『セーター』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#セーター
袖の長いセーターに
スッポリ包まれた私を
笑うあなた
少しタバコの匂いが残ってる
そんな気がする
あなたのセーター
寂しがりの私のために
あなたがくれた
いつかあなたの残り香が
私の中から消える時
このセーターを捨てる勇気
持てるのかしら
「セーター」
私はセーターが好きだ
毎年着たい色が違う
淡い色の年だったり...
パキッと鮮やかな年だったり...
今年はパキッと!!な年
水色、緑、黄色、青、赤、オレンジ...
無難な白、ベージュ、黒、グレー...
淡いのから、パキッとしたのまで
私のクローゼットは今年も
セーターでいっぱいなのだ...( ºΔº )〣
【セーター】
ミスってセーター 縮めてセーター
この星の ミスってミスりまくる服
ミスってしまう人は 100、200、300 いやそれ以上かもしれない
最強の洗濯マスターになる為に ミスと正解を繰り返し
自分とセーターとの戦いは今日も続く
続くったら続く
私は今年高校1年生になる女子だ。
私は中学校の時は、ブレザー制服で、ほかの女子中学生がセーラー制服を着て登校していたりするのがとても羨ましいし何よりセーラー制服が可愛かった。
それに私は小学校時代の頃小学校時代の1番の友達と離れ離れになった時こう約束した。
私「また○○中学か○○高校の時に会おうね!」
友達「うん!いいよ!会えるといいね!」
その約束をしていたから○○高校に入学するため必死で私は受験の内容を20時間勉強して、志望校に受験し合格した。そしてその友達も合格されていた。その時私は嬉しかった。それに憧れのセーラー制服を着れて友達と青春出来ると想像しただけでとても、胸がドキドキした。今日は待ちに待った入学式だ。桜の木の前で写真撮影をしようとしたその時、小学校時代に引っ越してしまった友達と偶然再会した。私は小学校時代の一番の友達との約束を覚えていてくれたんだなと思い、嬉しさと友達の約束を守れた気持ちが溢れ出て友達に抱きついてしまった。これからの高校生活を1日1日大切に高校生活を送ろうと思った。
セーターは静電気発生装置だ
静電気が嫌いな私は絶対に着ない
寒くても別のもので防寒する
セーターを着ていると
頻繁に静電気で指がパチっといく
なので痛みとストレスを感じないためにも
着ないようにしている
ゆえに私の衣類を入れた収納には
セーターなど一着も無い
静電気を生み出すようなものを
好き好んで着ようなどとは思わない
昔はセーターを着ていたために
何度も静電気でパチっといったり
髪の毛が気持ち悪い感覚を味わったりしたが
今となってはもう無縁だ
ところでなんだかこのあたりは人が多い上に
私の周りにセーターを着た人間が多いような
痛い!
何かの拍子に手が触れてパチッといった!
今の人やっぱりセーター着てる
ん?
なんだこの嫌な光景は
人の波と大きな流れができて
しかもセーター率が異様に高い
セーター軍団が迫ってくる
なんでこんなにセーターの人が多いんだ
このままでは感電してしまう
私は足早にその場から離脱するのだった
おかげで遠回りする羽目になった
ちくちくしているから、あまり好きではない「セーター」
私はスウェット派、タオル的な感じが良いんだよね
最近は、ちくちくが、あまり気にならないものもあるけれど
やっぱりセーターのイメージは、暖かくて、ちくちく
【セーターを着れない君】
彼は未だ半袖だ。
「寒くないの?」と私が訊くと、
「別に。恒温動物じゃん。大丈夫だよ」と
返された。
いつもと変わらない返事に呆れた。
私はホットコーヒーを一口嗜み、雑誌に目を落とした。
彼はカーペットの上でゴロゴロしている。
月に1回、私達はこうやっておうち時間を過ごしている。
場所は決まって私の家、
外には決して出ない。
別に外に出てもいいんだけど……
「ねえ、」
私は再び訊いてみた。
「ほんとに寒くないの?」
「別に、寒くないよ。
僕はそういう、暑いとか寒いとか無いんだって。
五感が無いんだよ」
「でも私の言う事聴こえるじゃん」
「あ、それは別」
私は暫く躊躇ったが、意を決して言った。
「1ヶ月後、一緒に出かけない?」
すると彼は急に固まってしまった。
「いきなり、何?」
「私も、寒くないから。
寒さなんて平気だからさ、一緒にどこか出かけようよ。
ショッピングとか、映画とか。」
彼は暫く考え、こう答えた。
「無理」
「だめ?」
「いや、考えてみなよ。
僕たちにとっては普通のデートなのかもしれないけど、
他の人からしたら『なんかあの人、一人でぶつぶつ言ってるなー』って思われるんだよ?
変人扱いされるよ?」
「そんなのどうだっていいよ。
私は、二人で色々楽しみたいだけ…」
「あ、12時来るわ。」
彼は私の話を遮って立ち上がり、ベランダに出た。
「今日はベランダから出るわ〜。
じゃ、また1ヶ月後。」
そう言って、彼はベランダから飛び降りた。
私もベランダに出て、下を見た。
もう彼は消えている。
私ははあっと溜息をついた。
もう冬だ。息が白い。
君が死んで1年半か、と考えながら、私は冬の街を眺めている。
「セーター」
だんだんと寒くなってきた。
セーターを出した。
この冬は、セーターが大活躍しそうだと私は思った。
セーター
もこふわ服
暖かそうではある
だけど買わない
乾燥機がない
自然乾燥には不向き
と、理由を付け足すけど
寒さに耐えれなくなればワンチャンス
コインランドリーはなくはないですからね
なんとなく買う時に選ばないだけですが
しいて理由をあげるなら窮屈そう?
寒さに負けない
ほかほかぬくぬく
そんな存在に
なれたらいいな
誰かの普段の
セーターみたいな
………セーター
セーター
モヘアニットに萌え袖の
ロングヘアのあの子
モヘアはかゆくなるし
袖は邪魔だからまくっちゃう
何年も前にロングは卒業した
私
『セーター』
AZUL BY MOUSSYのセーターをプレゼントしたことがあって、その彼によく似合っていたっけ。
あまり思い出したくない憎々しいほど大嫌いな過去。
「セーター」
網目模様に目もくれず
温もりだけを抱きしめて
人恋し肌を騙す夜
母からセーターをもらった
黄色い綺麗なセーター
私は袖を通すと
改めて母の暖かさを感じた
大切な人が出来たよ
そう話しに
今度出かける
セーター
セーターを編んだ。
あの人にプレゼントする為に。
我ながら上出来だ。
サイズも問題ない。
早速渡した。
恋人でもなく祝うような事もないのに貰えないと言われた。
遠慮しないでいいと言ったが、断られた。
私の恋は終わりだろうか。
いや、まただ。
セーターがダメなら夏服を作ってプレゼントしよう。
セーターという物を僕は持っていない。小学生の頃は冬の制服がセーターだったので、持っていたが、今となっては、Tシャツ or Tシャツ。すなわち、セーターについての思い出など語ろうと思っても語れないのだ。
しかしまあ、今年は持っていても使わなかったと思う。一気に冬が来たからだ。今日はぽかぽか陽気でセーターが丁度良かっただろう。でも、多分すぐに寒くなる。ニュースでは東京が40年ぶりの寒さとあった。本当だろうか。本当なら、すっごい寒いぞ。
やはり今の地球は異常だと思う。半袖で過ごしていた1週間後にウインドブレーカーとは。Tシャツ orT シャツの時代は終わったのかもしれない。
『セーター』
「もうすぐクリスマスだね」
隣に並ぶ君が、息を白く凍らせながらそう呟く。
そうだね、なんてマフラーに包まれた口をもごもごと動かしながら答えた。
「一緒に過ごす人いるの?」
「いないかなー。お前は?」
「私もいないけど」
「なんだ一緒じゃん」
くす、と笑った瞬間に漏れ出た息が白く濁ってすぐに消える。
冷たい風が君の髪を揺らして吹き抜けた。
「一緒に過ごしてあげてもいいけど」
「お前が俺と過ごしたいだけだろ」
いつもの軽口の応酬のつもりだったけど、君の雰囲気が違うことに気づいた。
緊張してますオーラが溢れでている。
なに、どしたの、なんて言葉を投げ掛ける前に、君が口を開いた。
「そうだよ」
世界が止まった。
夢だと思わざるを得ないような状況で、それでも君だけはそれが現実だと感じさせる。
え、とかあ、とか言葉にもならないような声が溢れた。
不思議と、嫌悪感はなくて、むしろ嬉しいとさえ思える。
はやく気づいてよ、と君が唇を尖らせた。
「私はあんたと一緒がいいんだけど」
セーターにから覗くその頬がいつもより赤いことに気づいてしまって、それと同時に自分の気持ちを自覚した。
ツンデレかわいいですね。タイプです。
思い出す一着がある。
実家で着ていた手編みのセーターだ。
縄編等、色々な手法が取り入れてあり、ゴワゴワしていた。
愛情というより節約の度合いが高い印象のセーターだった。
#セーター
この紺色のセーターを着ると匂う甘い香り
懐かしさとともに胸がぎゅっとなる
今はもうこの世に居ない、大親友の形見だった
私はこのセーターがお気に入りだ
このセーターを着ていると、あの子が隣を歩いてくれているような気がしたから。
制服のセーターがよく似合ってた君を今でも思い返すよ