『セーター』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『セーター』
大昔、友達が
「セーター編んだよ」って言うから
競争心に火がついて
編んだよ、セーター
しばらく編み物してないな
手を動かすと
心が落ち着く
マフラーあたりから
また始めてみようか
緑のセーター着て笑ってる
彼の写真をみつめて
思案するの
セーターは温い。
夏の想いは温い。
冬の握手は温い。
君の体温は温い。
生きているとは、体が温いと言う事。
温いのは、生きていたいと願うから、
あれ、なんなんだろう
シャツ以外と着合わせてる人、見たことないや。シャツ専用?
ま、なんでもいいけどね!
「セーター」
子供の頃冬になると当たり前に着ていたセーター。
大人になってからは、ほとんど着ることがなくなった。
どちらかと言うと敬遠している感じがする。
セーターの着心地が何だか妙にしっくりこないのだ。高級なカシミアのセーターなら、暖かく上品さを醸し出せるが、そうでないセーターはデザインも平凡で高級感どころか侘しさをオーラで出してしまうような気がするのだ。
偏見なのは分かっているけど、中高年になった今でもセーターは自分のアイテムには無いものになっている。
チクチクして苦手だったの
ピンクでとても可愛かったけれど
すぐ脱いでしまってた
母の手編みのセーター
懐かしくて、なんだか切なく思う
会いたいな、母に
色違いのセーター
子供の頃にサンタクロースから
もらった2枚のセーター
双子の私達は、ほとんどが色違いの
お揃いの服だったが
ワガママな妹の私が、いつも先に赤系を選び
姉が残りの青系だった
なのにこのときは逆で、私が水色で姉が桃色
やっと性格が改善され出したか
ただ好みが変わっただけか
もう手元にはないけれど
お気に入りでしょっちゅう着ていた
思い出のセーター
「セーター」
今は着ないが
編んでもらった感動は
心にそっと閉まってある
ひんやりとした朝
朝焼けが綺麗
コーヒーをつくって
お気に入りのセーターに袖を通す
湯気が眼鏡をくもらす
ぬくぬくのスリッパを履いて
朝日が顔を出すのを待つ
お題 セーター
学生が立ち並ぶ人気店
寒いのに短いスカート
色とりどりの可愛いセーター
あの頃の私を思い出す
色んなことを飛び越えた
青春を楽しんでね
お題「セーター」
「さむ〜…」
そう言う君は、少し大きめのセーターを着ていて萌え袖になっている所が可愛らしい。
写真に残したいと考えてしまう僕は、思っているよりも彼女の事が好きなようだ。
「暖めてよ。」
ほら、なんて手を広げた彼女を真似して、僕も手を広げた。
ぽすりと収まった彼女は、ぬくぬくと僕の子供体温で暖まっている。
きっと、夏は暑くて僕から離れるんだろうな…と考えたら悲しくなってきた。
「帰りさ、手繋いで帰ろ。」
恥ずかしそうに頬を染めた彼女が、上目遣いで僕に言った。
もし、僕が雪だるまだとしたらもう溶けてしまっているに違いない。
彼女に釣られて、僕の顔まで熱持っていくのが分かる。
「いいよ。」
昼休みの終わりを告げるチャイムが流れる。
授業は全く頭に入って来ることはなく、右から左へと流れて行った。
もちろん、彼女と帰ることで頭がいっぱいだったのだ。
僕は、体温を分け合った今日のことを忘れないだろう。
カラオケレッスン案内ハガキ 手に取れば冷たく後を見れば教室が一つ減り先生の哀しみも一緒に配達されていた。
セーター。
セーターは
タートルネックが
似合ってると
思ってたのに。
やっぱり
寒くても
Vネックが
好きみたい。
何を着ても似合わないオレ
パジャマ姿が一番似合うと言われてるオレ
何気に編んでくれた白いセ―タ―
めちゃんこ似合ってしまった!
アンタと別れるまで ずっと着ていたよ!
『セーター』
私の糸とあなたの糸で、
一緒にセーターを編みませんか?
憧れの人がセーターを着てた
今日は寒いねって言ったら
暖かくして帰りなさいよ〜(*´罒`*)
って言われた
可愛かったな
「あぁ、お母さま。あなたが編んでくださった、このセェタアは、何色、なのでしょうか。私にはわかりませんがきっと、きっと素敵な色なのでしょう。ねぇ、お母さま。」
セーター
セーター姿も
好きだったなぁ。
背が高いと
何着ても似合うし。
またセーター着てる
のが
見たいから
逢えますように。
セーターってあったかいから
包まれてるみたいで好きなんだけど、
今年はマフラーかな。
セーター
冬物を買いに出かけられないと嘆く彼女に自分の欲とともに贈り物をした。
「これってセーター?」淡い色のセーターを広げた彼女は目を輝かせ、穴が空くほど見たかと思うと強く抱き締めた。「本当に嬉しいすっごく可愛い!ありがとう!」少し興奮した様子で言う姿を思わずくつくつと喉の奥で笑う。「それを今着てみてくれないか?」そう提案すると彼女は快く了承し軽い足取りで部屋を後にする。
しばらくだった後扉を開け「どう?」と問いかける彼女。
その姿に驚いた、なかなかいい買い物をしてしまったなと、息を吐き頭を抱える。すると上から彼女の焦った声が聞こえ、似合ってなかったのか?太りすぎたか?なんて可愛い不安を口に零す。
こいつは馬鹿か?少しは自分の可愛さに気づいて欲しいものだ。そうだ、たまには褒めてやろうか。
「いや似合いすぎだな。俺以外には見られて欲しくないくらいだ」そっと同じ目線になるよう座った彼女の太もも、頬の順に手を這わせて囁くと彼女は顔を真っ赤にし俯き「もう、」と小さく呟く。あんなクサイセリフにこうもいい反応をするあまりの単純さに笑みを零さずを得なかった。
o
ふわふわのセーターに身を包んだ君。
寒いねってはにかんで白い息を吐く。
真っ赤な鼻、に触れる。長いまつ毛が揺れる。
この時間を僕はそっと心に留める。
永遠に続くようにと。
『セーター』