こんなルール破ってしまおう

僕には必要ないからさ

自分が必要ないって思ったら破ったっていい

自分を苦しめるものだったらね

僕は束縛されることが嫌いなんだ

だから、もう君とは付き合えないよ

4/24/2023, 11:25:59 AM

この世界には"ルール"がある。


ルールを破った者は即刻死刑になる。


小さな子供や動物もルールを破ったとみなされれば、
どんな理由だろうとも殺される。

そして、すぐに殺せるよう街中に監視カメラや警備ロボットが置かれている。


だが、自由を好む奴らはルールを破り次々と殺されていった。


はぁ、、、、これだから阿呆は。


そんな阿呆な奴らに特別おしえてやった。


"抜け道はある"と。


そもそも単独で動いているからすぐに殺されるんだ。

まず、チームを作りそれを何チームかにわける。
そして、できあがったチームの長に頭の冴える奴を置けば、、、、、、、、


ほら、簡単におとせただろ。

他にも方法はいくらでもある。


だが、それで本当にいいのか?

阿呆共に国を簡単に収めれてると?


あぁ、これだからルールは面白い。


意味わからん ↑


お題 ルール

4/24/2023, 11:25:45 AM

ルールなんて無くて良いと思う
だってルールなんてやぶればいいから

4/24/2023, 11:24:21 AM

[ルール]

 この刀を使う時に声を出してはいけない。
 僕が祖父から受け継いだ時、これだけは絶対守れと言われたルール。
 どうせ刀を使う機会なんてないし、と軽い気持ちで頷いた。
 そして、1ヶ月くらい経った頃。僕の周りで異変が起きはじめた。

 異臭がする。
 物音がする。
 視界の隅で何かが動く。
 電柱の影に人影がある。
 ベッドの周りを何かが取り囲む。
 夢の中で何かが追いかけてくる。

 薄暗い夢の中で逃げ回る僕は、何故かその刀を抱いている。
 息を詰めて。声を殺して。見つからないよう、追い付かれないよう。必死に走って。
 回り込まれて。道いっぱいの大きな目が僕を見下ろして。
 もうだめだ。と思った瞬間、刀が小さくかたりと音を立てた。
 ダメ元で鞘から抜く。薄暗い闇の中にすらりとした静かな光が伸びる。
 瞳孔がぱかと開く。中にギザギザの歯が見える。
 あ、これは食べられる。立ち向かってみたけど僕には無理だ。
「……たす、けて」
 声が出た。

 瞬間。

 頬を切るような冷たい風が吹いて。
「ふ。ふふ……。よくやった少年!」
 寒桜のような少女が、僕の刀を手にして立っていた。
 シャンと伸びた背筋。自信に満ちた笑顔。
 背後の目は真っ二つになって崩れ落ちていた。
「……え……」

 彼女はなんなのか。あのルールはなんだったのか。
 僕はこれから、それを身をもって知ることになるとは思ってもいなかった。

4/24/2023, 11:21:36 AM

生きる上でのルール。小さい頃から当たり前のように理解している、してはいけないこと。

この世でその“ルール”の部屋から、大きく外れてしまうと二度とその中には入ってはこられない。
まるで中から鍵をかけられたように。
「君はこの世にいられない」と、彼らを突き放す。

少しだけ外れてしまった時は、誰かが手を差し出し「そちらに行ってはいけないよ」と扉を開いて招き入れてくれる。

きっと、誰もが踏み外してしまうことはあるだろう。全てを守ることなんてできる人はいない。

だからこそ、間違えて外に出てしまった時、手を差し出してくれる人がいたならば、その人の手を取って少しだけ周りを見渡してみるといい。
きっと変わることができるだろうから。

[ルール]

4/24/2023, 11:18:52 AM

ルール
守らないといけないのがルール
わかってはいるけど…
ルールに縛られ過ぎてると
しんどくなる

時には破ってもいいんだよ
あなたの心が軽くなるなら…

4/24/2023, 11:18:25 AM

この世界からルールが消えた

そうなって初めに気づいたのは自由ってのは案外残酷なものだと言うこと

自由になるというのは即ち、自分の思うままに考えてもいいということになる


別の考え方をすれば、これからは全部自分で決めなきゃいけないという事だ

何をするにも頼れない

これから僕らは、逃れられない自由の果てに守られ、貶され、生きていくのだ

生きる権利なんてもうなくて、

職業を選べる権利もなくて



只々、お金を持つ人だけが上に立っていく
あァ、自由は残酷だ

搾取と略奪に世界が塗れてしまう


何時だって僕らの価値を決めるのは僕らじゃなかった

だが、これからは自分の値札も自分で決めなきゃ行けないのだ


今から僕らは自由に捕らわれる。

あァ自由はなんて残酷で美しいのだろう


#「ルール」

4/24/2023, 11:16:58 AM

Eat

Sleep

Feed dog

Walk dog

Love and Speak to dog


Enjoy Life !!




「ルール」

#86

4/24/2023, 11:14:22 AM

洗面台で歯みがきしていると
くつろいでいたはずの私の猫は
いつの間にか廊下の端にいて
私のことを観察している

歯をみがきながら私はしゃがむ
そうすると猫はこっちに向かって歩いてくるのだ
やってきた猫をなでたり軽くたたいたりしてよろこばせる

それが私たちの毎晩のルール

だったね


今もまだ
そこから歯みがきしてる私を見てるかな

4/24/2023, 11:13:55 AM

『ルール』

ようこそ
おいで下さいました
おやっ?
この時期には珍しく
どしゃ降りですか?
それはそれは
大変でしたね
ええ、もちろんお泊まり頂けますよ
どういう訳か
今日は、ご宿泊のお客様が全員
先程チェックアウトされまして
おまけに
ご予約のお客様も
全員キャンセルされましてね~
お部屋が全て空室になってしまったんです
当ホテルにご宿泊頂くのには
守って頂かなければならない
ルールがございまして
お部屋に入られましたら
鍵を掛けチェーンも掛けて下さい。
そして、翌朝のチェックアウトの時間まで
決してお部屋から出ないで下さい。
食事はお部屋にお運びします。
お部屋の外から物音や話し声が聞こえても
お気になさらず。
決して興味本意で聞き耳を立てたり
覗いたりなさらないようお願いいたします。
今日のディナーのメインは
子羊の肉を使っております。

ええ、とても美味しい子羊ですよ
何せ、わたくしが手塩にかけて育てて
先程さばいたばかりの
金髪で青い目の子羊ちゃんですから

何か聞こえましたか?
空耳でしょう

それでは、ごゆっくりおくつろぎ下さい
では、失礼いたします。
くれぐれもルールだけは
お忘れなく。

守って頂かなければ
命の保証はいたしかねます
なんてことは
お客様には直接言えませんけどね…

さてさて、今宵のお客様は
無事に朝を迎え当ホテルからお帰りになることができるでしょうか?

4/24/2023, 11:09:55 AM

ルール

ルールがあれば安心…

でも…
それ以上にもそれ以下にも
ならない

虚しいもの

決められているから

そのルールに縛られて…
身動きできないのは
箱庭のよう

すこしずつ穴を開けて…
穴を開けて…いけば
きっと、また…いろんな世界が
ひろがる

時間をかけて…

4/24/2023, 11:09:39 AM

『 ルール』


決められた事しかやっちゃいけないなんて…1度でもいいからルールなんて気にせずに好きにさせて…

4/24/2023, 11:06:31 AM

あなたに手紙を書くとしたら
何を綴り届けるだろう

敷かれたレールを生き抜いたあなたへ
幸せでしたか?
限られた選択肢の中を生きたあなたへ
わくわくしましたか?
ルールに真面目に生きたあなたへ
楽しかったですか?
未来のあなたの答えは何か…

あなたの人生はあなただけのものだから
もっと自由に羽ばたいて駆け回って見つけ出して
柵から抜け出した先が楽園であるように
幸せは近くて遠いあなただけの場所にある

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