『ミッドナイト』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
夜、
特に深夜は人を惑わせる、
危ない時間、、、、
君は本当に彼女を愛していたのかい?
ミッドナイト。意味はよく分かっていないけど、かっこいい響きが気に入って。
たまたま好きなあの子と帰る時間が同じだった日、博識な感じをアピールしたくてキザったらしく言ってみた。
──こんな、ミッドナイトな夜はさあ。
──ミッドナイトと夜って、意味被ってない?
走って家に帰った。
やってしまったやってしまった、恥を晒してしまった無知なやつだと思われてしまった。
恥ずかしくて恥ずかしくて、消えてしまいたい。家に帰って辞書を開くと、どうやらミッドナイトは真夜中の十二時あたりの時間帯を指すらしい。
布団に入ると羞恥心に悶絶してしまいそうで、ベランダから眺める景色はまさにミッドナイト。
大人になりたくて背伸びしたブラックコーヒーは、今日の失敗が絶対に忘れられなくなるぐらいに苦くって。
砂糖とミルクが欲しくなり、白い息が空気に溶けていく、そんなミッドナイト。
光が沢山見れるこの深い暗さの中で
何をしてきて
何が出来るのか
何より
今の心の静けさが
初心に戻させる。
いつものように静寂を与えてくれる。
こんな時間に起きていても
寝不足で後悔するだけ。
でも大切な時間は時々必要。
今夜は月なのか、雪なのか、満点の星なのか。
一瞬の幸せは一生手放せない。
ちょっと良いアイス、バスボム、ふわふわのパジャマ、あと酒!
『夜はご機嫌ななめ』
月のすべりだいが雨露で濡れている 夜はすべりだいでお気に入りのキュロットを濡らしてしまう
夜はそれはそれはご機嫌ななめ 世界各地は憂鬱の嵐だ 眠れないのは君だけぢゃあないよ ここにもいるしあそこにも 苦しいのは君だけぢゃあないよ 隣のあの子も遠くのあの子も 夜の八つ当たりはひとまずおしまい ごめんなさいのお日様のぼる朝がまたくる
他人の気配は私を最も苛立たせる。
そこに自分と同等の思考を持った生命体がいるというのは、私にとって非常にストレスフルな状況だ。自意識の中に他人が入り込み、まるで監視されているような気分になるからだ。我儘かもしれないが、眠ったり食べたりという欲求を満たすときはできる限り孤独でいたい。
その点、真夜中はとても好都合だ。皆が眠りに落ちていて、私のことなど一片たりとも考えていないだろう。快も不快も抱くことはない。私は自意識の中に誰をも侵入させずに済む。少なくとも人類の視線から放り出された自分自身を、自分自身だけで受け止めることができるのだ。日中ですり減った私の輪郭を取り戻して明日を迎える。
ミッドナイト
真夜中の不気味な
時間…
1人コソコソ…
起きだして…
ふらふら
ダンス…
奇妙な仲間たちも
現れて…
奇妙に踊り出すの…
ミッドナイトダンス…
不気味にわらう…
ようやく私にも春が来たみたいです
気になる人ができました。
こんなにも見える世界が違うだなんて
気が付かなかった。
これからの学校生活楽しくなりそうです^_^
『ミッドナイト』
真っ暗な部屋の窓を開け
夜間飛行
愛する人を想う気持ちが生み出した
不器用な嘘がばれないうちに
あの人の記憶から
私を消しに
魔法の効果があったなら
明日の朝
あの人は迷わず彼女の元へ
私を忘れて
ハッピーエンド
「ミッドナイト」
コソコソと
みんなが寝静まってから動く
コソコソ
コソコソ
眠くなりながらも
明日寝不足になろうと
夜行性の
僕
あぁ楽しい
夜がもっと長ければいいのになぁ
コソコソと静かに
私は月を見るのが日課だけれど、もうすぐ満月になると聞いて驚いた。もうそんな時期だったのね。今は午前0時。空腹から、ついつい真夜中まで起きてしまう。満月は月毎に名前があって、一月のはウルフムーンと言うらしい。しかし今日は雲にかかっているのでよく見えない。もどかしい。せっかくのウルフムーンが真っ暗じゃないの。
やっと一人暮らしに慣れてきた頃で、食べても食べても一日の疲れが取れないような多忙な日々だった。久しぶりに多くの人と関わるようになって、化粧の下の素顔がバレないように苦労した。
でもそうか、今日だけなら、月が私の背中を押してくれる。雲が流れ、月が見えてきた。今からは私の時間、私の世界。月光が伸びた爪に映える。白い牙は妙に並びがいい。私は完璧な獣。今夜は何人かしら。
人狼って知ってるかい?ミッドナイト。つまり真夜中になると人狼と言う怪物が人を襲うんだ。人狼って言うのは分かりやすく言えば狼男さ。普段は人間の姿をしてるけど夜になると毎晩一人ひとり、人を襲ってくらしいよ。俺の街でも最近人狼が出てね。
俺の知ってる人の中に人狼が居ると思うと恐ろしい。だから、真夜中は絶対に外に出る事は禁じられているんだ。ただ、男達は外で見張りをしてる。
さぁ、今日も恐ろしい夜が来た。
若い男が見張りが無事か確認するため一人外に出て行った。そして、部屋には俺一人になる。流石に一人だと不安だった。気分を紛らわすために飲み物を取りに部屋を出た。そして気付くと俺は寝てしまっていたようだ。どうやら間違って酒を飲んでしまっていたらしい。こんな大変な時になんて不覚だ。
元居た部屋に戻ると、もう光が差しており朝になっていた。すると、仲間から昨日の若男が殺されたと言う知らせを聞いた。その若男は俺達はまだ見た事の無い人狼を引っ掻き、最後まで抵抗していたそうだ。その証拠に若男の爪は赤く染まっていたらしい。だが、なんと言うことだ。また一人仲間を失ってしまった。本当に人狼は恐ろしい怪物だ。許せない。と、俺はふと自分の腕を見る。怪我をしていた
『 まさか…な 。』
俺は、いてもたっても居られなくなり
まるで遠吠えのような声を出しながら
勢い良く、部屋を飛び出した。
#ミッドナイト
陽は沈み 切ない夜に 眠れずに
誰もが皆 悲しまない日 なんて無いよ
幸せの事考える度に 何もかもが 嘘に思えて
嫌になる 時もある
この空の果てに きっと何かが ある筈と
僕ら 信じて生きてきた
走れば走る程に 其処には 何も無いと 気付かされる
振り返れば 大地(みち)を 荒らした 足跡だらけ
僕らこれから 何処へ行こうか?
星が夜明けに消える時
夜の向こうに叫んでみようか?
今はまだ 誰も居ないから
人知れずに泣いてみようか?
自由を探し 羽ばたく鳥
愛を求め 歌い続ける花
そして僕等の未来を
見守り続ける宇宙(そら)
僕が見てきたもの
あまりにも残酷で
悲しいくらいに 美し過ぎた世界
後悔なんて してはいないけれど
生きてて良かった なんて思える程
まだ心強くなんてないよ
この宇宙(そら)の下で 誰もがきっと
何かを背負って 生きている事…
この宇宙(そら)の下で 生きて逝く僕らは
ちっぽけな人間 だなんて思える程に
心強くなんかなくたって良いんだよ?
壊れた愛情が散らばる
寂しい夜風が背中に寄り添う
無数の光の中で孤独に胸が疼く
儚く貴方の温かさが街角で揺れる
ミッドナイト
私は真夜中に起きることはほとんどない。
というか、起きられない……。
みんな、深夜に起きれるのかが私は不思議で
たまらない。
時々、深夜に起きることはある。
でも、勉強やリモートで話し合いすることが多い。
趣味をやろうと思うことはない。
その前に寝てしまいそうだから。
ホットティーを片手に日記をしたためる
今日の自分のバイオリズムを
ぼんやり頭上に浮かべながら
すでに薄暗い部屋
ラジオから流れるマイルス・デイヴィス
切なく香るシダーウッド
明日の天気は概ね晴れだとか
最後の一口を飲み干し
ナイトライトを消したら 離陸の合図
布団を被れば 今更疼く冒険心
眠りの雲の上 夢の中行きのフライト
しばしの間 ひとり時間旅行へ
そこでなら あの頃の君に会えるから
イット・ネヴァー・エンタード・マイ・マインド
今となってはすべて幻
イット・ネヴァー・エンタード・マイ・マインド
それでも空はいずれ白む
<見知らぬバーから、見知った平原へ>
題:ミッドナイト
【ミッドナイト】
真夜中、僕は、目が覚める。
昼夜逆転っていうやつです。
0時頃に起きて、11時か15時に寝る。
そういう生活をしてた。
何しよっかなーって思いながら、いつも通りパソコンを開いてネットサーフィンをしていた。
くだらない話とか変な人とか嫌なニュースとか…
うん。ネットサーフィンやめよう。気分悪くなるからね。
そう思って、僕は、最近入れたイラストソフトでイラストを描く。
…正直、アナログイラスト派だった僕には、難しすぎる。
ポチポチと色んなアイコンを押して「あ、これこういう感じになるんだー。」とか「パレットどこ?」とか言いながらの作業。だから、全然、イラストが完成しない。
イラストは、1枚しか描けなかった。
描けたに入るのかも分からないけど。
何分かソフトとバトルして、諦めて、深いため息をついて、パソコンを閉じて本棚の方へと歩く。
「やっぱり、アナログイラストの方がいいね。」
そう言いながら、スケッチブックと高校の時から使っているペンでササッと描く。
趣味で描いてて、たまに、SNSに投稿する。
今日は、星が綺麗だったので暖かい服装に着替えてベランダに出て、イラストを描くことにした。
僕の中で星というと星の王子さまだった。
物語ももちろん大好きだけど、セリフが大好きだった。
何回も何回も読んで、友人に『また読んでるの?』『何回も読んで面白い?』って言われたこともあったな。
この星を見た王子さまは、どう思うかな。
なんて言うかな。
そう思いながら、夢中で描いた。
何時間か経ったあと、やっと出来た。
何枚かボツになったけど…。
それに、少しだけ気になる所はあるけれど、どこにも投稿しないし、自己満足で描いてるから、これで大丈夫。
後片付けをして、家の中に入った。
「また、ソフト使ってみよう。」
そう思いながら。
星空柄の傘を買った。晴雨兼用。ミッドナイトの下地に白い星が散りばめられていて、結構お気に入りだ。
雨の日が余計暗くなりそう?
そうかもしれない。
でも、真昼に夜を連れて歩けるのってステキ。
いつもはこんなことしないのに。
なんとも言えない背徳感が私を襲う。
冬を感じさせる風が私の頬を伝う。
外ははく息を白に染め、月明かりは孤独な私を照らす。
これが私の見たかった―夜の景色。
にぎやかな街は昼間とは違うにぎやかさを見せている。
――さあ、繰り出そう――
深夜の、ミッドナイトの街へ
テーマ:ミッドナイト
真夜中、この道を通る誰かの為に、今日から明日にかけて整備をする。
知ろうとしなければ知られない、でもなくてはならない大事な仕事だから、この寒空の中働く。
この仕事をかっこよく言うのなら、「Midnight worker」といった感じだろう。
自分は何年、この昼夜逆転生活を続けてきたのだろうか。
あぁ、「明日」が「今日」になった。
だから何だというわけでもないのだけど。