『ミッドナイト』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
90年代わたしはひねくれた子供だった。
もう成人はしていたけれど知ったかぶりをした大口ばかり叩く精神的に子供だった。
洋楽を訳もわからずに聞いて、中古レコードがわからず中古CDをサクサクする
いま考えても赤面するほど恥ずかしい奴だった。
そしてキモい。
お気に入りのお洒落中古レコード店にイケメン店員目当てに通って、お釣りを受けとる時にトキメキを感じ、しかも察知され、ビビる(ふるっ)店員の手のひらから落ちる硬貨を今でも思い出す。
あぁキモかったなぁワタシ。
そして、ハマっていたのは夜更かしして見たTV
オカルトやミステリー小説が好きで、スキな映像作家(いや、監督か?)がお気に入りの小説を映像化してくれていた古き良き時代。
今も優れた監督さんはいるけれど、あの頃の泥臭いような荒い画像が忘れられない。
毎晩眠りたくなかった時代
ふと目が覚めた時の寂しさは昔を思い出しているのかもしれないなー。
#ミッドナイト
「夜」を表す言葉は、それぞれが
何時ごろ、という定義は無いらしい。
夜中、とか、夜半、とか、未明、とか。
私にとっての真夜中は、午前2時くらい。
真夜中の時間帯を、私は何だか
気にいっている。
何気に目が覚めた時、あるいは夢現の中で
目にする、耳にする、
暗闇の中で光る外灯、遠くに聞こえる
車の音、明かりのついているどこかの窓、
人々がおよそ眠っているなかで、
何かしらの生活が営まれている。
それが何だか好きで。
神秘的ですらある。
私も時には夜更かしをするけれど、
それは、日付が変わるか変わらないの頃。
神秘的な時間には、すでに夢のなか。
そんな私を置いて、真夜中は静かに時を
重ねていく。白く輝く陽光を迎えるために。
「ミッドナイト」
-ミッドナイト-
1人の時の夜は、こんなにも暗いのに
あなたと愛し合ってる時は、
明るく感じて、安心する。
あなたは、そう思ってないだろうけど。
何度もあなたを求めて、名前を呼んでも、
満たされることは無い。
また、あの子のとこに戻るんだ。
「もう、朝なんて来なくていい。」
「ミッドナイト」
朝から逃れるように、
僕は深夜の夜空に揺蕩う。
今日も残業、ようやく会社から解放され、もう日を跨ごうとしている。
車のエンジンをかけると、ラジオが流れてきた。
『時刻は深夜0時をまわりました。ミッドナイトラジオのお時間です』
懐かしい、と、俺はラジオに耳を傾ける。
学生時代、夜食のカップラーメンをすすりながら、よくこのラジオ番組を聞いていた。
今はやりの声優のラジオとかではなく、地元密着ラジオとかでもなく、ただ懐かしの歌謡曲や今話題の曲をなんとなく流しているような、そんな番組。
これといった目玉もないのに、まだこのラジオ番組は続いていたのかと驚いた。
ただ何曲か音楽が流れるだけだったので、夜食のあとに続きの勉強をしたりしたっけ。聴きながら寝ていたこともあったな。
あれから十年以上経ち、今じゃ仕事帰りに聞くラジオになってしまったのか、と、時の流れを感じた。
さすがに聞きながら寝るわけにも行かない、俺はミッドナイトラジオを聞きながら、ハンドルを握り、帰路へとついた。
学生時代とは違うミッドナイトを感じながら。
【ミッドナイト】
飛び立ってから、数十分。
窓の外に見える景色は、煌びやかに輝く散らばった宝石の欠片のようだ。
また間近に見える星の縁へ光が一点に集まっていき、こちらはまるでダイヤモンドリングだ。
その集まった光がパッと輝いた瞬間、その星は陰の世界に覆われた。
そこに点在する人工的な光、それも少し緊張していた私を和ませてくれた。
ミッドナイト・アース
重力から解き放たれたスペースから、故郷の星をただただ何も考えず見つめ続けていた。
#12 『ミッドナイト』
誰かに嫌われないように
生きるのではなく
自分自身に嫌われないように
生きていきたい
「闇夜」
愛している
と言ってくれる人のことを
ないがしろにし
まだ見ぬ
誰かを夢みている
自分のこころが
どこにあるか
わからなくなるとき
世界が崩れ落ちる
音がする
どうして
毎日笑っていられたのか
どうして
机に向かって努力できていたのか
どうして
はじめましての人とも
にこやかに話すことができていたのか
どうして
未来に希望があると思ったのか
すべてわからなくなる
自分の実態が
闇夜にとけてなくなる
何も考えたくない
進みたくない
みんな止まっていろ
置いていくな
駄々っ子のように
書き殴った言葉たち
こんな気持ちは
今晩の闇の中に置いていけばいい
#ミッドナイト
夜は、朝とは違う雰囲気を醸し出す。それは、朝の賑やかな空気とは違い静かで暗く自分がたった一人この世界に残された様な気分になる。
たった一人の世界。そんな、世界も朝の訪れと共に終わりを迎える。
そして、また、一日が始まる。
光に満ちた一日が。
まだ携帯がなかった頃のお話
授業中に自分の言葉を書いたメモを
先生に見つからないなように
席から席へ
クラスの友達に渡していた
…ある日の午後
クラスの気になる男子から手紙が回ってきた。
こんなこと初めてだった
高鳴る思いを胸に
折り畳んだメモを
先生の目を盗んで
開いてみた
そこには
「真夜中のミッドナイト!」
ぶーふー!
なに?この頭痛が痛いみたいな!
授業中に大爆笑!
先生はじめ、周りの視線が痛い!
あー最悪!
でもね、そんなことしてくる君がなーんか好きでさ
10年後に私の旦那さんになるなんて!
…私のこと気にしてたの?あの頃から?
私の大好きなミッドナイト。
私を闇に包むミッドナイト。
私の未来を予言するミッドナイト。
私を汚くするミッドナイト。
大っ嫌いな
ミッドナイト。
真夜中の寒空に輝く
お月さまが綺麗だなあ
それだけでも十分だけど
お星さまもあればなあ
今からでも遅くないから
一番鶏が鳴くまえに
一番星よ出ておいで
「ミッドナイト」
自分のポンコツ具合に悲しくなる。
相手の意図をうまく汲み取れなかったり、うまく説明できなかったり…
目標も見つけられず、自分の存在意義すら分からない。
やらなきゃいけないと分かっていても現実逃避で後回し癖が付いている。
自分に言い訳して甘やかしてばかりの毎日…
心の中はいつもミッドナイトだ。
劣等感から解放されて、明るい朝がくる日はあるのだろうか。
ミッドナイト
いつもの就寝時間
大体今日になってから寝る
たまに寝落ちして
夢の中にいる時もある
昔はカラオケで
オールして楽しんでた時間
今はカラオケしても
眠くなってくる時間
夜のほうが感情的になりやすい。
占いで運がいい日のほうが、悪いことが起きやすい。
今日は自分のことしか考えていない人に嫌なことを言われた。
あんな低い波動の生き物がまだこの世にいるんだ。
もう消えよう。
さようなら。
ミッドナイト
海底火山の噴火
れいめいの送り火
またたくミッドナイト
残月の岸
真夜中に街を歩くことほど、怖いものは無い。
だが私の周りには、この感情を理解できる者は
誰一人としていなかった。
ある者は言った。
「おまえは"ヨノヒト"であるのに」
ある者は言った。
「"ヒノヒト"を気取っているのか」
そうでは無いのだ。
種族も、価値観も、感情も、
全てを蔑ろにしてしまった者たちには、
決して分からない。
ヨノヒトの巣窟、ヒノヒトが最も恐れる場所。
人々はそれを、〈ミッドナイトシティ〉と呼ぶ。
今夜も此処で、宴が始まる。
これから起こる惨劇に
恐れおののいている私を尻目に。
#ミッドナイト
深夜零時、空を見上げる。
故郷とは違い星など一つも見えやしないが、それでも光のともらぬその色もまたいいモノのように見える。
夜明けはまだ遠く、夢もまだ深い時間だ。
だからこそ静かなようで、けれど賑やかな街を見下ろす。
人が、街が、眠らなくなってどれだけ経つだろう。
星の輝きを吸い込んだまま街灯どもが閃光を放つさまはどこか滑稽だ。美しく思うからこそ歪で愉快だ。
暗く遠いどこかから見るこの景色の美しさは、近くで見てしまえばただ夜闇を叩き落とす掌でしかないのだから。
誰かの痛みの先に灯る光の中で、はるか彼方の光を探す私もまた、滑稽ななにかの一つなのだろう。
ベッドに入ってから1人で空想したり漫画を読んだり物を書いたりするのが好きだ。起きてる時間はテレビの音がないと不安なので、ベッドに入るまでゆっくり書いたり空想したり出来ない。だからなのかベッドに入ってから寝るまでが長い。2~3時間寝られないのは当たり前だ。子供の頃はベッドに入ってからの空想にシリーズ物があった。今日は誰になろうか、と楽しかった。今でも憶えているのは伊藤奈津という女の子で双子の兄直樹、両親と暮らす幸せな家庭の女の子がいた。
ミッドナイト
隣のあの子は英語が話せないけど
ミッドナイトだけは知っている
どうやらミッドナイトが好きらしい
アップルすら知らないあの子が
ミッドナイトを乗りこなしてる
なんでも昨日久しぶりに
ミッドナイトと遊んだらしい
いいなぁ
私もミッドナイト
会ってみたいなぁ
『ミッドナイト』