『ベルの音』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「ベルの音」には関係ないけど、今の心を話します。優しくて、大好きで、いつでも助けてくれたお父さん
昔にお母様の喧嘩で京都に離れてしまったけど、うちはお父さんの事が大好きだ。
もう少しで、死んでしまうかも知れない状態だけど、また会いたい。
お父さんと遊びたい。お父さんとゲームをしたい。お父さんとまたくら寿司に行きたい。
だから、うちの所に早く帰ってきて、お父さん。
チリンチリン
クリスマスが近くなるにつれて外から毎日1回流れてくる。
僕は、流れてくる度に喜びが止まらない。
でも、お母さんとお父さんに今日もなったねって言っても「なにもきこえないよ?」としか言われない。
どうしてだろう。
聞こえているのは、僕だけなのかな?
昨日の午後、5時にチャイムがなった
丁度ラベルを出荷している状態でまだ帰らなかった
▶50.「ベルの音」
49.「寂しさ」
:
1.「永遠に」近い時を生きる人形✕✕✕
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太陽を追うように少し移動しながら日没まで過ごし、人形は岩の穴から研究所へと戻ってきた。
途中、何か薄い膜のようなものを通り抜ける感覚があったが、土埃がなくなった以外は何も起こらなかった。
昨夜よりも、部屋の中が明るい。
稼働したことで、どこかから動力を取り込み始めたようだ。
大型機器の方も順調に進んでいるようだ。
引き続き、施設の探索と資料の読み込みを進めていく。
資料は、隣国の人間が書いたものであった。
ここフランタ国がある大陸は、共通の文字を使っているものの、言葉には国により若干の違いがある。
それに加えて、専門用語の多用により意味の取れない単語が増えているのだった。
とはいえ読み込みを続けていけば、ある程度解読はできるだろう。
人形は、昼は山、夜は研究所の探索を繰り返した。
山では人間とのニアミスもなく、
資料からは、人形に使われているだろう技術をいくつも見つけた。
また、地下に長い通路を見つけて入ってみたが、
あまりにも長く、途中で対策無しに向かうのは危険と判断した。
そして引き返したところで、
チーン…
大型機器から、
待機時間終了を知らせる軽妙なベルの音が鳴った。
人形が向かうと、
電子音声が流れてきた。
「開始ボタンを押してください」
✕✕✕は、電子音声に指示されたボタンを押した。
ベルの音は嫌い。
「まだ一緒にいたい」
そんなこと言えるような関係じゃないから。
あなたを引き止める理由なんてないから。
今日もまたあなたの背中を見送るだけ。
「チリンチリン」
なんだろう?ベルの音かな?
ベルの音
この音と同時に君の手が私の手からすり抜けてゆく。
私に輝きをくれた君の手が
#ベルの音
チリン、チリン。
小さな鈴の音を立てながら僕のそばまでやってくる。
チリリン、チリリン。
急いでいるのかな。いつもより鈴の音が早く鳴ってるよ。
チリーン、チリーン。
おや、何かあったの?鈴の音が寂しそうだよ。
チリン、リリン。
今日はずいぶん楽しそう。スキップのような鈴の音。
いつも僕が先に着く待ち合わせの場所。
君のかばんに着いた小さな鈴の音を今日も楽しみにしている。
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お題:ベルの音
今夜はベルの音が鳴るの。
あなたは知ってる?
どこでこの音がなるのか。
分からないなら
お母様とお父様には言わないのをおすすめするわ。
2人に言ったらおかしくなったって
信じられないくらい心配されたから。
あなたにもこのベルの音が聞こえたら
一緒に探しに行きましょう。
あなたは一緒に来てくれるよね。
─────『ベルの音』
『シュトーレン』
明日は晴れ 今日は雨 今の気分はコバルトブルー
日々を取り分けて 私たちは暮らしている 戸棚にあるはずの紅茶がなくて 少し寂しくなっても暮らしは続く 誰かが叫んでいる 悲鳴にも聴こえる ただ私たちの関心は目の前に取り分けられた焼き菓子だった
ベルの音。
クリスマスの日、チリンチリンとベルが鳴る。
「何かあったかな…」
そう呟けば、ふと思い出す。
クリスマス。きっと、サンタさんが鳴らしてる。
ベルの音が聞こえてくるとクリスマスが近づいてきているんだなぁて思う。
あれ誰が鳴らしてるんだろ。
サンタさんならロマンあるなぁ
《ベルの音🔔》
聞こえる、聞こえる。ベルの音🔔。
何かが始まるベルの音🔔
ベルの音
目覚ましのアラーム
開始を告げるベル
それらは
たとえ時計から離れても時を告げる
時間から離れられないのだと嫌でも知る
始まって、終わる
止まることなく進む
「ベルの音」
ふらふらの頭 霞む目と 頭痛
またしても過去の自分と目があった そんな夢を見た
【ベルの音】
消えたい、消えてしまいたい。
鋼鉄の扉の目の前、寒い廊下の前僕は立ち尽くしていた。つけっぱなしのテレビが居間からやかましく騒ぎ立てる。
早くしろ、早くしろ、早くしろ。
ベルの音がなおも心を穿つ。
扉を開けたくない。だというのに僕の選択を世界は認めたくないように否定し続ける。
きっと、そう思っているのは僕の心の弱さゆえなのだろう。
たかが、学校で上手くいかなくて。
嫌な奴らに目をつけられて。
学校に行かなくなって。
助けてくれなかった先生が自宅まで来て。
僕の安否を心配して毎日呼びかけてくれたとしても。
その場に出ていけない、他人を信用出来ない僕の弱さが良くないんだろう。あの先生ならきっとそれさえも仕方の無いことだと受け入れてくれる。他の誰がなんと言おうと、私だけは君を好きでいるよ、なんて甘い言葉を言われたこともある。本当に本当に優しい先生なんだろう。だからこそ、僕は信用出来ない。
きっとその言葉は僕だけじゃないから。
そして、それを言えるほど強くもないし、そんな傲慢と独りよがりを煮詰めた性格でも人格を捨てられていないから。無意味な抵抗だ。ここで食い下がるほど彼女にその手間をかけさせてしまう。先生としてベストを尽くしてしまうのに。
僕はその対象が、僕だけに向けられていて欲しい。
僕は弱くてなんの魅力もないから、きっと先生からの愛を受け取ってそれを失ってしまえばもう立ち直れない。だって、他の人の方が先生からの友愛を受けるのに相応しく愛嬌や才能があるのだから僕のことなんて直ぐにどうでも良くなってしまうはずだ。
それにこんな手間をかけさせてしまっている僕のことを嫌いにならないはずがない。そうでないとおかしい。世界が間違っているわけは無いんだから、きっと今の先生の役を終えたら僕のことを嫌な奴として認識して、徐々に会話もしなくなっていくだろう。だっていつもそうだった。僕が悪いのだけしか分かっていない、そんな関係をずっと。
だから受け取る前に、消えてしまってどこでもない場所で最期を迎えたい。
だけどだけど。
世界はそんなこと許してくれない。
いつも、努力をしない僕には厳しいから。
ベルの音はいつの間にかやんでいた。
ずっと耳元に貼り付いていたそれは消えて、テレビの音しか聞こえない静寂。きっと諦めたのだろう。
あぁ、そうだ。僕が諦められるのに相応しい人間であることをまた証明した。
「ガチャリ」
扉に背を向けた瞬間。後ろからノブを回す音。
急いで振り返ると、それは開きかけていた。
何も出来ないまま、目を剥いていると外の光とともに先生が室内に飛び込んでくると、お互いに予期せぬ邂逅に驚く。何も言えない時間が流れていく。
だが、彼女には同行人がいたらしい。大家さんが僕の顔を見て
「なんだい、元気そうじゃないか」
そう言うと帰っていく大家さん。
知らず止めていた息を吐き出すと彼女とシンクロしていた。
「返事は無いのに、過呼吸みたいな音が聴こえてきたから」
そう前置きをして僕の差し出した水を飲む彼女の頬は赤かった。
「大家さんに説明して鍵を開けてもらったの。
結果勘違いではあったんだけど」
ベルの音を気にしていた僕がバカみたいだ。
あれだけ色々ぐつぐつと煮えたぎっていた思いがそんなことで無意味になってしまった。
実際に会ってしまうと、想像していたよりもずっと彼女は僕の身を案じてくれていた。それが万人ものであってもいいと思えるくらいに。
心の中の警鐘も今は小さく消えかけるぐらいに。
ベルの音が教会いっぱいに響き渡る
今日は、やっとわたしたちが夫婦になれる日
向かい合うあなたと微笑み合う
それが、どれだけ幸せか
今日この日まで、たくさんの壁があった
あなたとすれ違い、大喧嘩したこともあったけれど、
やっぱりわたしには、あなたしかいないと思い知らされる出来事ばっかり
これまでのことを振り返ると、
じんわり涙が浮かんでくる
そんなわたしを見て、
ゆっくり手を伸ばし、お化粧が崩れない程度に拭ってくれたあなた
ほら、こういうとこだよ
もっと好きになる
ねえ、あなたはずっとわたしといれくれる?
来世でも、わたしを見つけて、結婚してくれる、?
我が家は今、呼び鈴(ベルの音)がない
最近、やっと30年ローンが完済した
ばかりだが…
人間もギリギリで30年を生き抜き
マイホームも風雨にさらされて
30年頑張ってくれた…
「外壁、限界だよね〜💦」
そんな話が出たのは5年前…
しかし、ローンは待った無しだし
時間だけが過ぎていった…
後1〜2年、ローンの返済があると仮定し
思い切って外壁を張り替える事にした
冷暖房から、コンセント、ポストに
呼び鈴と、外壁に引っ付いていた物は
次々と取り外された…
いつも当たり前に鳴ってるベルの音が
毎日、壊れる事もなく来客を教えて
くれていたと痛感…
家も人も社会も、何かがひとつ欠けると
回らなくなる…ホント不便だ
リホームをきっかけに少し立ち止まり
今からの人生を見つめ直す良い機会なのかも知れない…
「こんにちは〜!ごめんくださ〜い!」
今日も1日、耳をすまし玄関に走る…
#ベルの音
毎朝
私はこの音に叩き起こされ、
一日が始まる。
今年は衝撃的な変化が大きく、
何度もめげそうになったが、
もうすぐ師走ももうすぐ暮れゆく。
今年もクリスマスの装飾が眩しい。
ショコラ
鳴り響くベルの音。笑う人。泣く人。焦る人。
それでもベルは淡々と鳴り続ける。
何故かサンタと言うとシャンシャンとベルの音を鳴らしながら飛んでくるというイメージがずっとある
子供の頃ベルの音が聞こえるとサンタさんがいる!とわくわくしたものである
起きたらプレゼントが枕元にあるという現象が起こる歳ではなくなったけど
ついつい朝起きたら枕元を見てしまう
起きてたら枕元にプレゼントが置いてあったあの時の感動をもう一度味わいたいな