『スマイル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
スマイル
『スマイルください』
夜(よる)「あそこのファストフード店、スマイルくださいって言ったらスマイルくれるらしいよ」
未衣(みい)「えっ?なにそれ笑、ほんと?」
夜「ホント、ホント、この前言ったらスマイルくれたもん!」
未衣「それってお金取られるの?」
夜「いや、タダだよ!」
未衣「じゃあ行こ!」
夜「いこいこ」
夜「私ここで待ってるね」
夜はお店の入口の前でそう言った。
未衣「なんでぇ?一緒に来てよ」
夜「1人で行かないとくれないらしいから」
未衣「そうなの?!」
夜「なんかぁ〜、スマイルが分散しちゃうから〜、みたいな」
未衣「そうなんだ!、じゃあ行ってくるね!」
お客さんは並んでなく真っ直ぐ店員の前に来た。
未衣「店員さん!スマイルください!!」
店員さん「、、、そういったサービスはやってないんですけど」
未衣「あぁぁ〜〜」
私はリンゴのような顔になった。
後ろ振り向くと店の外でお腹を抱えて笑っている夜がいた。
未衣「夜〜!!」
私はその場から逃げるように走って夜のもとまで行った。
夜「あはははは、ごめんごめん笑」
スマイル
笑顔
上手く笑うことができない私はきっと失敗作
でも好きな人となら笑えるの
「スマイル」
私は基本常にニコニコしてる。
なんで笑ってるかって?
笑顔は幸せの盾だから。
不幸をはねのけて、幸せを呼び込む。
そんな気がしてるから、笑ってる。
スマイル
ほほえむこと
いつかあなたの
心の底からのスマイルを
みてみたい。
スマイルと聞くとまっさきに思い浮かぶのが「幸せ」などポジティブな印象を抱く。自分とは程遠い言葉だ。ポジティブな印象を抱くといったが、状況やその人の背景で意味合いが変わってくる。例えば、葬式などで笑っていたら変な人、怖い人、空気が読めない人、と思われる。また、独りでいるのに笑顔でいたらそれはそれで怖い。このように「スマイル」は、状況でかなり異なる。
黄色い丸についた口。
その口が口角を上げたスマイルなんてマークが一時期流行った。
私はあまり好きでなかった。
どうにも、なにかを強制されてるようで居心地が悪い。それだけならいいがクラスメイトが揃ってつけてる時期もあって苦手意識はました。
嫌悪感丸出しにしようと、いつのまにか、社会からスマイルを強制される。
笑顔、笑い顔。
スマイル。
のっぺりして見える。
スマイル
スマイル
スマイル→笑顔
「笑顔は美徳」
我が家の茶の間に飾ってある、
柳家権太楼師匠の色紙。
時々これを見て、
気持ちを入れ直します。
笑顔が大事。
それは接客の極意だけど、私は笑顔だけでは乗り越えられない壁があることも知っている。
接客する人にも、相手にも笑顔以外の表情があるからだ。
どんな時に、どういう言葉をかけるべきか、慎重に考えないと逆に相手を不快にさせることもあるのだ。
そういうのは経験を重ねるうちに少しずつ分かってくるのだが、相手の出方が分からない場合はかなり難しい。
私はそんな時に、臨機応変に対応できるような人でありたいと思う。
仕事終わりに携帯を見ると、妻からLINEが入っていた。
「お疲れ様です。たくさんの白菜を実家からもらったよ。
今日の夜は麻婆白菜と餃子ね。豚キムチ鍋もあるよ。
もちろんお酒も買いました~。」
俺はニッコリスマイル マークのスタンプを送ると、スキップしながら帰路に着いた。
俺って幸せだなぁ。
怒っているわけではない。
機嫌が悪いわけでもない。
眉間に皺が寄っているのも、
口がへの字なのも、
目つきが悪いのも、
元からこういう顔なだけだ。
だから無理に笑わせようとしないで欲しい。
俺は俺が納得した時にだけ笑顔になりたいから。
‥‥なぜそんなに笑顔が見たいんだ?
「見ただけで子供が泣くと噂の笑顔が見たいから」
君の好奇心に満ちた眩しい笑顔を見て、俺は自意識過剰な自分に苦笑するのであった。
//スマイル
『スマイル』
人間の表情筋は複雑に交差し、「喜怒哀楽」を造り出している。眉間にシワを寄せて怒りの感情を表したり、口角を上げて喜びを表したり‥
『スマイル』顔を造ることのできる筋肉が活性化していくよう、今日もニコニコ顔の花を咲かせよう!
「スマイル」
鏡に向かって笑いかける自分の顔は
なんとかなる程度だと
思って出かけたとしても
あなたには
全く通用しない。
つらそうだね、と言われた途端
スマイルなど崩れて
涙が溢れてしまう
そんな役立たずなスマイル。
起きている時は仏頂面なのに。
寝ている時は、なんだか笑っているみたい。
君のかわいい口元。
今日もお仕事お疲れさま。
ぐっすり眠っている君を起こさないように、優しく労るように、頭を撫でる。
おやすみなさい、良い夢を。
眉間に刻まれたシワを軽く伸ばしてから、そっとキスをして隣に潜り込んだ。
テーマ「スマイル」
突然ですが恋人ができました!
笑顔が素敵な美人で優しい女性です。
ある日彼女からこんなお願いをされました。
☺️「私の一族に会ってほしいな」
😧「一族?」
いきなり親戚の方々に紹介されるとは、
とても緊張しています。
彼女の故郷に着くと、
みなさん温かく出迎えてくれました。
- ̗̀ ようこそ ̖́-
( ͡ ͜ ͡ ) ( ͡ ͜ ͡ ) ( ͡ ͜ ͡ ) ( ͡ ͜ ͡ )
おめでとう( ͡ ͜ ͡ )
よかったね~( ͡ ͜ ͡ )
宴じゃ( ͡ ͜ ͡ )
☺️「みんなありがとう」
豪華で美味しい食事やお酒まで用意されて、
僕は身も心も酔いしれていました。
さて、そろそろ…( ͡ ͜ ͡ )
頃合いじゃ( ͡ ͜ ͡ )
儀式を始めるかの( ͡ ͜ ͡ )
😧「儀式?」
( ͡ ͜ ͡ ) ( ͡ ͜ ͡ ) ( ͡ ͜ ͡ ) ( ͡ ͜ ͡ )
( ͡ ͜ ͡ ) ?!😨🥰 💕︎ ( ͡ ͜ ͡ )
( ͡ ͜ ͡ ) ( ͡ ͜ ͡ ) ( ͡ ͜ ͡ ) ( ͡ ͜ ͡ )
いつの間にか一族のみんなに囲まれていました。
仲間が増えるね( ͡ ͜ ͡ )
めでたいね〜( ͡ ͜ ͡ )
宴じゃ( ͡ ͜ ͡ )
彼女にお面を渡されます。
それは笑顔のお面でした。
😨「これって大丈夫な奴だよね?」
🤭「うふふ」
お面を付けると、
僕の顔は( ͡ ͜ ͡ ) になっていました。
お題「スマイル」
スマイル
makes me smile!
笑うことは、ほんとに大事。
笑う角には福来たるとは、
当たっているなという気がします。
笑うことも忘れて、微笑んでくれる人にも気づかず生きていると、損をしてしまうね。
心からの笑顔は、何よりも美しい。
あなたにピッタリです。
私やたくさんの人たちが、
心からの笑顔をできている日がありますように。
我が愛猫は、謎の微笑みを浮かべていた。
にゃーん。
あ!煮干しほしかったのね。
にゃんざぶろう
2/8「スマイル」
「ままー」
2歳の娘が走り寄ってきた。
「ん? みいちゃんどうしたの?」
「すまーるあげる」
「すまーる?」
新しい単語を覚えたらしい。すまーる。
ただでさえ2歳児の発音から単語を読み取るのは難しいのに、夫が英単語も教えようとするからなおさらだ。
「すまーるってなぁに?」
美優は両手を後ろに回し、照れたような笑みを見せる。
あ、そうか、もしかして「スマイル」かな?
「そっか、スマイル覚えたんだね。えらいね」
「うん、あげる」
そう言って私の膝に何かをべちゃりとつけた。
―――スライム。
(所要時間:6分)
2/7「どこにも書けないこと」
ブログにも、SNSにも、日記にすらも、書けないこと。
うちの嫁に関する愚痴。
何せ何もかも見張られてる。ブログもXもフォロワーだし(ちょくちょくいいねしてくる)、日記も過去に見られてからはやめた。
だから俺は、友人に愚痴る。
「…というわけなんだよ」
「愛されてるねえ」
「いやいやいや。俺のプライベート皆無よ?」
「うーん、確かにちょっとこう…、ドメスティック・ストーカー?」
「新しいな…」
なんて話をここに書いたら、これも嫁に見られるのだろうか。
(所要時間:6分)
2/6「時計の針」
「僕らなんてもう用なしですよ…」
「ねー…」
しょんぼりしているのは、壁掛け時計の長針と短針。
「時計自体わりと用なしだもんねー」
「ですよね、みんなスマホですし」
「そ、そんなことないよ。ほら、やっぱりこういう時計の存在感がいいっていうか。壁掛けはデジタルじゃない方がいいって人も多いし」
「でもね。あたちなんかね。みてるひとだれもいないし、おとがうるさいとかいわれるし」
秒針は泣きそうだ。私はあたふたと慰める。
「でもさ、秒針見て安らぐ人もいるよ。大丈夫大丈夫」
カランコロン、と玄関ベルが鳴る。お客さんだ。
「いらっしゃいませー」
「えーと、時計を探しに来たんですけど…。あ、これなんかいいな」
まさに私が今話していた時計を手に取るお客さん。
「ありがとうごさいましたー」
「…いいなぁ、時計は」
「我々も売れてほしいものだな」
物たちが次々につぶやき出す。アンティークショップは今日も賑やかだ。
(所要時間:9分)
2/5「溢れる気持ち」
溢れる気持ちがコロコロと転がり落ちた。どうやら気持ちの器が一杯になったらしい。
転がり落ちた気持ちを拾い上げた所で、もう戻せない。せめて取捨選択して、楽しい気持ちや幸せな気持ちを残しておこうと思った。
そう思うと分別もそれなりに楽しい。要らない気持ちをぽいぽいと捨て、軽くなった気持ちでうきうきと過ごした。
「おい! 誰だ、憂鬱な気持ちをこんなに落としてった奴は! せめて心ゴミの袋に入れろ、収集するこっちの身にもなれってんだ!」
(所要時間:5分)
スマイル
キープスマイル!!!!!!!!!!😸😸😸😸😸😸😸😸😸😸😸😸😸😸😸😸😸😸😸😸
まだ書いていない
お題・スマイル
(入れたいキーワード・花、女の子、家族)
私はスマイルより笑顔の方が表現しやすいと思う
だってスマイルは心から笑ってないと思うから
笑顔の方が日本人にはわかりやすいと思う
だからといって無理に笑顔に表現しなくてもいい
あなたはどちら派?…… 終
『スマイル』
彼女のことを見ていると誰を想っているのかよくわかる。私や友達とおしゃべりしているときは楽しそうだし苦手な先生が傍を通ると眉間に少ししわが寄る。隣のクラスから彼女の幼なじみがやってくると他の人では見られないような笑顔になる。お節介かとは思ったけれど彼とは付き合わないのかと尋ねてみた。
「あのひと、好きな人がいるんだよね」
彼の想い人はピアノの先生らしい。小さな頃から先生と結婚すると事あるごとに言っていて、それから十年近くが経っても想いが変わっていないのだという。
「わたしに勇気が無いから、振られ待ちなんだ」
彼女の寂しげな笑顔に十年近い想いを感じた。